テーマ:
74 ペアの立像の付いた椅子 
コンゴ民主共和国 ルバあるいはゼラ 木
Stool with female figure DEM.REP.of the Congo, Luba or Zera
この椅子は、女性像と男女混合の両性の特徴を持つ像のペアに支えられている。両性の特徴を持つ像は、男性器とヒゲ、女性の乳房がついている。女性が支えていることについては、奴隷社会という象徴ではない。像に施された瘢痕のデザインから、描かれた女性は、最も高い地位を保持する一族のメンバーであることが明らかになっている。バントゥ語を話す人々は、母権制が社会を構成し、女性は家族や一族全体の中心という考え方である。女性像は、「国を統治する身分」を象徴している。このような女性像の付いた椅子を所有するということは、高い地位の者や、裕福な者の特権である。

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テーマ:
87 椅子 
エチオピア 木
Chair Ethiopia
縦と斜めの格子を透かした背もたれの付いた大形の椅子で、デザインは典型的である。エチオピアでは早くからキリスト教がもたらされ、本来の原始宗教が失われたが、椅子はヨーロッパの影響を受けながらもアフリカ的な雰囲気が残っている。

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テーマ:
71 女性像の付いた椅子 
コンゴ民主共和国 ルバ 木
Stool with female figure DEM.REP.of the Congo, Luba
女性が座面を持ち上げているデザインの椅子は、アフリカの各地で見られる。その中でもルバの椅子は特に有名である。それだけに古いものを模したコピーが多く存在するが、これは、木も表面の質感も自然で、時代感がありオリジナルの作品である。このようなタイプの椅子は「カルヤタイド」と呼ばれている。ルバ王国は16世紀から19世紀に栄えたが、ルバの社会は母系制であったため、女性が重要な役割を果たしていた。女性が支える椅子は母系制社会での権力の継承を表し、像のモデルとなる女性は最も重要な祖先である。そして、「カルヤタイド」は王の権力や永遠の力を誇示する場面で使われた。腹部の模様は瘢痕で、この女性の出身や身分を表したものという。

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