食べて飲んで観て読んだコト+レストラン・カザマ

読んだ本の勝手な感想を中心に、日々の行動のあれこれを綴る。
フレンチレストラン・カザマのお料理ご紹介。


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村上 龍
最後の家族

いつも社会的な話題作が発表されて、読みたくなる事の多い村上龍。しかし、実際にはさほど読んでいないんだな。何故だろうか?図書館に行っても記憶のあるタイトルの話題作が(新刊は別として)ズラリと並んでいて、手にとってパラパラとページをめくっては棚に戻す自分(^_^; 何故だろう?読めば面白いんだけどな。今の話題作「半島を出でよ」はぜひ読みたいのであるが、単行本上・下を購入しようかどうしようか、大変迷っている。誰か貨してくれたら、いいんだけどなー(笑)


ということで、代わりに読んだこの一冊。現代風の家族の崩壊と形を変えた再生の物語。リストラ、引きこもり、ドメスティック・ヴァイオレンス。家族だって、みんな何を考えているのか分からなくなるような、困難な時をどうやって生きていけば良いのだろうか。作者は「誰かを救うことで自分も救われる、というような常識がこの社会に蔓延しているが、その弊害は大きい。そういった考え方は自立を阻害する場合がある」と後書きで述べており、まさにテーマはその事だ。必要な情報は自分で取得し、自分で考えて、自分が今すべき事を自分で決めて実行する。この家族はそうやって、みんなが自立してそれぞれ自分らしい人生を歩き始めた。ええっ、スゴイ、ハッピーエンドだー!家族はみんな家から出て、別々の所に住んで一見バラバラで、元の家族とは全く違ったものになったけど、それぞれの人生をお互いに尊重できるようになった。これはある意味理想の家族のあり方ではないの。現実には崩壊した家族が、こんな風には成れそうも無い、という気がする。という事は、自立する、という事がいかに難しいかの裏返しではなかろうか。


この難しいテーマは、さておき、この小説は一つ、一つのシーンを全ての家族の視点から書いている。同じ出来事を息子の感情、母の考え、父の葛藤、娘の視線、読者は家族全員の心の内を眺める事ができる。感情移入する相手は読み手の心に一番近い登場人物になるのかも知れないなー。自分はやっぱり母、かな?でもね、考えてイタリア留学の道を選び、実行して半年後にはイタリア語を話せるようになって、好きな家具デザイナーの勉強を始めた娘が、理想的!



夕食:たらば蟹のチャーハン 掻き玉汁

晩酌: Bourgogne Aligote 2003 Jayer Gilles  うまー。

反省:ううっ、リーデルのソムリエ・シリーズのコニャック・グラスを割った(T-T)

ブルゴーニュ・アリゴテ ジャイエ・ジル2003年 750ml
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今 市子
百鬼夜行抄 (13)

多彩な妖怪が登場して、大変楽しいシリーズ。

飯嶋律(ええーと今は男子大学生のハズ)は、妖怪と交流のあった祖父(作家の故・飯嶋蝸牛)の血を濃く継ぎ、妖怪を見たり、あちらの世界に足を踏み入れたりできる能力を持つが、基本的に妖怪は怖いので、色々と身を守る術を学びながら成長してきた人。守護神代わりに祖父が付けてくれた式神の「青嵐」が常に律の近くにいる。その本当の姿は龍であり、和服姿のひょろっとした妖怪であり、この世界においては、亡くなった律の父の肉体をまとって生活している。祖母・母・青嵐と古い日本家屋で暮らしているが、伯父・伯母・従兄弟たちなど、祖父の血を受け継いだ者、全く継がなかった者など多彩な人たちにかこまれて、日々妖怪絡みの事件に巻き込まれている。


もう、シリーズが長いので、色々な要素が詰め込まれているが、簡単に紹介するとこんな所かな。長い連載の間には、祖父の子どもの頃や青年期の話、律の子ども時代、祖母の若かった頃など飯嶋家の歴史が描かれているので、一口には説明できないが、とにかく面白い漫画なので、ぜひ、1から順番にお楽しみ頂きたいもの。


この最新巻では、青嵐がある事から身体が分割されてしまい、呆けたような状態になってしまうちょっと困った事態が起きたり、従姉妹の晶が半分人・半分ナニカの恋人との別れが近づくちょっと哀しい話、数奇な運命を辿ってきた叔父の開の活躍、他が収められ大変読み応えがある。が、このシリーズ、だんだんお話が難かしくなっていくような気が・・・? 読み返さないと理解できない時もあるのは、トリ頭の自分だけか?


