食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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スターウォーズ 最後のジェダイ

 

お正月映画といえば、やはりコレ! このお話の前作「フォースの覚醒」で、老いたルークが振り返ったシーンで終わっていたので、続きをとても楽しみにしていたもの。

とはいえ、ルークのようにフォースを持たず、ただ老いている自分はすっかり前作のストーリーを忘れている 滝汗 まずは、復習じゃ!と、近所のお店でDVDをレンタルして大晦日の夕方に鑑賞していたものの、半分は居眠りというていたらく(笑) 

まあでもあやふやながら、なんとなくストーリーを思い出して、新作の鑑賞に臨んだのであった。

もちろんIMAXの3Dを張り込み、意気込んで宇宙船の激突を楽しむ自分。

話しの流れに置いて行かれるコトもなく、全てのシーンをじっくりと味わい、SFファンタジーの世界に心を遊ばせて、現実を忘れるひととき音譜

 

いやー、でもね。長いシリーズだけに突っ込みたい所もあれこれあって、それはどーいうこと? それだったら早くやれよ! それはないんじゃ無いのーと叫びたいシーンもたっぷり(笑) 

そういうことも含めてやっぱり大好きなシリーズ、また続編が来たら観るけどね!

 

 

アフターシネマ: あやうくディナー難民になるところをようやく予約できたお店にて。元旦はやっぱり混みあいますねー(^-^;

大きな窓の外の夜景が見えなくなるほどの吹雪になったと思えば、帰る頃にはみぞれ。

濡れた路面に映るイルミネーションがきれいな札幌駅前でした。

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エイリアン:コヴェナント

 

巨匠リドリー・スコット監督がメガホンを取った『エイリアン』シリーズの原点となるSFホラー。移住のため宇宙船コヴェナント号で旅立ったクルーたちが、ある惑星で遭遇した出来事を描写する。アンドロイドを『スティーブ・ジョブズ』などのマイケル・ファスベンダーが演じ、ヒロインを『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などのキャサリン・ウォーターストンが熱演。スコット監督が構築した世界観と衝撃の展開に絶句する。

宇宙移住計画を遂行するため、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せた宇宙船コヴェナント号は、植民地の惑星に向かって宇宙を航行する。最新型アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)が船の管理を任されていたが、途中で事故が発生。乗組員たちは必死で修復作業に取り組み……。

(シネマ・トゥデイより引用)

 

エイリアン・シリーズは、全て観ているエイリアン・ファンの我々夫婦、新作が来たとあって、大張り切りで早速にも映画館に出掛けたのでした。

本作は、プロメテウスの続編にあたるということでしたが、うーん、プロメテウスをもう一度観てから来れば良かったか。プロメテウスの自分の感想記事を読んでみたら、物凄く楽しんでいた様子でしたが(笑)、本作はちと難解でありましょうか(゚ー゚;

↓プロメテウスの過去記事はこちら

https://ameblo.jp/agneau/entry-11349958891.html

 

とはいえ、ストーリーはおおむね我々には面白く、熱中して鑑賞し、見終わって「面白かったな!」 「あれは、どういう事だったのかな?」 「そこはアレだろう」 「いや、こういう事だったのじゃないか」 などと、愉しいアフター鑑賞会も賑々しく開いていたのでありましたニヤニヤ

 

今回、最初に生まれたエイリアンの幼生体は、細い手足を持ってちょっと見人間の赤ん坊に似ていなくも無い、白い姿をしていて、二本の脚で立ち上がってすばしっこく走る。これが超キモーイ! ワタシ的には今までのエイリアンで一番気持ち悪かったですねー。特に白い所がっ チーン

 

さて、そんなキモいエイリアンは一体どこから来たのか。誰が創造したのか。人類の起源やら、生命の輪廻、DNAの継続、人間の尊厳やら、アンドロイドの存在理由、アンドロイドは人間を愛せるのか?、わたくしは何者?

バイロンやらシェリーやらの詩、ワーグナーの楽曲などを意味ありげに使って、重く暗く問いかけてくる・・・。

 

ああーもう、もっとスカッとしたアクション映画に仕立ててくれませんかっ!

