食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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山鳩のロースト
スコットランド産山鳩のロースト、鳩のジュの赤ワイン・ソース

こんにちは、カザマです。
2014年も暮れていこうとしています。
本年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。今年1年のご愛顧に心より感謝申し上げますとともに、来年もまたお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

カザマの今年の営業も本日30日(火)が最終となります。
お料理のご紹介も今年最後になりますが、このお料理は真冬のメニューとしまして、来年2月頃までのご用意となります。真冬のジビエの味わいをお楽しみ頂けましたら幸いです。
コットランド産山鳩のロースト、鳩のジュの赤ワイン・ソースです。
野生の鳩の旨味は、赤身の鉄分を感じるしっかりしたもの、また野生らしく筋肉が発達して弾力のある肉質が噛むたびに、ぎゅっと肉の味を口中に広げてくれます。シェフが鳩を捌くところを見ていると、つやつやした美しい深い赤色で厚みのある胸肉、そして健康的なレバ、半透明な印象を与えるほど純粋な赤色のハツ、こういった内臓肉の美しさにもまた驚かされます。内臓も串に刺して、焼いて添えておりますよ。
鳩の骨、ガラで出汁を取り、それをベースにした赤ワインのソースでお楽しみ頂きます。
冬の森の生命力を頂くような一皿、酸味のきれいなブルゴーニュや、メルロ種の葡萄の重みを感じるサンテミリオンの赤ワインなどとご一緒に、じっくりと味わって下さいませ。

山鳩のロースト
スコットランド産山鳩のロースト、鳩のジュの赤ワイン・ソース
ディナーA¥4000・B¥6000のお肉料理としてご賞味頂けます。
アラカルト ¥2600

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このミステリーがすごい海外編1位

おまえが死ぬのを見たいー男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。(文春文庫版裏表紙より引用)

ということで、表紙絵にちょっと怯えながらも手に取った次第(^-^;
美しい女性アレックスが一人でレストランにお食事に出掛けた帰りに、見知らぬ男に拉致された所からお話は始まる。身体をかがめた状態から動けない大きさの檻に裸で閉じ込められ、弱ったアレックスに大ネズミが迫る。この女性の無事を願わずに読む読者がいるだろうか!
ネタばれ承知で言うが(笑)、そして彼女は類まれなる知恵と根性で脱出に成功する!安堵する読者の自分。
しかし、次なる彼女の行動に愕然!なんだ、この女ーー!
いやもうネタばれはできない(笑) できないが、お話が進むと、さらに愕然!そ、そうだったのか、、、。
ええもうホント、ネタばれはできないけど、さ、さらに驚愕の・・・!なんてこと!そんな、そんなことが!!

本書の醍醐味は、やっぱりこの逆転、また逆転によって、読者のアレックスに対する気持ちがどんどん変化する面白さではないかな。ホントびっくり!
そして、捜査側の警官3人組の際立ったキャラクターの魅力による面白さも、もちろん。
ラストの「真実より正義」という科白も、胸がすくというもの。
読了してアレックスの真実が分かったその上で、もう一度最初から読み返したくなる。むろん再読するつもりではあるが、このあまりにも辛く悲しい物語をまた読むということに、心理的に躊躇してしまう気分もあり。

本当に面白かったけど、残虐ものに弱い女性の方には、あまりお勧めしないので、ご注意ネ!

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蜩ノ記
蜩ノ記

ずいぶん以前に見た映画で記事にしていないものを、備忘録として簡単にでも、思い出しつつ書いておきます。

本作は、葉室麟さんの原作「蜩ノ記」を読んで感動していたので、映画化を楽しみにしていたもので、2014年10月の公開。
原作「蜩ノ記」の感想記事はこちら

読書中から、この戸田秋谷役は、役所広司だろうなと思ったけど、やっぱり役所広司(^-^; 年頃から言っても、キャラクターからいっても、この方しかいない。というか、読書中から役所さんの顔をはめて読んでいたものね(笑)
そして若い侍役は、岡田准一。岡田准一の映画は、「天地明察」を見たことがあるだけだが、おのが頭脳を囲碁と算術、天体観測に打ち込む若々しい天才の演技が印象的だった。そして、おりしもNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に主演中とあって、中年から初老になった官兵衛役を渋く演じていた頃である。本作「蜩の記」では、官兵衛より若返り、無鉄砲な若者から尊敬する大人の男性を身近にして、自身も大人へと成長する一人の侍の姿を清々しく気持ちよく演じていた。

