食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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池波正太郎、フランスの休日。

パリの居酒屋に通い、

ニースで名画を想い、

田園のホテルで仕事を忘れる。

----文庫版帯の惹句より、引用。


池波正太郎がこのエッセイにあるフランスやスペインを旅行したのは、およそ30年くらい前のこと。

マルセイユやニース、リヨン、ブルゴーニュ、パリなど、たまたま自分も行ったことのある街の名前に惹かれてつい購入しました。エッセイに描かれている街のあり様や、人々との交流、景色、食べ物、簡潔な文章ながらまざまざと立ちあがって来るイメージを存分に楽しませて貰いました。

また、直筆の絵が沢山、挿絵になっていまして、これがまた素晴らしいんです。小説家なのに絵も上手いのね。

パリの街並みや居酒屋のおやじさん、セーヌ川、田舎の緑いっぱいの景色、港、幻想的なニース・・・

複製でいいから、この絵は手に入れて飾りたいものですー。


そして、なにより驚いたのが、池波正太郎が見た30年前のフランスも最近自分が訪れたフランスも、何も変わってないように思えたことです。

マルセイユの旧港前の魚売りや、リヨンのホテル。たまたま池波正太郎と同じホテルに宿泊していた自分。なんだかスゴク嬉しい気分(笑) パリのレアールにあるブラッスリー、ピエ・ド・コションも登場しますが、ここも行ったことがあって、描写されてる雰囲気も変わらないんですね。嬉しい~。池波氏も豚足料理には、閉口したらしい(笑)


上質な旅行記を堪能できます。


食べて飲んで観て読んだコト-ピエドコション

ピエ・ド・コション 店名の通り、「豚の足」がドアの取っ手。

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待望の第3弾が出ました!

今回の表紙も抜群なんで、大きく掲載してみました(笑)

苦悶するラオコーン像の頭にシャンプーハット。抜群でしょっ?

しかし、ラオコーン像の写真 を見てみたら、頭を洗ってるというよりはむしろ、背中の「垢すり」をしている姿に見えますが、、、。いや、シャンプーもステキではありますが。


今回は、お風呂も色々ですが、なんと温泉町そのものまで登場のスケールの大きさです。湯けむりただよう温泉町の風情は、まことに非日常なものがありますよね・・・。硫黄のにおいをかぎたくなってしまいましたー。

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小川糸さんは、「食堂かたつむり」を読んだことがある。自分を見失ったヒロインが実家に帰って、食堂を開くお話。もちろんただの食堂ではないのだけど、とにかくお料理がたくさん出てくるし、お料理を作る過程の描写が良かった。


この本も、手を掛けた料理を作ったり、趣味のいい居酒屋や、真摯な店主のいるカフェのコーヒー、和菓子屋のお菓子、お茶や果物などなど、つい涎をぬぐいたくなるような美味しそうなモノが満載である。また舞台となっている東京の下町風景が、四季徒然に情緒たっぷりに描かれて、ついそこらあたりに出向いて散歩の一つもしてみたくなる。そして、ヒロインは若いのにアンティーク着物のお店「ひめまつ屋」を営んでおり、いつも和服を着こなして、お茶の心得もあるし、お花見、お月見、花火など季節の行事や、日本の心ともいえるような道具や物事を大切にして、珠玉のような一日一日を紡いで暮らしている。


もーー、こんな人って実在する?! って目を丸くしてしまうような素敵ライフ。家庭画報とか婦人画報とかのカラーグラビアに登場できるかも。


そんなステキなヒロインは、つい不倫の恋におちいってしまうんだな。お相手は、お店に来たお客さん。お茶事のために急いで着物をあつらえなくてはいけないので「ひめまつ屋」に着物を買いに来た男性だ。一人で来たのだけど、薬指には指輪。小さな娘さんもいるらしい既婚者なのね。でも、奥さんがいるなら、和服が必要だとなれば、普通は奥さんに相談すると思うのだけど。一人で買い物に来たのは、指輪はなんらかの理由でダミーであり、実は独り者なのでは?と読んだ自分。ずーーっとそのスタンスで読み続けたのだけど、ヒロインは最後まで不倫に悩み、男性も「ぼく、本当は妻なんていないのさ!結婚しよう!」とは、言わなかったんだなあ。なんだ、ホントに不倫小説だったのかあ、、、