 

と、少しは言いたくなりましたが、やっぱり我らエイリアン・ファン、またまた続編が来たら、観に行くのは間違いないですね(笑)

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ボンジュール、アン

フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが80歳にして初めて長編劇映画の監督・脚本を手掛け、自身の体験をもとに描いたロードムービー。子育てを終え、人生のひと区切りを迎えた女性アン。映画プロデューサーの夫マイケルは仕事では成功を収めているが、家庭には無頓着だ。ある日、アンはマイケルや彼の仕事仲間と一緒に、車でカンヌからパリへ向かうことに。たった7時間のドライブのはずが、美しい景色や美味しい食事、ユーモアと機知に富んだ会話を楽しむうちに、人生の喜びを再発見するかけがえのない旅になっていく。「トスカーナの休日」のダイアン・レインが主演を務め、「ブルージャスミン」のアレック・ボールドウィンが夫マイケル役、「メトロで恋して」の監督・脚本を手掛けたアルノー・ビアールがマイケルの仕事仲間役をそれぞれ演じた。---(映画.comより引用させて頂きました。)

 

 

 

フランスを舞台にした映画や、美味しそうな料理、ワインの出てくる映画には目の無い自分。

早速、張り切って朝一の上映を目指して出掛けてきたものね!

監督がフランシス・コッポラ氏の夫人であるエレノア・コッポラさんというのも話題の映画、コッポラ氏は自前のワイナリーを持つほどのワイン通だし、どんな風にワインが登場するのかも楽しみの一つである。

 

カンヌからパリを目指して北上する素敵なドライヴ、人生謳歌タイプのジャックは早速アンをレストランのランチへとお連れする。

生ハムとメロンの前菜にワインはシャトー・ヌフ・デュ・パプ。南仏ローヌ地方の代表的なワインの一つ、ジャックはワインを注ごうとするソムリエに「僕は車だから、マダムに。」と。さすがに享楽パリジャンも運転化中はアルコールはご法度なのね。ほっ。

観光名所を巡りながらのドライヴは、この辺りを旅行した方々にとってもきっと楽しめるシーンの連続。

そして、その夜は、速くパリに行きたがるアンを制して素敵なレストラン併設のホテルに一泊。

この映画の原題は、 「Paris Can Wait」 そうねー、パリは待っててくれるよ。慌てない、慌てない。

 

ディナーで赤いドレスをまとったアンはとても素敵。ダイアン・レインはやっぱり魅力的な大人の女だー。

確か帆立貝の前菜にワインはコンドリュー。ローヌ地方の白の最高の1本である。涎がたれそう(笑)

そして、魚料理には白のエルミタージュ、ああっ。

肉料理は骨付き仔羊のローストと仔牛のロースト、そしてワインはコート・ロティ

こんなお食事を演出してくれる男性に心が動かない女性がいるだろうか!

女性をエスコートしてレストランに赴く男性諸氏よ、ワインを勉強しよう!でも、薀蓄は控えめにね(笑)

 

いや、だけど? このジャック、男の魅力は全開で、アンも夫を持つ身ながらついついこのひとときを楽しく過ごすのだけど、なんか変よ。気を付けて、アン!

 

フランスの観光名所を楽しみ、ワインとお料理に目を奪われ、正直ストーリーは二の次な鑑賞になってしまった自分ではあるが、フランスと料理、ワインにご関心のある向きには見て損は無いんじゃない(笑)

 

あとね、リヨンの中央市場「ボール・ボキューズ市場」や「織物博物館」を見学、ランチはリヨン名物ブション(ビストロみたいな感じのレストラン)の1軒にて。

最後のディナー、ヴェズレーの高級レストランでは、ディディエ・ダグノーのプィィ・フュメ・シレックス

 

美しい景色、伝統文化、歴史的建造物、そして幸せはレストランのテーブルの上に!

 

旅に行かなくちゃ!キャホーニヤニヤ 

その前にお金も稼がなきゃ!フゥー滝汗

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グレートウォール

万里の長城が英語で The Great Wall と言うのだと初めて知りましたニヤニヤ

無知ってイヤねー。まあ、この映画のおかげでもう2度と忘れないでしょう!