自分、時代物は、泥だらけとか、明かりが暗いとか、汚らしいとか、昔ならこういうのがリアルだよなあと思う撮り方が好きなんだけど、本作は美しい系の画面である。日本の美しい風景。新緑に輝く樹々、緑の葉が風にそよぎ、透明なしずくが落ちる。というような描写が、日本の良さ、ひいては侍スピリットの高潔さなんてものも、歌い上げるような清々しいものが画面から伝わってくる。こういうのも嫌いではないけどね。

原作を読んでいたので、映画の脚本で作り変えられた登場人物などに若干の物足りなさを覚えたものの、映画として良くできていて楽しめた。ストーリーはある謎解きが絡んでいるので、原作を読んでなければ解りにくいのではとも思ったけれど、どうかな。映画だけ見た人があれば、ぜひ原作を読むことをお勧めしたい。

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フォアグラと七面鳥のガランティーヌ
ペリゴール産フォアグラと七面鳥のガランティーヌ、トリュフの香り

こんにちは、カザマです。
ちょっと気温がゆるんだ後、厳しい冷え込みとなり、道路が大変なことになりまたしね
雪道がぼこぼこになってそのまま凍りつき、ツルツルの上にデコボコで滑るのなんの!
かくいうワタシですが、昨夜早速の今シーズン初転びをしたことを謹んでご報告させて頂きます(^_^; 滑って転び右手をついた所、骨切はしませんでしたが筋を痛めたみたいで、痛み止めと湿布でしのいでいますー。痛いのは我慢できます、この時期に骨折という事態に至らず本当に胸をなで下ろしました!
特に用事が無ければ出掛けたくないくらいですが、、、時はクリスマス!皆さまお出かけを楽しみにされているはず。皆さまもお気を付けてお出掛け下さいね!


クリスマスのためのディナー、ムニュ・コンセイユ・ノエルより、前菜をご紹介いたします。
ペリゴール産フォアグラと七面鳥のガランティーヌ、トリュフの香りのソース・ペリグーです。
七面鳥のお肉にフォアグラを包んで焼き上げたガランティーヌ、出汁巻き卵を思い浮かべてみて下さい。芯に、フォアグラを焼いてポルト酒でマリネしたものを置いてくるりと巻きました。オーブンで蒸し焼きにしまして、断面を見せるようにカット致します。真中にフォアグラが入っています。お皿に盛り付けて、マデラ酒風味のソースにトリュフをスライスしながらふりかけ、ソテーした真狩産のユリ根とともに供しています。いかがでしょうか?
今夜も美味しいクリスマスのディナーをお楽しみ下さい。


クリスマス・ディナーは25日まで全て満席となっております。
また、ランチタイムは25日までお休みさせて頂きます。ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。

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フィナンシェ
薔薇のフィナンシェ

こんにちは、マダム・カザマです。
クリスマス・ディナーが始まりました。
早速沢山のお客さまにお越し頂けまして、本当にありがとうございます!
20日はご家族連れも多く、和やかなひと時をや楽しみ頂けたかと思います。シャンパーニュやワインもお勧めのものを沢山ご注文頂けまして、ワタシも張り切ってサービスさせて頂きました!今晩からもスタッフ一同、一生懸命おもてなしさせて頂きます
ちよっと忙しくて今日はお料理の写真をご紹介できなくて残念ですが、次の記事でご紹介したいなと思ってます。
今日の写真は、お茶うけ用に焼いた薔薇の形の焼き菓子フィナンシェです。最後のコーヒーや紅茶とともにお楽しみ下さいね。


ただ今の所、24日(水)までディナータイムは満席となっております。
ランチタイムは25日(木)まで休ませて頂きますので、ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願い申し上げます。

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どこの書店に行っても、今良い場所に平積みで売り出されている本書である。
宮部みゆきさんの本であれば、ハズレなし! 買わない手はナイ。
もちろん大人買いで、全6冊一気購入、一気読み!

