病気紹介 その⑥ 権勢症候群

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今晩は
 

病気紹介6回目は

権勢症候群(けんせいしょうこうぐん)

についてです。
(厳密には「病気」というのとはちょっと違いますが・・・


別名、
アルファシンドロームとも呼ばれています。

犬の祖先はオオカミなので犬もその名残で
群れの中での順位付をする習性がありますが、
ワンちゃんが間違って自分の事を家庭内で
リーダーだと思い込んでしまう
状態の事を言います。


どうしてそうなってしまうのかと言うと
飼い主の間違ったしつけ甘やかしにあります。
可愛いから・・・、寂しそうに鳴くから・・・
などと言って、犬の要求する事をすべて叶えていると
自分は偉いと誤解してしまいます。

そうなると色々な問題行動が出てくるようになります。
例えば、

・自分の要求が叶わない時にうなる、噛む
・ひどいマーキングをする
・要求が通るまで吠え続ける
・飼い主の言う事を一切聞かない、無視する
・他人や他犬に吠える、噛む


等があります。
(これらは典型的な権勢症候群の症状ですが、
ただし上記の行動があるから権勢症候群だとは一概に決め付けれません。)

最近の研究では、
犬もリーダーになりたくないのに、家の中にリーダーがいないので
自分が仕方なくやらざるを得ない状況で、(やらされているので)
犬自身もストレスを抱えてしまっているそうです。


ではどのように矯正すれば良いのでしょうか

効果があるのは、

・散歩の時に犬の後ろを歩かない(飼い主が前を歩く)
・散歩の時、コースは飼い主が決めて犬の行きたい方向へ自由に行かせない
・ご飯は飼い主が先に食べて犬は後から食べさせる
・「ふせ」をさせる
・吠えて何かを要求して来た時に無視を決め込む
・犬をどけて通る(犬がいるからと言って避けない)


等があります。
あとマズルコントロールもあります。
これは犬のマズル(鼻口部)を持って目を見て
犬の顔を動かしコントロールする方法です。

ただし、ワンちゃんにも性格個体差があるので
これらは必ず有効とは限りません。

あと、
たたく・蹴るなどの暴力は絶対にいけません。
権勢症候群においては、飼い主への「服従」が重要ですが、
暴力で言う事を聞かせるのはただ恐怖心を植えつけるだけで、
力による「支配」は真の「服従」ではありません。
より犬を神経質にさせて問題行動を増やすだけになりますので。



「自分は飼い主さんより下位の存在だけどストレスを感じていない(楽しい)」、

その状態こそ
人と犬が永く幸せに暮らせる理想的な関係でしょう



オマケ

閉店後に物まねして遊んでました・・・

 



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