食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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桐野 夏生 魂萌え !

2005年最後に読了した本となったこの小説は、なかなか考えさせられるものがあった。59才で未亡人となった主婦・敏子が一人になった自分の生きる方向を見出すまでに、迷い、悩み、世間と対峙していく過程を描ききる。自分、日頃から、恐れている老後(^_^;、もう怖いものもあまり無いんだけど、アルツハイマーは怖いし(笑) とにかくこの年になれば、嫌でも考えざるを得ない「老後をいかに生きるか」ということを、この本は、一人の平凡に見える女性を通して色々な問題を突きつけてくる。


思いがけず早くに夫に突然死なれる。会社を定年退職して、年金暮らしでも贅沢しなければつつがなくやって行けるだろうし、たまには夫婦で旅行でもして老後を過ごしていこう。漠然と考えていたのに、夫は風呂から上がり倒れて死んでしまった。悲しみや狼狽、葬儀の忙しさ、相続に関する問題。こういう事は本当に誰の身の上にも起こり得ることだろう。他人事ではない。


夫の愛人の女性の登場や、男友達、など新しい人間関係ができてきて、敏子の世界は少しずつ広がるが軋轢もまた増える。50代や60代でも、もちろん異性が気になったり、「まだまだ若い」老人達(失礼!)の豊かな感情が描かれる。敏子は、色々悩んで苦しんだ事も時間とともに少しずつ解決していき、気持ちの整理もつけられて、自分が変わったことに自分で気づく。夫と暮らしていた頃より、自分で世間に向き合うようになった敏子は前向きで魅力的になったのだろうな。ああ、自分もお洒落して、美味しいもの食べて楽しい老後を過ごさなくちゃー!



昼食:買い物帰りに大丸デパート「すし善」でダンナとプチ忘年会。カウンター席が空いてなくて残念だったけど、ビールで「お疲れさま!」

すし善

反省:ビールでご機嫌になり、話がはずんだのは良いけど、例により固有名詞が出て来ない老人。

「ほら、あの、虫がいっぱい出て来る宝探しの映画の・・・」

「・・・インディ・ジョーンズか?」

「そう、それ、それの主演の・・・」

「ハリソン・フォード」

「が、出ているSF映画の古典名作、あーなんだっけ」

「スター・ウォーズか?」

「いやいや、アンドロイドの、あれ」

「アイランド?」

「それは新しいじゃん!今年の夏観たばっかりだよー」

「なんだよ」

「あ~、出て来ないーーー」

8時間後、自宅でようやく思い出した(^_^; 「ブレード・ランナー」

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石田 衣良  池袋ウエストゲートパーク
石田 衣良 少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉

この本をお勧め頂いた方、お貸し下さった方があって手に取ることのできた本。友達って素敵(笑)


このアメリカ産ハードボイルドみたいな一人称語りのスタイルは、嫌いじゃないというか結構好き、なんだけど、読み始めた頃は何か甘いというか、スタイルとお話に違和感があったな。こういう文体で語る主人公の(今まで自分が読んだ中では)多くはもっと大人の男。人生の光も影も知って、背負う重荷のなんたるかも理解しているかのような渋い中年が語るんならね。この本で語る主人公のマコトはまだ10代。本人は思って無くても、夢も希望も無限の可能性もある若者なんだもの。主人公曰く「ガキ」たちのおりなす物語はおとぎ話のようで、なんだか現実感が感じられない。


それでも、池袋をステージに気合入れてる少年達のチームやら、父親に性的虐待受けてる美少女やウリやってる女のコたち。マコトの物事に対して公平な性格のキャラもあいまって、ストーリーは面白く軽く読み進んでいける。勧めてくれた方が「爽やか系?」と言ってたけど、うなづけるような小説である。


こんなもんかなー、と思いつつⅡに進んだあたりから、ちょっと様子が変わってきた。話もシビアになって来たし、なんていうのかなー、行間に身が詰まってきたとでもいうか、ふわふわしたものからソリッドな雰囲気になったというか。たぶん、上達したんじゃないのか。いや大人気の作家さんのことを、こんな風に言うのは失礼なのは承知だけど、本当にⅡの方がずっと面白い。ハードボイルドらしくなったし(^-^)


どこの組織にも属さないマコトながら、チームのキングや、謎の凄腕ハッカー、用心棒、ソープ嬢、コドモ、クールなジュエリーデザイナー、ヤクザの親分までほとんどの人間に好かれるこのキャラにちょっとズルいんじゃないのーと思いつつ、マコトの成長振りを楽しみに、続きを読みたくなる自分である(笑)。


夕食:中華丼、フカヒレスープ

晩酌:端っこを切って貰ったフォアグラのテリーヌとブリオッシュをツマミに白ワイン。やっぱりフォアグラのテリーヌにはコクのある白だ。

Monthelie 2000 Domaine Monthelie-Douhairet

雪摘み Kerner 2002 北海道ワイン

反省:今日はホールのバイト嬢がお休み。すっかりアシストに慣れてしまって甘えた自分がいた(^_^; 1月からはまた一人っきりなんだから、ソリッドにならなくちゃ!