 

饕餮(あれま、文字変換で出てきたよ。こんな難しい漢字が!)という怪物が60年に一度襲いかかって

来るという、万里の長城の砦にたまたま行き合わせた二人の西洋人の傭兵たちが、中国の禁軍兵士たと力を合わせて戦う(のは、主役のマット・デイモン演じる傭兵ウイリアムだけど)というお話。

全く持ってこれだけのお話しなんですけど、絢爛豪華な舞台建て、衣装、けれんみたっぷりの戦いの演出、美しく派手な色彩、美女戦士たち、そんなこんなでとても楽しく鑑賞できましたね。

 

青い戦闘服を着た美女軍団は壁の上から張り出させた細い足場の上から、ロープを体に付けて、バンジージャンプのように飛んで怪物に槍を突き刺す、という戦術担当。上でロープを繰り出したり、タイミングを合わせて引き上げたりする、兵士たちに命を預けています。失敗すれば、何頭もの怪物たちに食いちぎられ無残な死を遂げてしまいますが、それでもそこから飛び出せるのは、国のため、大義のために一命を捧げる覚悟があり、また仲間の兵士たちと信頼を築いているから。だそうです。

 

その都度金のためやらで、仕える主をころころ変えて生き抜いて来た西洋の傭兵たちとは、正反対の禁軍兵士の在り方ですが、まあ、英語が話せるので担当となった美人司令官リン・メイとの交流で、戦いの目的というものを初めて悟り、参加するウイリアムですわ。

 

ところで、この怪物饕餮ですが、あれですよ、小野不由美の「十二国記」シリーズに出てくる怪物ですよね。戴国の麒麟、泰麒が使役する妖魔の一つ。あの、饕餮が映像で見られるとは、どんな風に現れるのかな、ともうそれが楽しみで(笑) イメージでは最高位の妖魔で、変幻自在の身体を持ち、とにかくデカイ、といったものを想像していたのだけど、なんだがそれらが山ほどウジャウジャ大量に襲ってくるので、なんか想像していたものと違うなあーと(^-^; 女王が一匹いて、それはひときわ大きいのだけど、これはまたエイリアンの女王と似たような造形で、、、。 こんな怪物、見たことない!っていうような、スゴイものを見せて貰いたかったなあ。

 

マット・デイモンと饕餮と、あと軍師役のアンディ・ラウを見るのがこの映画の楽しみでしたが、久しぶりにお目に掛かったというのに、アンディ・ラウ様はあんまり見せ場が無かったなあ・・・。衣装のせいか、なにかちんまりした感じで渋さがあまり感じられず、最後はみんなのために自己犠牲。寂しいよ。タフに生き延びて欲しかったですー(T-T)

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 哭声 コクソン

今年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に出品されて評判を取り、日本人俳優の國村準が出演したことも話題の韓国映画。新聞記事にも大きく取り上げられていて、ぜひ観たいと思っていた。かなり怖い映画らしいが、ホラーもわりと好きな自分、時間が取れた休日に一人で出掛けたのであった。
 
こ、コワイ!
あああ、他にも観たい映画はあったのに。
アカデミー賞を取ったあの映画とか、攻殻機動隊を下敷きにしたSFアクションとか、人の尊厳を主張するドラマとか、なんなら中年の胸もキュンキュンするというPとJKでも良かった。
なのになんでまた、こんな怖い映画に来てしまったのか!心から後悔する自分であった(笑)
 
かいつまんで言えば、エクソシストものである。悪霊に取り付かれた村人たちが次々と自分の家族を惨殺し、殺人者たちはみな自分を失い目が充血し肌にはひどい湿疹が出来て爛れている。
美しい川があり、穏やかな緑の美しい山々に囲まれた田舎の小さな村でこの事件は起こった。それは、ヨソ者の日本人が来てからのことだ。村人の間に不穏な噂が囁かれ始めた。ちょっとのんきで臆病な所のある警官が主人公だが、捜査をしている内に異常な証言を聞き、怪しい目撃者などと接触し、ついには自分の娘が不調となり、身体に湿疹を発見して愕然とする。
 
