病気紹介 その④ 歯周病

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今シリーズ4回目は前回の外耳炎と同様、
ワンちゃんやネコちゃんに非常に多い病気である歯周病です。

犬の歯の構造はこのようになっています。
犬の歯の構造 

これが正常な状態です。

食べ物の残りカス唾液などが蓄積すると
歯垢=プラークとなりこれが放置されると石灰化してしまい、
歯石となります。このあたりから口臭が出始めます。
歯垢や歯石はばい菌にとって絶好の住み家となるので
歯肉(↑のピンクの部分)に炎症が起こり歯肉炎になります。
軽度なうちに歯石の除去をしないと炎症が進み、歯周の組織を破壊し始め、
歯肉が縮み歯は茶色く変色しさらに口臭が強くなります(歯周病)
歯周病がさらに悪化すると歯肉と歯根部の間に歯周ポケットと呼ばれる溝が生じます。
こうなると歯肉からは簡単に出血し、歯はグラグラして抜け落ちる寸前になります。
このグラグラした歯は基本的にすべて抜歯する事になります。

歯周病の怖い所は単に歯だけの問題でなく、
口腔内の細菌が血液を通じて全身に回り、
心臓・肝臓・腎臓などの臓器にも多大な悪影響をもたらすという事にあります。


お家のワンちゃんネコちゃんの歯を見てみてください。

・口臭が強くなった
・黄色っぽい歯石がついている
・食べるのが遅い、食べたがらない
・歯茎から出血している

等の症状があれば要注意です!
なるべく早く病院で歯石の除去をしてあげてください。
ただしあまりにも進行していると全身麻酔でする事になりますので
ペットの年齢も考慮して体にかかる負担も気にしてどうするか決断しなくてはいけません。


勿論、一番良いのはそうならない様にちゃんとケアしてあげる事です。
とはいえ、口を大人しく開けてくれて黙ってハミガキさせてくれる
ワンちゃんは当店に来る犬でもまずいません。
なので子犬の頃から口の周辺をなんとなく触って慣れさせているのが良いですね。

歯磨きですが、いきなり歯ブラシはハードルが高いので
まずガーゼでされると良いと思います。
100均に売っているガーゼで構いません。それを人差し指に巻いて
犬用のハミガキペーストをつけて歯肉部を
ローリング法、あるいはバス法と呼ばれる磨き方でやってあげて下さい。
よく分からなければ、マッサージするような感覚で!
もしブラシでも出来るようならそちらの方が良いですが
人間用の歯ブラシは絶対に使用しないで下さい。

自分ではやっぱりちょっと・・・という方は
当店あるいは、近隣のペットサロンでもオプションで
ハミガキだけやっている所は多々ありますのでそちらに出されてはいかがでしょうか?
ですが本来、歯石除去は獣医さんの領域ですので
私たちトリマーではビッシリついた歯石は落とせません。


ちょっと文章ばかりで長くなってしまいましたのでこの辺で・・・ 
次回は何についてかまだ決めていませんのでリクエストがあれば
コメントをお願いしま~す 

大阪 摂津市 ペットホテル・トリミングサロン Again
http://againpet.com/
0120-638-853



 
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