モンテリ ヴィラージュ・ブラン [2000]年(ドメーヌ・モンテリー・ドゥエレ・ポルシュレ)Mont...  【おたるワイン】小樽 雪摘み ケルナー 2002白ワイン 720ml 甘口

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アリゴパッケージ

ふううー、クリスマスも終わり、なんとはなしに一息ついてそうするとなんだか猛然とお腹が空いた(笑) で、夜食用にかねて用意してあったインスタント・アリゴを試してみる事に。


アリゴとは、フランスのオーヴェルニュ地方の大型チーズ、カンタルやライオルなどを作るときにできたフレッシュな固まり(熟成前の若いチーズ)の事だけど、じゃが芋のピュレと混ぜ合わせたチーズ料理としても有名なもの。お餅のようにぐいーんと伸びた熱々のアリゴをソーセージなどと一緒に食べる郷土料理だ。


これは、インタントなので、電子レンジでチンするだけのお手軽アリゴ。ボイルしたソーセージと盛り付けてすぐに完成(^-^)

アリゴ盛り付け

本場で頂くアリゴはからめたフォークを頭の上まであげても、伸びるけどこれはそこまでは(^_^; でも、簡単にできるんだから良し。もっとチーズを伸ばしたければ、グリュイエールやモッツァレラなどを加えるといいだろう。

アリゴ伸びる

じゃが芋の優しい味が美味しくて、お代わり!


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クリスマス・イブの朝が来た。目が覚めてカーテンを開けると外は大雪。しんしんと音も無く降り続ける細かな雪だ。こんな雪は積もる。相当積もる。風の無いのが幸いだけど、交通機関の乱れが心配だなあ。ずっと穏やかな天気が続いていた12月だったのに、イブに。クリスマス・イブに大雪かいー!(T-T)


まあ、それぞれの人の事情により、心配事は色々ってコトで(^_^; ロマンティックなイブの雪を楽しむ、恋人たちもいるのかな。


夕食:あら政の鮨。例により3分完食(笑)

飲物:お客様とシャンパン飲んだり、赤ワイン飲んだり、シャトー・マルゴー79もご馳走さまでした。シンガポール・スリング飲みたいなあ~(謎)

反省:スタッフで混み合う狭い厨房に入り、モノを落とした(^_^;。忙しい時は、入らないようにしよう。メイワクなオバサンだ。

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今シーズン、初転び(^_^;

北1条西13丁目、北1条通り交差点近くで深夜、転び腹ばいで倒れていたのは自分ですー(笑)

青信号の内に渡ろうとかなり手前から走り出したダンナを追いかけてダッシュしていたら、ダンナの走りから昨夜テレビのニュースで見たアシモの走りが脳裏に浮かび、笑いがこみ上げるとともに、足がもつれて転びましたー。アシモ、すごいね、カワイイわ。


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先の水曜日は今年最後の休日だった。ダンナは今年最後の勝負に出掛け、自分も今年最後の買い物&ぶらぶら歩き。本屋をのぞいて、正月休みに読む本を物色。文庫の新刊を少しと、浅田次郎の「プリズンホテル」はBOOK OFFで購入。「プリズンホテル」、面白すぎるー。

浅田 次郎 プリズンホテル〈1〉夏

東急ハンズでは、「風呂フタ」を購入。:結露防止にしっかりしたフタが必要だ。効果アリ。

「モン・ペール」で一人ランチ。ビストロ・ランチというメインにサラダと飲物がついたセットでホロホロ鶏のローストを頂いた。美味しかった。ボリュームもたっぷり。どちらかといえば、一皿でタップリという方が好きな自分には合うランチだ。料理が出来るまでのお供に鷺沢萌の「さいはての二人」を読む。解説の北上次郎いわく、「人情話の名手」。なるほど、泣かせる話が上手いな。ビストロのカウンター席で涙ぐみながら、本を読んでるオバサンというのも恥ずかしい存在だが、幸いシェフは料理を作るのに忙しいからこちらなど見ない。良かった(^_^;

