• 07 Mar
    • 台湾一周ツーリング2017・反省会編

      はい~反省会です。 参加者は約一名です(笑)。 台湾一周ツーリング2017、まとめます。   期間、2017年2月13日(月)~17日(金)、4泊5日。   まず、お金の話。 総額、107574円、1台湾元=3.8円で換算しています。 現地の物価は実感として日本の2~3割引きです。 飛行機代、43780円。羽田↔︎桃園往復、ピーチアビエーション。LCCとしては、多分高いです。タイミングが悪かったということで。私は3週間前でしたが、もっと早く予約すればまだまだ安くなると思います。手荷物を預けると別料金がかかるので、ヘルメットもバックパックに入れて機内に持ち込みました。 スクーターレンタル費用、22800円。内訳、125ccで1日3040円×5日、担保金7600円。レンタルスクーターの担保金は交通違反が無ければ3ヶ月後に戻ってきます。レンタル代は現地基準だと割高なようですが、外国人に貸すリスクを考えると仕方ないというか、貸してもらえるだけありがたいです。 食費、10201円。1日平均2040円。食べ物にこだわらない人ならまだまだ節約できます。街の大衆的な食堂などは本当に安いです。私はむしろもっと色々食べたかったくらいですが。 宿泊費、4泊で9114円。1泊平均2279円。かなり節約した感じですが、特に一人旅なら相部屋の安宿のほうが旅人同士の交流も生まれるし、面白いと思います。 お土産代、5604円。 運転免許の中国語翻訳文取得費用、4377円。JAFの支部の近くにお住まいなら窓口で手続きすれば3786円で済みます。現地台湾の交流協会で手続きすればその半額くらいです。 ガソリン代、4062円。レギュラー1リットル100円前後、平均燃費1ℓあたり約37km。 ガイドブック代、1836円。 海外旅行保険、1660円。 中華電信プリペイドsimカード5日プラン、1140円。 空港↔︎台北間のバス代、往復950円。 両替手数料、266円。 その他雑費、1784円。 羽田空港からのデータですので、自宅から羽田までの往復交通費その他を入れるとあと13000円くらい使っています。   次に言葉の話。 日本語は空港以外はほぼ通じませんでした。台湾人は親日なのは確かですが、日本語だけで通すとなると、ある程度高級なホテルやレストラン、もしくはツアーということになると思います。 むしろ英語のほうが通じます。台湾人の英語力は日本人より若干上くらいでしょうか。ただ、流暢でなくとも英語でコミュニケーションをはかることは日本人より抵抗がない印象です。街中の案内板なども中国語の次に英語表記で、日本語はあればラッキーくらいです。 戦前、日本統治時代は日本語が公用語でしたが、戦後の国民党による日本語禁止の政策と反日教育によってすっかり地ならしされてしまったようです。 戦前に日本語教育を受けたいわゆる「トーサン(父さん)世代」の方々はネイティヴな日本語を使えるはずですが、今や80~90歳代となり、今回の旅でお目にかかることはありませんでした。 まあ語学力があるに越したことはありませんが、「ワタシニホンジンデース!」と開き直ってジェスチャーだけで通しても結構なんとかなります。 ちなみに私が使った中国語といえば、「你好」「謝謝」「再見」「加満(満タン)」くらいです(笑)。   そして気候の話。 沖縄とフィリピンの間にあるだけあって、2月でもかなり暖かいです。北部と南部で少し差はありますが、私が滞在した期間の平均で最高25℃、最低15℃くらいでした。これは東京で5月、会津盆地で6月くらいの気温です。 冬は乾燥すると言われますが、雨はほとんど降りませんでした。これは日頃の行いが良いせいだと思います。 中南部の都市、特に嘉義~台南~高雄あたりはかなり空気が汚れていました。オートバイならマスクは必須です。   続いて治安の話。 台湾人の交通マナーは最悪です。自分の身は自分で守るという意識が大事です。 その他は危ない目にあうといった事は特にありませんでした。   便利だった話。 やはりグーグルマップが最強でした。ナビはこれひとつでOKです。ただ、車線が複雑なので都市部の分岐は要注意です。 ダイヤモンド社のガイドブック「地球の歩き方 台湾」。宿と食堂はほとんどこれで探しました。 食堂には手書きの注文票が用意されていることが多いです。言葉が通じなくても数量を書いて店員さんに渡せばOKです。   困った話。 トイレにトイレットペーパーは流せません。必ず備え付けのゴミ箱に捨てなければなりません。ウォシュレットも全く見かけなかったので、運のついた紙を残していくことになります。    気になる台湾女子の話。 メガネ率が高いです。黒髪率が高いです。化粧は薄めです。純朴な感じです。気候のせいか、露出度は高いです。スラリとしたスタイルの人が多いです。もちろん地域差はあります。以上、主観です。    その昔、オートバイで初めて北海道ツーリングに行った時、フェリーから函館山が見えた瞬間は涙が出るほど感激したものでした。同時に、もう次はいつ来れるかわからないとの思いから、見るもの触れるもの全てが尊いものに思えました。 今回の台湾一周ツーリングを計画したときに、その初めての北海道のことをふと思い出しました。海外に行くのはこれがやっと2回目、しかも初めての海外一人旅。個人旅行だから全部自分で段取りをしなければなりません。何もかも未知の領域で、一つずつ手探りです。にもかかわらず「台湾旅行」ではなく「台湾一周ツーリング」にまで飛躍したのは、かつて日本一周を達成した時の自分への挑戦でもありました。自分の中のハードルを上げていかないと成長はない…。 台湾行きを決めてから出発するまでの1ヶ月間は旅の準備を過不足なく進めるとともに、台湾に関する書物を必死に読んだり台湾映画を手当たり次第観たりと、これでもかと自分の中に台湾をインプットしていきました。日本一周の時はほとんど場当たり的で、風の吹くまま彷徨っていましたが…今回はもちろん日数が限られています。台湾は九州とほぼ同じ大きさ…ということは4泊5日程度では一周は出来てもしゃぶり尽くすことは不可能です。なので、取捨選択をするためのインプットでもありました。結果として、5日間にしては相当内容の濃い旅になったと感じています。  まだ見ぬ台湾のあれこれに想像を巡らし計画を立てていた期間は至福の日々でした。出発前に拝見した数多くの台湾ツーリングブログからは貴重な生の声を頂きました。そんな諸先輩がたに敬意を払うとともに、今後同様の挑戦をお考えの方にとってのひとつの参考(反面教師)となればと考え、ブログという形で公開させていただきました。そして旅を終えてああだこうだ振り返りながらこうしてブログを書くこともまた、私にとっては貴重なアウトプット体験でした。  台湾という国については本編で色々書かせていただいた通りです。キラキラと輝く宝石のような、それも見る角度によって色が変わるような魅力を放っています。 そして台湾ツーリングということで言えば、走りそのものを楽しめる道にあふれています。標高3000mを超える山岳横断ルート、断崖絶壁落ちれば海という絶景海岸道路など、バラエティに富んでいます。ただ、台湾は実用第一のスクーター文化の国で、せっかくの良コースの数々を楽しむにはまだ環境が整っていないのが現状だと思います。日系企業がここに目をつければ大きなビジネスチャンスがあると個人的には思うのですが…。それこそ、北海道ツーリングに行くくらいの感覚で台湾ツーリングを楽しめる時代が来ることを願っています。 近くて近い国、台湾。次にまた行くときが来るとしたら、もっともっと気軽で身近な場所として訪れることになるでしょう。   はい、まとめました。読んでいただき、ありがとうございました。またどこか一周したら更新します。 …あ、例によって「本当に面白い話」はブログには書けませんので(笑)、また別の機会にでも…。    「おまけギャラリー」 台湾のエスカレーターは歩く人に左側を空ける、日本でいう関西方式です。 台北市内のヘルメット店、低価格で品揃えは豊富なようです。 台北市内、「ラーメン二郎」風のラーメンがあるという「楽麺屋」。 台北市内のよくある路駐風景、撤去期限を示す札が貼られています。 台北市内の24時間サウナ、休憩所で宿泊も可能です。 台北市内の日本人向けキャバクラ、入口は左側です。 コンビニ駐車場で見たビッグマシン2台、現地では超高級車です。 コンビニのトイレの壁画。 湖を撮ろうとしたら偶然フレームに他の観光客が…偶然です。 柵を越えてはいけません。 嘉義市・安蘭居青年会館の素敵なメッセージノート。 おねーちゃん2人乗り、これが飛ばすのなんのって。 烏山頭ダムのトイレの中になぜかあった無料のシャワー室。 八田像の前に植樹されていた八重桜、命名は李登輝氏です。 4人乗りは未確認ながら、3人乗りまでは結構目撃しました。 彼氏の後ろでスマホを操作しながら乗る彼女。 台南市で見かけた18禁(?)ショップ、残念、閉まっていました。 空クジ無いよー。 高雄市の夜景の名所でナンパ中。 六合国際観光夜市の蛇料理店、ちょっとお高めです。 港町ならではの新鮮なお魚が自慢です。 台湾最南端の案内板、最南端が一番名所化されていました。 台湾のコンビニはゆったりサイズです。 コンビニのハイスペック給湯マシン。 ヴァレンティーノ・ロッシ! 忠義堂の日帰り温泉で髪を乾かす女性たち。 「NO NUKES」 鵝肉先生での相席風景、一人対家族、圧倒的アウェー感。 海と崖の名所、清水断崖。 イイね!パート2。 台北でも、二度漬けお断りやで!   おしまい。

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  • 06 Mar
    • 台湾一周ツーリング 5日目 花蓮〜台北 後編

      2月17日(金) 晴れ     台湾といえば、な観光名所・九份(きゅうふん、ジォウフェン)に向かっています。 基隆山の麓から山道を登ります。   九份老街バス停前に到着しました。 観光客が散策の起点とする場所です。 道が狭いうえに人も車もいっぱいなので路駐はさすがに無理です。   「駐輪場あるよー。」 と、バス停の向かいの呼び込みのおじさんに誘われ、2時間50元(約190円)で置かせてもらいました。   バス停から続く基山街というアーケード街を進みます。 土産物屋と食堂がず〜っと並んでいます。   とにかくすごい人です。 歩くのもままなりません。   その人波をかき分けて強引に進むスクーター! 車両進入禁止じゃないんかーい!?   お店のジャンルは幅広く、台湾中のあらゆるものが揃っているのではないでしょうか。   九份に来たらこれを食えと評判の芋圓(ユィユィエン)店、頼阿婆芋圓です。   タロイモやサツマイモの粉を小麦粉と一緒に練って団子にしたもので、さっぱり甘口の汁に入れて食べる九份名物のスイーツです。 「冷たいのと温かいのあるけどどちらにする?」 と聞かれて5秒くらい考えていたら「じゃ冷たい方ね!」と勝手に決められました(笑) 。   団子は色とりどりで何色か混ざっています。 モチモチした食感で上品な甘さです。 45元(約171円)です。 あ、朝から走りっぱなしでリッツしか食べていないんだった。   厨房の奥では職人さんがずっと団子を作っていました。 自家製・手作りにこだわっていますね。   アーケードを抜け、石段を下ると町と海が見渡せるスポットが現れます。 元々九份は9戸しかなかった小さな集落でした。 19〜20世紀に金鉱が発見されてゴールドラッシュが起こり1930年代に最盛期を迎えるも次第に廃れ、1971年に閉山しました。   レトロな街並みは九份が栄えていた日本統治時代の面影です。   石段沿いには侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の1989年の台湾映画「悲情城市」のロケ地があります。 この映画で九份は再び脚光を浴び、90年代の九份ブームで一気に観光地化が進みました。   悲情城市 [DVD] 5,184円 Amazon   日本では映画「千と千尋の神隠し」のモデルといわれる街としても有名です。 その象徴的な場所・阿妹茶酒館、夜になるとライトアップされて一層雰囲気が出るようです。   千と千尋の神隠し [Blu-ray] 7,344円 Amazon   正直、九份はあまりにもベタベタに観光地化されていて、楽しめないというか疲れます。 まぁなんとなく予感はしていましたが…。   この高みから見渡す基隆港の方がよほど心に残りますね。   こちらは九份の路地裏で見かけた郵便屋さんのバイク、台湾の郵便は緑がイメージカラーです。 このバイクを見ると台湾映画「海角七号」の主人公を思い出しますね。   海角七号/君想う、国境の南[Blu-ray] 5,184円 Amazon  あぁ、恒春もゆっくり訪ねたかったなぁ…。     九份をさらっと見たところで、いよいよ台湾最北端に向かいます! …やっぱり最北端というのは特別な響きがあるのか、高揚感がこれまでと違いますね!   いつものように駐車場からは遊歩道を徒歩で…って、おじさんズルい!! …この3分後、立ちゴケしたおじさんを私が救出することになります。   「謝謝〜〜!」 と言って何ごともなく釣り道具を持って海へ向かうおじさん。 う〜ん、たくましい。   これが台湾最北端の富貴角燈塔(灯台)、幾何学的なデザインです。 1897年、やはり日本統治時代の完成です。   台湾最北端に到達、証明写真! あまりの暑さにTシャツ一枚になっています。 これで台湾島の東西南北の四極に到達、文句なしの台湾一周まであと少しです!     あとはまっすぐ淡水河に沿って台北に戻ればゴールです!! このへんから無性に寂しさが込み上げてきます(泣)。     いよいよ最後の給油になるんですが…この給油所の店員の女の子が最高に愛想が良くて愛嬌があって声も仕草も可愛らしい、理想の台湾女子であったことは特筆しておきます! さすがに記念写真撮らせてくださいとは言えず、こっそり撮ったらモロにカメラ目線だったという…。 (やだ、なにこのおっさん…) と思われたに違いない…。 …いや、つまり、その、台湾の給油所ってコンビニに匹敵するくらい無愛想でやる気無さげな人が多かったので、こんな素敵な店員さんもいるんだ!と感激したという話です。     さて、高層ビルと高級外車が増えてきて、ゴールが近いことがわかります。 ちなみに台湾を走る車は都市部では6〜7割、地方では9割くらいが日本車というのが実感です。   そしてスクーターの大群…台北に戻ってきましたよぉ〜。 なんだか懐かしく思えます。     バイク屋さんに無事帰還しました〜〜〜イェーイ! キムコVJR125さん、5日間付き合ってくれてありがとう! あなたを相棒に選んで良かったです! 台湾基準のガソリンスカスカ返却、名誉の汚れもそのままに(笑)。 環島COMPLETED!     2月17日(金)、5日目、走行距離320km、累計1512km!   バイク屋の店員さんにはさすがに「台湾一周してきました〜!」とは言いづらく(苦笑)、ごく事務的なやり取りで済ませました。 店員さんも「ハイハイ、返却OKヨ〜。謝謝!」てな軽い対応でした。 「こちらこそ、謝謝!」    …ふぅ〜〜〜っ。 正直、達成感よりも安堵感のほうが大きいです。 帰国に間に合うかどうか、不測の事態が起こらないか、ずっとビクビクしながら走っていました。 大きなトラブルが無かったのは運もありますが、台湾のインフラの充実ぶりによるところが大きいですね。 どこにでもあるコンビニとバイク屋と給油所(24時間営業も多く、北海道よりガス欠の心配はない)、立派な道路、どこでも入る電波、そしてもちろん親切な台湾の人たち。 全てに感謝です!   初日に一日台北近郊で過ごしたので、一周に費やしたのは実質4日間、それで1500km走破はやはり日程的に無理がありましたね〜。 せめてあと2〜3日あれば随分違った旅になったことと思いますが、それはまあ贅沢というもので。 また次回(あるのか?)のお楽しみですね!   さて、スクーターは返しましたが、お家に帰ってパンツ脱ぐまでがツーリングです(古い中国のことわざ)。       わずか4日ぶりのはずの台北駅前の街並み…随分印象が違います。 台湾は日本とは比べ物にならないほど多様性のある国であることがわかってしまったので、道行く人たちがまるで万華鏡のように見えます。 言葉の意味はわかりませんが、標準語の北京語、台湾語、それ以外の言葉もなんとなく音の違いがわかるようになっています。   ここで、「台湾人」について私なりにまとめますと…。   まず台湾の人口の98%は漢民族系、2%が原住民族です。 そしてその漢民族系のうち73%が閩南(みんなん)系という、対岸の中国福建省からの移民の子孫ですが、当時(17世紀)は男性しか渡航が許されていなかったので原住民族との混血が進み、純然たる福建人ともまた違うといいます。 彼らの言葉が閩南語、いわゆる台湾語で、やはり福建語に近いそうです。 台湾語は元々文字がなく、今見られるのは当て字なんだそうです。 漢民族系のうち12%は客家人で、やはり独自の客家語を話します。 そして残り13%は「外省人」と呼ばれ、戦後国民党と共に中国大陸から渡ってきた人たちとその子孫です。 その外省人に対し、日本統治時代以前から住んでいた87%の人たちを「本省人」と呼びます。 外省人は少数派ながら支配者階級でもあったので、彼らの話す北京語は戦後一貫して台湾の公用語とされています。 公用語といえば、日本統治時代の公用語はもちろん日本語で、それ以前は共通言語は存在しませんでした。 この本省人と外省人の分断・対立は今もなお根深く、特にこの台北では顕著なようです。 そして、そのように血筋も言葉も思想も違う彼らは全て「台湾人」です。       そういえば、朝からろくに食べていなかったことを思い出しました(笑)。   ここは台北駅の南側にある三来素食館、ベジタリアンの自助餐(セルフサービス)食堂です。 ズラリ並んだ惣菜から好きなものを好きなだけお皿に取り、重さで値段が決まります。   テイクアウト用のメニューも豊富です。   お皿からはみ出るほど詰め込んで140元(約532円)です! とにかく、美味しくいただきました!   こちらは割包(クーバオ)、台湾風バーガーとも言われ、角煮・パクチー・ピーナツ粉などが入っています。 空港の待ち時間に食べるため1個買いました。       さ〜て帰るか…と台北駅に向かい歩いていると…。 ガシャーーーン!!! 私の目の前で、スクーター3台が絡む事故がありました…! 1台は2人乗りだったらしく、4人が交差点の真ん中で倒れています。 1人は頭から血を流し、うーんうーん呻いています。 近くの人が警察と消防に電話してくれました。   一瞬背筋がゾッとしました…。 そりゃ、あの運転だもの…事故らないほうがおかしい。 無傷で一周した私は相当運が良かったみたいです。 今こうして生きていることが奇跡のように思えてきます。       午後6時過ぎ、台北駅からのリムジンバスで桃園国際空港まで向かいます。 過ぎ行く台北の街の明かり…。 すでに台湾ロスが始まっています…。     桃園国際空港のLCCのチェックインカウンター、出発は午後8時45分です。 ポチッとな。   この通路を抜ければ搭乗口です…。 嫌です。 帰りたくないです。 もう一周させてください。   …だめ?     …ずぅ〜っと慌ただしく過ごしていたので、うまく感慨に浸れません(笑)。 心の中でテレサ・テンの歌を口ずさみ…。 なんともいえないもぞもぞした寂しさと充実感を胸に、帰国します。       謝謝、ありがとう、台湾! 再見、さようなら、近くて近い国、台湾! またお会いしましょう!       反省会編につづく(?)

