ダ・ヴインチ・コード

去年の12月にダン・ブラウン著の原作を読んで以来、映画を観るのを楽しみにしていた本作。

トム・ハンクスやジャン・レノなどの配役も魅力的だったし。ところが、映画公開が近づくにつれて、世界中で色々な話題で盛り上がり、その話題性で動員数が記録的などと聞こえて来ると、なんとなくあまり観たくなくなってくる天邪鬼な自分(^_^; 「次はダ・ヴィンチ・コードだ!」と、張り切るダンナに引っ張られるように、出かけたのであった。


ダンナは原作を読んではいない、果たしてあの謎解きのストーリイに付いていけるのだろうかと危惧していたが、案外楽しんでいた様子。対して、自分は・・・始めの方、少し居眠りしたコトを告白する(- - )zzz


いえ、面白い事は面白かったし、なんといっても舞台となるパリのルーブル美術館、サンシュルピュス教会、ホテル・リッツ、ロンドンのテンプル寺院やニュートンの墓、などが映像で見られるのは、とても良かった。謎解きに関連して、登場人物たちが薀蓄を語り合うシーンも映像資料付きだし、昔の世界を再現した映像も頻繁に挿入されて、理解を助けてくれる。また、白子の修道士シラス役のポール・ベタニーの特異な風貌やトゲトゲの付いたバンドを占めたり、ムチで自らを叩いたりする修行の様子なども迫真の演技だ。


だけれど主演のトム・ハンクスはじめ、イアン・マッケラン、ジャン・レノなどの役者さんたちが期待したほど存在感がなくて、感情移入もしずらいのが自分としても意外なくらい。なんだか、盛り上がりもなく地味にお話は進み、謎解きの面白さは、コレは原作を読んでいたため、始めから分かっているのでやはり気持ちが盛り上がらない。悪くは無かったけど、期待が大きすぎたということだろうか?


最後の晩餐  原作を読んだ時には、へえっっと興奮して何度も見入った「最後の晩餐」



夕食:サッポロファクトリーのアトリウムに面したレストランでハンバーグ。青い空が見えて、気持ちよい。

飲物:ビール、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン

反省:朝から予定がいっぱいで、忙しく動いてやることはやった、と思ったが、こういう日は家の掃除ができない。さあ、気候もよくなって来たし、来月は網戸の掃除だ!・・・と、宣言しておこう。