トリといえば、シリーズ初期から登場している、トリの妖怪にして律の家来となっている二匹、自分としては一番大好きなキャラである。妖力の薄れる昼間は可愛い小鳥の姿だが、夜ともなれば小天狗の姿、あるいは明治時代(?)の人のような化身もし、律に忠誠を誓う愛嬌のある妖怪だ。酒好きで宴会好き、舞を舞って場を盛り上げる芸達者な一面もあり。



夕食:キイサキのポワレ、ラタトゥイユ添え 帆立の耳のバター醤油炒め

飲物:muscadet sevre et meine le petit clos 2004 (Landron)

新鮮で生き生き、若々しいピチピチした魅力に溢れた白ワイン、ミネラリーな感じも強く主張され、イサキは負けてたかも。案外帆立の耳とバター醤油の風味の方がこのワインと対等な力があった。

反省: 何度も思うが、無神経なお節介には気をつけたいもの。だが、なかなか身につかないな・・。

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なんだかあんまり、かんばしい評判を聞かなかったのだけど、やっぱり観たいSF大作。これについて感想を書こうと思えば、どうしてもネタばれになるので、それがイヤな方は読まないで下さいね。



自分としては結構楽しめた映画であった。なんと言っても、猛烈な稲光の嵐の場面、道路に開いた穴から侵略者のマシーンが出て来る所、道路の舗装がバリバリと地割れし、建物にひびが入り、すごい振動で揺れ動きながら倒壊し、人々は阿鼻叫喚で逃げ惑う。なかなかの迫力だ。主人口のレイ(トム・クルーズ)と息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)、娘のレイチェル(ダコタ・ファニング)はなんとか車で脱出し、別れた妻(子どもたちの母親)のいるボストンへ向かう。途中、一軒の家で一晩過ごしていると、轟音と地震のような揺れに驚愕、なんと家の前にジャンボ機のような航空機が墜落したのだ。これもまた大迫力だが、よくぞ3人が無事で、また家の前に駐車していた車も無傷で早速脱出。・・・・そんなのアリ? とにかく大迫力の手に汗握るシーンの連続なので、そういうのが大好きな自分は大いに楽しむのだが、なにせ主人公一家は命からがらではあるが、うまい事助かっていくのが不思議なくらいだ。そりゃー、主人公だもの、当たり前なんだが(^_^;

娘と自分を守るためなら、匿ってくれた男(ティム・ロビンス)と意見の対立の末、殺してしまうし、あまりにもジコチューじゃないのか。息子のロビーは侵略者と戦うんだと言って、レイが止めるのを振り切って軍隊と行動を共にしようと去って行くが、侵略者の攻撃で爆発・炎上、火の海に。軍隊全滅、ロビーも死んだと思われたが・・。

頑張って、頑張ってついにレイとレイチェルは、別れた妻の元にたどり着く。ふわあ、この地は安全だったとみえて、妻も妻の両親も妻の現在の夫もみんな元気、そして死んだはず(と勝手に思い込んだ)のロビーまでもが一足お先に帰っているではないか!一体どうやって。あぜん~(笑)


侵略者の宇宙人やマシーンがまんがチックなのも、ちょっとレベルを落とすが、まあそれは原作が原作だし、宇宙人は地球のウイルスか何かにやられて自滅し、地球人勝利っていうのも古典SFとしての王道だし、それはもう許すけど(笑) 

それから、ダコタ・ファニングの熱演はスゴイ。トム・クルーズもたじたじ。



夕食:宮川本店の鰻重 松

飲物:キリン クラシック・ラガー

反省:上機嫌でキツネ眼になって笑う床屋に行きたてのダンナの顔を見ていたら、ゴラムにソックリな事に気が付いた。で、そのままソレを口にしたが、言わない方が良かったかも(^_^; ゴラムに似ていて嬉しい人がいるだろうか?良く考えてからモノを言おう!