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  • 05 Mar
    • 台湾一周ツーリング 5日目 花蓮〜台北 前編

      2月17日(金) 晴れ  ここは太魯閣(たろこ、タイルウガヲ)峡谷の宿泊施設・天祥天主堂。夜が明けてきました。今日が最終日…5日もあったはずなのに…信じられない…今日中に帰国するなんて…。 標高があるので朝はさすがに肌寒いです。防寒インナーとネックウォーマーを装着しての出発です。 この子はとうとう懐いてくれませんでした…再見! 受付のおじさんに挨拶し、宿泊所を後にします。昨夜は暗くてわかりませんでしたが、こんな建物だったんですね。お世話になりました。  国家公園・太魯閣峡谷は台湾屈指の景勝地で、かつて海底だった地層が隆起し、川に浸食されてできた断崖は大迫力です。遊歩道を歩いたり吊橋を渡ったりと、本来なら一日かけて散策するような場所です。その昔は原住民族タロコ族の集落がありましたが今は皆平地に移住し、ここにはほとんど住んでいないそうです。 この道が東西横貫公路です。絶壁をくり抜いて道が作られているのがわかります。昨夜暗闇の中を駆け抜けた20km弱の峠道を今度は下っていきます。横貫公路を西に進むと中央山脈の公道最高地点・標高3275mに達し、やがて西部の台中市へ、文字通り台湾を横断する魅惑のルートなのですが…そのコースはまたの機会に。路面には岩石が散乱していて、いつ何が崩れてきてもおかしくない雰囲気です。ノーヘル走行は絶対に危険です! こんな絶景ワインディングだったとは…無理してでも来てよかった! 早朝なので道も空いていて快適そのものです。 工事は至る所で行われていて、バイパス化が進められているようです。近い将来、アクセスが良くなる代わりに直線とトンネルだけの道になる可能性はあるでしょうね。こんな奇道を走るなら今のうちかもしれません。 横貫公路の出口(入口)に到着、ちょうど朝日を拝めました。  再び海沿いを北上します! 台湾の朝日もこれが見納めですね。 振り返ればお月様。 蘇花公路の名物・清水断崖は文字通り断崖絶壁の上を走る絶叫道路です!よくぞこんなところに道を作りました!高所恐怖症の人は下を見てはいけません! 道は狭いですが交通の流れは早く、トラックによく煽られます…。逃げ場はありません! 高みから断崖を振り返るとこんな感じです。あの崖の上を走ってきたみたいです。 蘇花公路の安魂碑がある広場、ここが台湾から日本に一番近い場所で、日本最西端の与那国島までは110kmです。泳いでも渡れそう?と思ったら、本当に泳いだ人たちがいました!日台黒潮泳断チャレンジ2011年9月、東日本大震災のときに多額の義援金を送ってくれた台湾の人たちに感謝の気持ちを伝えるため、6人の若者がリレー形式でこの海を泳いで渡りました。すげー!  蘭陽渓を渡ると宜蘭(ぎらん、イーラン)の街です。 そのまま最東端を目指します。かなり気温が上がってきました。  地図上ではこの辺りが台湾最東端なのですが、特に目印はありません。しかも私有地っぽいので立ち入りは控えます。 灯台があるという高台が背後に見えます。この上に登るしかないようですね。 曲がりくねった道の先に…。 ありました〜あれが三貂角燈塔! 灯台の完成は日本統治時代の1935年、太平洋海域の重要な指標で、内部は一般公開されています。…って、またラブリースポットですか? それは愛ではない!鏡に向かう白鳥の姿ぢゃ! 最東端のモニュメントまでの案内が出ていました。この先190mです。 見えました〜!さすがに暑いので防寒着は脱ぎました。 台湾最東端到達、証明写真! イイね! 振り返るとさらに上の方の見晴らしのいいところに集落が…って、あれは全部お墓なんです!台湾ではわりとよくみるお墓の姿で、様式でいうと仏教と道教が合わさったものだそうです。遠目には民家に見えるくらい一つ一つが立派で、一族一ヶ所ではなく一人一ヶ所だといいます。土葬だと聞けばなんとなく納得ですね。もっとも最近はこのようなお墓は減ってきているという話もありますが…。   後編につづく!

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  • 04 Mar
    • 台湾一周ツーリング 4日目 高雄〜花蓮 後編

       2月16日(木) 曇り     台東(たいとう、タイドォン)の市街地に入りました。 おなじみの学校の送迎風景です。 せめて子供にはヘルメットを…。   この台東市は人口22万人、元々原住民族の村があった場所なので人口の半分は原住民族という街です。     日本統治時代に作られた製糖工場・台東糖厰の跡地にやってきました。 自由に出入りできます。   敷地は広く、倉庫などもそのまま残っています。 現在は各施設がリノベーションされ、ギャラリーやカフェやミュージアムとして利用されています。   工場内の検査所があった場所にkituruというちょっとおしゃれなカフェがありました。 なんだかイイ感じ!   原住民文化を発信するのがコンセプトなお店のようです。 店員さんが中で作業をされています。   ランチを頂きたく、テラス席にて注文をします。 ランチメニューは1種類、原住民族パイワン族の山地飯の定食のみです。   調理に15〜20分位かかるそうなので、その間ゆっくり店内を見せてもらいました。 オリジナルのkituruTシャツ、そして原住民の伝統工芸によるアクセサリーの数々。 ちなみにkituruとはパイワン族の言葉で「学習」の意味です。   原住民関連の書籍やポストカードなど。  緑色なのがポストで、ここで買った絵葉書を投函できるようです。   都市部でないとあまり売っていないとされる原住民族出身アーティストの音源もあります。 もちろんお店のBGMにも流れています。   このお店のオーナーさんは原住民族出身ながら都会育ち、元々原住民文化産業に携わっていていらっしゃいました。 台東に移住してから、観光客向けのベタベタな「原住民族で〜す!」なお店ではなく、現代的な生活に溶け込んだ原住民文化をさりげなくアピールし、地元の方にとってはサードプレイス的な場所になるようなカフェを開きました。 確かに、極彩色の木彫りの人形とか、いかにもなもののは見当たらず、売られているものはどれも普段使いできそうなセンスを感じられます。   一方、目に付いたのは入口にあった「ノー・モア・フクシマ」。 台湾の国会は2017年の年初に2025年までの脱原発を定めた電気事業法改正案を可決しました。 東京電力の原発事故を他人事と考えない台湾の方々の総意を尊重します。 また、自然と共に生きる原住民族の方々にとっての「文明」のあり方を想像したときに、この地から「脱原発」を発信するのは自然なことのようにも思えます。   そして書籍コーナーには「現在の福島」と題された本が。 マスクをして登下校する児童、屋外の除染に励む作業員、甲状腺検査を受ける子供たち…う〜ん。  今ここにいる環島INGライダーも「現在の福島」なんですが。 情報の幅が異なる海外でひとつの物事が一定のイメージで語られるのは仕方のないことです。 それは台湾についてなんとなく「親日」くらいのイメージしか持たない平均的日本人も同様と言えるでしょう。 「フクシマ」が脱原発派の合言葉として使われるのは当然だし、裏を返せばその声を上回る希望に満ちた「うつくしま福島」を発信し切れていない福島人の力不足とも言えるでしょう。 「この福島から来たんですよー!レンタルスクーターで台湾一周しているところです!」 と言ったら店員さんもさすがに驚いてましたね〜。   さて山地飯定食が出来上がりました! メインが龍葵、山茼高、A菜、南瓜、刺葱、芋頭粉、小米、白米…つまり山菜と南瓜と栗が入ったお粥。 副菜が鹹魚、生ジャン炒肉、豆腐乳…つまり焼魚と豚肉の生姜焼きと酸っぱ辛い豆腐。 そして甘い紅茶。 このワンプレートで200元(約760円)です。 原住民料理と言うわりには垢抜けていて(失礼!)、日本人の舌に違和感なく受け入れられます。 お粥はもちろん柔らかくごく薄味、逆におかずは少し濃いめの味付けでバランスが取れています。 食器の選定も含めてまさにカフェランチな感じです。 このまま東京の表参道あたりに出店してもイケるような気がします。 kituru、学習させてもらいました!   せっかくなのでkituruオリジナルTシャツを購入、これを着て店員さんと記念写真を撮らせてもらおうとしたら、 「ハイ、アナタ、ココニオイデ!」 と座らされ…。 なんと全員集合(笑)。 これが南国気質なのか、乗りの良さは抜群です。 「キトゥルのTシャツ着とる!」と言っても通じないんだろうなぁ…。   彼らが皆パイワン族なのかは確かめていませんが(あなた方は何族ですか?と聞くのも失礼な気がしたので)、お顔立ちと言葉から原住民族系の方々だというのはわかります。 台湾の原住民族はポリネシア系とされ、今のフィリピンやインドネシアの人々とルーツを同じくするそうで、あるいは台湾がむしろルーツでここから南洋へ移住していったとも言われます。 戦時中、台湾の原住民族出身の日本兵がインドネシアで住民と話したら会話が通じたということもあったようです。   還ってきた台湾人日本兵 (文春新書) ) Amazon   台湾の人口の98%は漢民族で、原住民族は2%、その原住民族は16部族存在し、それぞれ言葉も文化も異なります。 彼らは数字の上ではマイノリティですが、人口増加率は漢民族よりも高く、近年は民族のルーツ回帰の動きや芸能界・スポーツ界でのスターの出現もあって、台湾人のアイデンティティを問う文化運動の一翼を担っています。     台湾の多様性を知るにはうってつけのディープな街・台東、長居できないのが残念です…。       台東から花蓮へ向かう花東公路には内陸の山線と海側の海線の2通りあります。 最短距離なら山線ですが、ここは太平洋を眺めながらの海線を通ることにします! およそ180km!!     北へ北へ向かいます。  右に太平洋、左に山、この風景がずっと続きます。   もしこの花東公路をのんびり旅する余裕があるのなら、より町や村が点在する山線のほうが面白いかもしれませんね。 その土地ごとに違う民族の方々が住んでいらっしゃって、台湾のまた別な顔を知ることができると思います。 日本統治時代、当局は原住民族をまとめて高砂族と呼んでいましたが、特に高砂族の皇民化政策は困難だったといいます。 霧社事件をはじめとする抗日運動なども少なからずあり、部族によっては今もなお「親日」とは言えない人々も存在するそうです…。     ここは名所・石雨傘。 海に奇岩が伸びています。   海、海、海。 間もなく海線の中間点です。   秀姑巒渓を渡る新長虹橋からの太平洋、獅球嶼という小島が見えます。 島にはボートで渡れるそうです。   再び北回帰線を越え、熱帯から亜熱帯に戻りました! 海線は残り1/3くらいです!   こちらは台湾オービスです。 幹線道路には結構な数が設置されていて、しかも必ずといっていいほど手前に「速度計測中」の看板があるのでわかりやすいです。 速度超過は11kmオーバーからシビアに切符が切られ、ここで記念写真を撮られると後日手紙同封で所有者に送られてくるそうです。 それにしても皆関係なくガンガン飛ばしていくんですが…ガバガバなんでしょうか。   海線はあと少し、もう夕方ですね…。     花蓮に入ると、ビッグスクーターの一団に遭遇! BMWのスクーター、SHOEIのヘルメット…上流階級のようです。   彼らの後について花蓮市街までやってきました。 花蓮(かれん、ホワーリエン)は高雄、基隆と並んで台湾を代表する港町で、台湾の東側では一番栄えた街です。   街には日本統治時代の面影が色濃く残ると言われますが…。 このあたりは今風な感じです。    花蓮では有名な鵞肉先生というガチョウ料理のお店に来てみました。 スタッフ募集と書かれています。 雇ってもらおうかしら…。   店頭にズラリと並ぶガチョウ。    注文が入ってから素早くさばきます。   店内メニュー…読めません(笑)。 親切な店員さんが日本語メニューを持ってきてくれ、言われるままにオススメ商品を頼みました。   ガチョウの骨と肉で取ったスープ麺、クセのない優しい味わいです。   そしてガチョウ肉の手羽とモモの盛り合わせ、特製のタレで頂きます! ううぅ…これは台湾ビールが必要です(飲酒運転ダメゼッタイ!)。 やはりガチョウはカモ科ゆえに鴨肉のような味わいですが、さっぱりとしていてタンパクな感じです。     さて、花蓮でゴールでもいいのですが、台湾有数の景勝地・太魯閣にも行っておきたかったので、陽があるうちに向かうことにしました。   花蓮市内で見たコート反転女子。 寒さをしのぐためか、このようにコートを前後逆に着てスクーターに乗る人をかなり見かけました。  前のファスナーを閉めて着ればいいような気がしますが…。   花蓮空港を横目にさらに北上します!   太魯閣に向かう山道は街灯ひとつ無い暗闇で、明かりがあるのはトンネルだけです。   太魯閣の中心、天祥に到着しました! 今宵は天祥の教会に付設の宿泊所に泊まります。 奥にぼんやりと見える十字が目印です。 ちなみに天祥という地名は中国・南宋の忠臣の名前に由来するそうです。   天祥天主堂のフロントです。 受付のおじさんは多分原住民の方で、とても優しく色々丁寧に説明してくれました。 この頃になると発音で中国語(または台湾語)か原住民の言葉かなんとなく違いがわかってきます。 もちろん日本語は通じませんが、インチキ英語と身ぶり手ぶり指さしで大体なんとかなります。   離れの珈琲屋という名の建物に案内されました。    ここが珈琲屋…というか、山小屋?    部屋は狭いながらも個室で、年季は入っていますがまあ寝るには問題なしです。 一泊400元(約1520円)です。 …霊感の強い人だと何か見えそう…いや、なんでもありません。   共用のシャワー室も味がありますが、やはりというか、熱いお湯が出ません…。 30℃くらいのぬるま湯をタライに溜めて頑張りました。      台湾ビールを求め、すぐ近くのセブンイレブンへ…って、お酒が売ってないんですが…。 想像ですが、一大観光地のど真ん中なので、近隣の宿泊施設から酒類を売らないよう圧力がかかっているのではないでしょうか…。   戦利品はこちら。 瓶詰めのスタバコーヒー牛乳と椰子100%ジュースとリッツチーズサンド。 スタバは甘いだけで、飲んだ後の空き瓶がちょっとレアな感じですが捨てました(笑) 椰子ジュースは甘いようで甘くない、青臭さと生臭さの中間の味です(笑)。 リッツはインドネシア製の輸入ものなので、多分日本で売っているものと中身は同じです。       2月16日(木)、4日目、走行距離544km、累計1196km!  遅れを取り戻し、ゴールが見えてきました! 押忍!       つづく!

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  • 03 Mar
    • 台湾一周ツーリング 4日目 高雄〜花蓮 前編

      2月16日(木) 曇り     早朝、夜明け前の高雄の街をひた走ります。 短い滞在でしたが、魅力的な街でした! 名残惜しいですが、またいつの日かお目にかかりましょう。     高雄市から台湾最南端・鵝鑾鼻(がらんび、ヲールアンビイ)まではおよそ120km! その最南端で日の出を拝めるよう逆算しての出発です!     高速道路の高架の下道をひた走ります! 高速道路は大型バイクでないと走れないのですが、この時間なら下もスイスイなので問題ありません。     省道1号・縦貫公路を南下、右手に南シナ海が広がるシーサイドラインですが、もちろん真っ暗で見えません(笑)。     空が明るくなってきた頃、ようやく鵝鑾鼻の駐車場に到着! ここからは徒歩で500mです。 実はこの背後の高台にシンボルの白亜の灯台があるんですが、暗がりでスルーしてしまいました…ドンマイ!(笑)   最南端の碑に到着しました〜! やはり朝日がお目当てでしょうか、地元の方と思しきご夫婦がいらっしゃいました。   ご主人に証明写真を撮っていただきました。 台湾最南端到達、イェーイ! この海の向こうはフィリピンのルソン島です。   午前6時24分、御来光〜! ちょうど雨が降り始めて、残念な朝日です。     さあいよいよ折り返し、ここから北上しますよ〜。 この最南端から省道9号に合流するまでの約70kmのコースは今回の台湾ツーリングの中でも最高のオススメコースであることを記しておこうと思います。     太平洋から昇る朝日を右手に見ながらの発進です。   海と原野と一本の道、遮るものは何もないこの感じ、かつて北海道ツーリングで根室半島を走ったときの感覚に少し似ています。   海岸線すれすれを走る区間です。 雨が上がってきました。   複雑な地形に沿った形で道が作られているので非常に変化に富んでいて面白いです。 交通量はごくわずか、ほとんどストレスなく自分のペースで走ることができます。     公園にて休憩中、野犬が寄ってきます。 台湾はなぜか野犬が多く、それも田舎に行くほど数が増えていく感じがします。 幸い襲われたりすることはありませんでしたが、これが自転車乗りの場合だと同じスピードで追ってきたりして、催涙スプレーなど何かしらの対策が必要なのだそうです。     海沿いコースから一転、タイトな山越えコースに入ります。 自転車の方たちも頑張っています。   峠を越え登りきったあたりで眺めた太平洋です。     省道9号線に合流し、途中のセブンイレブンにて休憩とします。 台湾のコンビニはそもそも広い上に陳列はユルく、店内のイートインスペースの他にテラス席というのが標準的です。 日系コンビニはセブンとファミマの2強で、セブンが5000店強、ファミマが3000店弱、ローソンは未進出です(2015年のデータ)。 実感としては、都市部では2強が拮抗していて田舎に行くほどセブンが強いです。   朝食はカップ牛肉麺とセブンカフェ。 カップ麺は濃厚かつスパイシーで結構イケます。 セブンカフェは…日本の方が美味しいと思います。     再び海沿いに出て一路台東方面へ向かいます。 およそ55kmです。     さすがに主要幹線道路、道幅があり流れも速いです。   高雄から台東へ抜けるには通常この9号線の楓港から達仁までの山間部を越えるショートカットルートを使います(電車もほぼ同じルートです)。 台湾一周となるとこのショートカットルートをどう捉えるかで難易度がかなり違ってきます。   山と海だけ、平地がまるでない場所に作られた道、やはり北海道の襟裳〜広尾間の黄金道路を連想します。 その難工事ぶりが想像されます。   今回台湾を一周するにあたり、なぜ左回りを選んだのかといえば、右側通行の台湾ならより海沿いを走れるという思惑があったからです。 それなりに道幅もあるので、右端と左端のどちらを走るかで見える風景はかなり変わってくると思います。   いたるところで工事が行われています。 平地が広がり都市が集中する西側と山ばかりな東側は色々な面で対称的です。 東西格差の解消のためにも東側の開発が急務なのは理解できます。   この最終コーナーを抜けると台東の街並みが見えてきます。   一気に視界が開け、海と山と街がぶつかるダイナミックな景色が広がります。 ものすごい眺め、まさにプライスレス!   それにしても海が蒼いです。 気温も上がってきました。 半袖でも大丈夫な感じです。   公園の野犬も日陰でごろ寝です。     台東の市街地の手前、少し山間のところに知本(ちもと、ヂィーベン)の温泉街があります。 日本統治時代から開発されてきた温泉郷です。 ちと、湯に浸かっていくべぇ〜。   温泉街の入口、吊橋を渡ってすぐの場所にあるのが忠義堂という廟で、この中に日帰り入浴のできる公衆浴場があります。   廟には三国志の関羽が祀られています。 由縁は未調査です…。   入浴料の代わりに寄付金を入れるようです。   ガイドブックに従って100元(約380円)入れました。 番台(?)のおばちゃんが謝謝!と笑顔を向けています。   中は大浴場などはなく全て個室です。 20室くらいあったように思いますが、これが夜になると地元の人たちで満室になるそうです。   台湾は日本と同様温泉天国ですが、文化が違うのか、露天風呂などは水着着用でプール感覚のところが多いようです(そのぶん混浴も多いですが)。 その海パン1枚が隔てる精神的な距離は計り知れないといいますか…身も心も裸になるのがいいのになぁ〜。 台湾の人たちとの裸のお付き合いはまたの機会に…。   浴室はさすがに狭いです…。 タオル、石鹸などはありません。 中に入って鍵をかけ、服を脱いで体を洗って湯をためて…という感じです。   足は伸ばせます。 うぅ〜生き返るぅ〜。 知本温泉は無色透明の炭酸泉で、美人の湯として知られています。 これ以上美しくなったらどうしましょう!   風呂上がりの牛乳、ではなく豆乳なあたりが台湾流。 しかも甘いです。       後編につづく!

