テーマ:
40 ケンテクロス 
ガーナ エウェ 木綿
Kente cloth Ghana, Ewe
アフリカの人々は他の部族の人々からさまざまな呼ばれ方をしている。この布の名称である「ケンテ」は、ファンテの人々が、アシャンティの人々を呼ぶときの名前である。この布はもともとはアシャンティーの王族のための織物で、材質は絹とされていたが、遠方のエウェはその約束から逸脱して綿で作るようになった。独立を機会に、現在では王族以外の人にも、さまざまな場面や行事で使うことが許されている。四角い一つの枠が織の一単位で、それを縫い合わせて大きな布にしている。その一つ一つのデザインは、アシャンティーの諺を図形にしたものという。

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テーマ:
39 アサフォの旗 
ガーナ ファンティ 木綿、絹、化学繊維
Flag Ghana, Fanty
ファンティはガーナ西部の沿岸地域に住んでいる民族である。1471年にポルトガル人の探検家がここを訪れて以来、ヨーロッパ人と、金、象牙や奴隷などの交易が始まり、それは350年以上にわたって行われた。ファンティの人々はヨーロッパ各国の軍隊の技術とスタイルに感銘を受け同盟を結んだ。それで ファンティの言葉で「アサフォ」と呼ばれる軍隊もヨーロッパの影響を強く受けることとなり、旗もアサフォの軍団一つ一つを判別するために作られた。旗の角にはユニオンジャックが力のシンボルとして取り入れられたが、1957年のガーナ独立後はガーナの国旗になった。図柄にはアップリケや刺繍の技法が用いられ、格言、ことわざや歴史的な逸話が、強さの象徴として表現された。

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テーマ:
38 草ビロード布 
コンゴ民主共和国 クバ、ショーワ ラフィア
Cloth DEM.REP.of the Congo, Kuba or Shoowa
クバ王国はカサイ川とサンクル川に挟まれた三角形の丘陵地帯にあり、18の民族から成っている。その中で、王族はブショングという民族であるが、この草ビロードは、サンクル川沿岸に住む、ショーワという民族が生み出した織物である。クバの首都のシェングでは、王家の女性が妊娠すると重い労働の代わりに刺繍の仕事をした。また厳しい乾季は女性たちは刺繍をして、クバの儀礼に使う布を補給していた。この布のデザインは、西欧、中国や日本の布のように、一定の繰り返しのパターンはなく、左右対称でもない。
同じような形はあっても、必ずどこかが違っている。このような感覚はクバだけではなく、アフリカの民族全体が持っている美意識である。

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