食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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自宅での朝ご飯用の材料を、週1の休日に買出しに行きます。通常はTストアが行き着けなんですが、先日買物の用事のついでにススキノ地区にあるR百貨店の地下食品売り場に寄りました。なかなかの賑わい、場所柄ススキノでお店を張るママさんやマスターらしき方が、お通しの材料を購入する姿も見かけました。


肉や魚は対面販売で、久しぶりに、無言でカートを押して回るスーパーマーケットとは違うお買物を楽しめました。他のデパートの食品売り場と違って、清算はレジで一括で出来るのも便利でいいいですね。ところどころでは、試食販売もあり、呼び込みの声もにぎやかです。


いきなり目の前に、にゅっと腕が伸びてきて、湯飲み茶碗が差し出されました。「どうぞ、新茶ですよー」と、男性販売員から勧められたお茶を受け取り、頂きますと清々しい香り、ふくよかな味わい、こくと渋みもまろやかなとても美味しいお茶でした。そうか、もう新茶の季節か・・・。いつもは新茶は店の近所の伊藤園さんで、買うことに決めてあるのですが、せっかくなので少し購入して行こうと思いました。

「美味しいわねえ、少し買いますね」と販売員さんに、茶碗を返しましたら、

「ありがとうございます!どのお茶にしましょう」

今、頂いたお茶のお値段を見ると、100g¥2000でした。うーん、美味しいけど高いなあ、と考えておりましたら、

「お安くしますよ!今ねえ、僕ショックなことがあって落ち込んでいたんだけど、お客さんが買ってくれるっていうから、元気出ました。¥500引くから、どうですか」と、いう事で商談成立。

「ついさっき、あれもこれも全部飲ませて欲しいという人がいて、みんな飲んで最後のお茶が美味しくないって言って、なんにも買わずに帰っちゃったんですよ、僕もうホントにショックでー。でも、僕もオトコだ、頑張りますよ!ほら、¥500ちゃんと安くなってますからね!」


試食・試飲したからと言って必ず買わなくてはいけない事はもちろんありませんが、確かにたくさんあれもこれも試飲して何も買わないというのは、あまり気分良くないでしょうね。ワタシの脳裏には、なんとなく我の強そうな小太りのオバチャンの姿が浮かびました。気をつけよう、買わないなら試食・試飲は一つだけに(^_^;


その後、売り場を回ってお豆腐の試食をし、大変美味しかったのですが一丁¥500。スゴク迷いましたが、豆腐好きでもあるし、試食した引け目もあり、購入してしまいました。チーズの試食もしましたが、これは買わずに済ませました。罪悪感が満ちました(笑)


試食する前に、本当に買いたいものかどうかよく考えてからにしようと思ったものです。



夕食:カレイのムニエル、サラダ

飲物:Bourgogne Chardonnay 2003 Dominique Laurent シモン・ビズと違ったこってりタイプ。まろやかでコクと甘味が感じられる。

ドミニクローラン蔵出し/ブルゴーニュ・シャルドネ・ブラン[2003]白

反省:そうかと言って、「どうぞ!」と差し出された試食品を断るのも、気が引けるんだなあ(^_^;

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大沢 在昌 らんぼう

最も凶暴な刑事、ウラとイケのコンビの活躍を描く痛快ハードボイルド。キレやすく、かっとなるとすぐ手が出る最強コンビは、署内検挙率もトップだが、被疑者をキズ物にするのもトップ。ヤクザも恐れる凶暴さは、痛快・爽快で、ひと時ウラとイケになりきって現実を離れるのもいいかも。


で、本編を読み終わり「あ、得した!」と思ったのは、解説を西原理恵子氏が担当していたコト。「私が大沢在昌先生について思っている事。」と題した、漫画付きの解説である。どう思っていらっしゃるかというと、