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  • 02 Mar
    • 台湾一周ツーリング 3日目 嘉義〜高雄 後編

      2月15日(水) 晴れ   台南市の市街地に向かっています。 台湾の道路は自動車・オートバイ・自転車ごとにしっかり車線が分かれていることが多く、非常に走りやすいです。   実は、少し前からマシンのオイル警告灯が点灯していまして…。 何らかの理由で油圧が下がっているようです。 目立つ異変は見られないので、とりあえず街のバイク屋さんまでは慎重に操縦するとします。    台南市内のキムコのサービス店を探し、診てもらいました。 例によって言葉は通じませんが、警告灯を見せると「オーケーオーケー!」と言ってすぐオイル交換をしてくれました。 原因はよくわかりませんが(笑)、作業後にランプは消えました。 (整備不良車じゃあるまいな…) 工賃は150元(約570円)、安っ! バイク屋のお兄さん、謝謝! さすがはオートバイ保有率世界一の台湾、どんな町でもバイク屋さんだらけで台湾中が上野のバイク街状態です。     台南市は人口188万人の大都市、オランダの植民地時代や中国・清朝の時代に行政府が置かれていた古都で、日本でいう京都のような位置づけです。   そして台南は美食の街と言われていて、「小吃(シャオチー)」と呼ばれるちょっとした小皿料理の宝庫だそうです。   そんな台南名物といえば担仔麺(たんしめん、ダンズィミエン)、元祖と言われる度小月(どしょうげつ、ドゥシャオユィエ)の本店に来てみました!   台北など各地に店舗展開されていて、お店の作りやサービスもしっかりしています。 入口で日本人であることを伝えると日本語のメニュー表を渡されます。 入店時には、 「お客様ご来店です!」 「いらっしゃいませ!!」 と店員さんが日本語で元気に唱和し、ちょっとビックリ&感激。 おそらく数ヶ国語の接客用語がトレーニングされているのでしょう。 注文時にも「パクチー、ニンニクは入れても大丈夫ですか?」と日本語で確認してくれます。 完璧なインバウンド対応です。   その担仔麺は海老出汁の効いたあっさりスープと柔らかい麺、そして豚の甘辛そぼろ肉が乗っています。 スープでもタレでもなく、そぼろが全体の味を支配する、面白い麺料理です! 量はミニラーメンくらいなので、色々食べ歩くには好都合です。 50元(約190円)です。   同じ台南市内の再発号(ザイファーハオ)、清の時代から続く老舗の粽(ちまき)専門店です。 店頭には来店した著名人の写真がズラリと…私の好きな映画監督の蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)氏の写真もありました。    八宝肉粽100元(約380円)、粽の中は具沢山で、切り開くと旨味たっぷりの煮汁がじゅるるっと溢れ出します! 粽自体は官能的な柔らかさで、香辛料の使い方も品があって、これは今回台湾で食べたものの中でも最も深く心に刻まれた逸品でしたね〜。    そんな美食の街の片隅で売られていたのが「う○こ焼き」…。 台湾人のおおらかさを垣間見た気がします。 これはアラレちゃんの如く、棒に刺して食べ(以下自粛)。      台南の人気スポット・林百貨店に来てみました。 創業は1932年、人気を博したものの戦時中に閉店し、その後ずっと空き家だったものを2014年にリノベーションして再オープンしたそうです。   内観もレトロ感を残しています。  ファッション、小物、雑貨、各地の名産品など、センスのある台湾ブランドの商品が階層ごとに並んでいます。 ここでお土産を買って帰ればポイント高そうですね。    最上階の外壁には戦時中の1945年3月の米軍空襲時の機銃の弾痕がそのまま残っており、歴史を今に伝えています。   屋上には開業の翌年に産業の守護神として作られた神社「末広社」の鳥居が半壊のまま残っています。 やはり米軍の空襲で破損したものです。      清の時代の町の名残があるとされる神農老街を歩いてみます。 レトロといえばレトロですが、古い建物がギャラリーやカフェとして利用されていて、むしろ感度の高い人が集まりそうな街並みです。   その一本裏の路地のほうが雰囲気ありますね〜。 この空気感!   台湾のディープな街歩きについては下川裕治氏の著作が面白いです。 第5章の台南編は氏の独特な視点が興味深いです。 週末ちょっとディープな台湾旅 (朝日文庫)   Amazon       台南の街を後にし、南へ向かいます。   本日の空力おじさん。 風の抵抗もなんのその、前進あるのみ。    陽が傾きかけてきました。 予定ではこの日のうちに最南端まで到達しているはずが…。    そこで予定変更、高雄市に向かっています。  余談、街行く車両のナンバープレートでよく見るこの「台湾省」 ですが…。 共産党との内戦に敗れて台湾に逃げてきた蔣介石率いる国民党にとって、本来は国民党こそ中国大陸全土の支配者であり、台湾はあくまでも中国の一部・台湾省にすぎないという建て前がありました。 その論理は中国共産党も同じで、よく言われる「一つの中国」の根拠です。 そのねじれた行政区分を整理するとややこしいのですが、とにかく最近のナンバープレートは地名を入れなくなってきていて、「台湾省問題」は過去の遺物となりつつあるようです。     高雄市に到着、とりあえず日没前に夕陽の名所・西子湾(せいしわん、シーズィワン)に来てみました。 ロンリーライダーのくせにロマンティックな場所に行ってしまう、ライダーあるある。     そして市内でたまたま入ったのがセルフの給油所! …う、うまく出来るかな? 台湾のセルフスタンドはカード決済が基本だそうです。 システムは日本と同じなんですが、音声ガイドは全部中国語です。 液晶パネルの案内を英語に切り替えてなんとか意味がわかりました(汗)。     この日の宿に選んだのが高雄市内のゲストハウス「あひる家」さんです。 高雄市内の繁華街・六合路にあって、何かと便利な立地のようです。   日本人オーナーが経営する日本人向けの宿なので日本語OK(当たり前)です。 ドミトリーで部屋は6人相部屋、1泊660元(約2508円)です。   フロアはとにかく綺麗でお洒落です! 毎日何時間もかけて掃除をされているそうで、やっぱり日本人が手がけるとこうなるのかなぁなんて。 その上スタッフさんは皆親切で、特に日本語ペラペラの台湾人スタッフの方には現地の興味深いお話を色々聞かせていただきました。   あひる家のオーナーさんに教えていただいたスポットを目指して夜の高雄の街へ繰り出します。 高雄(たかお、ガオシォン)市は人口277万人、台湾南部一の大都市でアジア有数の貿易港があり、一大工業都市でもあります。 台北など北部の都市よりも戦前から住んでいる本省人の割合が多く、独特の人情味があるそうです。 日本からの直行便もあるので、この街を起点に台湾南部を旅するなんてのも魅力的ですねぇ。   高雄大橋から眺める愛河(日本統治時代の高雄運河)は高雄を代表する風景です。     オーナーオススメの港園牛肉麺館に到着しました。 「同じ名前のニセモノ店があるから気をつけてください!2階がある方がニセモノです!」 …って、博多の元祖長浜屋じゃあるまいし(苦笑)。   閉店近い時間だというのに、地元客でごった返しています。 人気あるんですねぇ。   「汁ありと汁なしがあって、汁なしが旨いんですよ!」 とのオーナーの助言通り、汁なしの牛肉拌麺をいただきました! 肉は柔らかくてクセもなく、麺はしっかりした食感で食べ応えがあり、タレは濃厚で牛脂のコクが感じられます。 そして後半は卓上の調味料を加えて自分好みの味にアレンジして二度美味しいです。 一気にかき込みました。 相席していたおじさんの汁ありも美味しそうだったなぁ…。     そしてオーナーオススメの夜景スポット、忠烈祠にやってきました。 ロンリーライダーのくせにロマンティックな場所に来てしまう、ライダーあるあるpart2。   よかったらシャッター押しましょうか? え?お呼びでない?     街へ戻り、六合国際観光夜市に来てみました。 巷ではここは観光客向けで値段も高めで…なんて話も聞きますが、 「競争が激しくてダメな店が淘汰され、全体のレベルが上がったので値段もそれなりなんだと思います。」 というオーナーの言葉を信じてみます。   この臭豆腐(チョウドウフ)、字のごとくとんでもないにおいを撒き散らし、その臭さはお店の半径5mくらいでオェ〜ッ!となるほどです…。 植物汁と石灰を合わせ、納豆菌と酪酸菌で発酵させた漬け汁に豆腐を一晩漬けたものらしいです。 外国人にとっての納豆とか、こんな感じなのかなぁ。 このお店のは注文後に揚げて特製ソースで野菜と和えるタイプで、他に煮込みタイプもあるそうです。 今宵、ついに挑戦! 一人前50元(約190円)です。   こちらでは豚足をゲットしました。 この夜市で豚足はウチが元祖、化学染料は使ってません、と書いてあります。 味と製法に自信がありそうです。 1個50元(約190円)です。   こちらの果物屋のオヤジさん、ダミ声でバナナの叩き売りのノリで怪しい日本語使い、すっかり乗せられてドラゴンフルーツ丸ごと1個買ってしまいました(笑)。 1個140元(約532円)です。     宿に戻り、夜市の戦利品で晩酌開始です。 豚足とドラゴンフルーツはさすがに美味しいです。 臭豆腐が…臭い、臭すぎます!! 吐き気がするほど臭いです! 台湾人は平気なんですか!? いや、これは不味いのではなく自分の味覚レンジが狭いのだと言い聞かせ、一線を超えれば病みつきになると信じて食べましたが…とうとう中央山脈を越えることは出来ませんでした…。 修行しときます。       2月15日(水)、走行距離227km、累計672km!       つづく!

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  • 01 Mar
    • 台湾一周ツーリング 3日目 嘉義〜高雄 前編

      2月15日(水) 晴れ 台湾中西部、嘉義市のホステル「安蘭居國際青年館」のフロントのある14Fからの眺めです。天気晴朗なれど空気汚し(?)。  共用スペースには朝食としてトーストと果物とコーヒー・紅茶が用意されていました。遠慮なくいただいています! 同部屋で、昨夜行動を共にした大学生のマツモトくんと記念撮影!春休みを利用して飛行機で自転車を持ち込み、17日かけて台湾一周中です!お互い無事に生還しましょうね。帰ったら就活頑張って! フロントの台湾人のお姉さんも交えて記念撮影!イェーイ!言葉は全く通じないのに、めちゃノリノリです(笑)。本当にここのスタッフさんは皆優しくて楽しい人ばかりです。 宿の外観、このビルの14Fがフロントで6Fが客室です。   嘉義を発つ前に一ヶ所見ておきたかった場所、台湾映画「KANO」で有名になった呉明捷投手の銅像がある噴水広場です。日本統治時代の1931年に台湾代表として甲子園初出場し準優勝した嘉義農林野球部のエースが呉投手です。その快挙に嘉義だけでなく台湾中が熱狂したのは想像に難くないですね。彼らの活躍を映画化したのが2014年の大ヒット台湾映画「KANO」(嘉義農林の当時の呼び名)で、翌年に日本でも公開されています。 KANO~1931 海の向こうの甲子園~(Blu-ray Disc)5,184円)Amazon この噴水広場の周りを「コ〜シ〜エン!コ〜シ〜エン!」と掛け声をかけながらランニングに励む嘉義農林ナインの姿が脳裏に浮かびます。ちなみにこの銅像は1時間に1回転するそうです。   本日のノーヘルおじさん。一応違反らしいです。台湾ライダーのヘルメットはどう見ても安全性に問題がありそうな安物や半ヘルが少なくないです。安全のためというより警察に捕まらないためという感覚でかぶっているとかいないとか。台湾の交通違反は点数などは無く罰金だけで、コンビニで支払える手軽さです。  嘉義市街地から省道1号線を南へ少し行くと北緯23.5度の北回帰線に当たります。太陽が真上に来る北限ということですね。この真上を太陽が通るのは夏至の日だけです。 ここまでが亜熱帯、この先はいよいよ熱帯です。  1号線から東へ、郷道(県道的な?)南117号へ入ります。この道は八田與一先生にちなんで 「八田路」という名がついています。 青々とした水田が広がるこの嘉南平野は台湾最大の穀倉地帯です。 この穀倉地帯を支える巨大な農水施設は嘉南大圳(かなんたいしゅう)と呼ばれます。この治水工事を行ったのが日本人の八田與一(はったよいち)先生で、台湾で最も尊敬されている日本人として知られています。台湾の小学校の教科書にも載っているそうです。 その八田先生による烏山頭(うさんとう、ウーシャントウ)ダムは今なお現役で、ダム湖周辺は八田先生の業績を讃える記念公園として開放されています。 今回の台湾旅の最大の目的地のひとつ、入口に立つだけで身が引き締まります!入場料100元、駐輪代20元、合わせて120元(約456円)です。 烏山頭水庫全体図。  ダムの完成は1930年、当時東洋一の規模と言われた巨大ダムです。 ダムの堤防の全景…う〜ん、まさにプロジェクトX!完成まで10年、総工費5400万円は今なら5000億円相当の国家的大事業です。アメリカ製の最新式重機を大量投入し、セミ・ハイドロリックフィル工法で作られたダムの規模の大きさは前例のないものでした。北回帰線以南のほとんどは不毛の地と言われる中、このダムと灌漑設備の完成によって嘉南平野が台湾最大の穀倉地帯になり、地域の方々の生活水準は一気に向上しました。 記念撮影、ついに来たぞ〜っ!!堤防の上は道路になっていて、二輪車なら通り抜けできます。  ダム湖は珊瑚の形に似ていることから珊瑚潭と呼ばれ、景勝地でもあります。遊覧船も出ていますね〜。  この湖面は眺めていると不思議と安らかな気持ちになります。 聞こえるのは鳥の鳴き声と樹々のざわめきのみ。  公園内をきれいにしていただいているご婦人です。你好と挨拶し、日本から来ました〜と身振り手振りでお伝えしました。  堤防脇、ダムを見下ろす位置に八田先生の銅像はあります。そして銅像の後ろには八田先生と外代樹(とよき)夫人のお墓があります。この銅像はダムの完成の翌年の1931年、八田先生を慕う地元の方々によって作られるのですが、「作るのは構わないけど、私はただの技術屋だから、偉そうな銅像にはしないでほしい」 との本人の希望により「作業服姿で座ってダムを見つめ、髪の毛をむしりながら考え事をする」いつもの八田ポーズが採用されたそうです。 ちょうど日本からのツアーの皆さんが銅像に献花するところでした。 お話を伺うと八田先生の出身の金沢からいらっしゃったそうです。 この八田像にまつわる有名な話。大戦末期に軍の金属供出の対象になるのを忍びなく思った地元の人により銅像はとある倉庫に隠されました。日本の敗戦後、大陸から台湾に渡ってきた蔣介石率いる国民党政権は日本色の一掃をはかり、日本人の銅像などは全て撤去・破壊しましたが、八田像はやはりその間も隠されたままでした。銅像が再び烏山頭に置かれたのは姿を消してから37年後の1981年のことです。 八田像が見つめる方角には彼が心血を注いだ烏山頭ダムが広がります。八田先生は戦時中の1942年5月8日にフィリピンへ向かう船に乗船中、米潜水艦の攻撃により戦死、享年56歳。その命日には今でも毎年地元の方々によって感謝祭が行われています。 こちらはダムの放水口です。戦後、日本は台湾の領有権を放棄し、ほとんどの日本人は本土へ引き揚げることになりました。そんな最中の1945年9月1日、白装束に身を包んだ外代樹夫人はこの放水口に身を投げ、八田先生の後を追いました…。 合掌……………。  八田先生がなぜそこまで嘉南の人たちに愛されたのか。古来中国には「飲水思源」という言葉があり、それは水を飲むときは井戸を掘った人のことを思い感謝せよという意味だそうです。彼が計画した一大治水事業によってこの地が豊かになったという功績は紛れもないです。当時の常識を遥かに越える発想力と情熱を持っていた八田先生。極めて合理的な考えの持ち主で、設計者としての現場主義を貫いた八田先生。ダムの建設現場のそばに町そのものを作って作業員を家族ごと住まわせた、部下想いだった八田先生。そしてこの地に暮らす者は皆家族と考え、烏山頭大家族の家長として民族の区別なく接した八田先生。喜怒哀楽がはっきりしていて、怒るときは怒り笑うときは笑う、人間・八田先生。八田先生について知れば知るほど「歴史上の偉人」などではなく「町工場の凄腕名物職人」のような、極めて日本的な美徳を備えた一人の技術者という素顔が浮かんできます。もちろん今どきの「愛国ポルノ」よろしく「日本人すげぇ〜!」と叫ぶつもりはないですが、戦前に活躍されたあまたの日本人はその高潔さといいスケールの大きさといい、もはや違う民族なのではないかと思えるほどです。たとえ心の片隅であっても、そんな偉大なる先人たちに敬意を表し感謝して日々を前向きに生きることこそ、現代日本人の最低限のマナーといえるのではないでしょうか。 かつては無名だった八田先生の生涯を、関係者への丹念なな取材によって世に知らしめた古川勝三氏による伝記です。台湾を愛した日本人(改訂版) -土木技師 八田與一の生涯-)Amazon    余談ですが、我が福島県でも明治時代に国家事業として「安積疏水」が作られました。不毛の地だった安積の原野に猪苗代湖から水を引くという大事業により、人口5000人だった郡山村は一大都市として発展を遂げました。この事業を指導したのが請われてやってきたオランダ人技師のコルネリス・ファン・ドールンで、彼の銅像は猪苗代湖の十六橋のそばにあります。この銅像もまた、戦時中の金属供出を逃れて地元の人により戦後まで隠されたという逸話がありまして、それがオランダで大きく報道されたことが縁で彼の出身地ブレーメン市と郡山市は姉妹都市になりました。 銅像の話、もうひとつ。この烏山頭ダムの一番高いところにあるのが…なんと蔣介石の銅像(!)。なんという傲慢さ…。戦後中国共産党との内戦に敗れ、日本が去った後の台湾に逃れて居座り独裁政権として君臨した蔣介石率いる国民党。二・二八事件で民衆のデモ隊に話し合いではなく無差別機銃掃射で応えた蔣介石率いる国民党。  その後の「白色テロ」で知識人やエリート層を中心に裁判なしの逮捕・処刑で数万人(正確な数は今なお未解明)とも言われる死者・行方不明者を出した蔣介石率いる国民党。2017年は二・二八事件から70年、戒厳令解除から30年の節目にあたることから、負の歴史を見直し真相を究明しようという動きが政府を中心に広がっているようです。   さて、私の旅は続きます。台湾最西端を目指し、西へ向かいます!  海が近づくにつれて塩田風景が広がります。海水を引き入れ作られる昔ながらの天日塩、最盛期ほどの規模はないですが、近年観光スポットとして注目を集めているようです。 台湾最西端に位置する國聖港燈塔(灯台)が見えました!ここからは徒歩です。  むむっ⁉︎隣にはスクーターが2台、ヘルメットからするとそれぞれ2人乗り、そして「環島ING」のプラカードが…。この「環島」というのは移動手段を問わず台湾島をぐるっと回ることを指すようです。「環島ING」はさしずめ「日本一周中!」みたいなノリのようですね。一体何者か…。 この灯台は高さ32.7m、完成は1958年です。灯台というか鉄塔ですね。  証明写真!  台湾最西端に到達しました〜! 波打ち際はこんな感じです。海の向こうは大陸です。 ここはあくまでも台湾島の最西端、台湾つまり中華民国の最西端となると対岸の金門島(の西隣の小島の小金門島)です。金門島は中国・福建省の一部ながら中華民国が実効支配しています。  !あの4人組は!台湾一周中の同志に遭遇!!  必死で話しかけるも、你好しか通じません(笑)。記念写真をお願いしたら快く応じてくれました!高校生くらいでしょうか、女子3人と男子1人、皆かわいいねぇ〜。青春って、いいなぁ。   後編につづく!