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エミリー・クレイグ, 三川 基好 死体が語る真実

ミステリーの読者として、本の中で死体に遭遇するのは避けられない事である。パトリシア・コーンウェルの小説のファンも多いと思うが、自分も「検視官ケイ・スカーペッタ」のシリーズのファンで、毎年新刊が出るのを楽しみにしている。そこでドクター・スカーペッタが死体を解剖して色々な事が判明するのを興味を持って読んで来た。ミステリー・ファンなら死体の状況について関心があるのは当たり前ではなかろうか? 自分としても決して猟奇的な事が好きな変わり者という訳では無いと、思うのだが(^_^;

この本は”9・11からバラバラ殺人まで衝撃の現場報告”という副題が付いている。作者のエミリー・クレイグは「法人類学者」であり、人類学とは考古学などの分野で、遺跡などから発見された大昔の人骨を研究すること。法人類学となると、大昔の骨ではなく、最近の人骨、火事で焼かれたり、殺されて放置されたりした人骨を調べることとなる。柔らかい組織、皮膚や筋肉、内臓などを調べるのは法病理学。

ドクター・エミリー・クレイグは法人類学のエキスパートとして様々な事故や殺人事件の人骨に関わり、骨が語る事件の真実を明らかにする作業を詳しく描写し、また人間としてそれらの被害者に対する思いや、トランス状態になったかと思うほど仕事に集中する様子や、疲労感や虚しさなどを率直に語る。

腐乱死体の臭いやウジのうごめく様子、バラバラになった死体など誰にとっても愉快なものでは無いが、それを仕事としている場合、それらを単なる対象してのみ見て、感情を入れずに相対する術を身につけないとやっていけないに違いない。作者もそういうプロフェッショナルではあるが、時には人間的な感情が噴出してしまう時もある。

カルト集団ブランチ・デビディアンの集団自決事件にも作者は参加した。小さな子どもの死体も多くあり、小さな脆い子どもの骨を集め、頭蓋骨を復元して完璧な自分の仕事に満足していたら、たまたま復元した子どもの生前の写真を、元気な可愛い男の子の笑顔を目の当たりにして、ショックで涙が止まらなくなる。ひどい目にあった子どもやたくさんの人たちに自分は何もしてあげられない。プロ集団である職場でそのように取り乱してしまった自分もとても恥ずかしい。こんな事で仕事が続けられるのか。そんな作者を警察署付きの牧師が支えてくれた。「みんな、そうなんだよ。みんなそういうい思いをしてるんだ。そうでなくては人間じゃない」

9・11事件の時も身元不明の死体を特定するために、何週間も休みなしで働いた。警察や消防、法科学に携わる人々やそれをサポートする周辺の人々まで、9・11のその後がどんな風に過ぎていったのか、法人類学者の作業の側から、詳細に語られる。被害にあった人々を家族の元に返すために、愛する家族を探して待っている人々のために、仕事を続けた日々。読んでいて本当に色々な事を教えて貰った。

作者はケンタッキー州の法人類学者として、広い州内をあちこちで発見される死体を回収に飛び回るが、回収も大変な作業だ。ある時はロープで体を確保しながら川っぷちの急な崖に散らばった人骨を半日もかけて集める。作者は50代半ばの女性であるが、大変な体力である。自分なら20分で音を上げるだろう(^_^;全くもってプロの仕事とは素晴らしいものだ。

夕食:オッソブッコの煮込み(残り物)

飲物:ch.de mercues 1989 (cahors)

反省:つい自分の骸骨姿を想像してしまった(笑)

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法月 綸太郎 法月綸太郎の新冒険

ミステリーに登場する名探偵は数多くあるだろうが、自分はあまり数え上げられない。もちろん、シャーロック・ホームズだの金田一耕介だの有名所は思い出せるが、いずれも読んだのは遥か昔のこと。最近のものでは、人気の浅見光彦は存じているが、本はほとんど読んだ事が無いし、榎木津礼二郎は好きだが、あれは探偵と言えるかどうか。


本書の法月綸太郎も初めて読んだもの。シリーズものの場合はなるべく発表された順に読むことにしているのだけど、これは「新」が付いているし、初期のもので無いのは確か。そうなると、なんだか既に仲間の輪が出来ている所に、お邪魔したよそ者のような気分がしてねー。今ひとつ、法月綸太郎氏に親近感が湧かなかった。父上の法月警視のキャラクターの方が、ちょっと興味あったけど、警視といえば相当階級が上の偉い人だと思うんだけど、結構気軽に現場に出てるものなんだね。で、いかにいくつも難事件を解決した実績があるとはいえ、部外者であるミステリー作家で息子の綸太郎に、事件の詳しい状況を語って解決の糸口を求めるというお決まりの展開が、なんとなく違和感感じるしなあ。また、綸太郎の年齢や容姿などが読み取れないのも、少し寂しい。この辺りは初期の作品を読めばいいのかも知れないけれども。