ドトールの店員。

小さめの証券会社の営業。

自販機にコーラつめてる人。

のんきな父さん。

いやなんか小太り。


だそうだ。本のカバー裏に、海風に吹かれながら煙草をくわえるニヒルな横顔の写真を載せている大御所、大沢先生のコトを。いやー、得した~(笑)



夕食:リストランテ・テルツィーナ  空豆のズッパと、真ダコと、筍のフランが入ったコンソメ(これは1番)が特に美味しかった。皿数が多くて、楽しいメニュー。

飲物:名前を書いて貰うのを忘れたので、白は不明。赤はバローロとだけ記憶(^_^; 三元豚のトマト煮込みとバローロは旨かった。思い出すと、肉を食べながら赤ワインを飲む幸せに思わず喉がなる。男達が食後に頂いたグラッパもスゴかった。

反省:お客様に、「最近イタリアンばかりでフレンチは久しぶりなんで、嬉しいです」と話しかけられて、そういえば、自分もそうだな。フレンチも食べたい!

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 筒井 康隆 ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集

天才・筒井大先生の文学は凡人の自分には、理解できて読んでいるということも無いのではないかとかすかな疑いを持ってはいるが、面白いものは面白い。


この自薦傑作集の中では、自分向きはなんといっても「薬菜飯店」である。神戸にあるらしい、とある中華料理店には医食同源を極めた老料理人がいる。身体の悪い所それぞれに効く料理がメニューに並び、ふと入った「おれ」が、例えば蓄膿症など鼻の病気に効く料理を食べ始めるや、どんどん鼻水が出てきてかんでもかんでも止まらない。その内どろりとしたものや、血膿まで出て、すっきりする。その他、目・喉・肺・胃・肝臓・関節・その他大事な所などに対応する料理を食べ続け、悪いものをすっかり排泄した(その排泄の仕方はもちろんここでは紹介できないほどの・・(^_^;)、「おれ」は、すっかり健康になって店を後にするのである。ああ、この店に自分も行きたい!


この作品が書かれたのは昭和62年とあるが、今流行りのデトックスをそんな昔にもう、小説にしていたという事実に、筒井大先生の天才性を疑うことは誰にも出来まい。



夕食:鰻丼、鯛あらの煮付け、茶碗蒸し

飲物:Bourgogne Chardonnay 2004 Simon Bize 樽を使わないシャルドネだそう。すっきりキレイな味わい。

ブルゴーニュ・シャルドネ 2004年シモン・ビーズ 750ml


反省:酔っ払いとは皆んな同じような生態とは分かっているが、他人の酔っ払い見て、我が酔っ払い直せ。いや、こればかりは責任持てないよな。


先日行った某店、ステキな家具も扱っている。モダンでシックなファブリック使いの一人掛けソファに張り紙。「お子様はご遠慮下さい」ふーん、立派な大人のワタシなら腰掛けてもいいんだな。そうね、コドモは汚い靴底を付けたりするからね。大人のワタシはそんなコトしないし。で、腰掛けて、まああ、なんていい座り心地!高そうなソファねっ。5万円くらいするわね。店長さんらしき女性、苦笑しつつ「もう少し高いです」あらっ、そう。失礼したわ。じゃあ、きっと15万円くらいかしら。「近いですねー」と言って、価格表を調べ、「29万円です」ひぇーっ、とすぐ立ち上がったのは言うまでもナイ(^_^; しかし、帰りがけ懲りずに、3人掛けソファの座り心地も試す。←すみません、酔っ払ってたんです。

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サウンドオブサンダー


タイムトラベル、恐竜、クリーチャー、好きだもの。ダレが何と言おうと(笑)

元はといえば、原作がレイ・ブラッドベリの短編ということで、ぜひ観たかったもの。ブラッドベリを読んでたのは懐かしや、高校時代だ。何十年前?(^_^; 