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  • 28 Feb
    • 台湾一周ツーリング 2日目 台北〜嘉義 後編

      2月14日(火) 晴れ   ここは省道(日本の国道に相当)3号線を南下中に見える鯉魚譚(りぎょたん、リーユイタン)水庫、堤高96mのダム湖です。   標高は210m、このあたりから本格的な山道に入ります。   こじんまりとしていますが、展望台もあって景観は素晴らしいです。     で、ここから日月潭(にちげつたん、リーユエタン)までの86kmのロングワインディングロードは台湾ツーリングの白眉というべき素晴らしいコースです!   省道8〜21〜14号線は日本の3桁国道(酷道)のような獣道ではなく、しっかり道幅もあって走りやすいです。 あぁ、たとえ自分のマシンでなくともギヤ車だったらなぁ〜。   アップダウンが激しく、ジェットコースターのような道が延々続きます! 山道なのに南国の樹木が立っているのを見ると異国にいることを実感します。     日月潭に到着〜!! 風光明媚な景勝地ですが、天気がイマイチで残念!   ダム湖でもある日月潭は台湾最大の淡水湖です。 かなり山道を登ってきたんですが、遠くにはさらに西巒大山や郡大山といった3000mオーバーの山々がそびえているんですね。   このレイクリゾートの周りは一周33kmのサイクリングロードが整備されていて、台湾のサイクリストの聖地として人気です。 2014年に日本の瀬戸内海にある「しまなみ海道」と姉妹自転車道協定が結ばれ、相互交流がはかられています。     山を下りた頃には陽も沈むところでした。   水田に夕陽が映えます。 ちょうど田植えが終わったところですね。     この日の宿は台湾中西部・嘉義(かぎ、ジャーイ)市の安蘭居國際青年館というホステルです。 飛び込みでチェックイン出来ました〜。 スタッフの皆さんは日本語はほとんど使えませんが、どなたも優しく親切で、カタコトの英語とジェスチャーでなんとかやり取りできました。 そのやり取りの中でも「What's your name? キミノナハ?」という発音だけ妙に流暢だったことは「Kiminonawa」がもう世界共通語になりつつあることを思わせます。   ビルの14Fがフロントで、客室は6Fです。 こちらは共用スペース、きれいに整頓されています。 シャワー、トイレ、寝室全て共用で1泊500元(約1900円)です。   團隊(team)という部屋に案内されました。 二段ベッド3つの6人相部屋です。 居住スペースを共有することで来訪者同士の交流をはかるのがホステルです。   で、同室だった日本人大学生と夕食を食べに夜の嘉義の街へ繰り出しました。   ここ嘉義が発祥とされる鶏肉飯(ジーロウファン)の評判のお店「郭家」さんに来てみました。 店主はきっと郭さんというに違いない。   七面鳥の蒸し肉を細く刻んで乗せ、タレをかけたシンプルな丼ものです。 小サイズで40元(約152円)、平均的日本人なら飲み物のごとく一気にかき込んでしまう旨さです。     繁華街でのゴミ収集風景、朝じゃないんですね。 たらららりらり〜ら…♪ 収集車のBGMはバダジェフスカの「乙女の祈り」、これは全国共通のようです。 それにしても路駐スクーター、邪魔そうです(苦笑)。     さすがに鶏肉飯1杯では食べ足らず、もう一軒行っちゃいます。 宿近くの合家香という食堂で脚庫飯50元(約190円)をいただきました。 魯肉飯に豚モモ肉の角煮がゴロッと乗ったもので、この角煮がかなり旨かったですね! 皮の部分がプルップルのコラーゲン質で、もうたまりませ〜ん。 お店のおばちゃんは少し日本語ができるみたいでした。 おいしいね!     宿に戻り、コンビニで買ったプレミアム台湾ビールで乾杯! 普通の台湾ビールとの違いはわかりませんでした(味オンチです)!   そして同じくコンビニで見つけた色っぽいチョコレート。 …バレンタインデー? 何ですか、それ。       2月14日(火)、2日目、走行距離367km、累計425km!             つづく!

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  • 27 Feb
    • 台湾一周ツーリング 2日目 台北〜嘉義 前編

      2月14日(火) 晴れおはようございます!ゆうべはおたのしみでしたね。………古い中国のことわざです。朝食を求め、徒歩で西門町へ繰り出します。いい天気です!やはり台北市内はランタンフェスで盛り上がっています。 台北の原宿と言われる西門町、若者の街となると2次元が強いようです。 豆漿(ドウジャン)の有名なお店、永和豆漿にやってきました! メニュー表を見て紙に注文品と数量を書いて渡します。読めないメニューも多いですが、お目当ては決まっているので無問題です。 豆漿と油條(イォウティアオ)のセットは台湾ではポピュラーな朝食で、これで37元(約140円)です。豆漿は作りたての豆乳、砂糖が入っていて甘くなっています。ホットにしました。油條は揚げパンです。 そのまま食べてもいいですが、ここは現地流で豆乳に浸しながら食べてみます。台湾には外食文化が根付いていて、朝食も外で食べることが多いそうです。豆漿店は朝早くから開いていることが多いです。  では、これより一周!!レッツラゴー!! 台北の通勤ラッシュの模様です。皆さんアメンボのような動きでスイスイと見事に車列をかき分けていきます! 台湾のオートバイ保有率は1.5人に1台と、ダントツの世界一です。  激レアなハーレー!台湾がWTO(世界貿易機関)に加盟したのは2001年、250cc以上の大型バイクの輸入が解禁されたのは2002年です。しかし、大型バイクは新車価格で日本のおよそ2倍、免許取得費用も税金も高額で金持ちの道楽くらいに思われているようです。しかもスクーターみたいに傷を気にしないでどこにでも駐輪するとは思えないし、行動範囲も限られる気がしますね。特典といえば車同様に高速道路が走れることくらいでしょうか(それも解禁は2012年と比較的近年)。ちなみにオートバイのナンバープレートの分類でいえば、550cc以上が赤、550〜250ccが黄、250〜50ccが白、50cc〜が緑です。 とにかく台湾人にとってのスクーターは日常の足です。通勤、通学、送迎、配達、買物、デート…生活のあらゆるシーンにスクーターは欠かせません。 その気軽さゆえか、あまり重装備は見かけません。近所のコンビニにタバコを買いにいくノリで薄着軽装で乗っています。 彼らのその傷だらけのスクーターを見るにつけ、オートバイは磨いて飾っとくものではなく走って走って使い倒すものだという、至極まっとうな二輪文化を目の当たりにしている気がします。  街中で台湾しまむらを発見!思夢楽…って、暴走族かよ(失礼!)。  ようやく郊外に出ました!田舎大好き! 台湾ファミマにて休憩といたします。台湾のコンビニは都市部であっても店内外にイートインスペースがあって、しかも日本よりかなり広いです。そして人口あたりの店舗数は今や日本を上回るほどのコンビニ大国で、完全にインフラ化していますね。ただ、店員さんのやる気の無さは日本の比ではなく、「…っしゃ〜せ〜〜…」みたいな方が本当に多いです(例外はあります!)。 コンビニで買った新聞、前日のバス事故が一面です。漢字だとなんとなく内容がわかるんですね〜。  ひたすら南下、苗栗(びょうりつ、ミャオリー)から内陸の方へ入ります。 ここは後龍溪という渓流沿いの景勝地。 山間の温泉街みたいですね。ここでお昼ご飯を頂くとします。 鴨肉のメニューがオススメなようなので、鴨肉湯麺(70元、約266円)をいただきました。やはりスープは極薄味、セロリと揚げニンニクとパクチーが入っています。卓上の調味料を足して自分好みの味に仕上げます。 台湾で食べる麺料理の麺は給食のソフト麺(?)みたいな食感のものが多いように思えます。これはおそらくメニューの豊富さと提供スピードの問題でしょうねぇ。食堂にしても屋台にしても単価が低いから回転を上げて客数をこなさないと売上げにならないのは容易に想像がつきます。   後編につづく!

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  • 26 Feb
    • 台湾一周ツーリング 1日目 桃園〜台北 後編

      2月13日(月) 曇り無事にスクーターを借りることができました! さて、満タンではなくスカスカ返却が基本の台湾、借りてまずすべきことは給油です。バイク屋の店員のお兄さんが近くのガソリンスタンドまで先導してくれました。 道中、色々と走行時のアドバイスをしてくれます。小排気量のバイク(250cc未満)は交差点を二段階左折(右側通行なので)すること。ヘッドライトは夕方5時になったら点けること(私は怖いので常時点灯にしました)。 ガソリンスタンド到着〜!この先何度もお世話になる国営の中油石油のスタンドで、給油所のシステムはほぼ日本と同じです。ちなみに台湾の石油会社は他に民間の台塑石油があり、ほぼ2社による独占のようです。 ガソリンの種類は「98」「95」「92」と数字で表示されています。この数字は単純にオクタン価のことで、日本風に言えば、98=ハイオク、95=欧米でいうレギュラー、92=レギュラーとなるんですが、オクタン価の計測方法が違うとかなんとかいろんな話があって、諸先輩がたのブログでも皆さん95で給油されているので私も95を入れました。 「満タン」は中国語で「加満(ジャーマン)」というので、「ナインティファイヴ、ジャーマン、プリーズ!」と「95」を指差して言うとどこでも通じます! さて、バイク屋のお兄さんとはここでお別れ。謝謝! で、台北市内の宿はもう決まっているので、チェックインまで近場を試運転することにします。 バイク屋のお兄さんオススメの夕陽の名所・淡水(たんすい、ダンシュイ)へ向かいます。台北市内から20kmちょっとで片道1時間弱、肩慣らしにはちょうどいい感じです。 市内はとにかくスクーターが多いです。ほとんどの信号機は色が変わるまでの残りの秒数が表示されていて、とてもわかりやすいです。これは日本でも導入して欲しいですね! 北北西に進路を取れ!台湾人の交通マナーについては、少し走っただけでわかります。赤信号でも行けそうなときは行ってしまう(特に右折時)。車線関係なし。スクーターで余裕の歩道走行。歩行者より車両の通行が優先。無灯火。ノーヘル。3人乗り4人乗りその他。逆走。もちろん制限速度オーバー。一応、全部違反になるはずです。…もう交通マナーが悪いというより、交通マナーって何?って感じです(苦笑)。人あたりは良くて優しい人ばかりなのに、なぜハンドルを握るとこうなるのか…。ところが、スクーターの集団に混じって同じペースで走っていると、自然と違和感がなくなってくるから不思議です。 むしろ生真面目に交通法規を守って一人だけカッチリ走るほうが危ないかもしれません。そして、集団で走っていることからマスツーリングをしているかのような錯覚さえ覚えて連帯感を感じたり(笑)。慣れとは恐ろしいものですね…。淡水に到着! なるほど、確かに夕陽の名所にして有数のデートスポットみたいです。もう少し先に行くと漁人碼頭(ぎょじんまとう)というもっと人気のある観光漁港があるんですが、天気もイマイチだし暗くなる前に戻りたかったのでここで引き返します。  来た道を引き返し、台北市内に向かいます。すでに肌寒いです。やっぱり革ジャン着てくればよかったと、この頃から思い始めました。 信号待ちをするスクーターの群れ。青になるとブビビビ〜〜ッ!!と一斉にスタートを切ります。私見ですが、台湾のカップルのスクーター二人乗りは密着度が高いです。腰に手を回すくらいでいいはずですが、皆さんベッタリとしがみついていらっしゃいます。  さて、台北市内に戻り、ホテルの近くの駐輪場にスクーターを停めます。日本で言えば裏原宿的な立地のはずなのに、しっかり駐輪スペースが確保されているあたりは羨ましいとしか言えません。付属のU字ロックでしっかり施錠します。 ホテルにチェックイン、部屋は地下だそうですが、なんと一度外に出て秘密の入口から降りるようです!まるで秘密のアジト…。 地下一階、部屋はいくつかあります。どうも、昔マンションだった建物を改装してホテルにしたようですね。 部屋はエコノミーダブルルーム、中はリフォームされていてわりと綺麗です。シャワーとトイレも付いています。ほとんど寝るだけなので必要十分ですね。料金はエクスペディア会員価格で3186円です! さすがに疲れがドッと出て、シャワーを浴びてから少しうたた寝しました…。   目覚めると、夜11時。街へ繰り出します!台北の原宿こと西門町は夜遅くまで賑わっています。  徒歩で華西街(かせいがい、ホアシージエ)観光夜市に来てみました。台北の数ある夜市の中でもディープな魅力に満ちていると評判の場所です。 ヘビ屋やスッポン屋が多く、そのパフォーマンスも強烈だという話ですが、さすがに時間が遅いせいか店じまいが多かったです。 しかしアーケードを過ぎて少し先に進むと、まだ空いている店も多く一安心。 雰囲気だけで選んだお店、ここで食事をすることにします。もちろん日本語非対応。 メニュー表から指差し注文で紅燒牛肉麺(ホンシャオニョウロウミエン)をいただきました。ガイドブックに載るような有名店なのかどうかは知りませんが、非常にシンプルで、飲んだ後のシメに食べたい感じのお味でした! 台湾名物の牛肉麺は大別するとあっさり薄味の「清燉牛肉麺」と濃いめ辛めの「紅燒牛肉麺」があります。いずれも中国大陸由来のようですが、紅燒牛肉麺は一説には四川省出身の老兵がもたらしたといいます。 この日、台北郊外で33人が亡くなるバス事故があり、お店のTVではずっとニュースが流れていました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。乗客に日本人はいないと報道はされましたが、さすがに実家に連絡を入れましたね。  ホテルへ戻るとします。最短ルートを通ったらビルの谷間を通らされたり…。台北は夜遅くても女性が一人で歩いていたり、治安は日本並みに良いのかなぁ〜なんて思いました。 ホテル近くのセブンイレブンで買った台湾ビールとポテチ。自分に乾杯! 部屋のTVはなぜかケーブルテレビしか映らず、たまたま見たのが客家(はっか)専門チャンネルだったり。客家は大陸の漢民族の一派で独自の客家語を使い、中華圏全域にコミュニティがあり、東洋のユダヤ人とも言われます。台湾でいえば人口の12%くらいが客家人だそうですが、都市によっては40%くらいを占めることもあるようです。客家語の数の発音は「イッ、ニー、サーム、シー」と日本語に近く、古い時代の北京語の特徴を持っているそうです。 客家については高木桂蔵氏の「客家」が参考になります。客家 (講談社現代新書) Amazon   2月13日(月)、1日目、走行距離58km!   つづく

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  • 25 Feb
    • 台湾一周ツーリング 1日目 桃園〜台北 前編

