食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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日常生活で使ってみたい「侍」の日本語 武士の言葉を現代に応用した実践会話術


なる本をコンビニで見かけたとある日。

自分「おおっ、拙者かような本があればと日頃より思っていたのでござる。これは一つ、買ってみよう。じゃが、コンビニでかような雑学本を買い入れるとは、ちと恥ずかしい。ゆえ、M彦左衛門には内緒である。」

M彦左衛門「なにをしておる。またマンガでも買うのか。参るぞ。」

自分「あいや、待たれい。」

M彦左衛門「外で待っておる。」


自分「これを頂こう。」

店員「720円です。ありごとうございました。またどうぞお越し下さいー。」

自分「これにて、御免。」


期待通りの好著である。昔の侍の会話例を挙げ、次に現代の侍であるところのサラリーマンが使う場合のシーンに巧みに合わせて分かりやすく解説してある。したがって、自分もまた日常会話に応用してみた。


M彦左衛門「ちと尋ねるが、拙者かねてより所望しておるメタボパンツの2枚目はいつ買うのじゃ。」

自分「恐れながら今手元不如意ゆえ、しばし待たれい。」

M彦左衛門「なに、あれはさほど高値(こうじき)ではないではないか。」

自分「効果も疑問でござれば。」

M彦左衛門「なにをいうか!あれを付けるとなかなかに腹回りが引き締まるのじゃ。それに拙者、持っていながら付けないお主と違うて、メタボパンツでダイエットをすると言うたらするのじゃ。武士に二言は無い!

そもそも、お主のダイエットはどうしたのじゃ。ビリー殿の道場へも近頃通うてはおらぬではないか。」

自分「これは異なことを!通う予定ではある。しかしながら、ビリー殿の道場も近頃では流行遅れ。」

M彦左衛門「たわけ者めが!」



皆さまも、日常に武士の言葉を取り入れて、日本人としての引き締まり感を味わうというのはいかがだろうか。できれば、髷の復活もあるとなお感じが出るというものだ。

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ぐるりのこと。

ぐるりのこと。


色々あるけど、一緒にいたいから二人で乗り越えて寄り添って生きていく夫婦の10年の物語。


夫婦生活のこともカレンダーに印をつけて決めた通りの日にしなければ気がすまないし、相手もちゃんと約束を守ってくれないとイヤだ。そんな風に几帳面で繊細な妻・翔子とちょっと女にだらしなくて仕事も不安定な夫・カナオ。翔子はお腹の子どもを失ってから、だんだんと精神的に追い詰められて編集者としてバリバリ働いていたのに、職場のストレスも重なって仕事を辞めて心療内科に通院する日々。一方カナオは先輩の紹介で「法廷画家」として、働き始め色々な事件の犯罪者たちを描き続ける。

ぐるりのこと。

ある夫婦のあり様を語っただけのストーリーだったら、たぶん自分はこの映画を観なかっただろう。やはり、夫婦の10年に、1990年代に起こった世間を震撼させる事件を「法廷画家」の仕事を通して重ねてみせたところに、とても魅力を感じた次第。法廷画は、裁判のニュースの折に見かけていたが、どんな人たちが描いていたのかは知らなかった。「法廷画家」という職業も始めて知った。


そして、先日死刑が執行された連続幼女誘拐殺人事件の被告や、小学生無差別殺人事件、地下鉄サリン事件などの犯罪者たちを判決を受ける法廷での姿を描く画家たち。判決の場でも心ここにあらずの者、遺族を罵倒する者、掛けられる言葉も聴かずひたすら詫びの言葉を言い続ける者。心が壊れてしまったかのような人たちを見つめ続けてカナオは変わっていったようだ。


壊れそうになった翔子を辛抱強くしっかりと受け止めて、抱きしめられる男に。


ぐるりのこと。

経済的にも安定して人としての巾や優しさをを持ち合わせていく変化は、二人が住む部屋の家具や整頓された様子の描写からも伺える。なにか納得のいく演出だなあ。振り返れば、冒頭のアパートの隅に洗濯物が積んであるようなだらしなさと安っぽさが垣間見える部屋で、夫婦の決め事について話し合うシーンは、ちょっとビックリするくらいのカメラの長回しだった。この気持ちのすれ違いのある夫婦はどうなるのかしらんと緊張感が高まりつつ、話し合いの内容の(傍から見れば)滑稽なことで、ぐっと引き込まれたことだ。