いやもう、のっけから衝撃的に怖いシーンの連続である。惨劇の起きた血みどろのエグイ現場や気のふれたような殺人者、ふんどし一枚で鹿の生肉に喰らいつき、赤い眼で振り返るヨソ者(これが國村準、ゾゾーッ)、可愛い女の子の表情は一変しガラの悪いオヤジのように喋りだし、わめきだす。
思い余って呼んだ祈祷師に悪霊払いを依頼するが、祈とうが進むにつれて苦しみだす娘。見ていられない両親。
 
そして、色々(全てコワイこと)あり、一体悪霊の正体はなんなのか。悪いヤツは誰なのだ。あの女はなんなのだ。沢山の疑問があり、どれを信じて良いのか分からない結末へ向かって速度を増してゆく、コワイけど超面白い魅力的な映画である。
 
自分、緊張感で身が固まり、胃の所に石が入ったかのように、しこってしまったくらいである(^-^;
映画が終わり、エンドクレジットが流れ出したが、普通なら余韻を楽しみつつ館内が明るくなるまで待つのであるが今回ばかりは、待てぬ(笑) 明るい場所を求めて、そそくさと出たのであった。トイレに入って鏡を見たら、顔が真っ白になっていたので、自分でも笑えたくらいである!
 
こんなに面白いホラーだけど館内は4,5人の観客のみ。この密度の少なさも、また恐怖感を増すものだった。もしや、後ろの列に座っている人を振り返ってみたら、赤い眼をしているのではないか、、、。
ああー、怖さ満喫!大満足(笑)
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ミラ・ジョヴォヴィッチがヒロイン・アリスにふんし、激しいサバイバルを繰り広げる超大作アクションシリーズの第6作にして最終章。人類最後の生存者となったアリスと、宿敵アンブレラ社が仕掛けるアンデッドとの最後のバトルを活写する。メガホンを取るのは、シリーズ全作に携ってきたポール・W・S・アンダーソン。 アリ・ラーターや、日本でモデルやタレントとして活躍中のローラが共演。ミラの見応えたっぷりのアクションはもちろん、壮大なバトルに期待。
(YAHOO!映画サイトより引用)
 
ということで、シリーズ全作品の鑑賞が終了しました。ついにファイナルなんですね。ほっとしたような寂しいような(笑)
1作目は衝撃的に面白く、その後も楽しみに鑑賞してましたが、正直どこまで行くのかこの物語?というのが本音の感想でした(^-^; 前作もなんだか訳分かんない展開、ボスキャラ的存在のウエスカーもこいつナニ?て感じだったし、もういいかなあという気持ちにもなりましたがね。しかし、今回何年振りかで新作が来ると聞いて、今さらと思いつつ「ファイナル」なんだったら観なくては、という事で毎年恒例の元旦映画として鑑賞に臨んだ次第です。
 
結果、うん、結構面白かったですね! 色々なアクションの見せ場もあり、全世界の大多数がアンデッドになったのでその数の多さの迫力、人間以外の動物たちのアンデッドのクリーチャーぶり、懐かしいレーザー光線が迫ってくる通路などなど楽しめました。そして、世界をこのような有様にしてしまった者たちの利己的な計画の全容や、「アリス」は何だったのか、どうして生まれて来たのかという謎も説明してくれて、それなりにスッキリしたものです。最終回として、まあこれで良いかという気持ちになれましたね。
 
前回ボスキャラのウエスカーや話題のローラがあまりにもあっさりと死んでしまったのには、世の皆さま同様やや驚きましたが(*_*; 以前出演した中島美嘉でさえ、ゾンビになりながらもアリスと戦う(もちろんすぐ殺られましたが)シーンがありましたけど、ローラはミラ・ジョヴォヴィッチと絡む間もなく死んじゃうなんてね・・・。一緒に観ていた我がダンナは、ローラがどこに出ていたのかさえ分からなかったと申しておりました(笑)
 
そんなこんなですが、バイオハザードやっぱり好きかな! いつの日か物すごーくヒマだらけの老後が来たら(その日は近い(笑))、全作マラソン鑑賞してみようと思います。
 
朝から晩までゾンビ三昧笑い泣き
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ブルゴーニュで会いましょう

 

