食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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ミシュランの赤本に似せた表紙も鮮やか。

パリにレストラン「ステラマリス」を出してミシュランの星を獲得した吉野建シェフの元マダム(故人)をモデルにした女主人公の激動の人生。


あくまでも、これは林真理子さんの小説でありフィクションなのだが、まるで自伝かと思わせられるよう。

情熱的でエネルギッシュなキャラクターのマダムの言動が面白くあっという間に読み終えてしまい、小説にしたら出来過ぎなストーリー展開だよね、と済ませてしまいそう。けれどもこれがほとんどこのままの人生を送った女性がかつていて、そのご主人は現在も活躍するフレンチ・シェフなのだと知っていて読むのは、また違う読後感が。


フランスで修業した料理人たちが帰国して、本格的なフランス料理店ができ、日本にフランス料理というものが根付いていく様を主人公の人生に重ねて描く様子も面白く、フレンチ好きには楽しい読書であった。美味しいものもたくさん出てきて、フレンチばかりではなく、「コハダのリバーシブル」なんてのも。今度馴染みのお鮨屋さんで握ってもらおう(笑)



賄い:鮪の中落ち丼
鮪の中落ち 近所の魚屋さんに貰った本鮪の中落ち。早速酢飯を用意して丼に。うーん、脂がのってるねー。とろり。ご馳走さま。

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wanted

ウォンテッド



久々にカッコいいアクション映画を見ようと思って出かけたのだが、、、アンジェリーナ・ジョリーは確かにカッコ良かったし、人が飛び、銃弾は意志の力で曲がり、面白いシーンは満載だったけど、お話がどうにも重苦しくてスカッとしなかったなあ。


さえない負け組の若者ウエスリー(ジェームズ・マカヴォイ~関係ないけどこの人、ナルニア国物語のタムナスさんだったのね!)の前に、ある日フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が現れて、太古から伝わる暗殺組織に連れて行かれた。死んだと思っていた父のクリスも実はこの組織の人間であったことや超人的な能力を発揮する体質のことなどを、スローン(モーガン・フリーマン)から説明されて殺し屋としての訓練を始めることに。


特訓の結果、能力を開発されていくウエスリーの成長を見るのは楽しい。そして、銃弾を曲げることもマスターして一人前になったとみなされての初仕事。走る電車の屋根からビルの窓を通してターゲットに銃の狙いを付けるウイスリーだが、土壇場でどうしても引き金を引くことができなかった。見も知らぬ個人的にはなんの恨みもない無防備な男を、殺すことができない。当然のためらいだ。フォックスは自分の子どもの頃、父親を殺された体験を話し、一人の人物を殺すことにより1000人の人間を救うことができる組織の崇高な目的を、ウエスリーに納得させるのだった。


しかし、その後の展開では、カーチェイスでも走る列車内での銃撃戦でも、無関係の一般人が巻き込まれて、人が死に過ぎる陰惨なものに、、、。乗客ごと列車が鉄橋から谷底に落ちるにいたっては、一人を殺すために1000人も道連れにするのかという気分の悪さ。


まったく楽しくない映画だったが、これは教訓を語っていたのかと考えれば観る価値アリかな。

ひとつの物事や人物の言うことを、やみくもに信じて自分の頭で考えることを止めてはいけない、ってこと。オウム真理教なんかが、頭に浮かんじゃったな。



賄い:カキフライ。そろそろ牡蠣の季節。生で、焼いて、ムニエルで。どうやって食べても美味しい牡蠣音譜
カキフライ この牡蠣は大きくて濃くてすごかった(^_^;

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ラトゥール

お菓子のように美しい、ズワイガニとアヴォカドのラ・トゥール


暖かな日々が続く秋の一日、シャンパーニュの会メンバーはシックなフレンチのお店に集まった。

Bistro Venter ビストロ・ヴァンテール である。

さあ、今回はどんなシャンパーニュを楽しめるのか!

グジェール 突き出しのグージェールが出され、そして最初の一本は、、


マルキドサド・ロゼ マルキ・ド・サド・ロゼ

美しいサーモン・ピンクの色合いがグラスに映えて、落ち着いた秋の食卓をスタートさせるにふさわしいシャンパーニュである。お店の方のご配慮に心より感謝!

