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2014年10月19日(日)

梟の飼育時の餌であるウズラについて

テーマ:フクロウの食事と栄養
サスケ(アフリカワシミミズク♂)

猛禽には、特に梟は丸呑み出来るサイズの餌を与えるのが基本だと思っている。しかしショップなどで与える餌を尋ねると、飼育する猛禽の種類に関係なくほぼ100%がウズラの回答となるだろう。飼育指導する立場の側が「ウズラが最適」「ウズラで十分」「ウズラで決まり」みたいな発言で終始するのは、自分たちの経験上ウズラを使っていて特に問題が出ていないからだろうが、鳥類ばかり食べている梟なんて自然界にはいない。つまり30年~40年の長期飼育において何かしらトラブルが発生することを否定出来ないのだ。

そもそもウズラが猛禽の餌の定番となっているのは安定供給がされやすい事と、梟の餌として理想と思われるマウスやラットと比較してコスト的に有利である事が最大の理由だと思われる。

客に理想の餌を伝えたものの、金がかかるからマウスを使ってないなんて、格好悪くて口に出来ないだろう。商業的に動物を飼育する場合は、特にショップなど一時的飼育では寿命を完うさせる事よりもコストが優先されるのは至極当たり前なことなのだが。

ところでこのウズラは一部では人も食用にしている事もあってか、〆ただけで未加工の丸のままと、内臓を取り除いたもの、それにプラスして頭部、翼、足を取り除いたもの、更に皮まで取ったもの等様々な形態で販売されている。

未加工のものは解凍した後に飼い主自身で内臓を取り除く事になるが、ウズラの内臓は驚く程長くて(多くて)体重の半分ほどを占めている。そのため愛鳥の餌を準備する度に大量の生ゴミが出るのが頂けない。

加工したものは家庭で出るゴミは少なくなるが、加工場所の衛生状態や加工処理から冷凍されるまでに経過する時間分だけ鮮度が失われる事が気がかり。また内臓を取り除いたあとの空間や皮まで取り除いたものは、空気に直接触れる部分が多くなり、肉や脂肪の酸化も心配になる。わずかでも加工すればその処理にかかった時間の分は鮮度が落ちるわけで、処理工程が増えれば増えるほど鮮度が怪しくなる。

もし人間が食べるならば、ウズラなんて一回の食事の極一部であり酸化や鮮度が多少悪くても対した問題にはならないが、飼育されている猛禽にとっては飼育者が与える餌が全てなのだから、鮮度が落ちたものや酸化の恐れのあるものは与えるべきではない。

つまり猛禽の餌にするならば鮮度を優先すべきで、未加工(未処理)のもの以外には考えられない。頭部や皮を取り除くとPOX(鶏痘)と思われる病気感染の有無も確認出来なくなることもあり、羽根や皮や内臓などを取り除いた利便性を追求したものは、よほど何か大きな理由がない限りは使わないほうが良いだろう。


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2014年10月07日(火)

鷹狩りというレジャーが始まるね

テーマ:ひとりごと
安岐(ハリスホーク♀)
安岐(ハリスホーク♀)

古の技術の継承などという言葉でカモフラージュし貴重な動植物の命を絶つ“鷹狩り”という自然破壊行為が北海道では今月から、その他の地域では来月になると始まる。

彼らが手にする棒で叩き掻き分けて侵入した、ボサと呼ぶ叢(くさむら)や藪(やぶ)を通過した後には踏み潰された絶滅に瀕する植物や、小動物や昆虫などの住処の破壊者の足跡が虚しく残る。結果そこで生活している野生の猛禽の狩場を荒らし、彼らが生きる為の狩りの難易度を上げて住みにくくする。そんな鷹狩りが現代で必要か。

人の数も少なく多くの自然が手付かずで道はアスファルトに覆われてない、そんな近代的な生活とは程遠い時代であれば鷹狩りの際に行われる破壊行為程度では、広大な自然はビクともしなかった。しかし現在に残る自然は小さく狭く点在する形となり、それは動物たちが移動することも困難なほど一つ一つが離れた島で、そこに残る遺伝子は濃縮され僅かな外圧で絶滅してしまう。もう一度問う。こんな時代に鷹狩りが必要か。