変な風に読んじゃって、失敗(^_^; 

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食べて飲んで観て読んだコト-春 ご近所の桜の蕾みも膨らみ始めて


なかなか暖かくならないこの4月、、、。晴れたなと思えば小雨がぱらついたり、不安定なお天気模様ですが、それでも少しずつ気温も上がって近くの大通公園や資料館の庭も春らしさが見えて来ました。

食べて飲んで観て読んだコト-春 食べて飲んで観て読んだコト-春

こぶしの花ももう少しで開きそうです。資料館の前にはきれいにパンジーが咲いています。

食べて飲んで観て読んだコト-資料館中 たまに資料館の中もぶらりと。2階にあがる階段にはステンドグラスがあります。キレイですねー。

食べて飲んで観て読んだコト-資料館中 食べて飲んで観て読んだコト-資料館中

入り口のホールのクラシックなドアとシャンデリア。おおば比呂司記念室は作品が常設展示されています。



食べて飲んで観て読んだコト-春

青空に映える梢。もう少ししたら花と緑で覆われますねー。

食べて飲んで観て読んだコト-春

もうすっかり自転車の季節となりましたね。通勤も買い物もこれからの欠かせない足なんですが、自転車に乗る人の数も増えて、どこの駐輪場もギッシリです。

先日、近所のスーパーマーケットに停めておいたマイチャリも両側にびっちりと他の自転車にはさまれてなかなか出せない状態に。エイッと力を入れて引き出そうとしたはずみに、隣の自転車を倒してしまいました。その自転車がまた隣の自転車を倒し、、、ドミノ倒し状態に10数台の自転車が倒れてゆきました・・・(^_^;

スミマセン、スミマセンと謝りながら、起こして回りましたが、大変でしたよー。

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食べて飲んで観て読んだコト-僕のピアノコンチェルト
僕のピアノコンチェルト

別世界から来たような天才児、ヴィトス。初めて買ったおもちゃのピアノで「ハッピー・バースデー」を弾きこなし、幼稚園で地球温暖化について語り、お遊戯そっちのけで辞書を読みふける。IQは高すぎて計測不能だった。そんなヴィトスに両親は輝かしい未来を夢見ていた。ヴィトスに高い教育を受けさせるために仕事を始めた母に代わり、ベビーシッターのイザベルが雇われた。嫌がるヴィトスだが、やがてイザベルに恋するように。


僕のピアノコンチェルト - goo 映画  より引用

DVDレンタルショップで面白そうなタイトルを物色中に、ショップセレクトの棚にあったのを発見。ほら、ウクレレの影響で「音楽もの」に関心が深いもので、オーケストラをバックにグランドピアノに向かう少年に心惹かれ内容は全く知らずに鑑賞しました。

食べて飲んで観て読んだコト-僕のピアノコンチェルト ヴィトスのお祖父ちゃんもステキです。

で、とってもオススメ! 天才ではない自分、天才の心の内など分かりようもないし、才能に秀でているのが羨ましい限りで、能力に恵まれてブイブイな人生を送ってみたいものです。しかし、天才には天才の悩みがあるようだし、周囲の凡人との軋轢もあり、色々と大変なんですねー。恋だって、対象はずっと年上なのに、コドモ扱いされちゃってー。中身は大人顔負けなんですけどね(^_^; 告白するシーンはなかなか笑えます。


自分が天才になれるのならなってみたいけど、天才児の親にはなりたくないなあ、、、とっても大変そうです。

クラシック音楽業界に疎い自分ですので、もちろん知りませんでしたが、この主役の少年12歳のヴィトスを演じたテオ・ゲオルギューさんは、モノホンの天才ピアニストで、オーケストラを従えてピアノを弾くシーンは本人の演奏ということですねー。スゴイですねー。一度でいいから、天才になってみたいものです(笑)


ネタバレは止めときますね。面白いから、どうぞ!