アミューズ アミューズに一口のスープ。これも秋らしく南瓜のポタージュ、そしてブールーチーズの風味がアクセントの捻りがきいて。


ラトゥール 前菜は、ズワイガニとアヴォカドのラ・トゥール。繊細な蟹の身とクリーミイなアヴォカドはベストマッチで、さらに長芋が加えられねっとりした食感が楽しめる。トマトのソースが爽やかさを出して、そうね、心地よい風が吹いたみたい。この前菜は、ボルドー・ポイヤックの銘醸ワイン、シャトー・ラトゥールを象徴する塔の形を模したという、アイディアも楽しい一皿。

シャトヘ・ラトゥール こちらが、お店の壁に掛けられたシャトー・ラトゥールの塔の写真。


エシレ・バター 自家製パンに添えられた、バターはなんとエシレ!このバター不足、値段高騰の折でもこんな贅沢なバターをご使用とは。ふわっと軽いクリームのようなバターを堪能。

「残りはどうぞお持ち帰り下さい。」と言われたような気もするが、いいの~S支配人。本気にするよ(笑)

ルノーブル 次のシャンパーニュはルノーブルで、お魚料理に合わせて。

お魚料理 平目のポワレ。しっとりした身と香ばしい皮目、優しい味わいのソース。


ボーヌ そして、赤ワインをお肉料理がウズラということで、S支配人にお勧めして頂いた。

ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・モントルヴノ2002(A.F.グロ)


お肉料理 ウズラのロースト、フォアグラと黒米リゾットのファルシ

赤ワインもどんどん進んで、メンバーの口の動きもそりゃーもう滑らかになり、、、きっと既に何を食べて飲んでいるかも定かじゃなくなっているのではないかと思われた。いや、それは自分だけか(^_^;


チーズの後はデザートで、、いくつかの選択肢から一つ選べる。
クレーム・ブリュレ こちらは、クレーム・ブリュレ

リンゴのデザート 自分は、温かいリンゴとココナツのアイスクリーム


この日は7名の参加となり、ゆっくりと秋の美味しいランチを楽しんだわけであるが、話題も多岐に渡り盛り上がった。

突然一人が叫ぶように言った。

「ワタシが料理のことで、ちょっと意見を言ったりすると、すぐ『それならオマエが作れっ!』なんて言うんだから!」

「あっ、ウチもそうだよ!『じゃあ作ってみろっ!』ってよく言われるよー」

「ウチもー!みんな同じなんだねー」爆笑しながらうなづき合うメンバーたち。

ダンナ様とお店をやってるメンバーが多いので、共通点も多いものである。

しかし、なんでシェフたち、みんなそうなの?

シェフは、どうしてそんなコト言うのか?せっかくお客さまと接している我々が、お客さまの反応やご感想などを受けとめて、その上で意見を言ってることなのに。


帰宅後、我がダンナにこのことを話してみた。ダンナは、午前中藤岡弘の柳生十兵衛に完膚無きまでに叩かれ、尾羽打ち枯らし一文無しになって、帰宅しソファに倒れていたのであったが、こう返答してくれた。

「それは、そのタイミングというかシチュエーションが悪いんだよ。仕事中は話しかけるなっ。」

そうなのか?


本日も大変有意義なシャンパーニュの会でありました。


ビストロ・ヴァンテール

札幌市中央区南3条西2丁目KT3条ビル1階(都通り路面)

TEL 011-232-2022

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架空請求に挑む、執念の報道記録、と副題にあるように、テレビ放映された「報道特捜プロジェクト」の取材記者イマイさんの、執拗な電話作戦による詐欺集団の実態を暴いた会話が収録されている。


このテレビ番組を見たことがなかったので、とても残念。文章で会話を読んでいると、詐欺集団の脅し文句がとても滑稽で、思わずプーッと吹き出し笑いをしてしまう。けど、実際に大声で怒鳴られたら、怖くて思わず銀行に走ってお金を振り込んでしまう人がいるだろう。どんな声で脅すのか、聞いてみたかったなあ。


この本は2005年の初版発行になっているから、詐欺の手口も少し古い。現在も手を変え、品を変えの振り込み詐欺に、被害者も後を絶たない。傍から見ると、オレオレ詐欺やら還付金詐欺やら連日のように報道されて、ほとんどの人が詐欺のことを知っているにも関わらず、騙されてしまう。制止する銀行員の方に怪我させてまで、振り込んでしまう被害者もいるというし。


イマイ本には、海外宝くじ詐欺の話が載ってるけど、昔コレやったことあるなあ。オーストリアだかなんだかの宝くじ。あれ、詐欺だったのか。でもね、なんか当選したってことで、為替が送られてきて郵便局でお金貰ったことあるんだけど。損はしなかったのね。フシギだー。でも危なかったな!