鷺沢 萠 さいはての二人
モン・ペール
札幌市中央区南1条西5丁目プレジデント松井ビル2F
TEL 011-232-3980
http://www.mon-pere.jp/

狸小路10丁目を歩いていて気になったカフェに立ち寄る。狸小路も10丁目ともなれば、かなり場末の雰囲気が漂う。といっても、危ない雰囲気ではまったくないから。肩の力の抜けた、なじみの近所といった感じ。以前ここには小さな飲み屋がいっぱいあったのだが、最近はずいぶん地上げが進んで、空き地が目立つ。「ひょうたん小路」という細い路地があって向かい合って小さなお店が立ち並ぶ、昔ながらの飲み屋街だったのだが、昨年だったか半分が地上げになり、今は片側一列しか残っていなく、「ひょうたん小路」の看板も無くなってしまった。そこに、いつのまに出来たのか、「カフェ」の看板を発見。「ひょうたん小路」にはまことに似合わない業態である(笑)。店主は30歳前後の美人。すっきりまとめ髪がすがすがしいナチュラルな雰囲気のステキな女性だ。コーヒーを飲みながら、先客の男性を交えて気楽な雑談を楽しんだ。狸小路の今昔。新しくできた飲食店。古くからある鮨屋。西18丁目駅近くにある面白いもっきり飲み屋の話(男性客体験談)。


nano cafe

札幌市中央区狸小路10丁目(ひょうたん小路)

TEL 011-261-4520


腹ごなしに東急ストア西線6条店まで、風呂フタをぶら下げながら歩いてゆく。2週間分の食料購入。十勝正直村の豆腐は必ず買う。ここのが一番好き~。いったん帰宅。


今年最後の勝負に勝って珍しく裕福になったダンナがご馳走してくれるというので、ディナーに出掛けた。

今年の秋に出来たばかりの新しいお店。こちらのオーナーシェフはシドニーの超有名店「Tetsuya's」で5年仕事をしていたそうだ。目に美くしく、工夫のある皿がつづくディナーコースは¥6500。皿にそれぞれ合わせたグラスワインのコースが¥4000。円山のビルの3Fにある、こじんまりしたレストラン。とても気さくなシェフとスラリとした美人のマダム。お洒落な料理だ。


Kamimura Yuichi Restaurant

札幌市中央区南2条西25丁目1-1 classA 3F

TEL 011-616-2577

http://r.gnavi.co.jp/h089500/


今年最後の休日は自分的には楽しめた1日だったなー。ぶらぶら散歩は本当に楽しい。最近の狸小路はお勧めの散歩コースだ。


夕食:カレーライス

飲物:Beaune du Chateau 1er Cru 2003 Bouchard Pere & Fils

Chablis Grand Cru Vaudesir 2003 Gerard Tremblay

反省:あんまり面白い話をしているお客様にはつい聞き耳を立て、一緒に笑ってしまう(^_^; 昨日聞いた「とどの肉は旨くない。旨いのは鶴の肉。もっと旨いのはマリモの刺身」というジョーク。話し手の絶妙な語り口に「マリモの刺身」で思わずふきだす。すみません、聞き耳で。 


ボーヌ デュ・シャトー '03(白)Beaune du Chateau [2003]
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唯川 恵
肩ごしの恋人

これまた、自分ではおよそ選ばないだろう本。M子さんが貸して下さったのだ。本屋さんや新聞の広告などで、よく見かける作家だし直木賞も受賞している本作である、実際読めば大変面白い。食わず嫌いはいけないな、とは思うけど相変わらず「恋愛小説」は自分からは手に取れない(^_^; なので、貸して下さるM子さんにはとても感謝。


本作の主人公は二人の女性だ。クールな早坂萌(独身)とセクシーな室野るり子(結婚3回)。二人は5歳の幼稚園児の時からの友達だが、性格は全く違う。しっかり者で頭のよさそうな萌だが、付き合う男と結婚の雰囲気が出てくると、腰がひけてしまう。対してるり子は、自分を幸せにしてくれる男と結婚するために女を磨く、同性に嫌われるタイプの女。そこに15歳の家出男子高校生が絡み、るり子の夫や元カレ、ゲイたちなど多彩な登場人物が話を面白くしてくれる。