      2月13日(月) 晴れ午前9時、羽田空港を発つこと3時間強で台湾・桃園国際空港に到着しました〜!(時差1時間)気温は16℃、暖けぇ〜〜!台北近郊の国際空港は他に松山空港がありますが、位置関係を日本に例えると桃園が成田、松山が羽田という感じでしょうか。桃園空港は近くに空軍基地があることからか、上空からの撮影が禁止されています! 空港内はモダンな内観です。 無事に入国を果たし、まずやるべきことは両替!税関を出てすぐのところに台湾銀行の窓口があり、両替が可能です。この時のレートが1台湾元(以下元)≒3.8円…高っ!!台北市内でもっと安いところを探す手もありますが、ここは時間が惜しいので即両替しました。 続きまして、スマホのプリペイドSIMカードの購入です。すぐ隣に中華電信のカウンターを発見!3G/4G 5日プランで300元(約1140円)、1日あたり約228円、これは安いと思います。SIMカードの交換からセッティングまでしてもらって万事OK! 空港内のキオスク(?)で買った黒松沙士、通称台湾コーラは29元(約110円)。噂通り、ドクターペッパー的な薬臭さです(苦笑)。  桃園国際空港から台北駅までは33km、移動手段としてはリムジンバス、バス+高速鉄道、タクシー、宿泊するホテルによっては送迎バスなどがあります。延期に延期を重ねたMRT(鉄道)桃園国際空港〜台北駅線は2017年3月2日に開業予定だそうで、残念、間に合いませんでした。 私は一番メジャーなリムジンバスを使うことにします。バス会社の中でも一番メジャーな國光客運を選びました。桃園国際空港〜台北駅が片道125元(約475円)、後で知りましたが往復券なら少し安くなるみたいです。 高速道路を順調に進むこと1時間弱、淡水河を渡ると台北の街並みが見えてきました! 午前11時、台北駅に到着〜!乗客のほとんどがここで降りるので、降車場を間違えることはないと思います。  せっかくなので、しばし街歩きを楽しもうと思います。 こちらは元々は日本統治時代(1895〜1945年)の1899年に作られた台湾初の洋風公園で、戦後に二・二八事件を記念した二二八和平公園と改められています。 その公園の北側にある台湾博物館、やはり日本統治時代の1915年の完成です。台湾に関する文物が豊富に展示されているそうです(ここはまたの機会に!)。 その向かいにある旧土地銀行の建物も台湾博物館の分館として利用されています。 こちらが台湾総統府、建物は1919年完成の旧台湾総督府です。う〜ん、大正ロマン全開!! 大戦末期の米軍の爆撃で内部が全焼し、戦後に改装されて現在に至っています。中は午前中に限り見学が可能で、ガイド付きタイムが5回あります。 台北が台湾の中心になったのは中国の清の時代の1885年、当時は清の一部で台湾省でした。日清戦争ののち1895年から終戦の1945年までの50年間が日本統治時代ですね。  総統府の近くにある趙記菜肉饂飩大王(ちょうきさいにくわんたんだいおう)という有名なワンタン屋さんにやってきました。 小・6個入り、90元(342円)!いや、デカすぎやろ! スープはセロリが入って極薄味、卓上の調味料を自分好みに入れて食べるみたいです。他人の視線をあまり気にしない台湾人は相席当たり前、店内は超満員でした。  ちょうどランタンフェスが開催されていて、市内のあちこちにド派手なオブジェが見れれました。  台北の原宿と言われる西門町(せいもんちょう、シーメンディン)を歩きます。洋服店や飲食店が立ち並び、ナウいヤングがいっぱいです!  その西門町の一角の商業ビルに目指すラーメン屋さんがありまして。 ラーメン凪・西門店、東京の人気ラーメン店「凪」の台湾1号店です!東京だと煮干しラーメンで有名ですが、海外は豚骨の「豚王」ブランドで展開されています。日本のラーメンは「日式拉麺」として海外で大人気です! 基本の「豚王」は200元(約760円)+サービス料10%、台湾の麺料理としては高額です。しかし食べれば納得のジャパンクオリティ、日本国内でもここまで美味しい豚骨ラーメンはそうそうないでしょう。 オペレーションもしっかり整理されていて超満席でもストレスゼロ、外国語に対応するきめ細かさも光ります。 我が豚骨に一片の悔いなし! ちなみに台湾人にとって麺をズルズルすするのは行儀が悪いのだそうです。逆にゲップは食事中でもOKだそうで…。現に私の隣に座っていた若いカップルはレンゲに麺を乗せて器用に食べ、平気でゲップをなさっておりました。  西門町の外れの路地裏に、当日泊まる予定のチアーズホテルがあります。チェックインは17時から、さすがに早すぎたので場所だけ確認するとします。  では、レンタルバイク屋さんを探すとしましょう! 人口270万人の大都市・台北ですが、その市民の足として普及しているのが小排気量のスクーターです。街で見かけるオートバイの98%はスクーターじゃないのかと思えるほどのスクーター率です。そして街中の路上・歩道を問わずスクーターの路上駐輪は多いです。路肩に赤や黄色の線が引かれているところは基本路駐禁止ですが、白線の場所はOKです。とにかくもうどこにでも停めてあって、少なくとも駐輪場所に困ることはなさそうです。これは東京あたりでは考えられないことですね〜。  で、諸先輩がたのブログでチェックしていたこちらのお店へ。「機車」はオートバイ、「出租」はレンタルの意味ですね。台北駅北口すぐでアクセス良好です! 日本語は通じない前提で「エクスキューズミー…」と怪しい英語で声をかけ、あらかじめ翻訳アプリで用意しておいた「オートバイをお借りしたいのですが」の中国語訳文を店員さんに見せると、「オーケー、カムイン!」と店内に通してくれました。 ふう、どうやら借りられそうです! 対応してくれたのは30代くらいの若い男性店員さんで、中学生レベルの英語(お互いに)で説明を受けました。パスポートと日本の運転免許証の中国語翻訳文を見せ、コピーを取ってもらいます。 日本人向けの説明文が用意されていました。この日、私の他にも奈良県からお越しの日本人もいらっしゃったそうです。 車両が右側通行であること以外は大体日本と同じ交通ルールのようです。駐輪については二輪車同士の接触は不問なんだそうです。事実、路駐風景を見ても皆隙間にゴリゴリねじ込むように停めており、傷のないスクーターはまず見かけません。また、レンタル車はガソリン満タン返しは不要で、スカスカ返却が基本です。 レンタル車両はやはり皆100〜150ccのスクーターです。この際ぜいたくは言えんでしょう。 その中から選んだのがコチラ!KYMCO(キムコ、光陽機車)製VJR125、2015年式。全長1.77m、乾燥重量100kg、最高出力9.8ps、最大トルク0.92kg、タンク容量5.5ℓ。 キムコは台湾のスクーターシェアNo.1で、日本ではそうでもないですがヨーロッパでは高いシェアを持っているそうです。過去には本田技研工業から技術供与を受けていたこともあり、その品質は折り紙つき。このVJR125というマシンは日本で言えばスズキのアドレス125あたりに相当するスペックだそうで、日常の足としては申し分ないでしょう。なぜこのマシンを選んだのかといえば、とにかく新しかったから(笑)。 料金は1日800元(約3040円)、5日で4000元(約15200円)。相場からすると多分割高ですが、外国人相手なら仕方ないと割り切ります。そこに担保金がプラス2000元(約7600円)。これは交通違反があった場合には所有者に後日罰金が請求されるので、罰金を差し引いた金額(無違反なら全額)が3ヶ月後に郵送されるそうです。 「5デイズ!」と言った時に店員さんの顔が一瞬引きつったように見えたのは多分気のせいです…。(こいつまさかこのマシンで台湾一周とかする気か…?)  さあ、いよいよ成りゆきまかせの台湾一周ツーリング、スタートですっ!!!  後編につづく!

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  • 24 Feb
    • 台湾一周ツーリング2017・準備編

      こんにちは!台湾一周ツーリングを完遂し無事帰国したことを記念して、超久しぶりにブログを更新しますっ!期間:2017年2月13日(月)〜2月17日(金)、4泊5日はじめに…結論から申し上げますと、台湾ツーリングは他人にはオススメできません(笑)!詳しくは後々述べますが、とにかくリスクが大きいので、やりたい人は自己責任で…ということになると思います。…ただ、それでも抗えない魅力があったのもまた事実でして、そのあたりを私なりの視点でお伝えできればと思います。  アクセスさて、どうやって台湾でツーリングをするかですが…。フェリーの沖縄県石垣島〜台湾・基隆(きーるん、ジーロォン)航路は運営会社が2008年に破綻したことで消滅しています。日本国内から自分のオートバイで乗り込むことは出来ません…残念!(2017年2月現在)ま、フェリールートがあったとしても時間と費用の面で現実的ではなさそうですが(だから廃れた?)。ということで、飛行機で現地入りしオートバイを借りて乗るしかないようです(そもそも雪国なので2月にマシンは出せませんけど)。ちなみに自転車なら分解すれば手荷物扱いになって飛行機で持ち込めます。 …すまんな、今回は留守番頼むわ。  運転免許台湾はジュネーブ条約に加盟していないので国際免許は使えません。しかし、日本国内の運転免許証の中国語翻訳文があれば台湾国内でそのまま運転することができるという特別な制度があるんですね〜(やったネ!)。発行は日本国内ならJAFの各支部、台湾国内なら台北か高雄(たかお、ガオシォン)の交流協会(大使館のようなもの)が窓口になっています。JAFの場合、費用は1件3394円(税込)、郵送での申し込みは別途郵便代がかかります。台湾の交流協会のほうが手数料は安いそうですが、現地に着いてから手続きに行くのは時間がもったいないので私は事前に準備しました!有効期限は入国から1年間です(免許の有効期限がそれ以内ならその日まで)。 保険まずは基本の海外旅行保険「損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険【off!】」に加入しました。諸々入れて5日間で1660円でした(クレジットカードに付帯している人は不要です)。この保険で滞在中の怪我・病気等はOKなのですが、自動車保険のような運転中の対人対物補償はありません。適用されるのは借りた車両に傷をつけたり壊したりしてしまった、といったケースです。レンタル車両には一応最低限の自賠責保険はかかっているそうですが…色々調べたんですが、台湾国内でレンタルバイクを運転中に起こした対人・対物事故を補償する任意保険というものは無いようです(あったら教えてください!)。この点が今のところ私が他人に台湾ツーリングをオススメしない最大の理由です。  飛行機航空会社はLCCのピーチアビエーションを選びました。往路、2月13日(月)5:50羽田空港発〜8:50桃園(とうえん、タオユィエン)国際空港着復路、2月17日(金)20:45桃園国際空港発〜0:45羽田空港着と、ほぼ5日間現地に居られるという欲張りモード全開の日程が可能です!料金は往路が28550円、復路が14350円、手数料880円、合計43780円でした。実は一人で海外に行くのは初めてでして、これが高いのか安いのかピンときませんで…。空席数によって料金が変動するそうなので、3週間前の予約ならこんなものですかねぇ。  スマホ海外でスマホを使うには、海外ローミングとかレンタルWi-Fiルーターとか色々手段がありますが、今回は安いと評判の現地プリペイドSIMを購入することにしました。一人旅なうえ、グーグルマップとかかなりガッツリ使う予定なので。これを機に機種もiPhone5S→SE(SIMフリー機)に変更!手が小さいので、片手サイズじゃないとイヤなんですね〜。プリペイドSIMは中華電信という台湾最大手の会社(日本でいうNTTドコモ?)のサイトから予約をし、空港カウンターで受け取ることにしました。  予習出発の1ヶ月前くらいから、台湾に関する本を片っ端から読みました!せっかくの機会ですからね、より台湾のことを知っておいたほうがいいでしょう。 オススメは司馬遼太郎氏の「街道をゆく 台湾紀行」街道をゆく 40 台湾紀行 (朝日文庫) Amazon そして、小林よしのり氏の「台湾論」新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 Amazon それぞれ言わずと知れたベストセラーですので、この2冊さえ読めば台湾の歴史や日本との関係がよくわかると思います! ガイドブックとして持参したのは「地球の歩き方」D10 地球の歩き方 台湾 2016~2017 Amazonベタな観光地だけでなく、旅人に必要な情報が全島まんべんなく載っています!この1冊にどれほど助けられたことか…影のMVPですね。  装備○ヘルメット諸先輩がたの台湾ツーリングブログを拝見すると、バイクのレンタル屋さんでヘルメットも貸してくれるそうですが、臭い(笑)という声が多いようです。なので、マイヘルメットを持ち込むことにしました。普段はフルフェイス派なんですが、バックパックに入れて機内に持ち込むために幅がスリムなジェットにしました。日差しが強いみたいなのでシールドはダークスモークで! ○グローブ愛用のカドヤ製BHR-SPEED1。 ○服装これが迷いました。ガッツリ走るなら革ジャン+チャップスでいいんですが、台湾のレンタルバイク屋さんは外国人にはあまり貸したがらないようなので、借りられなかった場合も想定しなければならないんですね。台湾は2月といえども日中は気温が20℃以上になるため、全身革づくめで街歩きは避けたいところです(汗)。なのでちょっと薄着で不安ですが、長袖のウインドブレーカー+防寒インナーでどんな天候にも対応できるようにしました。  持ち物その他○パスポート○バックパック(機内持ち込みギリギリの25×40×55cm)○着替え2日分(洗濯1回予定)○洗面用具○常備薬○手帳+筆記用具(筆談に威力を発揮)○予備バッテリー+ケーブル類  ほんじゃ、行ってみっぺ!  つづく!   

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  • 04 Dec
    • 総集編 第6週 北海道帯広市〜洞爺湖

      8月24日(日)、35日目、帯広から富良野~美瑛経由で旭川へ。帯広市のライダーハウスを出発する、同郷福島のコエダさんを仲間と見送ります。羅臼のキャンプ場でお会いして、その2週間後にまた帯広で2晩ご一緒でした。部屋でのオヤジ姿からは想像出来ないカッコよさで颯爽と去っていきました!さて私のルートですが、前週の旭川方面に向かうあたりに戻ります。富良野~美瑛のいいとこ取りをするつもりだったんですが、美瑛の青い池まで来たところで激しく雨が降ってきました…。まぁ確かに青いんですが、なんだか絵の具を入れたみたいで(笑)あまりキレイには見えなかったですね~。摩周湖近くの神の子池のほうが強く印象に残っています!雨の中、旭川ラーメンツアー開始、まずは有名な天金さん、念願の初訪問です!獣の濃厚なスープと濃いめの醤油味がガツンとぶつかり合っている感じで、本当に旨いです。個人的に旭川ナンバーワンです。累計13杯目。次も有名店の蜂屋さん、焦がしラードの風味が強烈すぎる個性派でしたね~。ハマる人はハマる、好き嫌いがはっきり分かれるタイプですね。このラーメンを食べた後、しばらくは何を食べても蜂屋の香りのゲップが出ます(笑)。累計14杯目。さらに老舗のつるやさん、ここは味噌ラーメンも人気らしいのですが…まずは正油を頂きます。やはりスタンダードな旭川スタイルだったと思います…。というか、その前の蜂屋さんの味が強烈すぎてよく思い出せません(汗)。累計15杯目。北海道のご当地ラーメンは昔から旭川の醤油・札幌の味噌・函館の塩なんて言われていて、実際その通りだったりするんですが、旭川市内のラーメン店は塩も味噌もそろえているお店が多く、味噌のほうが人気がある場合も多いようです。濃厚な動物と魚介のWスープに濃いめの醤油(正油とも)、アツアツを持続させるラード、低加水の細麺というのが基本スタイルですね。やっとラーメンブログっぽくなってきました(笑)。8月25日(月)、36日目、旭岳エリアを回りつつ美瑛~上富良野へ。旭川市中心部に近いキャンプ場で出会った、東京からお越しのベスパ乗りの方。写真を撮るのが目的で北海道に来ただけあって、ちょっと垢抜けた感じの青年でした。この日の午後に美瑛の丘でバッタリ再会しましたね~。そして、同じキャンプ場で出会ったのがイスラエルから来た女子大生のリリア。東アジア史を専攻している彼女は、夏休みを利用して北海道をヒッチハイクで旅していました。めちゃくちゃ日本語が上手なうえに言葉使いも丁寧なので、最初はか弱い印象がありましたが、紛争地域から単身で来ただけあって(?)なかなか肝のすわった女性でした。旭岳の温泉に行きたいとのことで、乗せてあげることはできませんが…とりあえずプラカードを作ってあげました。のちに九州~四国で出会う、日本一周ヒッチハイカーのシノハラくんのことをちょっと思い出しますね(笑)。どうすれば効率よくクルマに拾ってもらえるか、私もこのときはよく分からなかったですねぇ…道路沿いが難しそうだったので、コンビニの駐車場で声かけをする作戦を提案したら上手くいったようです。そして旭川ラーメン二日目(笑)、またまた天金さんです。今度は塩、こちらもなかなかの美味しさでした!旭川のラーメンは炒めた野菜を乗せたラーメンもあって、そちらも美味しそうでしたね。タンメンではなくて正油野菜ラーメンなんて呼ぶみたいです。累計16杯目。次にお邪魔したのはだるまやさん、化学調味料不使用・国内産厳選素材といった、こだわりアピール系のお店です。老舗有名店のようなインパクトは無いですが、じんわり美味しい系ですね。いわゆる旭川ラーメンを目当てにというより、近所にあったら通うかも、なお店でした。累計17杯目。この他の有名店、「梅光軒」さんと「青葉」さんは以前来たときに食べていたので、今回はパスしました。そして、前日にスルーした美瑛の名所巡りをしたんですが…天気が残念でしたねぇ。これがセブンスターの木…。美瑛・富良野というエリアはどちらかというと観光メインなので、放浪者向けではないですね(笑)。写真が趣味な人にはたまらないでしょうね。8月26日(火)、37日目、岩見沢~夕張を抜けて南下、平取へ。上富良野のキャンプ場の朝、この日は本当に久しぶりの快晴でした(気温は9℃)!ここからの北海道最終盤は憎たらしいほどの良い天気で、もう一周してやろうかと思うくらいでしたね~。一時はどこかでアルバイトしようかなんて思っていましたが、この頃は徐々に帰り足になっています。一気に日本一周するほうに気持ちが傾いていた頃ですね。岩見沢市の喜地丸燻(きじまるくん)の雉(キジ)ラーメンです。北海道のラーメン本に「キジを使った珍しいラーメン」と紹介されていたので寄ってみました。予想とだいぶ違う濃厚なラーメンが出てきて、ちょっとビックリでしたね。累計18杯目。久しぶりのワインディング、岩見沢~夕張の山道を走って一息ついたところです。せっかくの良い天気なのに、なぜに地下深くの夕張炭坑跡など見学したのか…。リアルな蝋人形で作業風景が再現されていました。ま、それなりに見応えはありました…。8月27日(水)、38日目、太平洋に沿って苫小牧~室蘭へ。平取町のライダーハウス「ユーカラ」で同泊だった方々です。埼玉からモンキーバハでお越しの方…小さなマシンに大きな荷物を積んで、広大な北海道の道をびぃ~ん!と走っていきました。こちらは東京よりVTRでお越しの方、旅慣れたベテランライダーでしたね。あの町のあれが旨い、といったお話をたくさん聞かせてもらいました!この後は苫小牧からフェリーでお帰りでした。苫小牧ではこの地域で人気という、味の大王総本店さんのカレーラーメンにトライしました。なんというか、マズくはないんですが、これは自分でも作れそう…と思いました(笑)。スープというよりモロにカレーのルーみたいな感じで(汗)…なんかスタッフの賄いみたい(失礼!)。味の大王というのは室蘭にもあって、そこでも6年前にカレーラーメンを食べているんですが…味は結構違いますね。系列店というか、どこが本当の元祖だとか、お店同士の複雑な系譜があるらしいですが、割愛します(笑)。累計19杯目。室蘭の地球岬、6年前の初北海道以来です。本当に地球の丸さを感じるような美しい水平線でしたね~。一緒に岬を眺めた、大阪の男性。「あれが恵山でな~…」とか、水平線の向こうの山々を詳しく教えてくれました。この日は室蘭の夜景というものを初めて見たんですね~。国道沿いのここがJXの製油所と白鳥大橋を同時に眺められる穴場でした。いや、スマホで夜景の撮影って、ホントに難しいです!8月28日(木)、39日目、再び札幌へ。室蘭の海沿いの朝も素晴らしい景色でした。同じ場所で寝泊まりした札幌の男性・ZX14さんです。40代の体格のいい温厚な男性、彼の話はめちゃくちゃ面白くて、酒も無いのに夜中まで語りましたねぇ。この後予定を変更して札幌まで行ったくらいです(笑)。展望スポットの測量山からの室蘭の眺めです。前夜見た白鳥大橋と、坂だらけの街の入り組んだ感じがよくわかりますね。室蘭のイタンキ浜、ここの砂は変わっていて、歩くたびにキュキュッと音が鳴ります。いやしかし、道東もこのくらい素晴らしい天気だったらさぞ感動したんだろうなぁ…。そして2度目の札幌、やってきたのはえびそば一幻さんです。そんなにエビエビしてなくて、食べやすい一杯でした。しかも、東京にも支店があったなんて…札幌で無理して食べなくてもよかったですね。累計20杯目。そして一幻さんのすぐ近くにあった五丈原さん、そういえば昔から有名だよなぁ~と、フラッと入ってしまいました。山○火っぽい感じの軽めの白湯スープですね。累計21杯目。この日の宿は札幌ハウスユースホステルでした。繁華街まで徒歩圏内で素泊まり3千円台、ここは5年ぶりでしたね。ここで同室だった埼玉の70代の男性・マルオさんは、なんと自転車で旅をしながら日本100名山の制覇に挑むという超人です!しかも定年後に始めて10年計画というから驚きですね…。あ、マルオさんの写真撮らせてもらえばよかったな…。今回は雪が降る直前まで北海道に滞在するとおっしゃっていましたが、10月5日以降のブログの更新がないようです…。無事に帰宅されたでしょうか…。この夜食べたのが、ZX14さんに教えてもらったラーメン空です。ZX14さんは、いわゆるすみれ系とは違うとおっしゃっていましたが…純連ぽい気もしましたが…。ともかく札幌らしい濃ゆい味噌ラーメンでした!累計22杯目。本当は他にも色々な店を教えてもらっていたんですが、重すぎてここでギブアップでした…。札幌といえば味噌ラーメンなんでしょうが、実際は群雄割拠というか、かなり東京化していて、本当にいろんなラーメンがありますね。逆にいうと札幌ならではなラーメンも少ない感じですね(有名な「すみれ」系も全国あちこちで食べられますし)。8月29日(金)、40日目、札幌から余市へ。札幌のスープカレーならココ!ということでZX14さんに教えてもらった奥芝商店さん、なかなか面白いお店でした。カレーは濃厚海老スープに具沢山と、かなりのガッツリ系です!カレーもさることながら、古民家レストランに小物とかメニューとか仕掛けが多くて、色々とニヤリとするポイントがありますね。奥芝店主による北海道一周マラソンで募金を集めた話など、物語性もありますし、人気もうなずけます。この日はほとんどスープカレー屋さんのハシゴで終わりました…。とりあえず余市まで移動して、翌日のニッカウイスキー見学に備えます。この日までで旅の3分の1なんですね…。8月30日(土)、41日目、積丹半島を回ってから余市~ニセコ~洞爺湖へ。余市のキャンプ場からニッカウイスキーまではすぐですが、この日は先に積丹半島を回ることにします。積丹岬の駐車場で会った、鹿児島の青年…完全にカブの住人ですね。男前の彼ですが、この後、神威岬・大沼キャンプ場・函館ベイエリアと、偶然3度再会しています(笑)。積丹岬から徒歩でトンネルをくぐった先の島武意(しまむい)海岸、積丹ブルーと呼ばれる、ものすごい青さでした!この2ヶ月後に行った沖縄本島でもこんなに青い海は見れなかったですね。さらにスゴかったのが神威(かむい)岬、断崖の険しさと神秘的な岩礁と美しすぎる海の青さは北海道ナンバーワンでしたね。ニョキッと立っている岩は乙女の化身と言われているそうです。そして4年ぶり2度目のニッカウヰスキー余市蒸留所です。元々人気スポットではありましたが、NHKのドラマでさらに人出が増えたようです。歴史的施設でありながら、現在も絶賛稼動中の工場なんですね~。石炭を燃やしたときに出る黒煙が余市の市街地に広まらないよう、高性能のフィルターを装着するなど、時代に合わせて進化しています。工場内やウイスキー博物館はガイドさんの解説付きで案内してもらえます。記念すべき第1号ウイスキー、コルク栓から蒸発して減っているんだそうです。ガイドさんは大勢いらっしゃって、話しぶりも個性が出るので、ガイドさんによって話の内容が全然違ったりするのが面白いですね。今でも余市を飲むとここの空気感を思い出します…。ドラマは…総集編だけ見ようかな。この日はニセコを走って、羊蹄山を眺めて、洞爺湖まで辿り着きました!放浪モードから徐々に脱して、いよいよ北海道脱出に向けて舵を切った週でした。日本一周も8割がた決心がついた頃ですね。しかし、日本の風景は北海道だけが特別に違うと、日本を一周してから改めて思います。第6週の走行距離、1475km。累計、8229km。第7週につづく!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