それから、自分のところについ最近、おかしなFAXが届いた。それが、アメリカかららしい。全部英語の文章で、なにか税金関係の督促のような? 名前や住所、銀行口座などを記入して返信するようにと書いてあるらしいのだが、、、これも詐欺の一種? 自分、アメリカさんに税金を納めねばならぬような収入は無いがなあ(^_^; しかもね、この固そうな文書を読みこなすほどの英語力も持ち合わせてないって(笑) 在日アメリカ人と間違われたか。


いやいや、この世は油断ならない。

でも、イマイさんが取材した指詰めのマサには、ホント笑わせられた。いや、イマイさんの電話だから、笑えるけど、こんな人からの電話は絶対受けたくない(笑)

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実に厚み4.5cmもの文庫本。レヴェレーション・シリーズ中でも最長だ。いやはや。


シリーズの中でも「啓示空間」の続編ということで、星間高速船ノスタルジア・フォー・インフィニティ号の乗組員だったアナ・クーリやイリア・ボリョーワが大活躍する。しかし、主人公はすでに400年くらいも生きている連接脳派の一員、ネビル・クラヴァインだ。短編集「火星の長城」で初登場した大物ね。インフィニティ号に積載されている地獄級の隠匿兵器を手に入れて全人類を救うため、連接脳派を裏切って脱出したクラヴァインの宇宙冒険譚。


この宇宙でなぜ我が人類は孤独なのか。どうして他のヒューマノイドに遭遇しないのか。この謎に挑んだ長い長い物語も、機械族インヒビターが人類を抹殺しようとする理由も一応語られ幕が下ろされたみたい。最後にクラヴァインが到着しインフィニテイ号と船長が終息の場を得た二つの月を持つ惑星は、「銀河北極」で語られたジャグラーの星だったり、「カズムシティ」の主役が登場したり、シリーズの他の中短編に登場する場所や人物も色々とリンクしていて、ファンにはとても楽しい読書だった。


ところで、もちろん自分は日本語・訳で読んでいるので、原文のニュアンスは解らないが、訳者の中原さんは会話文の書分けがすごくイイ。例えば、ウルトラ族の話し方はちょっと古風に武士のような話し方。宇宙を飛びまわる貨物船のオーナーの女の子はアメリカ映画に出てくるイキのいい女の子のような話し方。クラヴァインなら、理知的でまっとうな人柄を彷彿させながら、理想のためには残虐な戦いもこなしてきた苦悩も感じさせる口調だ。

中でも、アナ・クーリとイリア・ボリョーワ(二人とも女性)の会話はいわば男言葉。「そうよ。」とか「・・だわ。」という語尾ではなく、「そうだぞ。」や「気をつけろ。」といったキレのいい会話が続く。それがとってもクールでね!二人のアクションや作戦もダイナミックで、なんてーのかな、ちょいとフェミニズムを感じていい意味で心地よいんだなあ。敵役だけど、そういう意味ではスケイド(これも女性)の仕事のデキルやつ、という感じもステキ。


シリーズ全5冊、堪能できます!

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チャーリー

チャーリー


チーズショップのフェルミエ札幌店 に買い物に行き、ショーケースの中にみつけたもの。

チーズなのね、可愛い!