ブルゴーニュのワイン農家を舞台にした映画ということで、とても観たかった映画なので公開後の最初の休日に早速の鑑賞。

ブルゴーニュには2度行った事があるが、一度目は冬だったので景色がちょっと寂しかった。2度目は4月だったが、やはり葡萄の樹はまだ葉を出しておらず、上のポスターにあるような緑一面という風景は見られなかった。それでも、ボーヌの町郊外に広くどこまでもゆったりと広がる葡萄畑は、春の日差しに包まれてやや煙るような柔らかな風景で、夢の中にいるようで胸が一杯になったもの。大好きなブルゴーニュワインの産地に立っているというだけで、幸せな気持ちになっていたのだ。

 

映画は、主人公のシャルリがワインのテイスティングをしているシーンから始まった。パリでワイン評論家として成功し、新しい評価本を出版し記念パーティがブルゴーニュのクロ・ブージョ城で開かれた。彼はそこで、一人の女性と出会い一夜の関係まで持ってしまうような男として登場だ。都会で成功して富と名誉を得て、女性関係も派手そうなやや傲慢な印象の男。

 

シャルリの実家はブルゴーニュの歴史あるワイン農家。家業を嫌って15年前に家を出たシャルリ、母は亡く、シェフとしてレストランを切り盛りする妹がおり、妹の夫が醸造家として、シャルリの父を手伝いワインを生産している。しかし、跡継ぎと思っていた息子に背かれた父のフランソワはやる気を失っていて実家のワインは評判を落とし販売も不振。今や、倒産しかかっており畑を日本企業か隣の成功しているドメーヌかに売らなければならない瀬戸際に来ていた。

 

パーティのために久しぶりにブルゴーニュに帰り実家を訪れたシャルリは妹に窮状を打ち明けられ、手助けを求められた。実家から抜け出したかったシャルリとはいえ、老いた父親を見捨てることや祖先から伝えられた畑とドメーヌを失うのは、やはり考えられず、自らワイン作りに乗り出し、家業を立て直す決心をしたのだった。

 

というようなストーリーに乗せて、美しいブルゴーニュの風景がこれでもかとスクリーンに映し出され、観ている自分はもう胸いっぱい。ブルゴーニュを訪問した時の感激が蘇り、幸せホルモンが脳内分泌状態(笑) ブルゴーニュは遠くて中々いけないのであるが、今やここ北海道はワイン産地として、ワイン用の葡萄畑があちこちに増えている状況。自分も、ここ何年かは毎年、緑の季節や収穫の季節に幾つかのワイナリーや葡萄農家さんを訪問させて頂いている。映画のブルゴーニュの風景が、身近な余市や空知の葡萄畑と重なり、それがまた胸いっぱいの中身を増やし、幸せ度はさらに高くなるという、なんともいえない感動の鑑賞である。

 

シャルリが実家に戻ってワイン作りをすることになっても、父親のすねた態度は変わらず、協力もない。新しい技術を使わず、昔風の作り方に戻すというシャルリの方針には懐疑的な父親だが、勝手にやってみろと言いながらも、つい気になってあれこれ口を出す。家族でぶつかり合いながら交わすセリフの一つ一つに、気候に左右される農産物である葡萄を育てる難しさや、古くから所有している畑やドメーヌを次の世代に伝えていく思い、畑の管理に対する考え方などが表される。それは、自分が訪れてお話しを伺う北海道のワイン農家さん方の思いとも重なり、胸に響いてくるのだ。

 

映画は、やはりストーリーとしての盛り上げや起伏も必要だから、現実の農家さんや生産者さんから見るとまた違うということもあるかも知れない。自分も生産者さんを訪問しているとはいえ、農業も醸造もほんの上辺しか知らないから、本質的なことは分からないけれども、映画の登場人物たちの言葉には本当に胸を打たれた。自分に取ってはとても良い映画であった。

 

ところで、他の方の感想はどうかなと思って、例によりyahoo映画などのレビューを見てみたのだが、、、、。驚きの低評価!

この後はネタバレになる部分があるので、ご注意ください!

