食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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時々、知らない業界の内幕ものというか、その業界にいる方の体験記的な読み物を読んでみたくなる。社会に存在する様々な業界とは、表面的には接することが多いけれど、その中身、実情の本当のところは、中にいる人たちに聞いてみないと分からないものね。

そして、この文庫版の帯には、佐藤優氏の推薦キャッチが黒ゴシック太字でデカデカと書かれてあった。
「この本はすごい作品だ、これは売れます!」と私は叫んだ。
佐藤優(作家・元外務省主任分析官)


どちらかといえば、この本の内容よりも、佐藤氏が称賛しているというコトに自分は惹かれたように思われる(^-^; 佐藤氏のことはかの鈴木宗男氏の収賄事件の時に知って以来、大変興味を持っている方である。政治や経済の話題で、新聞にもよく寄稿されていてそういうものは読ませて頂くが、まだ著作は一度も読んだことがない。新刊が出るたびに、広告を拝見して一度読んでみたいと思ってはいるのであるが、、、。多作でテーマも色々の著作の中から何を読んだら良いのか、わかりかねているところ。

まあそんな佐藤氏が絶賛している、とっつき易そうな一冊、ということで手に取った次第である。

たまたま前記事にも書いたように、店にはよく勧誘の電話が掛かってくる。テレフォン・アポインターという職種になるのだろうか、様々な商品や広告、詐欺ではないか、と疑いたくなるような用件まで。ほとんどこちらには用が無いので、さっさと切るに努めるのだが、自分には面倒で不愉快な電話でも、掛けてくる若い方(たいがいは若そうな男女だ)も仕事で掛けてくるのだから、あんまり冷たくするのは気の毒な気がする。どちみち断るのだけど、できるだけ優しい愛想の良い声でお相手するよう心掛けてはいる。しかし、こちらは飲食店、ランチタイム真っ最中の12:30なんて時間に掛けて来られると、怒り心頭、愛想のメッキがはがれることだってありますよ。ご用心!

さてさて、本書の著作者の方は、某クレジット会社から借り入れをしたお客さまの返済が滞った場合、督促の電話を掛ける、というお仕事につかれていた。

これはもう誰が考えても、お金を返さない方がいけない。返さないから電話が来るのであって、きちんきちんと期日までに返しておれば、不愉快な電話を受けることも無いのである。とはいえ、人生には様々な障害物があり、心ならずも返済計画に陰りができたり、あるいはもう本当にうっかりと忘れてしまうということも、それはあるだろう。しこうして、毎日膨大な数の人々が返済期日に遅れ、著者はじめ沢山のオペレーターの方々が日夜、電話で返済をお願いし、そして、すさまじいドラマが展開するのである。

著者は、新卒の若いOLさんだった。きれいなオフィスで働いて、時には同僚や学生時代の友人たちと仕事帰りにレストランに行ったり、ボーナスが出れば新しいお洋服を買ったりする、そんなOLライフをエンジョイする予定だった。なのになぜか配属された部署は社内随一のブラック部署。朝早くから夜遅くまで、督促の電話を掛け続け、逆ギレしたお客さまに怒鳴られまくるという辛い辛い仕事に付いてしまったのだ。先輩や同僚も心を病み、身体も壊して退職する者続出。
回収率という数字で表わされる成績も上がらない著者は、いかにしてこの世界で生き残り得たのか。そればかりか一緒に働く人たちが心の病に掛からないような督促方法を考えるなど、業界の優績者として本まで出したサクセス・ストーリーである。

世の中には、実に苦労に苦労を重ねて、投げ出さずに物事を成し遂げるという方が存在する。本当にエライ!なんでもすぐに飽きてほったらかしにして、寝てばかりという自分は、大いに反省せねばならない。しかし、反省しても、もう年寄りになったことだし、ぐうたらな習性は治らないもね!
エライ方々を遠くから称賛して、若い方々にはそれを真似なさいと忠告し、自分は、もういいかな(笑)
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パリで働いて暮らしている10人の人に話を聞いて、本にまとめたもの。著者自身も勤務先がパリになったために、パリで働いて暮らし、パリの嫌なところいいところを体験し、そこで出会った色々な人々の仕事や暮らしをていねいに聞き、思いをすくい取ったインタヴュー。対象になったのはその仕事で活躍しているが、いわゆる有名人というわけではなく普通の人々ではある。日本を離れて自分の才覚と努力や感性で、その業界で日の当たる場所を得ている方も多い。数あるフランス本の中でも、(日本人はここがダメだけどフランス人はこんなにステキに暮らしてるのよ、的スタンスではなく)なかなか興味深く読めた。


