37 マスク「コロブラ」

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37 マスク「コロブラ」

コートジボワール セヌフォ 木に着彩

“Corpbula”mask  Cote d’ivoire, Senufo

「コロブラ」と呼ばれるマスクであり、同様なものは、ヨーロッパやアメリカの美術館で、しばしば見かける。セヌフォには、さまざまな集団があり、いろいろな用途を持ったマスクが存在する。このように、精霊を、ワニ、イボイノシシ、アンテロープ、ハイエナや豹などの動物からイメージした大形のマスクには、「コロブラ」、「ウォ」、「ワンベレ」がある。「コロブラ」は、悪霊を見破るとされ、使用されるときは、鳥の血がかけられ、鳥の羽で飾られた。このマスクはシンプルであるが表情は豊かでかわいらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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32 マスク「ブグレ」

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32 マスク「ブグレ」

コートジボワール ダン  木に着彩

“Bugle”mask  Cote d’ivoire, Dan

ダンの「ブグレ」は、銃の発射音の擬音である。戦いのために何日も村を離れる勇者に戦い方を教える役割を担うマスクである。最も重要な勇者はパフォーマンスの間中、いつも「ブグレ」のそばにいて、真鍮の鋲や飾りの付いた古い先込め銃を持っている。そのときの衣装は、たいてい黒いマント、ラフィアの厚手のスカートと黒ワシの羽で作られた長くて黒い頭飾りを付けている。そして、モチーフになったのは地元にしか生息しないダイアナモンキーである。マスクと衣装は「ウィア」と呼ばれる老女が大切に保管する。この「ブグレ」のマスクは、大きく額と唇が膨らみ、目が飛び出た特殊なデフォルメであるが、ダンのマスクの一典型である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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5 蛇の頭上面「バンソニイ」

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5 蛇の頭上面「バンソニイ」

ギニア バガ 木に着彩

Headdress of snake “Bansonyi” Guinea, Baga

大蛇信仰はギニア全般に見られるが、このような大形の蛇の頭上面はバガのみである。バガは発祥の地であるフタ・ジャロンを離れたときからこの蛇の頭上面を持ってきた。そして敵対する部族を怖がらせたという。この頭上面「バンソニィ」は葬送儀礼や成人儀礼のときに、雌雄で現れ、踊ったり戦ったりする。バガの男は、この大きな彫刻を肩に乗せ、バランスをとって踊る。首から下はラフィアの繊維で作った衣装を着て、あたかも大きな蛇が踊っているように見せた。バガの人々は、大蛇を非常に恐れ、崇高な精霊と考えていた。これは、やや小型であるが、斜めに伸びた蛇の動きにはリアリティーがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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