 

 

 

 

 

 

陳腐なありふれた家族の物語。自己中な人々で怒りを覚えた。風景は美しいのだが、、。登場人物の誰にも共感できない。主人公の彼女が結婚相手がいるのに主人公と関係を持ってしまうのがひどい。などなど(^-^;

確かに、まあそれはそうかも、頷けなくもないかな、というような点もありはするし、そもそも人の感想はそれぞれだから、自分が満足したからといってみんながそうとは限らない。

 

例えば、父親はワイン作りに情熱を失っているのに、破産しそうになっても趣味の船作りにのみ精を出し、では畑を売って借金を清算しようという話になると、頑として畑は手放さないと主張する。ならば仕事を熱心にしろよと思うがそれもしない。確かに、理解できにくい男だが、これはよほど息子が家を出たことが堪えていて、心の傷が深く立ち直れていないのだなあ、と自分としてはそう解釈する。

 

冒頭のパーティーでシャルリが出会い一夜をともにしてしまう女性は、その後実家で再会し隣のドメーヌの一人娘で幼なじみのブランシュだったと分かる。ブランシュはこの時婚約者がいたので、それなのにシャルリと関係を持ったのはふしだらともいえるが、その後の展開を見ていくと、おそらく彼女は子供の頃からシャルリを好きだったのだろうと思える。人生にはこんなこともきっと起こるよ、と自分なら言えるな(笑) おっと、自分の経験ではないけどね(^-^;

 

皆さんのレビューを読んで一つ分かったことは、この皆さんはみんなそれほどワイン好きではないな、ということである。中には全く酒が飲めないと書いておられる方もあった。

とすれば、ワインに思い入れが無い人が見るべき映画ではないのかも知れない。

 

シャルリがブランシュから教えて貰った、収穫のタイミングを決める、葡萄の種を噛んだ時の味わい。自分も来年収穫のお手伝いに行けたら、ピノノワールの種を噛んで味わってみよう。

 

ワインを愛する(なんていうのはちとおこがましい気もするが)自分には、最高の感動の映画であった。

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永い言い訳

 

実は昔からモックンのファンである。密かに、だけど(^-^;

朝のテレビ番組で本作の宣伝を兼ねて出演していたモックンだけど、高い声で早口に、軽薄っぽいくらいにペラペラ喋るのでちょっとピックリ。こんなイメージじゃ無かったのだけど、素(といってもテレビなんだから完全に素では無いが)ではこんなに高い声なのか!

 

そして、3人のお子様の写真も大サービスで出していた。長男19歳の超・超・超イケメンなコトにまたしても驚く。いや、驚くことはナイよね。モックンの息子なんだから。良く似てるけどお父さんより更にカッコいいわー。芸能界が狙ってないわけナイと思うけど、その気はないのかしらね。長女17歳も美人だし。こちらはお母さんに似た感じだけど、とっても美人。末っ子の男の子はまだ小さいからどうかな。もう少し大きくなったらキリッとした美男になるのかも。

 

なんて、さすがにモックンのお子様たちだわーと感心しながら、よし!この映画観に行こう!と決めて本日観てきました音譜

 

原作・脚本・監督が西川美和さんというのも惹かれるところ。といっても観たのは本作が初の自分ですが、他の作品も観たくなったものね!

 

小説家兼タレントの津村啓(本名:衣笠幸夫)は、浮気している間に、奥さんがバスツアーの事故で死んでしまった。自責の念もあるが、世間向けには突然の悲劇で妻を失って悲しみにくれる夫を演じなければならない。そう、この男は自分の感情が分からなくなってしまっていた。涙も出ない。何がなんだか分からなくてただ時間が過ぎ、お葬式だのバス会社の説明会だのこなさなくてはならない現実が自分と結びつかない。愛人もこれをきっかけに去り、小説も書けず自暴自棄気味。

そこに、妻の親友(一緒にバスツアーに参加して亡くなった)のトラック運転手の夫、大宮陽一から連絡が来た。母を失った、陽一の幼い子どもたちを見るにみかねて留守番役を買って出た幸夫は、子どもたちの面倒を見たり相談に乗ったりしながら、心のつながりを作っていくのだが、、。

 

