京都市伏見区のゴム印製造業、鈎(まがり)信康さんが、国内外の偉人をかたどったゴム印で掛け軸の制作、販売を始め、人気を集めている。150人の偉人のゴム印を和紙に一つひとつ押して仕立てたもので、平安時代の武将・源義経や初代米国大統領のリンカーンなどがずらり。鈎さんは「世界の歴史を楽しみながら学んでもらえれば」と話している。

 鈎さんは歴史好きが高じ、平成4年ごろから自身が経営するゴム印工場で偉人スタンプの制作を始めた。4年後には150種類に増えたが、その後、不況のため事業規模を縮小。だがゴム印を使った掛け軸を作り、同区内の店で販売を始めたところ、口コミなどで評判が広がったという。

 掛け軸の偉人は、江戸時代の図録「集古十種」を参考に聖徳太子や武田信玄、豊臣秀吉ら国内の50人と、海外からはアレキサンダー大王やベートーベンなど100人。日本史と世界史を彩る豪華な顔ぶれが並ぶ。

 鈎さんが和紙にゴム印を押し、朱印表装も手がける京職人が掛け軸に仕立て上げる。価格は3万円からで、鈎さんは「150人の一人ひとりを調べ、歴史への探求心を満たしてほしい。多くの人に愛される作品になれば」と話している。問い合わせは鈎商店((電)075・531・2304)。

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