ところで、この本を読んでいるとどうも既視感があり、思うのは敬愛する少女漫画界の大御所、一条ゆかり先生の世界である。登場人物といい、ストーリーといい、実に似ている。いや、もちろん全く同じ話というのでは無いけれど、ディテイル、キャラクター、エピソード、両作家ともご年齢もわりと近いようだし、もしかして仲良しなのか?と思うほどである。萌のようなしっかり者だけど、どこか脆いものを抱えているような女や、るり子のような女の武器で世の中を渡ってどんなに批判されようとも歯牙にもかけない女も、一条ゆかり先生のキャラにはいるように思う。それからゲイの男性も。アゴが青そうな男っぽいゲイも、美しいゲイも、おまかせ。一条先生もゲイ好きだ(きっと)。


そして、極めつけは可愛い男子高校生だ。若くて生意気だけど可愛げがあり、年上の女心をくすぐる癒し系少年。いっぱい、いるゾー(笑)。この少年崇が、部屋でるり子と二人っきりになった時に、るり子に迫られるのだけど、崇は「ぼくはるり子さんを抱けないけど、抱きしめることならできるよ」と言って自分の両腕でぎゅうっとるり子の身体を包み込んだ。うーん、現実こんな色っぽくて美人のお姉さんと二人きりになって迫られて、こんな風に癒してあげられる15歳男子なんているか?これは一条先生のマンガだったら、自然なんだなー、だってマンガだし。でも、小説だと。確かにこの小説でも読んでる時は、ああ、こんなに良い子が側にいて癒してくれるなんて良いなあ、なんて思うけど、すぐにこんなんあるハズないやんけーと突っ込みいれたくなるし(笑)


とにかく読んで面白いし、上手いなとも思うけど、この手のお話なら自分としては、一条ゆかり先生でいいな。というか、一条先生にも「直木賞」あげたいゾ(笑)


夕食:「幣舞」の冷やし野菜掻き揚げ蕎麦、ダンナは鍋焼きうどん。ABCマートのおにぎり。

晩酌:Meursault 1er cru La Piece-Sous le Bois Domaine du Chateau

反省:ここへ来て、逃げられた?!ひゃー、明日は我が身かも・・・コワイ(^_^;

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辻 仁成
サヨナライツカ

恋愛小説好きのM子さんお勧めの本。M子さんは、何度も読み返しているらしく、ちょっとばかりくたびれた様子の文庫本が「M子さんの愛読書です。」と主張しているかのようだ(^-^)


バンコクで、好青年の豊は婚約者との結婚を控えているのに、謎の美女沓子と恋に落ちる。仕事以外の時間はすべて沓子と一緒にいるほどに、のめり込むが結局は婚約者との結婚を選んだ。これだけのお話なら、どこにでもあるようなものだけど、それでも狂おしいまでに二人での時間を過ごし、こんなに好きなのに別れなければならないと涙を流す二人の描写は、相当濃密なもの。恋の舞台がバンコクであり、その高温多湿な空気が、恋愛をより濃ゆく、まったりしたしたものに感じさせるようだ。


そして、25年後、、、出世して貫禄のついた豊は沓子と再会する。もうすっかりおじさんだし、良き夫、良き父として立派な家庭を築いてきた豊なのに、その心のずっと奥の封印された場所には、まだ瑞々しい恋がちゃんと生きていたのだった。昔の恋人に会って、ぼろぼろ涙を流すおじさん。一途に昔の恋人を愛し続けて来たおばさん。読んでる自分もたまたま彼らと同世代みたいだけど、状況はあまりにもかけ離れている(笑)こんな情熱的な恋をした経験も残念ながら無いし、ずっと心に住まわせてきた昔の恋人もいないし、でも、それなのに、心が打ち震え貰い泣きをする自分(T-T) いやあ、泣けましたー(^_^; これは、電車の中では読めないなあ・・・。



夕食:鴨胸肉のステーキ、サラダ

飲物:Le Charme Labory 1997 St-Estephe

反省:時と場所を選んで読まないと、ダンナに仕事のことで話し掛けられ涙目・鼻声で返事することに(笑)


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ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード (上)

大変遅ればせながら、世界的ベストセラーの本書を手に取ることができた。図書館に予約申し込みをしたこの春の時点で数百人待ちとのこと。年内には無理かも知れないと言われていたが、12月始めに順番が来たと図書館から電話を貰い、ああこの忙しい時にと思ったけれど(^_^;、せっかくなのでお借りして、上・下2冊期限内に読了すべく読み始めたのだった。案ずるより産むが易し、もっと小難しい小説かと思ったけれど、平易な文章とスピーディな展開、薀蓄部分も「京極夏彦」に較べれば、てこずるモノでもない(笑)。もちろん、ストーリイの面白さは十分であっという間に読んでしまったのだ。