文化・背景が違い、地縁・血縁のないところで苦労しながら暮らしていく姿とともに、専門的な職業をご本人の素な言葉で(インタヴューであるから会話文の形で)、語られているところが面白い。著者の地の文で説明と感想を加えながら、的確な質問をはさみ答えを引き出している。著者自身も同じくパリで働き暮らしを営み人と出会って、ご飯を食べてワインを飲んでお喋りをして、そんな中から生まれた会話だからか。


それにしても、外国でこんなに仕事ができるってスゴイ。皆さん、やりたい事や才能のある事をしっかりお持ちなんで大変羨ましいことである。一番好きな人は小さなオートクチュールで働く女性テーラー。紳士服を全て手仕事で縫い上げる工房である。細かな手縫い仕事をやりたくてやりたくて、ここまで到達した。裁縫は自分、一番嫌いで苦手なこと(^_^; ただもう感心の一言。


またインタヴューを読みながら、なんとなくこんな感じの人かなあ、、なんて頭の中にぼんやりと人物像が浮かぶのだけど、最後のページに写真が載せてある方もある。それを見て、えっ、イメージが違うーとたいがい思った。全く読者というものは勝手な想像をするものである。




観葉植物:なんと何年ぶりかに新しい葉が伸びて来た。なんとかうまく育てたいもの。
食べて飲んで観て読んだコト-観葉植物

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カロリーダウンの調理のコツ。オーブントースターで油分カット。かみ応えでまんぷく感。薬味で味わいアップ。しっかりだしで塩分ダウン。肉も魚も野菜もたっぷりおいしさ・ボリュームそのまま。人気社員食堂の定食レシピ31日分。

タニタ食堂へ、いらっしゃいませ(タニタ食堂って、どんな食堂?;タニタ社員の常識;実録!タニタ社員がほんとうにやせた! ほか);
本日の日替わり定食(521kcal―根菜とひき肉のしぐれ煮定食;479kcal―ささみのピカタ定食;516kcal―さわらの梅蒸し定食 ほか);

(楽天ブックス紹介文より引用)


娘(30代)は、某書店でパート店員をしている主婦であるが、最近思わず購入してしまったとして本書を教えてくれた。タニタの体脂肪計付きヘルスメーターといえば、我が家にも1台ある。体脂肪や他にも色々な数値を測れるというので手に入れた当初はダンナと二人でよく乗っていたが、今では脱衣室の隅でホコリをかぶっている有り様ではあるが(^_^; 体重計や調理用タイマー、キッチンスケールなどは気が付けばほとんどタニタ製である。市場ではシェア1位かもと、と思われる優良企業なんだろうな。そんなタニタの社員食堂は社員の摂取カロリーにも気を使うステキな食堂らしい。残念ながら、自分は未読ではあるが、娘によるとなかなか興味深い内容の本らしい。近く借りて読んでみようと思った。


さて、そんな娘の書店員ライフでこんなことが、、、


その1 坂本竜馬も知らない無知な書店員

ある日、レジにやって来たおじさん。

竜馬はありますか?」

「はい、どの竜馬でしょうか。」(竜馬本にも色々あるからねー)

「えっ!あんた坂本竜馬も知らないのっ?」

「あ、いえ、坂本竜馬は知って・・」

「坂本竜馬も知らないで、本屋の店員をやってるとは!」

すっかり無知な書店員にされてしまった娘だが、同僚の援護もあり、おじさんの欲しいのはその日発売された文庫本シリーズのものと分かり無事販売することができた。

しかし、数時間後店長の元に1本のクレーム電話が。坂本竜馬も知らない無知な店員がいることを、長々と説教されたお気の毒な店長である。さらにそのおじさんは、来店のたびにニヤニヤして娘を見るという、、、。