この本に納められているお話の中では、「身投げ女のブルース」がわりと好きだ。色々と画策するも、破滅に向かっていく人間が、切ない。本当はこういう本ではプロットやトリックの妙を楽しむものだろうとは思うのだけど、生来のトリ頭では推理力も無く、結末前に犯人やトリックが分かることなどめったに無い自分だ。なので、登場人物のキャラクターや心理、思いがけない感情の発露などを面白がる事に読む楽しみを見出す事になるのね。


夕食:黒ゾイのポワレ、赤ワイン・ソース

飲物:saint- veran 2001 Verget

反省:そういえば、昔仕事で裏でコソコソたくらんでいたら、上司に「いったい何を考えているんだ?」と怪しまれたことを思い出した。ゴマカシたけど、その仕事はやっぱり破滅だった(笑) 何事も正々堂々と。


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いやあ~、怒涛の週末と夏バテでブログの更新が遅くなりましたー。

ここの風は涼しいんだけどな・・・やっぱり東京の湿度かな。

さてと。アメブロのお知らせに「現役力士のブログ」の紹介があったので、ちょっと見に行ってみたら。あらら、普天王関?あらま、可愛い~(^-^) 24歳? 若いわねえぇ。ふふ。

大相撲ファンの自分であったが、近年は贔屓の力士の不甲斐なさに、いつの間にか大相撲ダイジェストすら見なくなっていた・・。知らない内に番付上位にいる普天王。ちょっと相撲ファンに戻ろうかしらん?ふふふ。

現役力士のブログ。これは楽しい。今日は千秋楽だったけど、たぶん不戦勝かな? 不戦勝が二つもあるとなんですが、10勝5敗で技能賞受賞はまずまずの好成績。場所中、毎日ブログの更新があり、その日の取り組みの感想や反省などが、少しの言葉とたくさんの行間(笑)で、表現されている。コメントもいっぱい付いて、ファンの熱い応援が頼もしい。「大阪のオバチャン」はブログの更新時間の遅いことを心配して、「明日もあるのだから、早く寝てください」なんて注意してるし(笑)、なんかほのぼのしてる。


普天王関の丸い可愛いカオ、見に行ってみたらいかがでしょ。お気に入りブログに登録しようと思ったんだけど、どうやるのか未だ分からない(^_^; アメブロトップページに紹介されているので、そちらからぜひ、どうぞ。

あざーーーーす!!



夕食:釧路産、秋刀魚の塩焼き 大根おろし添え

試飲:Ch. Lafite Rotchild 1979

反省:やっぱり素麺やざる蕎麦や冷やし中華ばかりじゃ・・・

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ふと、そうだ、東京へ行こう、と思い立って、ネットでチケットをマイレージ特典で手配したら、幸いあっさり取れた。自分達がどこかへ出掛けるのは、たいがい何か美味しいものを食べようというのが目的。


お昼に着いて品川のアトレにある「オイスター・バー グランド・セントラル」で牡蠣を食べようと思った。なので、羽田から京急で行こうとしたら、京急の第二ターミナル駅が何故か封鎖されている。第一ターミナルに回って利用して、と言われてシャトルバス乗り場に向かうと、赤色灯を回した警察車両が何台も停まっていた。後でTVのニュースで駅のトイレで爆発物が発見されたと知ったが、テロの恐怖が生々しいこの頃、日常生活も不安と隣り合わせである。


「オイスター・バー」では、アメリカ産や広島産、我が厚岸産などのそれは美味しい生牡蠣の盛合わせをツルツル食べて満足。お店もニューヨークはマンハッタンの「グランド・セントラル・ステーション」の駅構内にある本店の作りを模して同様の雰囲気を醸し出したもの。爆弾騒ぎで到着時間が遅れて、昼時を過ぎたため店内は空いていて、その分のんびりと牡蠣を楽しめた。

oyster


銀座に取ったホテルに向かう途中、なんだかソワソワしているダンナだ。暑いから早くホテルで一休みしたい自分なのに、「オレはちょっと大事な用事がある」と、方向違いへ進んでゆく。何かと思えば、西銀座のチャンスセンターだった(笑)。ここはナンでも、日本一宝くじの高額当選が出る売り場なのだそうだ。あきれたが、ダンナは東京に来る事になった時から、ここでジャンボ宝くじを購入することを決めていたのであった。まあ、当たったら分けて。その後、ホテルのTVを見ていたら、ここの売り場が写った。なるほど有名な売り場なんだな。発売初日の光景が放映され、売り場は長蛇の列である。2時間も3時間も待って購入するそうだ。そんなにご利益のある、売り場なら、ぜひウチのダンナにも当たって欲しいものである。



