食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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30年で200組。福は在日の縁談を仕切る日本一の“お見合いおばさん”だ。斡旋料で稼ぐのに、なぜか生活は質素。日々必死に縁を繋ぐ理由とは(「金江のおばさん」)。在日韓国人の彼に恋をした。結婚への障害は妊娠で突破したはずが、大量のごま油と厳しい義母が待っていて…(「日本人」)。婚活から介護まで、切なく可笑しく温かく家族を描く連作集。文庫化の際に「ハンサラン 愛する人びと」を改題。 「BOOK」データベースより引用

もうご存知の方も若干おいでかも知れないが、我がダンナは「韓国時代物ドラマ」のファンである。そのおかげで、自分も時々横で見るため、今では日本の江戸時代の徳川将軍名より李王朝の王様名の方が馴染み深くなったぐらいだ(笑) その時代の華麗な王族の衣装や王妃様たちの髪形や飾り物などを眺めるのも楽しい。もう韓ドラブームも一段落し、政治問題から嫌韓などという言葉も踊る昨今であるが、BSテレビでは今でも韓ドラを山のように放映している。なんといっても、韓国は隣国であるし、文化の交流も深く、人々の行き来も多い。日本に住む韓国人(または朝鮮人)、韓国に住む日本人の方々も多い現代である。

本書の著者の深沢潮さんは、在日韓国人のご両親がありご自身はご結婚を機に日本国籍を取得されたということである。本書には6つの短編が収録されているが、いずれもそういう韓国または朝鮮の血を引き日本で暮らす人々の物語。著者ご自身の立場から見た同胞たちの暮らしと心情、日本社会と日本人がリアルに描かれている。人々のあり様のおかしみと、そしてしみじみと心打たれるものもあり、とても興味深く、楽しめる読書となった。

韓国に興味のある自分、韓国の男性と結婚されて韓国暮らしをしている方のブログにかつて頻繁にお邪魔して、韓国文化のリアルなレポートを楽しませて頂いていた。結婚してから義両親とのお付き合いが始まり、韓国独特のしきたりやチェサと言われる日本でいう法事のような催しのお手伝いを嫁として努めることの大変さ、様々なカルチャーギャップを、たっぷりと面白おかしく学ばせて頂いた。

本書に収められている「トルチャンチ」という子どもの一歳のお誕生日を盛大に行うお祝いのことも、愛読していたブログで詳しく知っていたので、「トルチャンチ」にまつわるちょっと滑稽に見える祝い方にも馴染みがあり、ふむふむと頷きながら楽しく読んだことである。伝統的な韓服(チマチョゴリ)や小さな男の子の頭に被せる頭巾のようなもの、それらは韓ドラ時代劇でおなじみである。

人種の違いや文化の違いは当然であるが、それらはお互いに尊重しあえるはず。日本に暮らす在日の方々の、「自分は何者であるか」という問いはその方々の心に深くあって、明快な答えが出るものではないかも知れないし、自分個人が深く理解できるわけでもないが、色々と知っておくのも悪くないのではないだろうか。

グローバルな心をもって広く様々な国々の方とお付き合いを出来れば、幸い。本書もオススメ!
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仔羊のラグウ
仔羊のラグウをパイに閉じ込めて

こんにちは、カザマです。
大雪が降ったり冷え込んだり、まだまだ真冬の札幌ですが、スポーツニュースを見るとキャンプ入りして張り切っている野球選手たちの姿が伝えられて、もうすぐ球春だなあとワクワクしますね
内外から大注目されている我がファイターズの大谷くんの活躍も楽しみですが、メジャーのダルビッシュ選手、田中選手の復活にも大いに期待しております!ダルビッシュは肉体改造にも取り組んでいたそうで、一回り大きくなり筋肉隆々となった身体での登板、今から楽しみでなりません 田中選手はパパにもなったことですし、より一層のファイトで試合に臨むに違いありません。今シーズンはみんな、ケガなく活躍できることを願っております~


では、本日のお料理ですが、仔羊のラグウをパイに閉じ込めてのご紹介です。
足寄町・石田めん羊牧場さんから仕入れる仔羊の煮込みに向いた部位を使ったお料理です。仔羊は香味野菜とともに柔らかく煮込まれて、滋味ある味わいになりました。野菜とともに耐熱のココットに入れます。
仔羊のラグウ

これに蓋をするようにパイ生地を張って、オーブンで焼き上げます。パイ生地は層になって盛り上がり、バターの良い香りが漂います。
スプーンでパイ生地を破りますと、仔羊の煮込みの香りがほわんと立ち上がってきますよ!パイを中に落として煮込みのソースに絡めて召し上がって下さいね。まろやかな旨みのある煮込みの味わいにパイのバターのコクが加わり、なお一層の美味しさが出来上がります

パイ生地を破って、中が少し見えているカットを撮りたかったのですが、試食の際にすっかり忘れてパクパク食べてしまい写真がありません(^-^; 大変残念ですが、ぜひその美味しそうな瞬間を、お客さまご自身で撮ってみて下さいませ!