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  • 01 Dec
    • 総集編 第5週 北海道・網走湖〜帯広市

      8月17日(日)、28日目、網走から屈斜路湖を経由して再び開陽台に向かいます。網走湖畔のキャンプ場で意気投合した4台で網走港の朝市食堂へ行きました。左から札幌、習志野、神戸ナンバー、ここで流れ解散です。札幌の方はオートバイのカスタムショップを経営されていて、道内ならではの二輪事情が興味深かったですねぇ~。習志野の方は通算20回以上来道という北海道の達人で、いつもはオフ車で来ているそうです。神戸の青年は私を年下だと思っていたらしく、年齢をバラしたら急に敬語になりましたね(笑)。キャンプ場では隣の鹿児島から来たカップルが出発するところでした。女性のハーレーのフロントにはぬいぐるみが…。なんというか、この頃は完全に放浪モードで、行き先は風の吹くままという感じでしたね…。少し天気が回復していたので、道東で雨で残念だった場所にもう一度向かったりしていました。藻琴峠からの屈斜路湖、さすがに眺望抜群です!川湯温泉のEZOライダーでコインランドリーだけ借りまして(笑)…。地元(?)北見からの2台、宿泊しなくてもなんとなくライダーが集まる、たまり場のような場所ですね。ママのお好み焼きなんかもご馳走になったんですが…あ、そういえばママの写真撮ってませんでした…。そして2度目の開陽台、見晴らしは今ひとつでしたが…。地元の走り屋(笑)が遊びに来てまして、爆音を轟かせて丘を下りていきました…。この日はここでキャンプを張りましたね。8月18日(月)、29日目、野付半島から知床半島へ。開陽台展望台の朝、放牧されている牛がごま塩のように見えます。開陽台の下の北19号も2度目。彼は大学院生のナカノくん、前日のEZOライダーで知り合って開陽台で再会、この日はそのまま行動を共にすることにしました。野付半島のナラワラ、4年前に来たときは何とも思いませんでしたが、あらためて見ると見事な風景でした。網走の能取岬しかり、やっぱり天候や季節で印象は変わるもんですね~。ここはナカノくんが行きたいと言わなかったらスルーしてましたね!ナカノくんを秘湯巡りに誘います。知床半島の羅臼側の行き止まり付近、北方領土の見える海岸沿いの瀬石温泉です。満潮で水没する超ワイルドな混浴露天風呂ですが…熊の湯を上回る熱湯コマーシャル温泉でした!まあ、熱かったら海にダイブすればいいんですけどね。秘湯を3つハシゴしてナカノくんとは別れたわけですが、結局夕方に知床キャンプ場で再会するんですね。まあこの辺りは行くところが結構似通いますからねぇ~。知床横断道路も羅臼岳も万事快調でした!ウトロ港から知床観光クルーズに参加もしましたね。ちょっと値は張りますが、その価値は十分ありますね!カムイワッカの滝は今は陸路は土砂崩れで塞がっているので、海上からしか見れないんです。半島の先のほうは一般の立ち入りが完全に規制されていて、手つかずの自然がそのまま保たれています。これが知床岬、きれいな芝生が広がっているのが見えます。ホンネは一歩でも上陸してみたいところですが…。手つかずの自然とはいっても、植物を食い荒らすエゾシカを駆除するなど、環境を保持するための対策は取られているんですね。8月19日(火)、30日目、開陽台から川湯温泉へ。知床キャンプ場で偶然(笑)再々会した長野の大学院生ナカノくん。お菓子が主食という(笑)恐るべき現代っ子…キャンプ場でもインスタントラーメンだけ食べてましたねぇ。網走監獄に行きたいとのことで、そこは一度行ったことがあったので付き合いません(笑)。お昼から雨の予報だったので、川湯温泉のEZOライダーで合流することを何となく約束して別れました。雨の中向かったのは3度目の開陽台、8月19日のこの日は「バイクの日」ということでイベントがあったんですが…。なんと雨天中止(笑)…記念フラッグだけ配られて解散というヌルさでした。開陽台でお会いしたのが宿敵長州(笑)のハーレーオーナー。彼がフェリーで知り合った別の青年と、後日帯広のライダーハウスで会うという…色々つながっているんですねぇ。大雨の中、川湯温泉のEZOライダーにチェックイン、近くの欣喜湯さんで濃ゆい湯に浸かりました。この日は我ながらよく走ったと思います(笑)。最初にEZOライダーに泊まったときに雨降りくらいで停滞していたことを思えば、少しはたくましくなってますね。8月20日(水)、31日目、またまた知床を目指します。EZOライダーで再々々会したナカノくん、これが本当のお別れでしたね…。学生最後の夏休み、充実の北海道ツーリングになったことでしょう!名前だけは聞いていたので後でFacebookで申請しようと思ったら、アカウントが探せず…音信不通になりました(笑)。このとき以来、Facebook利用者とは出会ったときにつながるようにしています。そして、他の同泊者たちも見送ります。彼らは横須賀のど根性学生3人組…この「3人いればへっちゃら感」がたまりませんね~。いいなぁ~こういう夏休み!チャリダーも結構多かったですね!彼はビートルズのコピーバンドをしていたそうで、ライダーハウスのピアノで「レディ・マドンナ」を弾いてくれましたね。東京から帯広に移住し、バー「来道(RIDE)」を経営されているご夫婦、お店は一週間以上閉めて夏休み中とのことでした。当然ですが、北海道にお住まいの方でも、まとまった休みを取らなければぐるっと北海道ツーリングなんて出来ないですよね。看板娘として8月限定でEZOライダーで働いていた女優の望月ミキさんとのツーショット…。このセンムの悪意ある構図がまた…。望月さんとは翌9月の上越のイベントで再会しましたね!数多い宿泊客の中で、私のこともちゃんと覚えていてくれました~。というか、私の通算4泊というのは今シーズンのEZOライダー最多利用記録なんだそうです…いや、本当にお世話になりました!そして、なぜここからまた知床に向かったのか…よく覚えていないのですが(笑)、確か羅臼湖を目指していたような気がします。北海道なんてもうしばらく来ることもないだろうという寂しさから、悔いの無いようしゃぶり尽くそうと思ったんですね。その道中、積み荷がほどけてリュックサックを引きずったまま数十km走っていたようです…。利尻島で登山用に1500円で買った思い出の品が(笑)。この散らばった荷物探しとリュック再購入に時間を取られ、羅臼湖はあきらめました…。そう、あきらめて先に進むということを学びました!8月21日(木)、32日目、道東ラストスパート、知床から一気に釧路~十勝へ。2ヶ月目突入、道東はもう十分だろうという気持ちになっています。知床の道の駅で会った東京の青年、マシンはCBR600RR…。車種と積み荷の対比ということでは、この旅で会ったライダーの中では最高のイカレっぷりです!ところ変わって釧路の有名店まるひらさん、噂の釧路ラーメンに初挑戦です!北海道のラーメンで言えば、個人的にはここが最大の発見でしたね~。お魚の良い香りと他所に無い独特の食感の細縮れ麺が印象的でした!累計11杯目。釧路でもう一軒、河むらさん。ここもソツなく美味しい一杯でした。累計12杯目。北海道編は結構自炊が多かったうえに、ご当地ラーメン全国制覇というテーマも決めていなかったので、まだラーメンは目立たないですね。たどり着いたのは帯広の公営ライダーハウス「大正カニの家」。禁酒禁煙など色々規則はありますが、シャワーもキッチンも付いて無料という、スゴいところです。左のメガネの青年、私が2日前に会った山口のハーレー乗りと連絡を取り合っていて、この後どこかで合流すると話していましたね。横になっている年配の男性は同じ福島から来たコエダさん、この2週間前(!)に羅臼のキャンプ場でお会いして以来の再会でした。コエダさんは1カ所集中型、私は常時流転型です。で、このカニの家で会ったある青年ライダー、実は旅の途中で旅費が尽きて近所の農家でアルバイトをしているという…。彼の話を詳しく聞くうちに、私もどこかでアルバイトをしようかとマジメに考えました。旅費のこともありますが、旅先で仕事をするという経験が何だか魅力的に思えたんですね。8月22日(金)、33日目、十勝から日高山地へ迷走。大正カニの家はIHコンロ完備で自炊派に優しいです。この頃編み出したのが、ご飯を炊くときに一緒におかずになるものを入れておくというワザ…。同宿のキャンパーに教えて頂いた、近くのレストランCEVA(セバ)、ここの豚丼が旨いという話でした。タレに頼らない、しっかり炭火焼の肉の味がする旨い豚丼でした!「ウチの豚丼は美味しくないから500円でいいよ~。」なんて、マスターもしっかり男前でした!この日は昼から雨で、同宿の人たちは皆停滞中でしたが、私は釣り竿など買って札内川沿いのキャンプ場へ向かいました。しかし、大雨で渓流は濁流と化し…とても釣りどころではありません。あぁ夢の自給自足生活が…。しかもこのキャンプ場、スーパー・コンビニまで20km、電波も入らないという恐るべき山奥でありました。8月23日(土)、34日目、また帯広に戻ります。キャンプ場そばのピョウタンの滝、かつて水力発電用のダムだったそうです。ものすごいマイナスイオンが発生しています…多分。昼過ぎに雨があがり、また帯広方面に戻ります。途中で見つけた名も無い直線道路、13kmあります。嵐山の展望台から眺める十勝平野です。そして結局戻ってきた大正カニの家。この日はかなりの人数で、タコ部屋は回避して1Fの隅を占拠しました!この週は完全に沈没モードでしたね~。大雪山から旭川に抜けずに北見に向かったあたりから迷走している感じです。せっかくの道東が雨ばかりだったから、もう一度コンディションのいいときに行きたいと思ったんですね。それでも、ライダーハウスで一日ゴロゴロなんて日は無かったんで、それなりに得るところもありました!第5週の走行距離、1322km。累計、6754km。第6週につづく!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

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  • 30 Nov
    • 総集編 第4週 北海道 屈斜路湖〜網走湖

      8月10日(日)、21日目、本土最東端・納沙布岬で折り返し、釧路方面へ向かいます。前の日にライダーハウス「クリオネ」で一緒だった、名古屋の学生二人組のうちの一人。屈斜路湖のキャンプ場で偶然テントが隣同士という…まぁよくあることです。彼は友人とはここで別れ、私と同じく納沙布岬に向かいました。ペースが違ったのか、結局再会は出来ませんでしたね~。そのもう一人の友人VTRくんとも後日別の場所でばったり…北海道は広いんだか狭いんだか。根室地方からはずっと濃霧で景色は全滅…気温も真夏の昼間で20℃くらいという、革ジャン着てきて大正解でした。根室市内のどりあんさんで食べたご当地料理「エスカロップ」。巷のB級グルメとは一線を画す高い料理性、歴史もあり、市民に愛されている逸品でしたね。これはまた食べたい(他のメニューも)!納沙布岬から太平洋沿いに岬巡りをし、この頃から誰も行かないようなマイナーな岬のほうが好きになってきましたね~。そのひとつ、落石(おちいし)岬にあった旧無線送信局の跡地にて、「落石計画」なる展覧会が開かれていたのは我ながら素晴らしい発見でした!この建物自体がひとつのアートに見えますね~。根室出身の版画家・池田良二さんの個人アトリエでもあるんですが、年に一度のこの時期に若手芸術家とコラボレーションしたこの催しが行われるそうです。企画の目玉である「銅板の茶室」の最終製作過程が一般公開されていました。見ている間にも刻々と姿を変えていきますが…内部は本当に銅板に囲まれた茶室のような空間になっています。かつてこの落石電信局が有名なリンドバーグ号などと数々の歴史的交信を行ったことにちなんでか、「対話空間」がモチーフになっているようですね。企画に恊働していた学生さんたち(確か美大生)、右の彼女は福島の出身でした。「もしかして、福島からお越しですか?」と、私が着ていた「風とロック芋煮会」のTシャツに反応してくれたんですね!そんな彼女の作品がこちら。通信局と飛行機の対話、とも解釈出来る、なんだかほっこりする作品でした。そしてこの日の野営地、霧多布岬キャンプ場…。夜から予報どおり雨になりまして、そして予報どおり夜中に台風11号がやってきたんですね…。断崖絶壁の、遮るものが何も無い場所がどうなるか、推して知るべし!8月11日(月)、22日目、釧路まで行くも悪天候の為に引き返します。台風の過小評価、というか他にもキャンパーがかなり居たので、なんとなく安心していたんでしょうかねぇ…。このときの強風でテントのポールが大ダメージを受け、後に折れます…。はい、夜中に襲来した台風による暴風雨でテントはふなっしー状態、中は寝袋までびっしょりでした。早朝、耐えられず脱出するも身を隠す場所も無く、前の夜に知り合ったイトーくんという青年ライダーに助けを求めました。台風に備えてバンガローを借りていた彼、登山もするので装備も含めて危機管理能力が違いますね。防寒着まで貸してもらって、あなた様は命の恩人です!「こんなことなら夜のうちに呼んでおけばよかったです~。」なんて、こちらこそご迷惑をおかけしました!結局、嵐のピークが過ぎる午前9時頃までずっと旅の話で盛り上がりましたね。リターンライダーのイトーくんは三重県桑名市から初めての北海道ツーリング。彼こそ連絡先を聞いておくべき人の筆頭でした!彼の住む桑名市、この3ヶ月後に復路で行ったんですよね…この時期はまだ日本一周の決断前です。あらためてきちんとお礼したかったです…。台風といえば、このあと18号と19号の2回遭遇しましたが、やはり初めてお会いした方に助けてもらっています。私も困っている人を見かけたら手を差し伸べねば!この後釧路まで行ったんですが、手頃な宿泊地が見つからず、少し戻ってキトウシキャンプ場という秘境のような場所に辿り着きました。目の前の崖の下は海ですが、雨と濃霧で何も見えず、あずま屋を占拠して耐えました。昔から北海道は梅雨が無いと言われていましたが、近年はエゾ梅雨なんて言って、夏の間前線が停滞することが多いようです…。8月12日(火)、23日目、釧路を通過し、十勝散歩の拠点へ。この日は月明かりで早朝3時過ぎに目が覚めました!こうこうと輝く月に照らされた海の穏やかなこと…前日までの天気が嘘のようです。隣でテントを張っていたW800の青年と二人で朝日が昇るまで見守りました。………こんなに美しい朝日は見たことがない…。いや、朝日はきっといつだって美しいに違いなく、それを受け止める人の心のありかた次第で色々な見え方があるのでしょう。せっかくの北海道も毎日雨に嵐に…そう、こんな朝日が見たかったんだ!という思いの強さが見せた風景です。こんな絶景キャンプ場だったとは!メイン道路からダート(悪路!)700mありますが、なかなかの穴場ですね。八王子ナンバーのW800の青年、キャンプ場ではアクシデントもありましたが…彼の旅にとっても記念すべき1ページになったことでしょう!キャンプ場から近い尻羽(シレパ)岬、ダート4km(頑張って走りました)の先にある絶景岬です。余計なモニュメントやらが無く、風景そのものを存分に楽しめます。知床岬はちょっと別として、個人的には北海道ナンバーワン岬だったと思います!厳しさとおおらかさを合わせ持ったような、奇跡的な岬です。そして道の駅で会った見覚えあるVTRの青年、2日前に屈斜路湖のキャンプ場で会った学生二人組のうちのもう一人でした!十勝から知床方面へ、私と全く逆方向だったんですけど、会っちゃうんですね~。8月13日(水)、24日目、十勝平野をぐるりと一回りします。北海道編で一番北海道らしい一日でしたね~。本別のキャンプ場を基点にして、十勝エリアをぐるっと回ってまた戻るコースでした。北海道なんて、天気さえ良ければ大概どこでも写真映えするんですよね~。豊頃町のハルニレの木。中札内美術村、お菓子の六花亭さんが運営する一大美術テーマパークです。敷地内に画家さんごとに専用の美術館があるんですが、特に素晴らしかったのが相原求一郎美術館の「北の十名山」展ですね!「着てみたい北のTシャツデザイン展」もユニークでした!ここは正直、一日居ても飽きないです!で、セイコーマートでは地元のおじさんにお接待を受けました。「遠いところからよく来たな~、アイスやるから食いなっ!ガハハッ!」北海道で一番記憶に残っているアイスです。帯広市内のみすゞさんのら~めん。創作系の意欲的なメニューも多いですが、シンプルに頂きました。累計9杯目。そしてこの日のメインイベント、勝毎花火大会が始まるざますよ~。スマホのカメラで花火って、絶望的に難しいんですが…一番マシなヤツを。…毎日雨ばかりだったんだから、こんな一日があったっていいじゃない、な一日でした!8月14日(木)、25日目、三国峠を越えて糠平源泉郷へ。帯広市内の人気豚丼屋「とん田」さんの大行列…そう、世間はお盆休みでした!十勝エリアを脱出、ナイタイ高原牧場へ向かう道です。牧場自体はどんより曇っててイマイチでしたが…。ぬかびら源泉郷から少し北の幌加温泉「鹿の谷」、その露天風呂です。内湯は成分の違う3種類の湯、そして露天風呂はヒグマ出没地帯に面しています。脱衣所だけ男女別で中は混浴なんですけど、やっぱりカップルが入っていると気をつかいますね…。8月15日(金)、26日目、お盆の混雑を避け、またまた道東へ。糠平湖畔のタウシュベツ橋梁を見るため、片道4kmの林道を徒歩で向かいました。車両は通行許可が要ります。旧国鉄士幌線のアーチ橋跡ですが、毎年ダム湖に浮き沈みを繰り返して腐食が進み、崩壊寸前でしたね。例年夏はダムの貯水量が増えて水没するそうですが、この年は異例の水不足(?)で根元まで露出していました。もしかしたらかなりレアな写真になっているのかもしれませんね~。ちょっと大きな地震でも来たら崩壊しそうです。北海道のど真ん中、樹海地帯の中を駆け上がる三国峠です。延々続く高速コーナー、人気のルートですね。層雲峡で食べた、登山軒という地元の旭川ラーメンチェーン店です。かなりしっかりした旭川ラーメンでしたね。累計10杯目。その本場の旭川ラーメンを食べたかったのですが、お盆期間の混雑が予想されたので、また進路変更して道東へ向かいました。この時期はまさにノープランな贅沢極まりない旅でした!8月16日(土)、27日目、北見市内から網走周辺へ。北見市のつつじ公園キャンプ場で出会った、浜松の青年。浜松もこの3ヶ月後に訪れていますね~。レッドバロン北見で2度目のオイル交換をしてもらいました。ここに併設のライダーハウス「バイクステーション北見」を利用した札幌の2台が出発していきました(改装工事中のところを特別に泊めてもらったそうです)。ハイテク装備満載のメガスポーツ2台、ド迫力でしたね~。バイクステーションは私も4年前に利用させてもらっていたので、ちょっと懐かしかったです!北見市内で発見したのが北見ハッカ記念館、かつて盛んだった北見のハッカ産業の全てがわかります。田中式と言われる画期的な蒸留機、富良野のラベンダー園で見たオイル工場の蒸留機も原理は同じみたいです。網走の能取(のとり)岬、3年ぶりに来てみました。…荷物の積み方が最終形態に近づいていますね(笑)。3年前は10月の曇り空だったんですが、こんなにきれいな場所だとは知りませんでした!高い空と青い海と広い大地、これだけで十分です。網走湖畔の呼人(よびと)浦キャンプ場、かなりの数のキャンパーが利用していましたね。近くにいたライダー3人(それぞれ初対面)と仲良くなり、一緒に温泉に行ったりキャンプ場で酒を飲んだり…贅沢な時間でした!この週が北海道編のハイライトと言えるでしょうね~。出会いと発見に満ちていて、そうそうこんな旅がしたかったんだ、という思いが蘇ります!旅人との情報交換も含めて、自分の旅スキルがグッと上がった時期だったように思います。第4週の走行距離、1525km。累計、5432km。第5週につづく!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