タイムトラベルでうっかり何かを現代に持ち帰ったばかりに、これこそバタフライ・エフェクトと言うのだろうか? 小さな点が波紋を作り、進化の波はどんどん大きくなって現代に到達すると、大きな変化に。植物が巨大化しはびこって、動物が怪物になり、しまいに我が人類も・・・。

マントヒヒの顔に身体は恐竜って動物は、面白かったな。さかさまにぶら下がって眠ってるところを見るとコウモリの血も入ってるのか。


ライヤー博士がイイ思いをするお色気サービスなシーンがあったが、アレはなんかストーリイ的に意味があるのか?ないと思うなー(^_^;

あと、水中で怪獣と戦い、脱出するシーンでは溺れてしまうが、マウストゥマウス3回くらいで息吹き返すのも、なんかー(^_^;

それから・・・

イヤイヤ、ダレが何と言おうと、好きだね、自分(笑)。



夕食:牛肉ソテー、サラダ

飲物:Ch.Branaire Ducru 1996 Saint-Julien 味わいのバランスも良く、密度も濃い。旨い。

CHブラネイルデュクリュ[1978](赤)  

反省:朝のワイドショーでいつの間にか峰竜太がいなくなっているコトに今頃気づいた(^_^; だって朝はねえ。ご飯食べながら、新聞読んで本読んでメールチェックして洗濯機のポタン押してお茶さしかえて、峰がいるかいないかまで、気を配れなかったわ。ゴメン。

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 ポニーキャニオン イン・ザ・プール

つい最近原作を読んで、面白かったのでDVDを早速レンタルして来た。

ところで、ウチにはDVDレコーダーが無い。従って今まで、ビデオしか借りたことは無かったのだけど、もう近頃ではDVDしか無いタイトルも多い。レコーダーのレンタルという手もあるが、面倒なんでパソコンで観るコトに(^_^; 自室にこもり、一人で夜中にひっそり観ているという閉塞感が、なんとなくこの映画に合っているというか、時折一人で爆笑し自分の笑い声が深夜に響くというのもなかなか(^_^;


原作のとんでも精神科医、伊良部一郎センセイのイメージとはちと違ったが、松尾スズキの伊良部センセイも結構イイ。とんでも振りは原作の方が上を行くが、松尾・伊良部のとんでも振りはなかなかカワイイ(笑)

プール依存症の男は田辺誠一で、この男は診察は受けないがプールで時々センセイを見かける。休憩時間にも泳がせろと警備員に文句を言うセンセイ、警備の目を盗んでプールに飛び込む姿がなんかカワイイ(笑) 持続勃起症の男(オダギリジョー)と一緒に、別れた元妻の所に乗り込み、どうしても面と向かって怒れない男に代わって、「このくされ売女!くされ売女!」と喚くセンセイにはこちらもスッキリ(笑) 小学生の頃、かくれんぼ遊びをしていて放置冷蔵庫に隠れた友達を出してあげていなかったと訴える強迫神経症のルポライター(市川実和子)に付き合って、冷蔵庫を見に行くセンセイ。扉を開けると中から転がり出る骸骨一体とモノすごいスピードで逃げ去るセンセイとルポライターの絶叫(笑)


いやあ、笑えた、笑えた。TVゲームに出てくるような伊良部センセイの診察室や、気持ち良さげなプールの水、登場人物たちそれぞれの自宅のしつらえなど、セットもなかなか良し。どこかおかしく危うげな患者たちを演ずる俳優たちも個性派ぞろいだし。市川実和子のルポライターが、ガス栓や電気のコンセントを指差し確認するシーンはまるで自分を見ているようだし、しまいに確認している様子をビデオに取る様も大笑いだ。


原作を読んでイメージが自分の中に出来上がってから観る邦画に、感心するものはなかなか無いのも仕方無いかと思うが、この映画は原作と映画は別作品と思って観ることができた。笑えるコメディだから良かったのかも知れないけど。



昼食:志おん にて「シャンパーニュの会」定例食事会  鰆の前菜、椀物海老しんじょ、あこう鯛のお造り、焼き物地鶏、ご飯鯛めし、チーズ、デザート シャンパン2本、シャンパンロゼ1本、赤ワイン1本

シャンパーニュと和食のマリアージュがテーマのお店だけあり、シャンパンの豊富さは魅力。Egly Ourietはやっぱり旨い!