仔羊のラグウ
仔羊のラグウをパイに閉じ込めて
アラカルト ¥2300(事前にご指定下さいませ)
スペシャル・ランチ¥3500のお肉料理としても、ご賞味頂けます。(ご指定頂けますと確実です)

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昨年、久しぶりに読んだ村上春樹作品の「1Q84」がとても面白かったので、本書が文庫版発売されたのを機会に早速読んでみました。
本書も、発行当時はものすごく話題となり、マスコミに大きく取り上げられていたことを思いだします。なので、本書の主人公の「多崎つくる」が学生時代の親友グループから絶交を言い渡され、その理由に心当たりが無かった、というお話だということは聞き知っておりました。まあ、そんな事があるだなんて、本人は気づかないうちにどんな事をしてしまったのでしょうねえ、、、と、いつか読んでその謎を知りたいと思いましたね。そして、いま、その謎は解き明かされました。

うーーん、まあ多崎くんにとってはひどく理不尽な理由でしたね。全く身に覚えのない、しかも道徳的にもいわば犯罪的にも悪い事をしたとされ、またその当時は理由を言って貰えなかったために弁明する事も、身の潔白を訴えることも出来なかったのですから。そのために、彼はもう一歩で死ぬところまで悩み、絶望したというのに。

そんな事があったために、多崎くんの人格は多少変わってしまい、育ちの良いおっとりしたハンサムな好青年は、やや鋭さと影のあるでもやっぱり感じの良い大人の男になったようです。「駅を造る」という自分に合った職業にも付き、複数の女性とも軽いお付き合いをしながら暮らしていた多崎くんは、やがて運命の女性と出会いました。

この多崎くんと沙羅さんという魅力的な女性とのカップルは、「1Q84」の天吾と青豆のカップルを連想させますね。職人気質な一つの物事を突き詰めて考えていくような男と、知識や経験が(良い意味でですよ?)豊富なクレバーな大人の女。「1Q84」は、ちょいと現実から離れた不思議空間の世界観がありましたが、そこにいたカップルを現実の日本に置いたらこんな感じ、というような。

そして多崎くんは沙羅さんの導きで、かつての親友たちに会いに行く旅に出て、自分の中に空いていた何かを埋める作業に着手するのでした。
いいお話しでしたね。「1Q84」のような不思議で訳のわからない謎もないし、分からなかった過去の出来事も説明があり、多崎くん本人が納得できるかどうかは別にしても、分かっただけでなんてスッキリできることか。前向きに歩いて行ける明るい未来のようなものを暗示してお話しは終わりますが、多崎くんの今後の幸せを確信して、一読者として気持ちよく本を閉じることが出来ました。

でも、「1Q84」の方が、自分としては好みですかねー(^-^; 
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八角のマリネ
八角のマリネ、青胡椒風味、サラダ仕立て

こんにちは、カザマです。
2月も後半に入ってきましたが、そろそろ歓送迎会シーズンがやって来ますね。当店は小さな店ですので、あまり大きなパーティは難しいのですが、10数名様前後のお食事会のご予約を頂く事がございます。貸し切りの会もできますので、ご予定のございます場合は、ぜひお早目にご相談くださいませ。
お飲み物付きのパーティプランもございますし、ご希望に合わせてお食事とお飲み物をセットしてご用意も致します。門出の季節に、カザマのディナーをお楽しみいただけますと幸いです


では、本日のお勧めお料理です。八角のマリネ、青胡椒風味、サラダ仕立てはいかがでしょうか。
八角は、見た目がゴツゴツして羽のようなヒレもあり変わった形の魚ですが、おろしますと美しい白身があらわれます。締まってシコシコした味質はマリネでもとても楽しめます。

八角のマリネ
今回は、青粒胡椒をつぶしてエシャロットのみじん切りとともにマリネ致しました。青粒胡椒の爽やかな風味と辛味が、上品な八角にアクセントを付けました。
彩りの良いサラダ野菜とともに盛り付けました。ぜひ、お試しください