ちょうどのタイミングというか、本書が映画化され現在撮影中ということも知り、主演はトム・ハンクス、共演はオドレイ・トトゥー、ジャン・レノと聞けば、登場人物の顔はもうみんなソレになってしまい読み進むことになった。ジャン・レノがどの役を演ずるのか定かではなかったけれど、たぶんファーシュ警部かな?と勝手にキャスティングだ(笑) それと、お話の舞台の大半がパリで、ルーブル美術館やサン・シュルピュス教会はじめ、パリの見所がふんだんに出て来るところもとても魅力である。もう一度ルーブルの逆さピラミッドを良く見たいものだ。映画の撮影を聞きつけた小説のファンが集まって、撮影に支障をきたすので撮影日や場所が極秘になったというが、さもありなん(^_^;


先日読んだ、坂東眞砂子の「旅涯の地」もキリストの聖杯探しのお話だったが、本書もそれがテーマ。キリストやマグダラのマリアに関しての諸説については、ほとんど知る事の無かった自分だったが、この2冊でちょっとは詳しくなったかも。というか、この辺りの一般常識程度の知識さえ今まで皆無だったことに、ちょっと情けなさも感じたのであった(^_^;。やっぱり、読書が足りないというか、娯楽モノに偏ってるのが原因なんだなあ。この世は、自分の知らない事でいっぱいである。


お話は、色々な謎解きがたくさん出てきてむろん話を先回りして自分自身で解ける、というようなモノでは無いが、主人公の大学教授(象徴学専門)ロバート・ラングドンと暗号解読官ソフィー・ヌヴーが、もうどんどん解明してくれるので、ストレスが無い。こんなにさっさと話が進んでいいのかい、と思うくらい。ラングドンはさぞ頭が良いのだろうな。新たな謎についてちょっと考え込んでいると、パアッと光明が差し込んだように、回答が脳裏に浮かぶらしい。全く羨ましい頭脳である。


一つ、「導師」と呼ばれる黒幕が誰であったかという謎について、読者に対してとてもアンフェアな文章があったと思うのだけど、どうだろうか。それだけは、どうも納得が行かないなっ。


夕食:魚のかまのソテー、鴨のコンフィ、サラダ

飲物:Monthelie Blanc

晩酌:Bourgogne Pinot Noir 2002 Confuron-Cotetidot やっぱりピノ好きだなあ。美しいピノだ。

反省:日常生活で納得が行かないことがあって、それに引っかかっていると他の事に気が回らずに余計にうまく事が運ばない。さっさと解決していかなければならないのに、うまく言えないことってあるよなあ・・・


コンフュロン・コトティドBourgogne Rougeブルゴーニュ・ルージュ2003
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スミス

いやはや、主演のお二人の色っぽさとカッコ良さで最後まで見せてくれました(^_^;

出会ったとたんに一目惚れで恋に落ちた二人が、最初に踊るシーンでもうドキドキ。アンジェリーナもプラピも、フェロモンだしまくりですもん(笑)

アクションだって、カッコいいのなんの。高層ビルの窓から、繰り出すロープを片手で掴んで飛び降り脱出するアンジェリーナ、もう最高。ララ・クロフトみたい(笑)


まあ、とにかくステキな二人に目の保養をさせて頂いたが、お話の派手な部分を取っ払えばある夫婦の危機と再生ってトコロかな。どんなに熱愛して結ばれた二人でも、夫婦となって何年か経てば、お互いアラも見えてこようってもの。カーテンの好みが合わない、料理が不味い、同じベッドにいれば一人はもう眠りたいのに、一人はまだ読書していたい。そんな些細なことから、愛は色あせてゆくものなのね・・・。


そんな時に、危機が訪れたなら、二人で結束して立ち向かうどころか、「もう愛してないわ」とつぶやき、つぶし合いにかかるこの夫婦!幸か不幸か強すぎるんだもの、この二人。とことんやれば理解しあえるってコトも、そりゃあるかもな。ああ、結婚て。結婚てなんだろなー(笑)


それにしても、アンジェリーナ・ジョリーのナイス・バディと割れた唇、ブラッド・ピットの瞳と太い二の腕、うっとり、、、


夕食:銀座園で焼肉。冷麺。先週のチャングムで冷麺を見たら、どうしても食べたくなった(^_^;

飲物:生ビール

晩酌:Moulin d'Issan 2002 (Bordeaux Superieur)

反省:通りすがりに飲食店ウォッチングをしながらだと、いくらでも歩ける我ら。いろんな意味で飲食店好きなんだなあ(笑)


ムーラン・ディッサン [2001]
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