その2 腰も低く、本を返品する紳士

丁寧な口調、腰も低く、品のいい紳士然としたそのお客さまは、恐縮しながら

「大変申し訳ございませんが、こちらの本を返品してもよろしいでしょうか。買って帰りましたら、同じ本が自宅にもう1冊ありましたものですから。本当にすみません。」

「はい、かしこまりました。」

と、その本を受け取りタイトルを見ると、「女の子が本当に喜ぶH」。

人は分からないものであるが、新手のセクハラという説もあり(^_^;


その3 それは人に頼まれた本なんです

中年男性に、この本を欲しいのですが、と切り抜きを渡された。パソコンで検索すると在庫はある。しかし、棚を探してもなかなか見つからないので、店長に書名を告げてどこにあるか尋ねると、、、

店長は探しながら、何度も「なんてタイトルだっけ?」と聞く。そこで娘は何度も書名を連呼するはめに。

書名は「○○○○の奥義」という、ちょっと大声ではいいにくいものであった。

件のお客は、「あの、それは人に頼まれた本なものでして、、、」と、恥ずかしげに言い訳したという(笑)


接客業は大変なこともあるけれど、楽しいこともたくさんある、とあらためて思ったことである。

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これはこれは、魅力的なタイトルではないの。

著者の下川さんは「貧乏旅行」の専門家みたいな方だけど、アジアの旅行記やタイの「外こもり」たちについての本を読んだことがある。そういうのを読みながら、将来年を取ってヒマが出来たら(絶対お金は無いので(^_^;)バックパッカーになってあちこち放浪してみたいものと思っていた。


今度の本は最近、台頭して来た格安運賃(低サービス)のエアライン搭乗体験記である。安くどこかに行ける、というキーワードは大変好ましい自分である。どこかに行けるチャンスがあるとしたら、いつも格安運賃の検索に余念が無いのである。


つい先日、ビバマカオというエアラインが千歳-マカオ直行便を就航させる、という新聞記事を読んだ。機内食、飲み物、膝掛けなどは有料で格安運賃というまさに格安エアラインだが、往復運賃¥55000~¥60000がそんなに格安なのかどうかよく分からない。ともあれ、千歳発着の直行便が増えるのは喜ばしい。運賃ももっと安くなって欲しいもの。道民にとって成田や関空を経由しないで海外に行けるのは、本当にありがたい。


このように我が千歳空港にも格安エアラインが来るくらいだから、世界中に張り巡らされた格安エアライン網はなかなかすごい。アジアはいかにもの低サービスのエアラインがほとんどのようだが、欧米路線ではシステムが進化して、既存の大手エアラインとコードシェアを組んでいるようなところもあるらしい。となれば、格安運賃で機内食も出るというエアラインもあるわけだ。この不況であるし、空席を飛ばすより、格安運賃でも売れた方が良いということもあるのだろうか。


アジアでは、格安エアライン専用の発着場がやたら遠い場所にあったり、別の町の空港にあたりというかなりの不便さは見られるが、お金は無いけど時間はたっぷりあるという身分になったらこういうエアラインを気軽に使って旅をしてみたいものだねー。



釣り新聞の料理:ちょっと前の「釣りしん」お料理コーナーで作った「カジカと白菜のブイヨン煮」。
食べて飲んで観て読んだコト-カジカ カジカはよく味噌汁に作るけど、洋風のこちらもお勧め。スープのしみた白菜もとても美味しい。温まります!




