【舛添新党会見詳報】(2)

 舛添氏「みなさんこんにちは。きょうは報道陣のみなさん、たくさんお集まりいただきました。また、支援者のみなさん方も遠路いらしていただきまして、本当にありがとうございます。本日、新党を結成するに当たりまして、新党の名前、新党改革でございます。この党の設立目的、そして基本的政策をご説明申し上げたいと思います」

 「昨年の夏、政権交代が実現いたしました。しかし、みなさん、鳩山政権の迷走ぶり、これは見ての通りでございまして、本当に国民は失望しております。政治とカネの問題、もう何度この問題が繰り返されてきたか。国民は政治不信を増幅させております。また、今、最大の懸念事項であります普天間基地移設問題、これに象徴されます外交・安全保障政策、今の民主党政権の政策が続けば、日本はますます国際社会で孤立化させられていきます。さらに長引く経済不況、デフレ、これは国民生活に打撃を与えております」

 「しかしながら、国民はかつての自民党政権の復活は望んでおりません。だからこそ、私はたとえば、公募というのは名ばかりで、候補者選定に当たっても極めて不透明、衆議院においても小選挙区のこの代表者を決めるプロセスも果たしてこれでいいのかな。まだ派閥が残っている。政官業の癒着はどうなったんだと。こういうことを批判してきました。国民も同じ思いであると思っております。ですから体制刷新ということを求めてきました。

 それから政策の面でも、後ほど申しますけど、これだけ政治とカネの問題で批判を受けたら、そうならないための政策を出さないといけない。経済どうするんですか、社会保障どうするんですか。私はこういう政策をやれば国民の支持を得ることができるよ。こういう政策提言を広く世に問うてまいりました。

 ところが残念ながら、旧態依然たる自民党の体制、体質、まったく変わりませんでした。それは国民が判断しております。各社、各メディア世論調査を行いますけれども、当たり前のことながら鳩山内閣の支持率は急落しております。民主党支持率もまた当然のことながら低下しております。それにもかかわらず自民党支持率はこれまた低下しているわけであります。それは大胆な党改革を実行しない執行部の責任でもあります。自分は支持政党がないよと、こういう層が過半数という状況、これはおそらく数十年ぶりじゃないかと思います」

 「こういう状況っていうのはいかに国民が政治に対する信頼を失ってしまったかということを示しておりまして、極めて危機的な状況であると思っております。この政治に対する不信感、これが経済不況と相まって、まさにこの国には閉塞(へいそく)感がみなぎってまいります。このような状態を打破して、本当に国民のための開かれた政治を確立して、明るい日本を作る。これが必要だということで、ここに新党を結成することを決意した次第であります。

 日本にはすばらしい伝統、すばらしいものがあります。その日本の守るべきもの、すばらしいものを守り抜くためにこそ大胆な改革をしなければなりません。子供や孫の世代に、このすばらしい日本を残すために今の鳩山政権が実行しているような過度の社会主義的政策は避けるべきであります。自立した個人が生き生きとして活躍できるような日本。そして国際社会で尊敬される日本を再構築しなければなりません。そのための天王山の戦いが来るべき参議院選挙であります。この日本を、このわれわれの大事な日本を、没落から救い、輝かしい夢と希望にあふれる日本を作ること。これに参議院選挙はつながっているのであります。そのような思いから私たちは新党を結成いたしました。今後さらに国会議員の同志を糾合し、大きな広がりを目指したいと思っております」

 「政策につきましては、後ほど小池(正勝)政調会長のほうからご説明いたしますけれども、私の方からも、いかのような政策を掲げて国民に信を問いたい。われわれは政策を中心に、この政策に一致して行動を起こす。この原則をしっかりとしておきたいと思います」

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