「可愛いでしょう、チャーリーっていうんですよ。」と、店員さん。

「チャーリー!」


ドラマLOST の中毒患者にして普及委員の自分は、チャーリーに即座に反応した(笑) チャーリーは主要登場人物の一人で、イギリス人ロッカー。このチーズもイギリスのものである。

で、思わず買ってしまった(^_^; パンの上に乗せてチーズトーストにするんだそう。


早速、チャーリーは今朝の自分の朝食になったのであった。


チャーリー チャーリー

使用前                   使用後


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今年の夏から札幌市図書館でインターネット予約が始まった、ということを知り先日早速申し込んだ。これがなかなか便利で。


すぐ読みたい本、またはマイナーで書店で探すのは大変そうな本なら楽天ブックスで注文する。

書店へ行くのは習慣で、ぶらぶらしながら目についた本を買う、または平台にあるような絶対書店にあるだろうメジャーな本を買う。


で、読みたいけどお金を出すのはちょっとなあという本や、急いで読まなくてもいいや、という本は図書館で予約しておく。予約するには、今までなら図書館に出向いて予約用紙に書き込んでカウンターに提出しなくてはならなかったので、案外面倒くさいものだ。それが、家にいながらにして予約できて、しかも都合の良い図書館で受け取れる。これなら、いいわー。


ネット予約の手続きは、まず図書貸し出し券を持って最寄りの図書館へ行く。

カウンターで申し込むと、仮のパスワードをくれる。

パソコンで札幌市図書館 のサイトにアクセスして、仮パスワードでログイン。

任意のパスワードを登録する。

あとは、希望の本を検索して予約すると、順番がきたらメールでお知らせが来る。


林真理子さんの新刊「もっと塩味を!」を予約。なんでもミシュランの星に挑戦する女性が主人公(パリでレストランを開いたヨシノシェフの奥さまがモデル?)だというので、読んでみようと思った次第。購入か図書館か迷ったんだけどね~、単行本は基本的に買わないケチな読者なんだな(笑)。林さん、ごめんなさい。


で、その時、林さんの著書の中でつい目についたのが「こんなパリ見たことある?」というタイトルの本。林さんのパリ見聞記かと思い、予約待ちも0だったので、早速予約してみた。メールが届き、指定受取先の中央区民センター図書室で受け取ってみたら、、、およそ自分には縁のないテーマの本であった。林さんが、パリに行ってオートクチュールのファッション・ショーを見たり、デザイナーの方々と対談したり、シャネルで洋服を誂えたりするというもの。しかも1996年のお話だ。カラー写真が豊富なので、ファッション愛好家には楽しいかも知れないが、、、自分には、猫に小判よりもったいないご本ではあったな(笑)

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台湾調味料

台湾土産の調味料


ブログ更新、サボりまくりな今日この頃。

いや、誰に強制されているわけでもなく、またこの駄文を心待ちにしておられるような奇特な読者が多いわけでもなく、熱心に書く必要などこれっぽっちもナイながら、この空白の日々にどうして罪悪感が・・・(笑)


そういえば、コレを書いてなかったな!

先日お会いした、台湾からのお客さま。前回お会いした時も、何か欲しい台湾グッズがあれば遠慮なく言って下さいと、ご親切なお言葉を頂き、今回もまたおっしゃって下さったので、お言葉に甘えて臭豆腐を所望。

って、それはムリか(笑) もしかして、飛行機持ち込み禁、かもね。


で、お願いしたのは、台湾独特の漢方の香りの調味料(画像・右)。台北で立ち寄ったセプンイレブンの店先に漂うあの香り。食堂で頂く汁物にぷーんと香るアレ。それがこの調味料で実現できちゃうのねっ。ウレしー。

そして、さらになんとマレーシアで大ファンになったバクテー(肉骨茶)の素までお持ち下さったのだ!お尋ねすると、もともとバクテーはマレーシアに渡ったチャイニーズの方々の料理ということで、台湾でもよく食されているとのこと。台北では気付かなかったけど、ご家庭で親しまれているのかしらね。


ほら、バクテー。賄いで作りました~(^-^)
肉骨茶

豚肉、ホルモンをバクテーの素を入れて煮込み、レタスやマッシュルームなども適宜投入。刻みニンニクや赤唐辛子などの薬味を入れた醤油味のタレで頂く。


お、美味しいー!!久々のバクテー、旨い~。


ジャスミン米

バクテーには、やっぱりタイ米で。これは、ジャスミン米なんだけど、ダンナはさらにココナツミルクで炊いた。ジャスミンの文字に気づかなかったみたい。けれども、問題なくマレーシア風のご飯になり、バクテーにはやっぱりコレだよなあ。

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