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いよいよ、裁判員制度がスタートする運びとなった。反対する国民も多い中、どんどんスケジュールは進み初の裁判員が参加する裁判がもうすぐ始まる。どんな事件が選ばれるのだろうか。


ナニカに当たる、という確率が絶対低いと確信する自分である。宝くじはもちろんのこと、催し物のお楽しみ抽選会というようなものでも、周りの方々が「当たった!」と叫んで嬉しそうに景品を受け取りに行く中、自分(と、ダンナも)はいつも最後まで座ったままだ。ビンゴだって、全部揃った頃にはもう景品はなくなっている(^_^; そんな自分に「裁判員に選ばれました」などというお知らせが来ることはあり得ないだろう。と、自分には無関係な制度と楽観しているのんき者である。ところが、とても親等の近い親族の一人にそのお知らせが来ていると聞いてビックリ。そりゃ、自分ではないが、近い。2m離れた立ち木に雷が落ちたような気分~(笑)


さて、裁判といえばこの方であろう。北尾トロ氏が裁判長!おもいっきり悩んでもいいすか を上梓した。さっそく親族のためにもと思い購入したが、その前に読書済みでまだ感想を書いていなかった本書から。


人間臭さが溢れるような事件を好む北尾氏に案内されて垣間見る被告人たちは、なるほどしようもなかったり、異様だったり、おかしみを誘われたり、フツーじゃないな、と思わされる。また、北尾氏は被告人だけではなく、弁護士、検事、裁判長にも鋭い視線を注ぐ。これら全ての人たちが、見ごたえのある裁判になるかどうかを担う立役者なのである。


当時初めて父親になるという立場だった北尾氏が熱くなったのは、未婚で子どもを産み落としなんのケアもしないまま赤ん坊を死なせてしまい遺体を冷蔵庫にしまっておいたという、若い女性の裁判だった。なぜこんな悲惨な結末を迎えたのかを、北尾氏は女性のなんの解決方法も考えないままずるずると1日のばしにしてきただらしなさのせいと糾弾する。結果は、懲役3年に執行猶予がついた。北尾氏は「甘くないすか」と、問う。


自分が感動した事件は、心中を図ったものの妻だけが死んで生き残ってしまった夫の裁判。美人妻と元バーのボーイの夫という夫婦。結婚後は夫はタクシーの運転手として真面目に働き大変な愛妻家で、仲むつまじく暮らしていたという。ある日、妻が夫に言った。「家にはもうお金が無くなったから、これ以上暮らして行けない。一緒に死んで。」夫は、妻がそういうのならそうしようと、心中を図ったが一度目は失敗して二人とも生き残った。2度めは夫が「自分が先に逝くから、死んだのを確認してからアナタも死ぬようにして下さい」としたが、目覚めてしまい妻は死んでいたという。

妻が「家にお金がなくなった。」と言ったとき、普通に働いてお金を入れている夫なら「お金を何に使ったか」と問いただすだろう。その点を質問された時、この夫は「お金のことは妻に任せてあったのだから、妻が無いといえば無い。どう使ったか尋ねてどうなるのでしょう。」と答えている。

こんな風にかいつまんでしまうと伝わらないかと思うが、この法廷中の人々がこの夫の妻一筋の愛情に心打たれ後追いをしないかと心配したようだ。世には、色々な愛の形がある(-ー;



愛、自分たちの場合(笑):ダンナの部屋の照明器具はリモコンでベッドから消せる。自分の部屋のはリモコンが無い。よってベッドに入って本を読み眠くなると立って照明を消すのが面倒である。時々ダンナをリモコンにして消して貰う。これも一つの愛の形?照明を消してすぐ寝ろ、と言われるが自分にとり本を読むのは入眠儀式である。ダンナの場合は、アイスを食べることのようだ。否定しても、自室のゴミ箱にアイスの殻や棒が捨ててあるのですぐバレルよ(^_^;
食べて飲んで観て読んだコト-入眠儀式

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架空請求に挑む、執念の報道記録、と副題にあるように、テレビ放映された「報道特捜プロジェクト」の取材記者イマイさんの、執拗な電話作戦による詐欺集団の実態を暴いた会話が収録されている。


このテレビ番組を見たことがなかったので、とても残念。文章で会話を読んでいると、詐欺集団の脅し文句がとても滑稽で、思わずプーッと吹き出し笑いをしてしまう。けど、実際に大声で怒鳴られたら、怖くて思わず銀行に走ってお金を振り込んでしまう人がいるだろう。どんな声で脅すのか、聞いてみたかったなあ。