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  • 27 Nov
    • 総集編 第3週 北海道・利尻島〜屈斜路湖

      8月3日(日)、14日目、稚内から札幌を目指して南下します。結局、利尻島は3泊3日の滞在になりました。で、なぜ突然山登りなんかしたのかといえば、こちらの少年リックとそのご両親の強いお誘いがありまして…。同じキャンプ場に3泊して、すっかり仲良くなりました(笑)。リックとパパは自転車で、お母さんは飛行機で、それぞれ札幌から来ました。リックはパパとは英語で、お母さんとは日本語で会話します。リックってば、本当に顔が小さくて手足が長くて、人懐こい良い子です!パイロットの卵でもあるんですが…オートバイも似合うぞ(笑)!利尻島を離れます…。人、風景、山、全て最高でした!また来たいですね~。残念ながら、利尻島をピークにこの後天気はしばらく下降線をたどります…。稚内から「日本海オロロンライン」を南下するんですが…。慣れない山登りなんかしたので、疲労から睡魔に襲われます…。こうなると延々続く直線道路は地獄と化します。名寄(なよろ)でひまわり畑を見たところで、疲労はピークに…。増毛(ましけ)あたりまで行きたかったのですが、この先でギブアップ。8月4日(月)、15日目、ようやく札幌到着。当初、名寄からは旭川方面に行く予定だったのですが、日程が大幅に遅れていたので真っすぐ札幌に向かいました。というのも、この日に札幌市内のビジネスホテルに予約を入れていたのです!この荷物の積み方…危なっかしい(笑)…。増毛(ぞうもうではなく、ましけ)の最北の酒蔵・国稀酒造さんにお邪魔しました。コスプレは無料です(笑)。工場見学は自由、ここが大人の修学旅行の第一歩でしたね~。増毛の市街地で会ったカブの青年、日本一周族3人目です。ちょっと挨拶した程度でしたが、彼、こした ゆうさんとおっしゃるんですね、ブログ拝見しましたよ。このときはまだ4日目(!)、現在はようやく北日本を回り終わって長野に一時帰宅中のようです。国稀酒造さんの向いにある麺屋田中商店さん、国稀さんの酒粕を使った絶品ラーメンでした!北海道で食べたラーメンの中ではトップクラスの美味しさでしたね。累計5杯目。札幌の手前から激しく雨が降り出しました。ようやく札幌市内のビジネスホテルにチェックイン、この旅で一番高い宿です!国稀酒造で買った清酒と酒粕焼酎、やっと味見出来ます!夜のすすきのへ繰り出し、話題のスープカレーなるものを食べてみます。この2Fにあるのがすあげ+さん、カジュアルでお洒落な人気店です。すすきので何軒か食べた中ではこのお店が一番美味しかったですね~。スープカレーは大概ボリュームがあるので、連食派にはしんどいです(笑)。続いて有名なけやきさん、札幌らしい濃厚な味噌ラーメンでした!累計6杯目。いそのかづお、札幌ブラックというそうです。関係ないですが、店主は磯野カ◯オに似ていました。累計7杯目。8月5日(火)、16日目、札幌を脱出しただけ。雨の中、ホテルを出発します。札幌市内の麺屋彩未さん、雨の中の大行列がその人気を示しています。「すみれ」系の間違いのない濃厚味噌ラーメンでしたね。累計8杯目。千歳市の「ちとせライダーハウス」にチェックイン、この日の移動はこれだけでした。この日、各地で大雨警報が出ていました。8月6日(水)、17日目、襟裳岬経由で釧路へ、道東再び。ちとせライダーハウスに同宿の旅人たち、彼は岐阜から来た大学生。日本一周ではないですが、全国の球場でプロ野球観戦をするという旅を少しずつ続けているそうです。彼は帯広へ向かいました。そして、東京からカブで来た専門学校生。初めての北海道のドキドキワクワク感、思い出すなぁ~。無事に宗谷岬まで行けたでしょうか…。このへんから、雨の降らない地域を目指して進路を選ぶようになっています(笑)。で、東へ向かったんですが、襟裳岬の近辺だけ局地的な大雨で…。もう嫌…。セイコーマート♪にて北海道限定どん兵衛、なんと利尻昆布を出汁に使っていると!確かに、昆布の香りが強いです!で、レッドバロン釧路に併設のライダーハウス、バイクステーション釧路にチェックインしまして…。ここで出会ったのが、福島県飯舘村出身の酪農青年カンノくん!…犬の後ろに隠れています。カンノくんに回転寿司をごちそうしてもらいました!いや、釧路の回転寿司のクオリティは異常です!カンノくん、長年やってきた酪農に見切りをつけ、大好きな二輪業界に転職すると言っていましたね。彼の連絡先も聞きませんでしたが、本当にレッドバロン釧路に就職したのなら、また行けば会えますね。カンノくんの故郷の飯舘村は、北海道から戻った後の9月22日に訪れました…。8月7日(木)、18日目、知床半島へ向かいます。レッドバロン釧路で教えてもらった、釧路市内の鮭番屋さん。直売所で買った食材を食堂で焼いてもらって食べるんですが…。タウン情報誌HOのお客様役として取材を受けまして…。掲載された雑誌は後で自宅に送って頂きました!初めてやってきた開陽台、さすがは人気スポット、雨天の割にはライダーが多いです。この後2回来てますが、1度も地平線は見えてません。開陽台の下の地平線まで伸びる道、北19号。このクルマの男性、東京からかれこれ30年以上毎年北海道に来ているそうで、色々教えてもらいました。特に旅人向けのアルバイトの話が興味深かったですね。十勝で農家のお手伝いとか、羅臼で昆布漁とか、なんでもあるみたいです。チェックインした国設羅臼キャンプ場で見かけた求人チラシ。お金の無いツーリングライダー向けの厚待遇です。このころから真剣にアルバイトを検討し始めます(笑)。…結局やりませんでしたけど。羅臼キャンプ場の隣の無料露天風呂、熊の湯。北海道屈指の秘湯と言われますが、この後入ったいくつかの温泉に比べるとまだ一般的ですかねぇ(男女別ですし)。めちゃくちゃ熱いうえに、うめると頑固親父(愛好家)に怒られるというのは本当です。8月8日(金)、19日目、知床五湖から斜里町まで。雨の知床峠を越え、カッパ着て歩いているほうがマシだと思いまして、知床五湖を見に行きました。5つ全部見ると徒歩90分コースです。コンディションは最悪なんですが、入場の際に学んだヒグマの対処法が後々約に立ちましたね。五湖の駐車場で会ったRXの青年、EZOライダーに泊まっているそうで、このマシンもEZOライダーのレンタル車でした。群馬から来た彼、シバサキくんはGN125で日本一周中!北海道の道のフラストレーションをビッグマシンで晴らしているところでした。彼とはこの後、霧多布と本別で偶然2度再会しています。一周は結構早い段階で達成したと、風の噂で聞きました。日本一周族4人目。そして土砂降りの中、斜里町の人気ライダーハウスクリオネに避難します。皆、大体同じ境遇だったようで、共感が生まれます…。若い旅人を支援するというライダーハウス本来の役目を取り戻すため、2013年に50歳以上お断りという制限を設けたところ、むしろ利用者が増えて売上が上がったそうです。8月9日(土)、20日目、再び川湯温泉~屈斜路湖へ。クリオネで同宿だった仲間たち、ここからのルートは有名なスポットが多いので、別所で再会した人も何人かいます。アルファロメオシャツのチャリダーの方も、この後のキャンプ場で再会しました。クリオネの東にある、地平線まで伸びる道。やはりクリオネで一緒だった仙台の青年と遭遇し、写真を撮り合いました。神の子池。のちに見た美瑛の青い池より神秘的でしたね~!神の子池のすぐ南、裏摩周展望台。なんとか霧が晴れて湖面が見えました!そして、川湯温泉のEZOライダーに12日ぶりの帰還!しかも、TZRを3時間レンタルという冒険に出ます!まだ居たのかよ…って呆れていたセンムも、自身のブログネタにしようとしています(笑)。2スト車って、乗ったことなかったんですが…しかもキックスタートすらやったことないという(遅れてきたルーキー)…。乗り方はセンムに教えてもらいました!とりあえず、摩周湖の展望台は登っておかないとですね!さっきの裏摩周の反対側、ここの道は北海道では希少なワインディングです!いや、さすがのTZR、めちゃくちゃ軽くてよく吹けますね!そのまま屈斜路湖周辺の峠をブイブイいわせて帰還しました。屈斜路湖畔の和琴半島キャンプ場、ハイシーズンとあってなかなか賑わっていました。湖畔には無料の混浴露天風呂もあります…。ずっと曇り空でしたが、この日の夕焼けはスゴかったですね~。しかし、利尻島を離れてから雨ばかり(苦笑)、青空がほとんど無いですね~。第3週の走行距離、1591km。累計、3907km。第4週につづく!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

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  • 23 Nov
    • 総集編 第2週 北海道弟子屈町〜利尻島

      7月28日(月)、8日目、北海道のてっぺんを目指します。EZOライダーにて同宿だった仲間たち。一番右の茨城のシーナくんとは3日間、その隣の大阪のサカタくんとは2日間、同部屋でした!この北海道編で一番悔やまれるのは、出会った旅人たちと連絡先を交換しておかなかったこと…。日本一周を決めたのはもっと後でしたが、彼らの住む街を訪ねて再会、なんて展開も面白かっただろうなぁと。特に茨城なまりが印象的なシーナくんとは、初日に三三五五に飲みに行ったりして色々な話をしたものです。それにしても、長旅にしては荷物が少ないと思ったら、登山用のコンパクトな用具を使っているとのこと。彼は雨の日は部屋でずっと「ヘルズエンジェルズ」を読んでいました。この後は私とは逆ルートで回り、お盆前には帰ると話していましたね。そのシーナくんがとても良かったと話していた、クッチャロ湖畔キャンプ場。北海道での初めてのキャンプです。他のキャンパーの所作を見てノウハウを盗みました(笑)。最北端の宗谷岬まではもう少しです。7月29日(水)、9日目、宗谷岬からの稚内です。このあたりからの未公開写真はかなりの枚数になりますね。ブログにたくさんUPする方法をまだ知らなかったもので…。クッチャロ湖を一望出来る、穴場の展望台「クローバーの丘」。セローの彼は名古屋から来たそうです。初めてのエサヌカ線…オロロンラインといい、結局、宗谷岬へは右回りでも左回りでもトランス系の直線道路を通過するように出来ているんですね!どこまでも直線だ~っ!と調子に乗ると、突然シケインが現れます(笑)。日本最北端のガソリンスタンド、もう定番ですね。給油すると最北端証明書と貝殻のお守りがもらえます。最北端・宗谷岬到達!ここで初日の出を見るために、オートバイで(!)大晦日にやってくる変態はかなりいるらしいです…。ま、ここはひとつの到達点ということで。最北端到達証明書は売店で売っています。宗谷丘陵にある「白い道」、ダートといっても貝殻が敷き詰めてあるので問題なく走れます。この後、どれだけホンモノのダートを走ったことか…。稚内の防波堤ドーム、札幌ナンバーの2台と遭遇。道内といっても広いので、エリアが違えば泊りがけのロングツーリングになります。ノシャップ岬、礼文島が見えますね。夕陽スポットでもあります。この日はバイクステーション稚内でキャンプしました。レッドバロンが運営する宿泊施設で、ライダーハウスとキャンプサイトがあります。もちろん整備も出来ます。ここで1回目のオイル交換。この旅ではレッドバロンさんには本当にお世話になりまして、全国どこに行ってもスムーズに同じサービスが受けられる上、地域の耳寄りな情報ももらえるという特典もあります(私はレッドバロン関係者ではありません、笑)。地元の方が差し入れしてくれた、絞りたての牛乳を頂きました。一応煮沸して…これはコクがあって美味しいですね!うどん県からVFR750で自走してきたジョナサン。めちゃくちゃ日本語が上手で、冗談も通じるナイスガイです!この3週間後に故郷のシカゴに帰るということで、最後の日本デイズは北海道を爆走して燃え尽きるとのこと。この3ヶ月後に行ったんだよ、うどん県!しかし、私の顔がまだ青白い…この後の礼文・利尻島で一気に日焼けします(笑)。7月30日(水)、10日目、礼文島に渡ります。一緒に乗った岐阜からお越しのCB1300SBの男性、ダブル離島日帰りコースだそうです!この後ウニ丼屋さんで再会しました。礼文島の桃岩荘ユースホステル、日本三大変態ユースホステルのひとつとして有名ですね…。ただ泊まるだけでなく、歌と踊りと8時間トレッキングなど、日常を軽く飛び越える濃密な時間を過ごせるそうです…。利用者はハマる人とそうでない人、はっきり分かれるそうです。ここは話のネタに泊まっておけばよかったかなぁと、後で思いました。3000円オーバーの宿泊費に尻込みしまして…。礼文島はほぼ一本道で、オートバイで走るところはほとんどないので、遊歩道を歩くなど他の楽しみ方を探すことになります(フェリー代が高いので、すぐ帰るのはもったいない)。高山植物が自生しているのですが、ピークは6~7月だそうで、結構枯れていました。フェリーターミナル近くのかふかさんでウニ丼(3500円!)を頂きました。これを目当てに礼文島に来たようなものなので、外せません!ちと高いですが、さすがにモノが違いますね!全然生臭くなくて、フワッとしています。だんだんシーズンも終わりだったので、間に合ってよかった!あっという間に礼文島の先端、スコトン岬に到達。だんだん日に焼けてきています(笑)。礼文島唯一の湖・久種湖畔のキャンプ場。キャンプ場の上の高台から見下ろします。何も無い感じが最果て感たっぷりですね!夕陽を見たら、あとは寝るだけ!7月31日(木)、11日目、利尻島に渡ります。朝から礼文島の岬巡り5時間コースに挑戦するんですが…濃霧と強風でコンディションは最悪…。遊歩道とも言えない獣道をひたすら歩きまして…足腰は鍛えられました(笑)。漁協でウニの殻むき体験などもしましたね。いつも食べている「ウニ」とは精巣と卵巣であって、殻を割って食べてもまだ2~3日は生きているそうです!そしてフェリーで利尻島に向かいます。例のあの桃岩荘の、歌と踊りの強烈なお見送りを目撃したのはこのときです(笑)。「ギンギンギラギラ~♪タ~ラ、ラッタッタッ!…」天気の影響もあったと思いますが、礼文島の印象を一言でいえば「寂しい」ですかねぇ…最果て感がハンパないです。桃岩荘に泊まっていたら絶対違っていたと思いますが(笑)。8月1日(金)、12日目、利尻島を一周します。利尻島のファミリーキャンプ場ゆ~にを出発、島を左回りに一周することにしました。丸い利尻島の中央に利尻山がそびえ、外周をぐるりと道が一本だけある感じです。この利尻島には、故郷会津の先人のお墓が何カ所もありまして、お参りをしていたところ…。はい、ここで同じ会津出身の青年ライダー、ニヘイくんと出会いました!そして、このお墓の隣にお住まいのミヤザキさんとおっしゃる老夫婦のお宅に、二人でお茶のお招きを頂きました!利尻島のお話、ご家族のお話、戦時中のお話…色々なお話を聞かせてもらって、本当にありがとうございました。で、そこに出没したのが、キャンプ場で一緒だった香港人(台湾在住)チャリダーのミーユ!私のオートバイを見つけて覗き込んでいました(笑)。コーヒー、ジュース、メロン、バナナ、あと何だっけ…色々ごちそうさまでした!なんとかお二人が健在なうちに、「ままどおる」でも持参してもう一度遊びに行きたいですね。ここで一同解散するんですが、ミーユとは近場のラーメン店でもう一度遭遇しました。累計4杯目。この旅で出会った日本一周旅人第一号(笑)。ボーイッシュですが、人妻です。日本語はかなり丁寧で上手いです。夫が兵役(台湾は1年)に就いている間に妻は1年かけて自転車で日本一周って…いいんですかね、それ。今はどこまで行ったんでしょうか…お金が尽きたらアルバイトすると言っていました。オタトマリ沼、利尻山の逆さ富士は…残念、雲に覆われていました。茶店で食べたエゾバフンウニの軍艦。バフンウニは不漁で、市場ではキロ2万円くらいとか聞きましたが…これは冷凍モノなんですかね?姫沼です。写真の好きな人にはたまらない場所でしょうね!夜、キャンプ場隣の温泉でニヘイくんと再会。桃岩荘の話をしたら、面白そうだから次の日行ってみますと!そうそう、その決断力と行動力が大事ですね!今シーズンに二輪免許を取って、即オートバイを購入して、いきなり北海道、しかも利尻島まで来てしまうなんて、並じゃないです!その上、桃岩荘(笑)。ニヘイくんとは9月13日の上越のイベントで再会することになります。8月2日(土)、13日目、利尻山に登ります。登山前のまだ元気な頃…礼文島のトレッキングでちょっと痩せましたね(笑)。全く登山の装備ではありません…ウォーキングシューズに、スーパーで買ったリュックに水や食料を入れただけです!確か日本の名水100選の中で最北にあるという甘露泉水、ここから登山道です。たっぷり補充していきます。礼文島で鍛えられたせいか、6合目までは快調そのもの!しかし、7合目から様子が変わってきまして…。もう、この山頂、尖ってるんですよ!山頂は見えているのに、なかなか近づけません…。どんどん傾斜が急になっていきます。9合目からが正念場、ロープを伝って壁をよじ上る感じになってきます。道なんですか…これ。ついに山頂です!山頂からの眺め…!雲海が広がっています!歓喜のジャンプ(笑)!で、私とほぼ同じペースで上り下りし、何度もすれ違ったこちらの女性、さいちーさんとおっしゃる旅人でした。日本一周族、2人目。山ガールではなく自称「山オンナ」な硬派な登山家で、全国の山々に挑みながら日本を旅しています。日本一周の条件を、全都道府県庁の食堂でランチするという発想も面白いですね!この日以降はお会いしてませんが、どうやら私と同じ時期に四国に滞在していたようですね。ペース的には南のほうで越冬でしょうか…。あぁ…ダイジェストのつもりが、完全に北海道編の再構築になってきました(笑)。やっぱり北海道は良かったですねぇ~。この週の走行距離、676km!累計、2316km!第3週につづく!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