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食べて飲んで観て読んだコト-あら鍋
魚のあら鍋、西洋風


メヌキのかまの美味なことに味をしめ、、、にひひ

頭とあらを、ストーブ社の鍋にて、白ワイン、オリーブオイル、じゃが芋、キャベツ、人参などともに豪快に煮込みました。

メヌキの脂と出汁が出るわ、出るわ、、、スープも抜群に旨い洋風鍋が出来上がりましたよ♪

食べて飲んで観て読んだコト-あたま

ホラ、でかいでしょ。メヌキの頭。

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食べて飲んで観て読んだコト-三国志

三国志


こんにちはー、今日は雨が降るかと思ったけど、朝から晴れましたね。

窓越しに朝の日差しが気持ち良いです晴れ


最近、はまっているのがこちらの中国ドラマ三国志です!

今、BSフジで毎週月曜日に放映されてますけど、まだるっこしくなり、DVDをレンタルして見まくっております~(^_^; おかげで、睡眠不足で大変な日もー(笑)


沢山の英雄・猛将が出てきますが、やっぱり人格者の劉備(上写真・右)は、魅力的に描かれておりますね。漢王朝の血を引く育ちの良さがあらわれてます。曹操(左後ろ姿)は、やや野卑な感じもありますが、剛腕実力でねじ伏せ、また大らかな一面も見せて、こちらもやっぱり魅力的であります。孫権は、二人に比べるとまだ若くておぼっちゃまだし、お母さんに頭の上がらないところもありますが、まあこれからですよね。

自分のお気に入りは、孫権の軍師、魯粛。裕福な家の生まれだったけど、貧しい人々のために私財を投げ打ち、自身は質素な暮らしをしている。他国との交渉を担当しているがバランス感覚のある人柄で、戦国時代には貴重な存在ではないか。ちょっとドジョウに似た小さな目も好ましい(笑)。

ともかく智謀・策略の限りを尽くし、全力で武力闘争をする骨太ストーリーは、超面白い。はまらずにはいられません~。

そして、諸葛孔明は、イケメンですよー。このドラマは重厚で男らしい渋めな作りだけど、案外イケメンもいっぱい出るからね、レディースの皆さんにもオススメしますね!

合わせて、娘が貸してくれた往年の名作コミックス横山光輝の三国志(全60巻)も読書中!まったく三国志三昧な自分です(笑)

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食べて飲んで観て読んだコト-賄い

こんにちはー、寒いですね、、、雨

ぱっとしないお天気ですが、日ハムが調子いいので朝刊を機嫌よく読みましたアップ このチョーシで!


ウチの家業は料理屋なので、魚のあらがいっぱい出るんです。それらは魚出汁(フュメ・ド・ポワソン)を取るために寸胴行きですが、たまに賄いで食べるコトもありますよ。

上の写真はメヌキのかまのムニエルです。メヌキは頭がでかいので、かまもしっかりお肉がついてまして食べ応えあります。身質もしまっていて旨いです。酸味をきかせたムニエル・バターのソースも美味しかった~♪ 

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この本は、ずい分前に新聞の書評で紹介されていて面白そうだな!と思ったので、図書館にオンライン予約を入れておいたもの。予約数が多かったので、順番待ちの間にすっかり忘れておりましたが、ついに自分の番がやって来ました。もうどんなお話なのかも忘却ですが、早速読みましたら、やっぱり面白かったですよ!

