52 人物像のベル

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52 人物像のベル
ナイジェリア ベニン ブロンズ AD16C頃
Bell of figure Nigeria, Benin
ハサミを持った人物像のベルである。ベルの舌部はスカートの中にあり、頭部を持って振ると鳴るしかけである。珊瑚でできた首飾りと衣装は王宮に関係した人物を想像させる。ベニンの作品を多数収蔵するヨーロッパの博物館でも見ることのできない珍しいものである。
























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51 ヒヒの顔をした留め具

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51 ヒヒの顔をした留め具
ナイジェリア ベニン ブロンズ AD16C頃
Baboon hook Nigeria, Benin
このような、腰に付ける重い装飾品を兼ねた留め具は、王(オバ)、神官、将軍などの正装のときに使われた。彼らは、これをスカートの左側で、衣装を持ち上げるために付けた。王(オバ)は全てのブロンズを管理していたので、これらの留め具を造り、衣装に取り付けるには王(オバ)の許可が必要とされた。これはヒヒのデザインで、ベニンらしい顔つきをしている。顎の部分に鈴が残っているのは貴重である。
























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47 笛を吹く人物像

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47 笛を吹く人物像
ナイジェリア ベニン ブロンズ AD16C頃
Horn blower Nigeria, Benin
この笛を吹く人物像は、コーラルビーズの帽子を冠り、ポルトガル風の襟を付けている。ベストは豹革で、豹の頭を前に持ってきていて装飾にしている。細かい装飾が施された腰巻きは、上向きにしてブロンズ製のレオパードの飾りで留められている。それはベニンの正装である。笛は象牙製で現在のベニンでも見られ、王(オバ)あるいは王族の人々が王宮から行列で公共の場に出て行くときに吹かれた。この人物像はレオパードの留め具をしていることから軍人を表したものである。ベニンの無敵を祝う儀式である「イシオクオ」のための軍装でもあり、その様子を表現したものと思われる。
























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