家族や大事な人を失うということは、どんなにか心に大きな穴を空けることだろうか。幸夫たち夫婦は、ここのところあまり上手くいってなかったようだが、それだけに幸夫の混乱は大きい。幸せな夫婦だった陽一が、バス会社の説明会で「妻を返してくれ!」と泣きわめいたり、妻からの留守番電話の最後のメッセージを繰り返し聞きながら泣くようには、幸夫にはできない。幸夫も陽一の家族も、混乱の中でも食べて眠って働いて勉強して、生きていかなくてはならない。口に出せない色々な思いを飲みこみながら。

 

自分、観ながら色々なシーンでぽろぽろ涙でましたー。 悲しんでいる人に共感したり、悲しみを表せない人の代わりに泣けてきたり、、ほんのちょっとした哀しい場面じゃないのに眼頭熱くなったり、感情を揺さぶられたわー(T-T)

 

あー、でも一つ思ったのは、そのような混乱を立て直す一つの方法として、部屋をきれいに片づける、というのはどうだろうか。幸夫の部屋も、陽一の部屋も嵐の中にいるように散らかっていて、(主婦のいない)現実の大変さと心の混乱を象徴していたように思う。

洗濯物はたたんでタンスにしまい、床に落ちているゴミは捨てて、流しの食器も洗って片づけ、ベッドを整え、窓を開けて風と光を入れて、何か好きな飲み物をいれてゆっくりと飲んでみる。いつか自分にもそんな悲しみの混乱がやって来る時もあろうから、心に書き留めておくことにしよう。

 

映画をシルバー料金で観られるようになり、半分哀しく半分嬉しい気持ちであるが、今日の映画、場内を見渡せばオールご婦人で、自分世代以上のシルバー料金の方々ばかりと見た。

モックンファン、高年齢化してるな(笑)

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ジェイソン・ボーン

 

久しぶりに帰って来た古い友人のジェイソンに会いに行きましたよ♪

ジェイソンとは、第一作目の「ボーン・アイデンティティ」からの長いお付き合い。アイデンティティ公開時にレッスンを受けていた英語の先生に、「今度この映画を見に行くのだけど、ボーン・アイデンティティってどんな意味でしょう?」と質問しました。先生はあまり映画に詳しくないらしく、分からなくて。アイデンティティはなんとなく知っていたけど、「ボーン」って? 骨? 骨から分かる自分自身の情報的な? なーんて、さっぱり分からなくて(^-^; 鑑賞後に先生と会って、「先生、ボーンは彼の名前でした!」って報告して大笑いした記憶があります。

今やっと気づいたのですが、ボーンの綴りにはRが入ってますね。

”BOURNE” この発音は難しそう。先生の耳にも「骨」としか聞こえてなかったのでしょうねえ(笑) 

 

さてさて、《新章》始動。ジェイソンは何をしていたのでしょうか。ひっそりと、アンダーグラウンド的な賭け試合で、対戦相手をボコりながら、金を稼いで暮らしてたみたい。強いっすよ。身体もマッチョですよ。マット・デイモンもわりと童顔組所属でしたけど、さすがにここへきて顔付きも渋くなりましたよ。いよいよ自分のタイプですねえ(笑)

 

まあそんなんで、あんなんで、CIAとの真っ向勝負が始まるわけですけど、CIAのボス役がトミー・リー・ジョーンズで、その部下のリー役にアリシア・ビカンダー。このリーが現場指揮を執ってジェイソンを追うのだけど、アリシアが若くて美人なんで、これまた絶対悪いヤツでは無いと思わせる人物。ジェイソンと今後どう関わっていくのか、続編があるのなら楽しみなキャストであります。

 

いつもなら、手に汗握るカー・チェイス、ガン・ファイトや格闘、たった一人対スワットチームの追いつ追われつのスリリングな展開、というアクションシーンに興奮するはずなんですが、、、。何故か眠くなる、という不思議(笑) いやいや、スゴイ迫力ですよ、カー・チェイスでは史上最高の数の車がひっくり返って炎上したんじゃないかといようなシティ交通大迷惑なアクションです。でも、長いんです(^-^; あんまり延々と続くんで、何がなんだか分からなくなって来て、、、やっぱり自分も年寄りなんだなあ(笑)

 