八角のマリネ
八角のマリネ、青粒胡椒風味、サラダ仕立て
アラカルト ¥1400
デイナーA¥4000・B¥6000の前菜としてもご賞味頂けます。

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オデッセイ
オデッセイ

久しぶりの映画鑑賞記事アップです。たぶん、「007」と「スターウォーズ」を観たけど書いてないかと思います。どちらも楽しかったですね!特にスターウォーズは、これまた批判意見もたくさん目にしましたが、ワタシは大好きです(^-^) 続編も早く観たいものです。

それはともかく、話題の「オデッセイ」です。火星にたった一人、取り残されてしまった男のお話し。見事なサバイバルぶりと、宇宙空間でキャッチという冷や汗たっぷりなシーンがすごかったですねー。宇宙好きな自分には、うっとりするような赤茶けた火星の風景がステキでした。

この映画で何が学べるかといえば、やっぱり「決してあきらめない。」という、これまた自分の大好きなテーマです!あきらめない、と口にするのは簡単ですが、いやもうそれを実行するのは大変な苦労。そして、それが報われるとは限らない、努力の成果が水泡に帰すという結果。ああ、もうイヤになっちゃう、どうしてくれるのよ、とちゃぶ台返しの一つもしたいところですが、それでもあきらめるわけには行かないのですよ。だって今、生きてるのですから。

それにしても、やっぱりサバイバルするには、かなりの知識と経験を持ってないと難しいものがありますよね。自分なら、、、まあ火星に一人っきりという状況に陥ることはまずあり得ないですが(^-^;、無人島に一人っきり、というのも考えにくいですね。古びた倉庫に入っているうちにウッカリ鍵を掛けられてしまう、という程度ならもしかしたらあり得るでしょうか。こんな程度でも、もし手ぶらなら脱出不可能かも。発見されたときは、ミイラ化しているかもしれませんが、まあ最後まであきらめずに穴堀りにでも精出してみますか。その内に、何か小さなチャンスを掴まないとも限りませんからね。

そして、残念だったのが、この男を助けるために協力を申し出たのが、なぜか中国。我がニッポンもぜひ手を挙げて欲しかった。いや、せめて、世界中が見守っている救出劇というのですから、ニッポンのトウキョウあたりの群衆も大画面でライヴで応援しているシーンを入れて欲しかったですねえ。なんて、本筋には関係のない感想を持って映画館を後にしたワタシでした(^-^;

ますます関係ない話題ですけどね、めでたくシニア料金適用年齢になりましたので、お高いIMAX3Dスクリーンも@¥1600と少しお安くなりました!ウレピー

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エゾ鹿のポワレ
白糠産エゾ鹿ロース肉のポワレ、ソース・ポワプラード

こんにちは、カザマです。
当店も開店以来28年目になり、自分たちでも「思えば遠くに来たもんだ・・・」という、多少とも老いを感じる日々なのですが(^-^;、こんな嬉しいこともあります。

先週、いらした2組のお若いカップル。一組は男性のバースデーをお祝いするお二人、他方はヴァレンタイン、どちらも女性の方がご招待する形でのご来店でした。そして、皆さまとも当店でのお料理、過ごされた時間をとても楽しんで下さり、ワタシにもとても丁寧にお礼を言って下さいました。偶然にも、そのどちらの女性もかつて小さかった頃、ご両親の結婚記念日やバースデーのお祝いで当店にご来店されたことがあり、その良い思い出があったので今回ぜひともカザマでお祝いしたかったのだと、伝えて下さいました。本当に嬉しく、有難い思いで一杯です!レスラン冥利に尽きる出来事ですね。
お2組のカップルの末永いお幸せをお祈り申し上げます


厳しい冷え込みが続く札幌ですが、それでも少しずつ日が長くなり明るい陽射しが一歩一歩春が近づいてくることを感じさせてくれますね。ただ今、カザマでは真冬の美味を沢山ご用意しておりますが、今月で終了するお料理がございます。白糠産のエゾ鹿もその一つ、今シーズン未だだった、という方はぜひお急ぎください!
白糠産エゾ鹿ロース肉のポワレ、ソース・ポワブラードをご紹介致しますね。
白糠町の凄腕ハンター集団、そして安全安心の解体所でもある馬木葉さんから届く美味しい鹿肉です。カザマでは、雌鹿のロース肉を指定して仕入れておりますが、柔らかく赤身肉の旨みたっぷりの肉質ですよ。最近は、道外からのお客さまも「エゾ鹿を食べてみたい!」とご指定でいらっしゃることも多く、初めて召し上がって頂くこともありますが、皆さま臭みのない美味しさに驚かれます。興味があるのだけど、どうなんだろう?と躊躇している方がおありでしたら、ぜひ、一歩踏み出してみてください(^-^) 
また、鹿肉ファンの方も、どうぞ今月中のお越しをお待ちいたしております