買物:友人Tちゃんと、会終了後西岡のパン屋さんまで出掛けてパンを買ってカフェでお茶。

ma douce bakery  マ・デュース ベーカリー 

マ・デュースは「ねえ、ちょっと」と呼びかける時の言葉だそう。

ベーカリー

石臼挽き小麦、天然酵母のバゲットなど色々購入。酸味のあるもちっとしたバゲット。

スコーン  (食べかけ(^_^;のスコーン)

紅茶のおともにスコーン3種類、プレーン・紅茶・ブルーベリー、焼きたてスコーンもカリカリ、さっくり、美味しかった。

反省:家にたどり着くやベッドに倒れこみ爆睡。相変わらずの酔っ払いぶり(^_^;

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 乙一 暗いところで待ち合わせ

この作家さんは、デビューの頃から気になってはいたがなかなか読む機会が持てないでいて、何年もたってようやく今頃、読者デビュー(笑) お若いのに、やるじゃないって感想。


電車のホームから人を突き落として殺したとされる男が、盲目で一人暮らしをしている女性の家に逃げ込んだ。女性に気づかれないようにひっそりと家の片隅に潜む男と、気配に気づきながらも知らない振りをして冷静に普段どうりに振舞う女性。この二人が手探りながら、だんだんとお互いを気づかいあう様子や、世間にきちんと向かい合う必要を自分で気づくようになるまでの心の動きが、丁寧に書かれている。この設定はかなり不自然な状況であるにも関わらず、読者である自分にはとても自然であり、感動的な二人の再生の物語だ。


また、謎解きのミステリーとしても、とてもうまく組み立てられている。伏線の張り方や、関係者の登場の仕方などするりと受け入れてしまって、騙されたことにも気づいてない(^_^; 結末が明かされた時も、なるほどそうであったかと、伏線を思い返しつつ、感心するばかり。


他の方の感想ブログを拝見すると、作風により黒乙一と白乙一があるとのコト。本作は白の方なので、今度は怖い黒乙一を読んでみなければなるまい。



夕食:筍ご飯、浅蜊とじゃが芋の味噌汁、生姜焼き、鯵の刺身

晩酌:Ch.Balestard la Tonnelle 1994 St-Emilion Grand Cru まったりし過ぎず程よいこく。品よく美味しい。

[1994]シャトー バレスタール ラ トネル

反省:美味しいキムチを貰ったけれど、朝食に食べるわけにいかず、晩酌は赤ワインだし、悶々。結局食べちゃったけど(笑)美味しい!

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セーヌ河畔で セーヌ川の岸辺で


ゴールデンウイークを控えて、旅の計画に余念の無い方も多いことだろう。海外旅行に出掛ける人の数は今年も記録更新とのこと、羨ましいの(^_^;


昨日も、5月にパリに出掛けるので、という方と美味しいお店についてお喋りした(その方はタイユバンにいらっしゃるとのこと、いいなあ~)。そして、今日は今月初めにパリ旅行にいらしたKご夫妻のお土産話を伺った。おりしもパリは雇用に関する法律のために、ストライキだデモだと騒然としていた時期。少し心配していたのだけれど、何事もなく無事の帰国。拍子抜けするほど、パリの街は普通どおりだったとのことだ。