テレビの制作プロダクションやら、「やらせ」やら、テレビ局の傲慢やら、イジメやら、ひきこもりやら、裏ありオーディションやら、不倫やら、現代的なあれこれがぎゅーっと詰め込まれているストーリーです。


どんなお話かというと、、

やらせ事件に巻き込まれTV制作番組をクビ、失業中の敦は、一緒に失職した能天気な先輩ディレクター・岡本が始めたペット撮影など一般人相手の映像制作会社を手伝うハメに。そこに現れたのが、天使の歌声を持つ引きこもり少女・沙良、十七歳。

この才能、埋もれさせたままでいいのか?

(本書の帯のコピー文より引用)


主人公の敦はいわゆる「草食系男子」というタイプで、イケメンで才能もややありそうなんだけど、強引なヤツに押し切られてしまうタイプ。恋人は年上のTV局のディレクターで「肉食系女子」。失業した今、ヒモだと周りに思われないかと気に病んでしまう。

先輩の岡本は、図々しくてうっとうしいキャラなんだけど、コイツがね!やっぱり交渉力、仕事のスキルのある人間が、必要だわね~。岡本先輩、お見それしました!

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食べて飲んで観て読んだコト-月に囚われた男

月に囚われた男


近未来。地球のエネルギーは底をつき、新たな燃料源を38万キロ彼方の月で採掘することになった。“ルナ産業”の従業員サム・ベル(サム・ロックウェル)は燃料源採掘のため、たった一人で月に派遣される。会社との契約期間は3年。地球との直接通信は許されず、話し相手は一台の人口知能ロボット(声:ケヴィン・スペイシー)だけであった。孤独な任務が続く中、地球で彼の帰りを待つ妻と子供への思いがサムの心を支えていた。そして任務終了まで2週間を切ったある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する。果たして単なる幻覚なのか……。やがて彼の周りで奇妙な出来事が起こり始める……。

月に囚われた男 - goo 映画  より引用


とってもクールなSF映画、自分的にはオススメ作品だな!

月の基地内部や、月面上の作業車や荒涼とした風景もツボにはまる。


そんなスタイリッシュな空間で、一人作業をこなしている男が一人。独り言も多くなったなあ、、、とつぶやく。人工知能ロボット「ガーティ」が唯一の話し相手、このロボットは本体ユニットに作業用の手が付いているだけのシンプルな造りだが、ディスプレイにはニコニコマークが表示され、会話の内容によってはニコニコだったりコマッタだったり、ナミダカオもあったなあ。マークだけでもとても感情があらわれるのね。優しい声のお返事や、それはなんとも言えないなあという困った感じなどなど。このロボットの声、ケヴィン・スペイシーなんだけど、い~い声なのよ! 孤独な作業員の心を癒そうと心から思ってるような、、、。


食べて飲んで観て読んだコト-月に囚われた男

この荒涼とした孤独な世界での仕事もあともう少しで終わり、懐かしい愛する家族が待つ地球に帰れる。その思いだけで、日々暮らしていたサムだが、ある日、作業車の事故にあい、怪我をして意識を失ってしまう。そして、目覚めると、基地の医療ベッドで知能ロボットの治療を受けていた。

・・・どうやって基地まで戻って来れたの? そう思うでしょ? そうなのよー。ここから謎が生まれ、謎が解けて、、非道な会社のやり口が明るみに。



はからずも、前記事の「わたしを離さないで」と同じクローン人間のお話。そして、同様にクローン人間の魂や感情を無いものとしての扱い。サムを消耗品扱いする会社の人間に対して、知能ロボットの優しさ。ロボットなのに、クローン人間の心によりそい、時にはルールを無視してもサムのお手伝いをする。人間らしさってなんでしょうね、、、。


もちろん、この映画も架空のお話。クローン技術がどんなに進歩しても、こんな風に人間をこしらえて、都合のよい作業に従事させるなんてことはありえない。・・・とは言い切れないけど(^_^;、無い事を願うな。

クローン人間は、踏み込んではいけない神の領域。じゃないかな?


最後に、この映画の監督ダンカン・ジョーンズはデビッド・ボウイの息子さんで、本作が初監督作品だそう。映像美といい、アイディアといい、才能もクールだわ~(^-^)

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