この本は2005年の初版発行になっているから、詐欺の手口も少し古い。現在も手を変え、品を変えの振り込み詐欺に、被害者も後を絶たない。傍から見ると、オレオレ詐欺やら還付金詐欺やら連日のように報道されて、ほとんどの人が詐欺のことを知っているにも関わらず、騙されてしまう。制止する銀行員の方に怪我させてまで、振り込んでしまう被害者もいるというし。


イマイ本には、海外宝くじ詐欺の話が載ってるけど、昔コレやったことあるなあ。オーストリアだかなんだかの宝くじ。あれ、詐欺だったのか。でもね、なんか当選したってことで、為替が送られてきて郵便局でお金貰ったことあるんだけど。損はしなかったのね。フシギだー。でも危なかったな!


それから、自分のところについ最近、おかしなFAXが届いた。それが、アメリカかららしい。全部英語の文章で、なにか税金関係の督促のような? 名前や住所、銀行口座などを記入して返信するようにと書いてあるらしいのだが、、、これも詐欺の一種? 自分、アメリカさんに税金を納めねばならぬような収入は無いがなあ(^_^; しかもね、この固そうな文書を読みこなすほどの英語力も持ち合わせてないって(笑) 在日アメリカ人と間違われたか。


いやいや、この世は油断ならない。

でも、イマイさんが取材した指詰めのマサには、ホント笑わせられた。いや、イマイさんの電話だから、笑えるけど、こんな人からの電話は絶対受けたくない(笑)

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法医学者であり、東京都観察医務院の監察医として、長年変死体の解剖を手がけてきた経験から読み解く、小説中の死体の謎。芥川龍之介の「藪の中」や横溝正史「犬神家の一族」などが取り上げられている。


なんでこういう本を手に取ってしまうのか。それはきっとあまりにも多い昨今の現実の殺人事件などから、頭の中に事件や死体への回路ができてしまっているのでは、なかろうか。

本書では、有名ミステリーの死体の謎とともに、上野氏ご自身が経験された過去の事件や引退後にテレビなどのマスコミからコメンテーターとして意見を求められた戦慄の事件についても触れられていて、興味を惹かれた。

また冤罪かどうかの控訴で有名な「帝銀事件」、戦後初の国鉄総裁の謎の轢死体「下山事件」など犯罪史上の有名事件にも詳細な考察があり、大変面白く読んだ。「帝銀事件」などあまりにも有名な毒殺事件であるし平沢画伯の名前ももちろん知っているのに、事件の詳しい顛末は初めて知った自分の無知ぶりも合わせて発見(^_^; 



反省:無知蒙昧に加えて、数少ない知ってるコトさえどんどん忘れていく自分。「頭を使うことです。」というアドヴァイスを真摯に受け止めなくては!

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アジア旅のプロフェショナルといえる下川さんが、忙しい仕事の合間を盗んで週末にチョコッと出かける旅技を指南してくれるマニアックな本。

若い頃にアジアを放浪したり、バンコクで外こもりをやったりしたが、今は日本社会でビジネスマンとしてバリバリ働いてるいるという人たちが、時にまったりしたアジアの空気が恋しくてまた旅に出たい・・・と思っても時間がままならない。けれども、そんなご多忙な方たちでもこんな風にやりくりすれば、週末と一日くらいの有給休暇を組み合わせれば、アジアのマイナーな地方の町で1日2日くらいのんびり過ごせますよ、てな旅モデルなのね。


実際は、あまりスムーズではない交通事情やビザ発給などの話にならないスローモーなお役所仕事、そんなこんなに阻まれて目的地に到着するまでには結構な苦労がある。でもアジア旅にはまる人たちってそんなコトも楽しみの一つなのかしらね。そして目的地でもナニをするでもなくぼーっとしているかのような具合だけど、そんな空気が心地よいのかな。


面白そうな旅ではあるけど、アジアのハブ空港に使うバンコクまで日本から安くても往復数万円からの航空運賃が掛かるし、それでたったの2泊3日とか3泊4日の旅では、もったいないと思ってしまう自分ではあるが、忙しい中どうしてもあの空気を吸わないとという向きには、命の洗濯か。



