病気紹介その⑤ 子宮蓄膿症

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今晩は
この病気紹介シリーズ、久々になりました

今回は
6歳以降の避妊手術をしていないメス犬に発生しやすい病気
子宮蓄膿症です。

子宮内に細菌(大腸菌等)が侵入してそのまま繁殖していき、
炎症を起こして化膿し膿(うみ)が溜まる細菌感染症です。
どうして高齢の未避妊手術のワンちゃんがこの病気にかかりやすいのかと言うと
メス犬は一定の周期(約7ヶ月)で発情周期がありますが
この時期(黄体期と呼ばれる発情休止期)、
精子を受け入れやすくなるために体の免疫機能が低下するからです。
さらに受精卵を守るために子宮も閉じてしまうので、
この時に膣から子宮に細菌が侵入してしまっていると
そのまま内部で生き残ってしまい繁殖してしまいます。
さらに高齢であれば尚更免疫機能は下がるのでかかりやすくなります。


症状は
多飲多尿・食欲不振・グッタリする・発熱など。
あと陰部からオリモノなどあればわかりやすいですね。

悪化すれば子宮が破裂して膿が飛び散って腹膜炎を、
また細菌の出す毒素が血液に乗って体内各部に巡り腎臓の障害敗血症をも
引き起こす可能性があります。


治療には
外科と内科がありますが
内科療法では再発も多いので確実なのは外科手術をする事です。
避妊手術をするのと同じ子宮卵巣全摘術になります。


もし、将来子供を産ませるつもりのないワンちゃんだったら
初回の発情が来る
5~8ヶ月以前
に避妊手術を受けさせた方が賢明です。
そうすれば乳腺腫瘍の発生もほぼ抑えられるので!



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