そんなアクション・シーンに比べて格段に面白いのが、ハイテクの限りを尽くしたジェイソンの居場所を特定するCIAのコンピュータ・ルームのシーンです!世界中に張り巡らせた衛星カメラや監視カメラの映像、ネットにアクセスすればすぐに感知して居場所を特定できるスゴ技、入国管理官のPCにも侵入して情報を書き換えたり、リーの天才的なひらめきと技術。うーん、もうどこで何をしても、知ろうと思えば掴めてしまう個人情報。圧巻なシーンでございました。

 

「誰も信じない」という目をして去っていくラストシーンのジェイソン・ボーン。彼に普通の幸せはやって来るのでしょうか。きっとあの、若くて美人のあの彼女が、君を放っておかないのじゃないかな? 続編があればまた観に行くことでしょう。アクション・シーンに疲れるとしても(^-^;

 

ところで、今回2D鑑賞でしたが、4Dという選択肢もありましたよ。しかしながら、もし本作を4Dで観たとしたら、、、車酔い症状を発症したかも知れませんね、、、。2Dで良かったです(笑)

 

 

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二ツ星の料理人

 

仕事柄、レストランが舞台の映画は見逃せない。

まして、こんなイケメンシェフが主人公ならば、、、爆  笑

彼は、ほんとイイ男で天才肌のシェフなんだけど、性格に難あり。心が折れやすいのね。パリでミシュランの二ツ星レストランのシェフをしていたのだけど、色々問題を起こして姿を消してしまった。死んだと思われたりもしていたが、遠い国で牡蠣を剝いていた。100万個の牡蠣を剝くという罰を自分に課して、酒・薬・女も絶って反省し、辛抱することを学んでいたというわけ。100万個剝いて、さあ自分は生まれ変わった、意気揚々とロンドンの友人のレストランに出向き、ここを三つ星レストランにしてみせるから自分をシェフにしろ、と。この友人は、パリ時代のレストランオーナー親子の息子で、散々迷惑を掛けた人物なのだが、イケメンシェフの腕の良さは理解しており、さらにあるもう一つの理由から断り切れず受けてしまう。

このシェフはトラブルメーカーとして、多くの人に迷惑を掛け今も過去のトラブルのしっぽを引きずっていて周囲の人々も不安なのだけど、天才シェフとしての能力と本人のある種チャーミングな人柄の魅力に、突き放しきれないでいるようだ。

 

復活した天才シェフとして鳴り物入りでレストランがオープンするが、初日の営業から自分の思うようにスムーズに行かないことからシェフは切れて、厨房はてんやわんやだ。シェフは怒鳴り、料理の乗った皿は飛び、スタッフは凍り付く。この自分も業界に身を置く者の端くれとして、厨房でシェフが切れたときのどうしようも無さ感があまりにもリアルで映画の中のスタッフと一緒に凍り付いていたものだ(笑) 

 

ミシュランの調査員のエピソードも重要アイテムで、楽しめる。二人連れで、一人は30分前に来てバーで待つ。ムニュとカルトを注文し、フォークを床に落として反応を見るそんなお客が来たら、それがミシュラン覆面調査員だ!(ホントかな(^-^;)

さあ、「ミシュランだ!」と、引き締まる店内。最高の皿を作り出すシェフ!

三ツ星という、頂点を目指して頑張るが、、、。思いもよらない所で手ひどい仕返しをされてしまう。身から出たサビであるが(-"-) 

 

そんな風に順風満帆とはいかないシェフであるが、色々な困難やトラブルを周囲の人々に助けらて、本人もようやく大人(精神的な、ね)へと成長していけるようである。

美しいお料理の映像や、最新の調理器具を備えた厨房、ホールの設え、個性あるスタッフ、などなどアイテムも大いに楽しめるし、起伏のあるストーリーもとても面白かった。観終わって気分の良い映画の一つでありました音譜

 

 

ところで、久しぶりに出向いたシネマフロンティアでたしが、チケット売り場のブースが以前の半分ほどに縮小されていてちょっとビツクリ。代わりにオンライン予約チケットの発券機が大幅に増えてます。今回もネットでチケット購入して行きましたが、今後も混雑を避けるためにもネット購入は必須ですね。時代の流れを感じましたよ(^-^;

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