伝統という言葉を掲げているが、古来からの技術をまともに学んだ者がどれだけいるのか。ネットや書物や人に教えを請いながら、ただ獲ることだけを追求したレジャーを楽しんでいる者が殆どだろう。環境の側がそんな遊びにいつまでも付き合っていられないのだ。自己再生可能なレベルは遥か前に過ぎ去り、僅かな破壊で簡単にバランスは崩れ絶滅してしまう。

フィールドに踏み入る前に目の前にある自然を今一度見直して欲しい。そこにいる生き物たちの息吹を感じ取れるまで。



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2014年10月05日(日)

鷹や梟の餌…解凍編

テーマ:フクロウの食事と栄養
鶉解凍中

猛禽類の餌に使われるのはマウス、ラット、ヒヨコ、ウズラ、昆虫が一般的にネットやショップで手に入るもの。このうちマウスやラットは生まれたての体毛が生えていないピンクマウスやピンクラットからアダルト、リタイヤとサイズが様々。サイズによって栄養バランスの違いがあるが本記事では省略する。ヒヨコは孵化したてのニワトリの初生雛を使うことが多く、雌は養鶏場へ行くので餌として売られているのは全てが雄。ウズラは産卵させる成鳥の雌を入れ替える際に廃棄されたものが殆どであり、小型の猛禽には雛ウズラも使われる。昆虫は外殻のキチン質を消化できる酵素をもつ小型の猛禽が好んで食すが、コオロギ、ゴキブリ、ミルワーム、シルクワームなど餌用に繁殖させたものが使われる。

これら餌用動物は主に冷凍で販売されているので、猛禽に与える場合は解凍をしてから与えることになるが、その解凍方法には幾つか方法が考えられる。

先ずは湯煎。湯と言っても48℃の微温湯を冷凍餌が入った容器に注ぐ(上の写真)。冷凍餌の量と容器のサイズで前後すると思うが凡そ15分ほどで解体に取り掛かれる。注意点としては微温湯が冷めてきたとしても交換や注ぎ足しをしないこと。素早い解凍を狙っ48℃であるが、長時間の加熱はタンパク質の変質やビタミン類を壊す恐れがある。しかしその熱もお湯を継ぎ足したりしなければ解凍開始直後から急激に下がっていくので栄養が壊れる心配が少ない。

次に水没解凍。微温湯を水道の蛇口から直接注ぐ冷水としただけで湯煎と基本的には変わらない。季節や水温にもよると思うが凡そ1時間ほどで給餌、解体可能となる。

次は自然解凍。これも季節(気温・室温)や餌のサイズによると思うが2時間から3時間くらいから解体できるようになる。

最後に冷蔵庫の冷蔵室にて。これだと解体できるまで解凍するのに6時間以上はかかるようだ。仮にチルド室ならば10時間以上かかるだろうか。

低い温度で解凍するほうが栄養素の破壊は防げると思うが湯煎であれば素早く解凍ができるので、思い立ったら直ぐに給餌が行える。時間のかかる解凍方法だと私はの場合は、他の事をやっているうちに解凍している事を忘れてしまって、気がつくと美味しくなさそうな状態になってしまうこともある。生活のリズムがわりと一定の人は就寝前や出勤前に冷蔵室に移して、起床直後や帰宅してから給餌するなど、冷蔵室やチルド室を上手く活用するのも良いかもしれない。

何れの場合もタイミングよく解体を始めれば、ウズラの場合は内蔵がシャーベット状にまだ固いままなので取り除きやすい。

最後に電子レンジだが、私はこれで猛禽の餌の解凍を行ったことはない。というのも人が食べる肉であれば解凍した後に加熱調理するので部分的に過剰な熱がかかっていても問題がないと思うが、完全な生食の猛禽には合わない解凍方法ではないかと思い試したことがないのだ。生で食べる魚の刺身の解凍にも使える電子レンジだが、人が食べて美味しくても猛禽に必要な栄養素が壊れる恐れを感じてるので今後も使うことはないだろう。



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