夕食:ポワン・ドゥ・デパーで美味しいフレンチ。

   「フォアグラのプリン」は大変魅力的。自分の食べかけ(^_^;であるが、写真でご紹介。

point


飲物:Chambolle-Musigny 2002 Bruno Desaunay-Bissey

反省:とても魅力的な女性がいるからといって、チラチラ視線を送らない。


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桐野 夏生 錆びる心
この本は短編集で、どのお話も訳のわからない人の心の内が描かれたり、捻りや落ちが効いて面白いもの。いずれも楽しんで読んだが、中の一編「ジェイソン」の最後の文章を読み終わった時には、背筋が寒くなった。これは自分の身に引き換えて・・・ゾッとしたという意味である(^_^;

「ジェイソン」とは有名なホラー映画「13日の金曜日」の主人公の名前である。そして、この短編の主人公が学生時代にに付けられたあだ名であるのだか、当の本人は就職して結婚した現在まで、そのあだ名の事は全く知らなかったのだ。ある事件をきっかけにそのあだ名の事を知り、どうしてそんなあだ名を付けられたのか、昔の友人達を訪ねて歩き、少しずつその理由が明らかになる。


大酒を飲んだ次の日、記憶が失われていた経験のある方は多いかと思う。実は自分もままある(笑)。翌朝全く覚えていない、自分の行動を家人から指摘され、愕然・呆然・羞恥・絶望の感情の嵐に振り回される羽目となるのだ。そういう経験のある方は、ぜひこのお話を一読される事をお勧めする。自分同様、背筋が寒くなるはずである(笑)。



夕食:カレーライス 何故か別添えでイカミミの炒め物と牛コロコロステーキが付いていた。まあ、残り物処分なのであろう。

反省:ヒマだとタカをくくっている時に突然の忙しさ。油断大敵、ユルくならない。

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食べる事の好きな自分は、だから人と雑談をしていると良く、美味しいものや面白い食べ物なんかの話になる。先日は、スエーデンで何年か暮らし、今も年に何度か仕事絡みで行く事があるというご夫妻と話をした。外国の食べ物にはいつも興味がある。で、まずこう質問した。


「スエーデンの主食はなんですか?」

「ジャガイモですね」

「やっぱり? ヨーロッパってホントジャガイモ食べますよね」

「パンやパスタ、ライスも食べますけど、ジャガイモを一番食べますよ」

「えっ、ライスも?」

「パサパサのタイ米みたいのなんですけど、ジャスミンの香りがついてるんです。あれはイヤ~」

「ジャスミンの香り・・・うーん、イヤそうですねー(^_^;」

「パンも食べるんですけど、あれは主食じゃなくて前菜ですね。前菜の皿と一緒にパンが出て、前菜が終わるとパンも下げられてしまうんですよ」

「へえええー」

「で、メインディッシュには茹でたジャガイモかマッシュポテトがたっぷりついていて、やっぱりそれが主食ですね!」


次の質問はこうである。


「スエーデンで国民食といったらどんな料理でしょう?」

「それは、ミートボールですね」

(本当はスエーデン語の名前を教えて下さったのだが、例によって忘れた(^_^;)

「ミートボール、まあ肉団子にブラウンソースがかかっていて、そして必ず、レッドカラントに似たベリーのジャムが付くんです。そのジャムをソースに混ぜたりしながら食べるんです」