賄い:新メニューの開発を兼ねて。ストーブ社の鉄鍋を使った豪快料理。でも、賄いなので余った魚のカマをコトリヤード風(ブルターニュ地方のブイヤベースみたいな料理)に。魚出汁が出て美味しいゾ!
賄い~さかな

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55才の時、会社を早期退職して海外で老後を暮らせる理想の「楽園」を探した立道さん。リタイア世代の海外ロングステイ・ブームの火付け役となったそう。この本では、ハワイ・バンコク・ペナンを紹介している。


自分としては、やっぱりバンコク・ペナンのアジアの街に心惹かれて手にしてみた本。特にペナンはかつて旅行してぜひ再訪したいと思う、とても気に入った街でもある。立道さんがペナンで滞在したキッチン付きのホテルは、自分たちが宿泊したホテルの隣にあったパラダイス・サンデービーチ・ホテル。タンジュン・ブンガというその地域はペナンの中心の繁華街ジョージ・タウンとリゾートのバツー・フェリンギの中間くらいにあり喧騒の少ない、感じのよいところだった。本で紹介されている同じホーカーセンター(食べ物の屋台が集まっているところ)に行ったりしたことを楽しく思い出せた。


老後の暮らし方の選択肢の一つに入れたい海外ロングステイではあるけどねー。ま、頑張ろうっと!



夕食:豚すき。コドモの頃食べていた(北海道ならではの)豚すきはあんまり好きじゃなかった。大人になって初めて食べた牛すきの美味しさにビックリ(笑) 和牛の霜降りじゃなきゃすき焼きじゃないと思っていたけど、寄る年波か(^_^;、霜降りが辛くなってきた近年である。ということで、豚すきに逆戻り。でも、昔と違って最近の豚肉の美味なこと!昨夜も道産ハーブ豚のすき焼き用を求めたけれど、柔らかくて旨みもあり、大変美味しく頂いた。年寄りには豚すきでバッチリ。


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まだまだ続くアジア熱。将来のB.B.B.P.(ババアのバックパッカーの略)を目指す自分としては、アジアに出掛けた人たちは一体ナニをしているのかな?と気になるじゃない。 そんなところに格好の本を発見。短期間日本でせっせとお金を稼いで、そしてアジアのユルーイところでのんびり滞在している若者たちがいるという。しかしそれは、なんというかあんまり楽しそうなのんきなものでもないような。


今、学校や職場で心が傷ついて自分の部屋から一歩も出られなくなってしまった人たちが「ひきこもり」と呼ばれて、社会問題になっている。本書で著者が取材をしたのは、タイのバンコクにこもってしまった「外こもり」と呼ばれる若者たち。「日本を降りる」とタイトルにあるように、日本社会で暮らせなくなった人たちがバンコクの空気に癒され、何をするでもなくただダラダラしているらしい。時々日本に帰って短期に生活費を稼ぎ、お金ができたらいそいそとバンコクに戻って行く。誰しも、今はそれでラクかもしれないけど、将来はどうするの?と疑問に思うだろう。本人たちもやっぱり考えるけれど、どうしても日本では生きていけない。その人たちにとってどうして、日本はそんなに生きにくいのだろう。バンコクに暮らしている人たちの話ながら、我が国について考えざるを得ない。


いや、もちろん自分もタイヘンよ。ラクしてなんかいないってー。なのに、なんでこんなに毎日能天気に暮らしていけるのか。イヤなものは見てみぬふりで、なかったことにして、取り合えず図々しく生きてる自分(^_^; バンコクにこもった人たちは、ずっと繊細なのよね、、、、


最後の方に、バンコクで仕事を得て自活する前向きな人たちにも触れていて、ホッとした。外国で活躍の場をみつける若者たちもまた、とても多い時代。

それと60代の女性バックパッカーたちも登場!いいわね!



夕食:サンプル品の仔牛のソテー。取り合えずご飯食べて、シアワセ(笑)

賄い

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