ところで、この映画のオフィシャルサイトにはブロガーのためにダウンロード用の画像が用意されてあったので、早速使わせて頂いた。これは、映画感想を書くブロガーにとって、とても便利なシステムね!ブロガーの書く感想も一つの宣伝になるかも知れないし、常々こういうサービスがあってもいいんじゃないかなあと思っていたので、嬉しい(^-^)

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法医学者であり、東京都観察医務院の監察医として、長年変死体の解剖を手がけてきた経験から読み解く、小説中の死体の謎。芥川龍之介の「藪の中」や横溝正史「犬神家の一族」などが取り上げられている。


なんでこういう本を手に取ってしまうのか。それはきっとあまりにも多い昨今の現実の殺人事件などから、頭の中に事件や死体への回路ができてしまっているのでは、なかろうか。

本書では、有名ミステリーの死体の謎とともに、上野氏ご自身が経験された過去の事件や引退後にテレビなどのマスコミからコメンテーターとして意見を求められた戦慄の事件についても触れられていて、興味を惹かれた。

また冤罪かどうかの控訴で有名な「帝銀事件」、戦後初の国鉄総裁の謎の轢死体「下山事件」など犯罪史上の有名事件にも詳細な考察があり、大変面白く読んだ。「帝銀事件」などあまりにも有名な毒殺事件であるし平沢画伯の名前ももちろん知っているのに、事件の詳しい顛末は初めて知った自分の無知ぶりも合わせて発見(^_^; 



反省:無知蒙昧に加えて、数少ない知ってるコトさえどんどん忘れていく自分。「頭を使うことです。」というアドヴァイスを真摯に受け止めなくては!

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石田衣良さんの初SFらしい。石田さんのSFということと、タイムスリップ(の変形)もの、未来社会に蔓延するウィルスと戦うというテーマにとても惹かれて、手に取ったのだが、、、


面白いことは面白いのだけど、石田さんのSFってなんだか自分的には違和感があったなあ。

石田さんといえば「IWGP」のイメージが強すぎるのか。いや、その他のミステリーも少しだけど読んでいるし、それらはみんな大好きで、やっぱり今の世の中のお話の方がしっくりくる。


「ブルータワー」でも、未来社会の荒廃した新宿や、テロリストたちの本拠地となった新宿御苑が出てくると、その辺りはとてもいい感じなんで、やっぱり現代のシティーボーイ(古い?)のお話のがいいな~。


しかしながら「ブルータワー」の、脳腫瘍で死の間近な男が精神だけ200年後に飛んでまた現在に戻ったりのいきさつ。200年後に人類を壊滅状態に陥れている改変されたインフルエンザ・ウイルスを攻略する世界の救世主と信じられてしまうくだり。なんの術も持たない男が、いったいどうやってこのウイルスの弱点を見つけるのか。といったつかみにぐいぐい引っ張られ読み進んだことである。自分の想像では、このウイルスの原型株(が、あればワクチンを開発できるらしい)を、男が現在に戻った時に地下深く埋め込んで、200年後に送る、と考えたが、結末は違ったね!そんなこと、絶対できるはずないっと思われる想像を絶する方法を彼は採用したのであった。ひー、そんなのムリだってー。いくら漲る血潮の協力があったとしてもさ。


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第12回「日本ホラー小説大賞」受賞作(2005年)


デビュー作「夜市」と「風の古道」の二作を収めた作品集。


学校蝙蝠の噂で「夜市」が開かれると聞いた裕司は、友人のいずみを誘って岬の端の「夜市」を訪ねた。密かに買いたいものがあった。いや、買い戻したいものが。こどもの頃迷い込んだ「夜市」で、裕司は弟を売って野球の才能を買った。それきり弟はこの世にいないものになってしまっていたが、もしまだ「夜市」に弟がいたらなんとかして買い戻したかった。弟はいるだろうか。

 

この世のちょっとずれたところに、人でないものたちが住み、歩く古道がある。人間は知らない道だが、ふとしたはずみや稀に人以外のものの血をひいた人間が入り込んでしまうことがある。古道に入った人である母親から産まれたために、古道のものになり人の世界には出られなくなったレンが辿る古道と、自分が誰であるかの謎が解ける日。