「ジ、ジャムですか~」

「それがっ美味しいんです!これは家庭で本当によく出されますよ。レストランにもあります。スエーデンに行ったら、ぜひミートボール食べて下さいね。本当に美味しいから」


スエーデンは遠いが、ミートボール料理、食べてみたいものだなあ。


スエーデンにも日本食レストランはある。ご主人が知り合いに連れられて、初めて行ったあるレストランでは、まず味噌汁が出された。味噌汁だけ。他の人たちは皆味噌汁を食べ始めた。彼は真っ当な日本人であるから、味噌汁だけを食べるなんて事はしない。他のおかずやご飯が出るのを待っていたが、他の人たちは皆味噌汁を食べ終えて、彼の方を注目する。で、言われた。「君が食べないから、次の料理が出て来ないんだよ」「えっ!」そこで彼は慌てて味噌汁を食べ終えると、全員の味噌汁の椀が下げられ、やおらメインデッシュのおかずとご飯がサーブされたのであった。

ヨーロッパ各国では、前菜と主菜、デザートという食事が多いが、その場合一皿ずつ片付けていく。前菜と主菜、デザートを一度に全部出されたら、どうしたら良いか困るであろう。そこで、日本食も彼らのなじんだ習慣にのっとって一皿ずつサーブされるということだ。スエーデンの日本食レストランが全てこのようにサーブするとは限らないが、確かに彼はこの体験をしたのであった。


外国のご飯は面白い。愉快なカルチャーショックである。



夕食:素麺 揖保の糸、おにぎり(素麺の薬味はすり胡麻が好き)

反省:また、喋り過ぎ






 

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 姑獲鳥の夏PerfectBook

京極夏彦ファンにとってはたまらない映画の公開である。16日(土)公開であるが、本屋に勤務の娘が試写会のチケットをゲットし誘ってくれたので一足お先に鑑賞。大変、親孝行な娘だ、珍しく(笑)


京極作品は「嗤う伊右衛門」が既に映画されているし、TVドラマ化されているものもある。しかし、京極堂、榎木津探偵の登場するこのシリーズの映画化はまた格別のものがある。


京極堂こと中禅寺秋彦、作家の関口巽、探偵・榎木津礼二郎などの主要キャストが、どれほど自分のイメージに近いか、鋭いチェックが入るのだ。今回、関口巽(永瀬正敏)はなかなかイメージに近い。暗くてクヨクヨのくせに、一途などうしようもない男。こんなヤツ、うざったいから放って置きたいのに、そーもいかないかーみたいな所をうまく演じてくれたね。

探偵・榎木津礼二郎は阿部寛が演ずると知った時は、やや年食ってるかなーと思いつつもまあ良しとしたが、実際に映画を観たらば、もっと訳わからん事を言う人物に仕立ててくれなくては困る!だいたい榎木津が人の家(依頼人だけど)に入るときに「ごめんください」などとキチンと挨拶なんてするか。もっと100倍傍若無人な態度でふるまって貰わねばイケナイ。

そして、京極堂(堤真一)だが、なんだか普通の人過ぎる。もっと凶悪な目付きはできないのか。関口が何か話しかけようものなら、嫌~な顔をしなくてはならない。いつも不機嫌そうにしていなくはいけない。そして、「憑物落とし」のために、着替えて登場するときはこんなにあっさりと出て来てはイケナイっ。ここで憑物落としになるのは、一つのクライマックスなのであるのだから、もっとおどろおどろしくというか、荒野の7人のようにというか、荒れ地で強風に吹かれているかのようなイメージでカッコ良く登場して欲しいのである。


とはいえ、全体に流れる雰囲気は京極ワールドをかなりうまく表している。関口や京極堂の家、久遠寺医院の佇まい、めまい坂(もっとも、自分としてはこの坂はもっと広くて大きな坂と思っていたが)など、浸れる映像がいっぱいだ。ファンとしては、浸りつつ突っ込みを入れるのが、楽しい所であると思われる(笑)


奇怪な事件を描いたストーリイではあるが、そんなに不気味を感じるようなものでもなかったのだけど、唯一大変怖かったのが、久遠寺医院の院長夫人役のいしだあゆみ。老け顔のいしだにもショックを受けたが、劇中「うおあっ!」と叫ぶシーン、その声のあまりの怖さに座席で縮こまってしまった自分(笑)あー、怖かった。


まさか次は「魍魎の匣」? やるかなあ? 当然突っ込みは入れさせて頂くが、映画化はぜひ期待したい所ではある。


夕食:鰻丼、蛤の吸い物

晩酌:Santenay 1995 Henri de Villamont

つまみ:ラタトゥイユ、ポテチ(柚子胡椒味)本当はポテチのブログにしようかと思ったくらいポテチ好き(^_^;

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