雪のクリスマスの朝、ある中学校で一人の男子生徒の遺体が発見された。屋上から落ちたらしいこの少年は自殺とされたが、実はいじめにあって殺されたのではないかという噂が流れる。噂を裏打ちするように、犯人を告発する怪文書が送られて、学校側の調査やテレビの取材の標的にもされ生徒たちも動揺する。
その時、一人の女生徒が立ち上がった。自分たちで真実を知りたい。犯人と告発された男子生徒を被告として、中学生だけの模擬裁判を行おう。裁判官、判事、検事、弁護士、全部自分たちで役割分担をして、様々な立場の人たちを証人として呼び、模擬裁判を通して浮かびあがるそれぞれの人々の本当の心の内の願いは、、、。

古いけど、やめられない、とまらない♪ 何しろ全6冊、読み終わるまで何も手につかなくなる面白さ(^-^; 主人公たちは中学生なので、没頭しつつも、こんなにかしこい中学生なんているのか? 少なくとも自分の中学生時代はぼんやりのアホだったし(自分と比較したったしようがナイけど(笑))、周りの同級生たちも、それは頭の良いコたちもいたけども、ここまで優秀でしっかりしていて社会のことや人間の中身をみつめることのできる中学生が存在するなんて小説の中のコトだけでは?
なんて思ったが、ノーベル賞受賞のマララ・ユスフザイさんの感動の演説を聞いたら、ああ、やっぱり世の中には若くてもこんなに優秀な人間がいるんだなあ、、、と分かりました(^-^; 

この小説は、2002年から連載が始まったということで、ストーリーの中で効果的に使われているのが、電話。公衆電話、家庭の親子電話など、もう今となっては消えゆく通信手段となってしまった。携帯電話ですぐに連絡できたり、スマホでいつもつながっていたりする現在では、成り立たないトリックが前提のミステリーでもある。だからといってお話が色あせることはないけれども、ほんの10年ちょっと前なだけなのに、通信に関する世の中の変化の激しさに、今さらながらに少しばかり唖然とする思い。
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クリスマスツリー
クリスマスのお楽しみ

こんにちは、カザマです。
もうすぐクリスマスがやって来ますね
本当に一年が過ぎるのは早いですねえ。もうクリスマスなんですもの。去年の今頃からあっと言うまでした(笑) 

今年のクリスマスにお勧めのシャンパーニュとクリスマス・ツリーの写真を撮ってみました。
Claude Cazal Carte Or Grand Cru Bland de Blanc
クロード・カザル・カルト・オール グランクリュ ブラン・ド・ブラン
シャンパーニュ地方オジェのグランクリュ畑のシャルドネ100%で作られるシャンパンです。リンゴ、洋梨、ハチミツのフローラルな香りにナッツの風味。細やかでクリーミーな泡が立ちのぼり、まろやかな酸味とミネラル感、ムルソーのようなリッチな味わいがあります。蜜や熟成香がエレガントに伸びて、フイニッシュに繊細な酸を長く感じます。

カザマのクリスマスは「ムニュ・コンセイユ・ノエル」をごゆっくりとお楽しみ下さい。
http://www.pkazama.com/Noel.htm
クリスマス・ディナー 12月20日(土)~25日(木)
ただ今お席はほぼご予約済みとなっております。若干のお席がある日もございますのでお電話でお問い合わせ下さいませ。

アペリティフには、このクロード・カザルをどうぞ。
クロード・カゼル
クロード・カザル・カルト・オール グランクリュ ブラン・ド・ブラン
Claude Cazal Carte Or Grand Cru Bland de Blanc
ボトル ¥7800  1グラス ¥1200

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真鯛・帆立貝・サーモンのテリーヌ
真鯛・帆立貝・サーモンのテリーヌ、オレンジ風味

こんにちは、カザマです。
悪天候になって来ましたねえ。16日現在ですが、札幌も朝から雪が降りしきっています。昨日もかなり降りましたから、もう道路際わにはうず高く雪がたまって来ました。あっという間に真冬の風景の出来上がりですね。地方では、かなり荒天になっています。お取引のある漁師さんなど、外でお仕事をされる方々には本当にお気を付けて頂ければと思います。この悪天候の山を越せば、冬晴れの青空がみえるといいのですが。


本日は、魚介を使ったテリーヌのご紹介を致します。
真鯛・帆立貝・サーモンのテリーヌ、オレンジ風味です。このテリーヌは、シェフのレシピ帳からたびたび登場している記憶があります。といっても、25年の間に数回くらいですが。彩りもきれいでオレンジの香りも爽やか、どなたにもお勧めできる優しい味わいのテリーヌです。
ベースのムースは、帆立貝・真鯛・サーモンです。ムースをテリーヌ型に詰めながら、細長く切った真鯛とサーモンの身と、ほうれん草に包んだ帆立貝の柱をムースに埋め込んでゆきます。カットした時に断面がきれいに見えるように配置しますよ。テリーヌ型にムースを全部詰めたら上にオレンジのスライスを敷き詰めて、オーブンで蒸し焼きに致します。
カットした皿に盛りましたら、上にサラダを下にはレモンとケッパーで少し酸味のある胡瓜のクリームソースを添えております。いかがでしょうか?