      8
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  • 22 Nov
    • 総集編 第1週 福島県〜北海道

      おかげさまで無事日本一周を終えて帰宅したわけですが、今後のために(笑)自分なりに総括をしてみたいと思います。ま、未公開写真とか、後日談を交えながら冷静に振り返ってみたいと思います。7月21日(月)、1日目、出発。その記念すべき出発直前の写真…。荷物の積み方が怪しいです(笑)…。シートバッグは横に広げて容量UP出来るんですが、そうするとミラーから後ろが見えなくなるんですね。この後、試行錯誤が続きます。そして、この時点ではまだ「北海道ツーリング」のつもりでした(笑)。北海道目指して国道4号をノロノロと北上します。1日目に寄ったのはここ、カドヤ仙台店さん。ここでたまたまお会いした本社勤務のキタイチさん、帰宅前日の119日目(笑)に東京本店で再会しました。まさにキタイチに始まりキタイチに終わった旅でしたね!仙台市の人気ラーメン店五福星(うーふーしん)さん、この旅で食べるラーメンの記念すべき1杯目です!ルーツは喜多方ラーメンにあると聞いたことありましたが、食べるとうなずけますね。最初のほうはブログすら始めていなかったので、写真も少ないです。ちなみに旅の写真は全てiPhone5Sによるもので、デジカメは持っていきませんでした。7月22日(火)、2日目、青森県三沢市に到着。三沢航空科学館なんて、行きましたね~。F15を見てみたり。たまに航空ショーとかあるらしく、9月5日に青森でお会いした札幌のライダーの方も観に行くと言っておられました。すぐ近くに米軍三沢基地がありまして、軍用機がしょっちゅう頭上をゴーゴー飛んでいるわけですね。この常に飛んでる感は沖縄以上でしたね~。私、実はキャンプツーリングなんてほとんどしたことが無かったんですが、三沢の小川原湖畔キャンプ場がこの旅の初キャンプだったんです。最初はテントの張り方とかも怪しくて(笑)、でも何となくワクワクする感じが新鮮でしたね。7月23日(水)、3日目、函館行きのフェリーに乗るため、大間港に向かいます。朝からものすごい大雨です!しかし、フェリーの予約なんぞをしていたので(割引になりますが、当日キャンセル不可)、大雨の中の強行軍でした…。この後の北海道もずっと雨ばかりとは、このときは知るよしもありませんでした(笑)。東北編第一部、走行距離729km。大間港からフェリーで1時間40分、いよいよ北海道上陸!私自身、5度目の北海道ツーリングなんですが、過去のは長くても4泊5日。自走すると移動だけで1日かかったりするので、北海道内は実質2~3日しか居られないとか、毎回そんな感じでしたねぇ。函館で、初めてライダーハウスなるものに泊まってみました!ライムライトさんにお世話になります!今思えば、風呂もない、素泊まり1000円もする宿によく泊まったものだと(笑)。ただ、同宿の旅人たちとの交流は本当に貴重でしたね。東京から来たカップルは8月一杯北海道に滞在すると言っていて、うお~1ヶ月以上なんて、すげぇ~!と驚いたものです。まさか自分も同じくらい滞在するとは(笑)。函館と言えば塩ラーメン、ライムライトで教えてもらった星龍軒さんです。累計2杯目。全国のご当地ラーメンを制覇するというテーマは、まだこの段階では定まっていません。そして函館名物、ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー。函館近辺にしかないローカルチェーンで、地元ではマクドナルドよりメジャーです。ツーリングライダーの間ではライムライトでの口コミで評判が広まったとか。7月24日(木)、4日目、岩見沢市の蕎麦屋「希林」に向かいます。洞爺湖に立ち寄りました。洞爺湖は1ヶ月以上後の8月30日に再び訪れています。そのときはこの反対側でキャンプしましたね~。支笏湖は初めてでした。ここでお湯を沸かして湖を眺めながらコーヒーを飲んだり(笑)、それ以前の北海道弾丸ツーリングでは考えられない余裕です!岩見沢市、手打蕎麦「希林」さん、通算4度目の訪問です。前回が3年前の震災の年で、話題の福島から来たってんで、店主のキトーさんにすごく手厚くもてなして頂いたんですんね。川湯温泉のEZOライダーまでオートバイで同行してくれたり。当時の思い出の写真…。希林の絶品もつそば!ごちそうさまでした!7月25日(金)、5日目、富良野を経由して道東の川湯温泉に向かいます。ラベンダーの季節の北海道は初めてだったので、ファーム富田さんにお邪魔してみました。ラベンダー自体はピークを少し過ぎていて、一部枯れていたところもありましたが、なかなか見応えありましたね~。ファーム富田さんの入場は無料です。一気に道東まで走り、弟子屈町の川湯温泉にあるEZOライダー川湯営業所にチェックインしました!ここも3年ぶりでした。前回来たときは、やはり渦中のフクシマから来たってんで(しかも10月に!)、手厚くもてなしていただきました。母体は運送会社さんなんですが、今はきちんと許可も取ってライダーハウスとして営業されています。ライダーハウスとしての環境は最高で、きれいな部屋に布団と枕、ちょっとした民宿並みですが素泊まり1000円です。オートバイの整備も頼めるし、ツーリングに必要な消耗品も一通りそろっていて、道東の拠点としては最適ですね!それでも、のちの生活からすると、この頃はスゴい贅沢していたなと(笑)。7月26日(土)、6日目、EZOライダーを拠点に屈斜路湖~阿寒あたりを一回りします。当初は稚内に向かう予定だったんですが、午後から雨の予報だったのでEZOライダーに連泊しました。なので、雨が降るまで近場を走りました。ぐるっとパノラマ美幌峠!屈斜路湖まで一望できます!アイヌコタン、ちょっとしたテーマパークというか、一大民芸品店街ですね…。どこ歩いても、買え買えとしつこいです(笑)。ただ、店内に工房があるところなどはアートな感じがして、ちょっと良い感じですね。無料の博物館的なところもありまして、こちらは現代作家による作品が展示されています。オンネトーは天候などによって湖面の色が変わります。ここから見るとエメラルドグリーンですね!で、このオンネトーからしばらく雨が続きます…。累計3杯目。この日、ようやく旅ブログを開設しました。7月27日(日)、7日目、雨なので乗らないでEZOライダーに3連泊。EZOライダー川湯営業所と川湯の温泉街。EZOライダールールとして、入浴は近隣の温泉を使うこと(割引あり)。そして、飲食は近隣の飲食店を利用すること。これが新参者のEZOライダーが近隣と上手く付き合うコツなんだと、センムが話してくれました(苦笑)。午前中は雨が止んでいたので、硫黄山までトレッキングしました。これ以降結構あちこち歩くことになりまして、2~3kmなら平気になりましたね~。硫黄があちこちからボコボコ吹き出しています。本当に、どこに行っても中華圏の観光客が多かったです。この日は雨の中EZOライダーに避難するようにチェックインしてくるライダーが多く、皆で近所の三三五五に食事に行ったりしましたね。ザンギ定食、こちらでは唐揚げのことをザンギと呼ぶことを知りました!宿に戻ったら皆で大部屋でトランプしたり(笑)。しかし、この頃は本当にヌルい旅してましたね~。こんなのんびりしてるから、後半しんどくなるんですよ(笑)。この週の走行距離、1640km! 第2週につづく!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

      9
      2
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  • 21 Nov
    • 11月19日(水) 雨 群馬県〜新潟県〜福島県

      120日目。ここは、群馬県高崎市、道の駅「くらぶち・小栗の里」。24時間開いている休憩所があり、助かりました!榛名山の麓、ちょっと山あいの場所にあるので、外は極寒です!ここからの進路ですが、やはり個人的にも上越は回っておかねば、ということで少し寄り道して帰ります。最短距離だと志賀草津道路経由ですが、既に冬季閉鎖中だったので、国道406号経由で長野方面から向かうとします。長野街道を草津口~万座口~嬬恋高原を経て長野県まで抜ける60kmちょっとのコースです!嬬恋高原まで来ると、気温0℃!もはや防寒装備でも防げない冷気が襲ってきます!群馬・長野の県境の鳥居峠…路肩に白いものが見え(笑)、路面は光っています!!気温は氷点下です!足裏で路面を確かめ、光り方と滑り具合から走行可能なラインを見極めます。…で、国道406号経由の峠越えは断念し、妙高もヤバそうだったので、上田から上信越道を使うことにしました。基本下道で、というのが私の縛りプレイでしたが、ここは無事に帰ることを優先とします!もう手足の感覚がマヒしかけています(笑)。パーキングごとに缶コーヒーで指先を温めます…。小布施パーキングにて、右が黒姫山、左が飯縄山、で合ってますかね。さすが長野県、もう完全に冬モードです。妙高高原も路肩に白いものが見えました…そしてガッツリ雨が降ってきました。上越市に到着!カイロプラクティック治療を受けるため、ライズファクトリーに来たんですが…。住宅地の一般家屋?玄関に看板がありました!どうも、院長コマツ先生のご自宅を改装して開業されたようです!9月に往路でお邪魔した、石川県金沢市のライズエレメントの2号店にあたります。存在は知っていましたが、訪問は初めてですね~。カイロプラクティックは薬や道具に頼らず、素手で脊柱や神経に刺激を与えて、患者が本来持っている自然に治る力を呼び覚まします。腰痛、関節痛、姿勢の歪み、あらゆることに効きます!4ヶ月も野宿しながら旅をしていると、やはりあちこち歪んでくるらしく…。左脚が2cm短かったり、肩のラインがナナメだったり…整備が必要ですね。自身もバリバリのオートバイ乗りであるコマツ先生の施術とアドバイスは、実に理路整然としています。まだお若いのに、本当に感服しました!金沢はちと遠いですが(笑)、上越だと通えなくもない距離ですね!身体のメンテナンスが済んだところで、胃袋のメンテナンスを(笑)。上越市内のニューハルピンさんです!店主の超カッコいいCB1100Rが見えます!モチロン、ライダー大歓迎のお店です!自称・新潟で一番無愛想な店主(笑)カサハラさん直々のお出迎えを頂きました!カウンターショット(笑)!9月13日の上越のイベント以来ですね~。あのときはお店には寄らなかったので、本当に久しぶりです!チョースケ(という商品名)を頂きます!これは…濃厚なのに重くない、軽量コンパクトにして高出力、高回転型ラーメンです!食べたら疾走れ!エンジンが冷えないうちに帰路につきます!カサハラさんごちそうさまでした!さらに柏崎市、中村さんへ!実用一辺倒ではない、趣味の陶器がズラリと並ぶ、なかなかステキなお店です!そんな店内にRZを展示してしまうという、ステキな社長のナカムラさんです。昼間は器屋の敏腕社長、夜は…本性を現します(笑)。あ、社長の写真忘れた…。飾ってあるカップを選んでコーヒーを頂けるようになっています。コーヒータイム!柏崎あたりまで来るともう近場なんで、はるばるようこそ~な感じでもないですね(笑)。ではまた!長岡市に寄り道、ようやく雨が止みました。青島食堂 宮内店さんです!長岡の生姜醤油ラーメンの代表とされる青島さんも、ずいぶん規模が大きくなりましたね。東京・秋葉原の支店も結構評判良いみたいですし。青島ラーメン、昔はもっと生姜生姜してた気がするんですが、スゴくまとまった感じがします。そして、スープのコクと麺の質がグンと上がっていますね~。やっぱり繁盛店は進化しているんだなぁと。隣にはガラス張りの製麺室があります。結構本格的な設備です!国道49号、これであとは帰るだけになりました。家に帰ってパンツ脱ぐまでがツーリングです!気を抜くなっ!あの山を越えれば福島県です。北から一時帰宅したときは東の猪苗代方面からだったので、今度は西の越後口から入ります!真っ暗ですが、これより福島県(笑)。あと数十キロ!ゴールです!!!無事に完走しました~!電話口ではガミガミ怒鳴っていた両親…まあ途中で連絡もしてなかったから家出にしか思えないだろうし、理解してもらおうとも思ってませんでしたが…なんだ、私が帰ったら帰ったで案外嬉しそうじゃないか。パンツ脱ぎました~(自主規制)!余市で買った限定ウイスキー、置いていっていたのを忘れていました(笑)。ちょっと得した気分!自分に乾杯!「家に帰ってパンツ脱ぐまでがツーリングです!」編、完。総集編に、つづく(?)!走行距離407km!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

      11
      4
      テーマ:
  • 20 Nov
    • 11月18日 (火) 晴れ 埼玉県〜東京都〜群馬県

      119日目。埼玉県坂戸のエージくん宅でお世話になり、出勤するエージくんと一緒に出発です!ありがとう、帰省したら連絡ちょーだい!国道17号、 新大宮バイパスを東京方面へ!荒川を越えると…ついに東京進出です!国道254号、川越街道に入り…。(ピンボケ)。山手通りから新宿方面へ。西新宿…いよいよ都心です。東京に住んでいたときは恐ろしくて冷汗かきながら走ったものですが、この日は至って冷静で、クルマも歩行者も止まって見えます(笑)。やっぱり毎日、しかも日本全国走っていると度胸がつくんですかねぇ。西新宿のビル街…私は異邦人。そして新宿東口へ。ここは眠らない街・新宿歌舞伎町、夜のほうが雰囲気出るんですが…朝なんで仕方ないです。その歌舞伎町の中のさらにディープなゴールデン街。ここに24時間営業(!)の超人気ラーメン店があります。ここが、今の私の原点といえる店。朝ラーにいたします。超狭い急階段を登り2Fへ。1年以上ぶりだからか、知っている店員さんはいらっしゃいませんでした。すごい煮干しラーメン(という商品名)です!すごい煮干しラーメンです(笑)!本当に、常に進化してますね。世界一のラーメン激戦区・東京でトップクラスの人気を保つには、厳しい顧客の要求の一歩先を常に進まなければならないのですね。まさに、一杯の中に凝縮された小宇宙です!新宿を後にし、東へ。九段、靖国神社前です…知覧で触れた特攻隊員たちの魂はここにあります。神保町を通過して…。スカイツリーが見えました~!浅草、カドヤ東京本店さんに到着しました!1・2Fが店舗、6・7Fが自社工場です。魅惑の革製品がズラリ並びます。いつもお世話になっています!見~て~る~だ~け~。なんとフカノ社長直々にお出ましになり、日本一周のご褒美まで頂きました!本社勤務のキタイチさんと、スタッフアサノさんも。キタイチさんは旅の初日にカドヤ仙台店でお会いしていて、まさに出撃と帰還を見届けた証人になりましたね(笑)。あの時は冗談で日本一周~なんて言っていたのに、まさか本当に一周して帰ってくるとは(笑)。さて、ちょうどお昼休みだったので、美味しいお店を紹介しますとフカノ社長直々に案内して頂くことになりました!近場までですが、2台でプチツーリング。社長、ハンパなく速いオーラが漂っています…置いていかれないよう、頑張って着いていきます!あ、話に夢中でお店の写真忘れてました(笑)!フカノ社長、お忙しい中ありがとうございました!ま、東京なんて福島から近いし日帰り圏内だし、いつでも来れるということで、暗くなる前におさらばします!さて、この旅は日本全国をオートバイで回ってご当地ラーメンを食べ尽くすというテーマだったわけですが、これで一応旅の目的は達成したと勝手に判定しました(笑)。関東編・第二部、完。「お家に帰ってパンツ脱ぐまでがツーリングです。」編、スタートです(笑)!北へ向かいます!ここは群馬県前橋市、永吉さん。オートバイ仲間のシノザキさんが経営されているラーメン店です。寒い日は激辛の「火の玉ラーメン」、ライダーならニヤッとするネーミングですね。○本さんの北○ラーメンみたいですが(笑)、辛さが痛みに、痛みが快感に変わる瞬間がたまりません。シノザキさんのカウンターショット(笑)。実は「キリン」の東本昌平先生ともお付き合いのある、その筋では有名なお方です!またお会いしましょう!つづく!走行距離213km!↓バナーをクリックして頂くと、ランキングが上がるそうですが…。にほんブログ村

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