マレのファラフェル屋で、ファラフェル(ひよこ豆の揚げたのや茄子、きゅうりなどの野菜をピタパンにはさんだもの)を買って外でそのまま立ち食いして美味しく楽しかったこと。はじめてリドのショーに出掛けて、とても良かったこと。ビストロでお店のお兄ちゃんが一生懸命、親切に料理の説明をしてくれたこと。悪名高きRERのB線で怪しい男たちを見抜いて用心したこと。どのお話も楽しく面白く、聞いているこちらも愉快な気分になり、一緒に笑ったり、びっくりしたり、眉をひそめたり。


有名なサンジェルマンのカフェ「ドゥマゴ」に行ったら、トレイに美味しそうなデザートをいっぱい載せて選ばせてくれたそう。木苺をはさんだマカロンのデザートを貰って、とても美味しかったので写真も撮った。後でガイドブックを見ていたら、そのデザートは「ピエール・エルメ」のものだと分かった。12ユーロもしたそう!さすがにお高いのね(^_^;

エルメ  こちらは以前自分が行ったときに、エルメのショップで買ったお土産。こんなことも、お土産話を聞いていると、楽しく思い出してしまった(^-^)


皆さんはゴールデンウイークはどちらにお出かけかだろうか?お帰りになったら、ぜひ楽しいお土産話をね!



夕食:新札幌デュオの輸入食品・雑貨のお店で買ったタイカレー。店員さん作のポップに「レトルトと侮れない美味しさ」と書いてあるのに、惹かれたもの。確かに結構美味しかった。ココナツ風味で少し甘めのイエローとレモンバームがきいた辛めのレッド。

晩酌:La Chapelle de Lafon-Rochet 1999 Sait-Estephe これまたかなりガシッとしっかりしたつくり。

ラ・シャペル・ド・ラフォン・ロシェ 1998年Le Chapelle de Lafon-Rochet [1998]

反省:また、雪?冬コート洗濯しようと思ったのに、また洗濯カゴから引っ張りだした(^_^; もう勘弁してよーー。

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 乙川 優三郎 武家用心集

凛とした日本人に、清々しい気分になれる。こういうきりっとした時代小説を読むと、明治維新で髷を落としたりしないで、今でも着物に丁髷で暮らして、外国人が無体なことを言って来たら刀の鯉口を切って凄みをきかせるような、そんなままでいた方が面白かったなと思わないでも無い(笑)



夕食:鯛かまのポワレ白子付き、仔牛のソテー

飲物:Chambolle-Musigny 2000 Domaine G. Roumierとてもチャーミングな第一印象で、ちょっとびっくり。チェリーな感じ。甘く柔らかく優雅で、早くも楽しめる。

シャンボール・ミュジニーChambolle Musigny[2002]ジョルジュ・ルーミエ Georges Roumier

反省:今日の感想文は短すぎるかな。くだくだしないで、三行にまとめる、てのもいいかも。でも、その方が技術が必要そう(^_^; 




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 石田 衣良 骨音 池袋ウエストゲートパーク3

 石田 衣良 電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉


IWGシリーズの続きを読んだ。うん、ますます面白くなっている。ハードボイルド文体がマコトに似合ってしっくりしてるんだけど、マコトは何歳になったんだろう。年齢より大人っぽくなりすぎてる気も(^_^;


今どきの若者の生態や、風俗、ドラッグなどの話をそのちょっと外側から見る狂言回しのような主人公の位置づけは、先日読んだ村上龍の怖ろしい小説「インザ・ミソスープ」と、似ている。こちらは、怖すぎて感想も書けないくらいなんであるが(^_^; IWGも、ドラッグでイカれる少年や、SMクラブで行われる秘密の残虐ショーなどかなり突っ込んだ痛い描写があるが、「インザ・・」に較べれば、なにか健全な感じがするな。それはもちろん、マコトのバランスの良い人柄、ひいては作者の若者の未来には多くの可能性があるんだよ、だいじょうぶ、君は自分の足で立ち上がり歩いていける、というメッセージのおかげだ。