どちらのお話も登場人物が自分の置かれたわけの分からない境遇の中で、それなりに努力したり戦ったりで手にする結末は腑に落ちて気持ちよいもの。


情緒とものの怪雰囲気たっぷりのロマンティックなホラーだなあ。ちょっと湿り気のあるまったりとした空気に包まれる夏の夜や、どことなくもの悲しい風がいつも吹く林の中やひっそりした民家の並ぶ裏道。実に日本人の郷愁感をくすぐる物語だ。

しかし、この世界観はとっても既視感あり。自分大ファンである、今市子・作の百鬼夜行抄の世界と酷似。もちろん人外の世界や人には見えない道の存在など、古来からある世界観であり特定の個人が創造したものではないが、二人の醸し出すその雰囲気はとても似ている。

百鬼夜行抄



夕食:家でのつもりがとても面倒になり、急遽歩いて行ける距離のレストランで外食。テッ・ド・ポールやホワイトアスパラの前菜、鶏もも肉のロースト、仔羊の詰め物、いずれも量がしっかりしていてビックリ。もちろん美味しい。ワインはとてもお手頃なピノ・ノワールを1本。可愛らしいサーヴィス担当のお嬢さんとのやり取りも楽しかった。ワインが好きで、仕事もワイン関係に、いいなあ若くて。これからもワインをたくさん飲めるわね(笑)

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所用でJR桑園駅から乗車するときに、車内で読む本をキオスクで物色。キオスクにしたら品揃えは多いと思ったけど、やはり書店とは違うので無難なところで東野圭吾の文庫新刊ということで、購入。

ちょっとシニカルなユーモアを効かせた短編集。


編集者にコケにされる(売れていない、あるいは旬を過ぎた)作家たちを書いた何作かは、解説を担当している奥田英郎によると、売れなかった時代にされていたあしらいを忘れていない東野圭吾の心に残る、なんらかの感情によるものらしい。人は、「手のひらを返すものだ」ということ。今やベストセラー作家として、回りからちやほやされている東野圭吾にも、そんな過去があっただなんて。


自分が気に入ったのは「臨界家族」。流行は先取りしなくちゃ、意味が無いのよね。思い出すのは、リュックを片方の肩にだけかけるやり方が流行った頃。初めて、自分の住む郊外駅でそれをしているカッコいい女の人を見た時には、衝撃を受けたもの(^_^; で、それを自分が実行した時には、既に街中の人がそうやっていた。遅いのよ(笑)



週刊「釣りしん」のお料理コーナーの取材でいらしたライターNさんと、出来上がった魚料理(シマゾイのポトフ仕立て)釣り新の魚料理

を試食しながら楽しい雑談。Nさんは、映画評のコラムも担当しているので、たくさんの試写を見ている。面白かった映画の話で盛り上がった。


これから公開のクライマーズ・ハイ は、すっごく面白いらしい。自分、原作を読んで感動しているので、絶対観るつもり。Nさんは、堺雅人を絶賛。堺雅人はアフター・スクール にも出ているそうで、こちらもNさんお勧めの作品。時間が取れれば観たいものだが。


最高の人生の見つけ方ジェイン・オースティンの読書会 にも話は及び、どちらも良かったとのこと。オースティン原作の映画化であるプライドと偏見 も良かったそうだが、キーラ・ナイトレイがあんまり好きじゃないそうだ。あら好きだけどなー、でもアクション女優として大成して貰いたいのが自分の希望。


そして、話はニコラス・ケイジのネクスト に及んだ。ダンナの希望でしぶしぶ付き合って観た自分、途中で寝ました~(^_^; クライマックス近くにニコラス・ケイジが増殖するシーンがあり、画面いっぱいニコラスだらけになった時には、「こんなにニコラス要らないよう~」と困惑したものだが、全員そう感じたようだ(笑)

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最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方


そして、最後は冷静に死を見つめようじゃないの。

行き着くところはみんな同じ。本当に誰にも平等に訪れる、お金持ちにも貧乏人にも。


自分も50才を過ぎれば、死ぬことをというか、死ぬまでにどのように生きてどう死を迎えるか、というようなことを考えることも多くなった。

この二人の会話でもあったけど、死ぬ時期を知りたいか、知りたくないか、どちらだと言われればやっぱり自分は知りたい。その時までになんとか身辺整理を済ませたいものね。そうして、時間が残ればやっぱりやりたいことを存分にやって最後の時間を楽しみたいものだ。この二人みたいな贅沢はできないにしてもね。