エゾ鹿のポワレ
白糠産エゾ鹿ロース肉のポワレ、ソース・ポワブラード
アラカルト ¥3800
ディナーC¥8500のお肉料理としても、ご賞味頂けます。

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以前読んだ「その女アレックス」には、二転三転するストーリーにとても驚かされ面白く読みましたが、かなり残虐なシーンもありこの作家のその他の本を手に取るのをためらっておりました(^-^; しかし、続々と文庫版が発行され書店の平台に並んでいるのを見ると、また読みたくなった次第。
「その女アレックス」の過去記事はこちら

本書の前に、作家デヴュー作の
「悲しみのイレーヌ」も読みました。「その女アレックス」に登場する魅力的なキャラのカミーユ・ヴェルーヴェン警部に最初に会える、「その女アレックス」の過去に起きた事件のお話しです。「その女・・」を読んだ方ならご存知の、警部の身に起きた不幸な事件について語られています。「その女・・」を先に読んだ身としては、その事が念頭にあるため、その事件がいつ起こるのかもうビクビクしながらページをめくることになりました。読む順序が逆だったならどうだったろうと、思いながらも、恐々読む体験もまたそれなりに。「悲しみの・・」には、既存の有名ミステリー(例えば「ブラックダリア」など)の残虐殺人現場をなぞるシーンが幾つも登場するので、こういう手はどうなんだろう?という疑問も頭に渦巻きましたが、、、最後に分かる真実と虚構の組み立てにはまた「おお!」と思わないでも無かったですが、自分の好み的にはもう一つかなと。

と、言いつつ、この作家は魅力的です。で、またまた手に取った本書
「天国でまた会おう」は、長編好きの自分には好ましい上・下2冊の文庫本。ええ、もう読みふけりましたとも!
冒頭、第一次世界大戦が終局を迎える直前の西部戦線で、兵卒アルベールは上官プラデルのとんでもない悪事に気が付いた結果、穴に落とされ生き埋めにされてしまう。窒息死寸前の彼を救ったのは同僚のエドゥアールで、必死に土を掘りアルベールが息を吹き返したところに着弾した砲弾で、エドゥアールはなんと顔の下半分を失ってしまった!

こんなショッキングなシーンから始まった物語は、いったいどんな展開をするのか想像もつきません。そして、終戦となり、命の恩人のエドゥアールの世話をしながら、ろくな仕事も無い復員軍人の貧乏暮らしを続けるアルベールと、戦没者の墓地造成の事業であくどく利益をあげるかつての上官プラデルの話が平行して語られます。
プラデルに対する復讐の物語だろうと期待しながらページを繰りますが、アルベールとエドゥアールの暮らしは絶望的でいったいどうなることやら、、、。

この元上官プラデルが手掛ける事業では、より大きな利潤を上げるために、戦死者に対する冒涜的な扱いの数々が描写され、戦死者を悼み遺族が祈るための政府の予算を食い物にする悪徳行為をこれでもかと読まされます。どこかで似たようなNPO法人があったなあと思いましたね。許すまじ、プラデル!

さてさて、この奇想天外なお話はこれ以上ここでは語りますまい。やはり、ピエール・ルメートル、ただ者ではございません。先の読めない、想像もつかない、面白い読書でありました。

 

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真カスベと真ダチのムニエル、フランス産ホワイトアスパラガスのソテー添え

 

こんにちは、カザマです。

いよいよ今日はヴァレンタイン・デーチョコチョコチョコ

今宵頂いているご予約のお客様方は、熱いカップルの皆さまと睨んでおりますよウインク

楽しいディナーになりますようにドキドキ

 

 

今日のお料理は、真カスベと真ダチのムニエル、フランス産ホワイトアスパラガスのソテー添えのご紹介です。真ダチは先月より引き続いてのご用意ですが、「焼いた真ダチって本当に美味しいですね!」と、人気も続行中です(^-^) 今月は、真カスベと組み合わせました。カスベはエイのことですが、軟骨のあるヒレの部位をムニエルに使うのは、フランス料理の定番でもあります。軟骨を挟むようについた身はしっとりと柔らかくて大変美味です。焦がしバターの香ばしい香りとレモンの酸味が、真ダチにもカスベにも良く合います。カラリと揚げたクルトンがサクサクした食感をプラスいたしました。

フランスのロワール地方から、走りのホワイスパラガスが入っております。まだ少し細いのですが、春の兆しを感じさせてくれますね!