Ⅲの「西一番街テイクアウト」では、マコトのおふくろさんがたっぷり出演、活躍してくれたのが大変楽しかった。江戸っ子おかみらしい、気骨とタンカがいいね。今まで、後姿とか声だけとか、まるで刑事コロンボの奥さんみたいな感じだったけど、今回これだけキャラクターがはっきり出ると、マコトのキャラにも厚みが出るというもの。だってマコトのおふくろさんだし、親子は遺伝子が共通なんだし。


ってことで、このシリーズは近くまたまた続きを読むことを確信(笑)



夕食:パエリャ、帆立のヒモとイカとキュウリのマリネというか酢の物?、サラダ

飲物:Givry 2002 Olivier Leflave

反省:マコトのおふくろさんみたいなお母さんになってみたい。ついでにマコトも欲しいな。刺激的な毎日じゃない? ってコレ反省か?

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 宇江佐 真理 あやめ横丁の人々

大好きな作家・宇江佐真理に初めて出会ったのがこの小説。新聞の連載小説で、毎日楽しみに読んでいて、連載が終了する頃にはすっかりファンになっていたものだ。それ以来、文庫で発売されるものは全て購入し、さらに娘や母にも勧めて、彼女達も宇江佐ファンになった。特に母は、文庫の新刊が出ると、即購入し、「もう読んだかい、貸してあげようか」と電話をくれるまでになったのだ。で、この「あやめ横丁」は母に貸して貰ったもの。新聞ですっかり読んでいたので自分では買わなかったけれど、出会いの小説だもの、もう一度まとめて読んでみたくなった。


文庫のあらすじ紹介より

婿入りの祝言の席上、妻に思い人のあることを知った大身旗本の三男坊、紀藤慎之介。逆上して間夫を斬り捨て、妻女を自害に至らしめた彼は、婚家のつけ狙うところとなり本所「あやめ横丁」に匿われる。だが、堀に囲まれたこの町ときたら、場所も住人もみな何やら訳ありで・・・・。

そりゃね、武士が祝言の席で、いきなり現れた男にお嫁さんをさらわれてしまったら、面子にかけてもたたっ殺さなくては末代までの恥と頭に血が昇るのも分からなくはないけれど。その短慮がさらなる不幸を生んで、命を狙われる慎之介は「あやめ横丁」の親分権三一家の居候となった。優しくて美人のおかみさんと、めっぽう活きの良いおきゃんな娘伊呂波(いろは)、それにどこか怪しげな横丁の人々に囲まれての町暮らしが始まった。する事の無い、慎之介は横丁の子どもたちの手習いの先生となり、子どもたちとのふれあいからも何かを学んでいくのだった。


この本の魅力はなんといっても、生き生きとした(といっても皆ちょっとばかり怪しくて暗い人間が多いのだけど)町人の暮らしぶりと、伊呂波たちの使う伝法な言葉遣い。下町の流行り言葉なども多く出てきて、それが各章のタイトルにもなっている。「あめふりのにわっとり」、「ほめきざかり」、「ぼっとり新造」、「あさがら婆」、「おっこちきる」だとか、上流育ちの慎之介同様、「それはどういうことだ?」


将来の不安を押さえながら横丁の人々と気持ちを通じ合わせていく内に、横丁の人々の事情も少しずつ判明する。「あやめ横丁のあやめは花のあやめじゃないんですよ」蕎麦屋の娘のお久から、真実を教えられ、驚愕とともに、人の辛さ、切なさ、それを抱えて生きることの大切さにも気づいて、旗本のぼんぼんが一味違った大人の男になるあたり、宇江佐真理の筆は冴える。またしても、自分の涙腺はゆるみっ放しだ(^_^;



夕食:お肉のテリーヌの切り落とした小さい端っこ(笑)、牛肉のソテー、サラダ

飲物:Bourgogne Rouge

反省:銀行へ行くとつい向かいのセブンイレブンに寄り、オヤツを買ってしまうこの頃。

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