真鯛・帆立貝・サーモンのテリーヌ
真鯛・帆立貝・サーモンのテリーヌ、オレンジ風味
ディナーA¥4000・B¥6000の前菜として、ご賞味頂けます。
アラカルト ¥1200

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寄生獣
寄生獣

原作マンガの寄生獣にはまっていたのは、何年前だったろうか。こんなに面白いマンガはナイと思った。着想もストーリーもキャラクターも。
宇宙生物であるらしいミギーの存在感もすごかった。不気味な生物なのに、ちゃーんと感情移入できるカワイイ存在。いや、見かけは可愛いわけじゃないんだけどね!

そしてたぶん、あれから十数年はたっただろう。ミギーが帰ってきた。動いて喋る存在として! ウレシイ 見るゾ

劇場公開されて最初の休みの日に、駆けつけましたとも!
おお!ミギー! ああ、あったなあ!人間社会で人間に化けて仕事もしている仲間を見つけた時の喜びに身をくねられせてくるくる捩れてシンイチにおかしなカッコウを指摘されるシーン。ミギー!カワイイよ

実の所、こういうCG映像で表現しなければいけないような、SF的映画は原作のイメージを損なうのでは、とあまり期待はしないで出掛けたのだったが、期待しないのが良かったのか、とっても楽しめた自分でありました

例えば、島田が学校の教室で正体がばれて、女生徒たちを襲い始めたシーン。開いたカオ部分に薬品を掛けられて苦しみ、カオを閉じてクルミの殻みたいな頭になっている描写。うんうん原作のイメージ通りだ!と心の中でこぶしを握り、興奮した自分(笑)

いやー、面白かった!残念なのは、2部作となっていて後編が来年春まで見られないコト。あー、今から楽しみだなあ。後編には浅野忠信も出るし、待ってるよ!ミギー

原作コミックスもまた読みたくなった。全巻、確か娘の家のマンガ部屋に預けてあるハズ。お正月に持ってきてもらおうかな

寄生獣完全版(1) [ 岩明均 ]
完全版が新刊発行されている。完全版と言われるとまた、買いたくもなってしまうが、、、(^-^;

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乳呑み仔牛
フランス産乳呑み仔牛ロース肉のポワレ、マッシュルームのクリームソース

こんにちは、マダム・カザマです。
12月も半ばとなり、いよいよ後半戦へと突入です。戦とは大げさですが(^_^;、皆さまお待ちかねのクリスマスや忘年会のお食事を気持ち良く楽しんで頂けるためにきちんと準備をして元気にお迎えしたいと、気を引き締めているところです!風邪も引いたりしないように気をつけねばね。
シェフも定休日も店に出て、仕込みに余念がありません。ご予約を下さっているお客さま、どうぞお楽しみになさっていて下さい


では、本日のお料理ご紹介です。
フランス産乳呑み仔牛ロース肉のポワレ、マッシュルームのクリームソースです。フランスはブルターニュ地方産の仔牛、まだミルクで育てられている仔牛のお肉です。仔牛肉は日本ではあまり流通しておりませんが、フランスではメニューによくのっている人気のある食材です。大人の牛と違って、肉質はピンク色で柔らかなもの。中でも、乳呑み仔牛は、ミルクのみの給餌のため肉質はさらに繊細で淡いピンク色、きめ細かくしっとりした柔らかさがありますよ。
優しい味わいの仔牛肉に合わせて、ソースもフォン・ド・ヴォーベースのマイルドなクリームソースにマッシュルームを入れたものに致しました。ぜひ、お楽しみ下さいませ。

乳呑み仔牛
フランス産乳呑み仔牛ロース肉のポワレ、マッシュルームのクリームソース
ディナーB¥6000のお肉料理としてご賞味頂けます。
アラカルト ¥3200

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