それにしても、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンとくれば、面白くないわけがないこの映画。実に巧み。完全に彼らの手の中で存分に楽しませて貰ったもの。


・世界一の美女にキスをする。

・涙がでるほど笑う。


ピラミッドもサファリも高級レストランもステキだけど、上のふたつ、良かったなあ、、、

あ、でも南フランスの高級レストランはどこなのかなあ。ご存知の人、教えてくれないかしら。



夕食:またしても、映画前、映画後の食べすぎ(^_^;
鮨空海 映画前。サツエキ地下の立ち食い鮨、空海。食うわ食うわ、ダンナ。職人さんに「たくさん食べてくれてありがとう~」と送り出されたくらい(笑)


直 炊き込みご飯 映画後。おまかせ焼き鳥一人6串と軍鶏の炊き込みご飯。炊き込みご飯は鶏の出汁がすごく濃厚。ゼラチン質たっぷりだって。

直 焼き鳥 直(じき)

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ジェーンク・オースティンの読書会

ジェイン・オースティンの読書会


続いては、こちら。

年令や立場も様々な6人が、美味しいものやワインを楽しみながらジェイン・オースティンの小説を語り合うという、楽しそうな読書会。残念ながら自分、ジェイン・オースティンの小説を読んだことはないのだけど、読んでなくてもこの映画は楽しめる。


シングルの人も、家庭が壊れかけた人も、ゲイの人も、普遍的な愛や人生を描いてるらしいオースティンの小説を読み語りながら、自身の人生も変わっていく。新たな一歩を踏み出して、人が生きてるってかくも楽しい。


この中で、キャシー・ベーカーが演ずるバーナデッドが、自分とても好き。というか、理想的な女の人だわね。ヘアースタイルも着ている服のセンスも、ちょっとひょうひょうとして我が道をゆくという感じも。そして、さりげない優しさやちょっと浮いてる人もフォローしてあげる細やかさ、うーんこんな風に年を取りたいとつくづく思ったわね。そりゃー、遠い目標だけどさー(^_^;



買出し:映画はスガイだったので、ロビンソンデパートの地下食品売り場で賄いの買物。ロビ地下、けっこう好きなので来年1月に閉店というニュースを聞いた時にはかなりガッカリ。場所柄ススキノのお店の人たちの利用もあるだろうし、引き続き営業があればいいのだけど。この日は、今金町の豆腐の試食があり、美味しかったので購入。値段もほどほどで○。

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ナルニア国物語

ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛


仕事や用事で、しばらく映画鑑賞から遠のいていたのであるが、観たい映画がたまってしまい頑張って3連ちゃんで見に行った。

1.ナルニア国物語

2.ジェイン・オースティンの読書会

3.最高の人生の見つけ方


くしくもこの順番で観たら、人生というものがより分かったような気がしたなー(笑)。


さて、ナルニア国では、王位を狙う叔父に命を狙われたカスピアン王子がナルニアの森に逃げ込んで、誇り高き不思議なナルニアの住人たちに会い、角笛を吹くとペベンシーきょうだいがロンドンからやって来た。

映画も観られないくらい珍しくも忙しく過ごしてきて、気づかないうちに少しばかりのストレスがたまっていたのかも。きょうだい達も、現実のちょっと面白くないこともあるロンドンから美しい海や森のナルニアで大いにストレス発散の大騒ぎ。羨ましいなあ、、、と思うと同時に、自分もきょうだい達と一緒に現実を忘れて異次元に遊べる楽しさに、映画ってやっぱりいいな(^-^)


テレビで来日したベン・バーンズを見たらカッコいいんで楽しみにしてたけど、そこはやっぱりファンタジーの鉄則だ。情けないシーンが続いてちっともカッコよくないのでガッカリ~。まあ、若者は最初はみんな未熟なんだし。そうしてツライ思いをして成長するのね。


成長といえば、ルーシーちゃんがますます可愛くなって。次回作も出演するならどんなにキレイになってるか、楽しみ!



夕食:映画前に中華で点心と焼きそば。映画後は韓国料理店で豆腐チゲと海鮮チヂミに冷麺。食べすぎな気もするけど、それよりダンナ、前・中・後にそれぞれビールをタップリ。それ絶対良くないと思うが。メタボ。

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