香り高い一皿をぜひお楽しみ下さいね音譜

 

真カスベと真ダチのムニエル、フランス産ホワイトアスパラガスのソテー添え

アラカルト ¥2800

ディナーB¥6000・C¥8000のお魚料理としても、ご賞味頂けます。

 

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名もなき日々を

髪結い伊三次捕物余話

 

昨年亡くなられた宇江佐真理さんの人気シリーズの13作目にあたります。文庫版が出るごとに手にとってきた愛読シリーズですが、この後もう一冊単行本として出版されている「竃河岸」が最後になるということです。

 

本業の髪結い仕事をしながら、同心の小物を務める伊三次と深川芸者のお文の恋物語を軸にお江戸の世相を人情たっぷりに語ってきたシリーズも近年は世代交代が進み、彼らの息子や娘たちが主になるストーリーが展開しています。ずっと読者としてお付き合いしてきた、伊三次や同心の不破家の人々は、まるで自分の知人の家族たちのように心に馴染んでいます。

 

子どもたちが生まれるときの、若い親たちの心情から子育ての苦労や喜び、それぞれ成長して自分の行く末を自分で見つめて、迷いながらも一所懸命生きていく彼らに起こる一つ一つを一緒に喜び、心配したり、時には涙をこぼしたりしながらの読書でした。

 

絵師を目指す伊三次の息子の伊与太と不破友之進の娘の茜の淡い恋は、二人の住む世界が違ってきている事からどうなるのだろうと、気を揉むワタシはまるで近所のオバサンです(笑)

 

登場人物の一人ひとりの性格が粒だって光り、食や美術、芸能、武家社会や町人の暮らしぶりが見事に浮き上がるこのシリーズが大好きです。いつかの後書きで、宇江佐さんご自身がこのシリーズには終わりを作らずずっと書き続けると宣言して下さっていたので、安心して読んでいました。それが突然にお別れが来てしまい、とても哀しい思いですが、宇江佐さんが残して下さった数々の温かい物語はずっと愛読者たちの宝物としてあり続けることでしょう。

 

シリーズ最終話も楽しみにして、読みますね、宇江佐さん!

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若鶏

野菜とキノコを詰めた若鶏胸肉のパートフィロ包み焼き、ソース・マデラ

 

こんにちは、カザマです。

今週末はヴァレンタイン・デーですね。チョコレートのプレゼントやお食事に出かけたり、イベントにワクワクしている方も多いでしょうか。ワタシはこの時期になると、デパートの催しで各国の有名ショコラティエのボンボンショコラが買えるので、いつも楽しみですニコニコ 早速出掛けて、あれこれ目移りしながら二つ、買い求めて参りました。もっと買いたいところてすが、やっぱりお高くてね(^-^; 

 

そして、ヴァレンタイ・デー当日はワタシから男性のお客様へのささやかな気持ちとしまして、チョコレートを使ったハート型のお菓子を準備しております。ほんの小さなギフトですが、お受け取り頂けましたら嬉しいです照れ

 

 

それでは今日のお料理ですが、ランチ・メニューより野菜とキノコを詰めた若鶏胸肉のパートフィロ包み焼き、ソース・マデラをご紹介いたしましょう。

玉葱、人参、セロリを千切りにしたものと、マイタケ、マッシュルームを刻んでソテーし、フレッシュのエストラゴンで香りをつけます。このフィリングを開いた若鶏の胸肉に包んでさらにパートフィロという春巻きの皮のようなもので棒状に包み、カリッと焼き上げます。

ナイフを入れるとサクサクパリパリしたパートフィロ、中の若鶏は柔らかくてしっとり、そしてエストラゴンの少し甘い香りに包まれた野菜とキノコの風味、色々な食感と重なる味わいを楽しんで頂ける一皿になっておりますよ。ぜひ、お試しくださいね音譜

 

若鶏

野菜とキノコを詰めた若鶏胸肉のパートフィロ包み焼き、ソース・マデラ

アラカルト ¥2000

ランチA¥2100・B2500・ディナーA¥4000のお肉料理としてもご賞味頂けます。

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