痛みと優しさと 京都vs大分
テーマ:京都サンガ-----11--10-----
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-------09-------
---08------07---
-------06-------
-05----------02-
-----04ー-03-----
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-------01-------
11 林 丈統
10 柳沢 敦
09 ディエゴ
08 中谷 勇介
07 中山 博貴
06 シジクレイ
05 李 正秀
04 森下 俊
03 水本 裕貴
02 増嶋 竜也
01 水谷 雄一
李と増嶋が戻ってきたが、角田が累積で出場停止。安藤がは、前節に痛めていたのが完治していないのか欠場。勇人も大剛もいない。
加藤監督から一定の信頼を得たか森下が先発に名を連ね、左SBに入った。中谷を一つ前へ。2列目をワイドに配した4-2-3-1ではなく、4-3-1-2に近い形。柳沢もやはりCBとマッチアップさせたい。
大分は「勝てなければ即降格」。また他クラブの成績にもよる完全な「全勝しつつ、他力本願」という状況に追い込まれていた。また今季アウェー未勝利。ただ“最悪の序盤戦”で唯一白星を奪ったのが京都だった。
■前半
先制したのは、崖っぷちの大分。
6分、左サイドから金崎が中央へ切り込み、受けた高橋が見事なミドルシュートでゴール右隅へ突き刺した。
意気上がる大分に対し、CB李が12分・14分と立て続けに警告をもらって開始15分経たないうちにピッチを去った。1枚目は微妙だったものの、2枚目は明らかなアフタータックルであり、足裏を見せた「キャプテン翼状態」の危険タックルだった。
これに加藤監督は前線を削るかに思えたが、既存戦力で修正を選択。
柳沢を中盤に下げて、林1トップのディエゴ・ヤナギの2シャドー。2ボランチにシジ&ヒロキ。中谷をSBに。
中谷は数的不利になっても神出鬼没の動きを見せ、森下も破綻のない対応を見せた。柳沢もここ数試合のような守備的タスクをもっての2列目というよりは、攻撃意識も保てていた。ただ今週に体調を崩していたという情報どおり、動きにキレは少なかった。
注目すべきはシジクレイ。
ここ数試合――いやフォアリベロに配置された京都加入の昨季から「無難な配球」という横パスの印象だったが、林や柳沢に大分最終ライン裏を狙わせるロングボールを入れ続けた。序盤は何度もDFに引っ掛かったが、21分に結実。DF深谷の軽い対応もあり、林がアッサリと裏へ抜け出してGK西川と1vs1。トーキックで狙ったボールは西川の左足に当たっていたが、運良く(?)そのままゴールへ。
昨季の大宮戦に続き、事実上の「残留確定」ゴールだろう。そしてシーズンゴールの少ない林自身の残留をも決めるゴールか?(本人もJ's Goalでこの趣旨の発言をしている)
この後も水谷の自陣からのロングボールのFKを、ディエゴがバックヘッドですらして林が再び裏へ。しかしこれは決めきれず。
前半終了間際には、バイタルエリアで中谷が(正に神出鬼没!)倒れながらも粘り、ディエゴがルーズボールを強引にシュートに持っていった――しかしDFとポストに当たってゴールならず。
■後半
京都は1人少ないが、守備ブロックをしっかりと作れており、大分に決定的な形を作らせていなかった。
大分は「リアクションのシャムスカ」から「「アクションのポポヴィッチ」とシーズン中に大転換したが、やはりいまだに戸惑いはあるのだろう。
また「繋ぐ意識」が強すぎた感がある。これは今季の京都も同じで「シュートに持ち込むよりも、“繋ぐこと自体”が目的」と化してしまっているようにすら感じるのだ。
54分には、昨季の1シーズンのみ(正確には6月加入の半分)京都に所属したフェルナンジーニョが登場。管理人自身、昨季にフェルのフォトタオルマフラーを買ってしまった思い出がある(NAOさんによると、選手紹介時には拍手・途中出場時には反応なしだったらしい。ブーイングするのも気が引けたのだろう。しかし、誰もが分かっている通り、昨季の京都のJ1残留の第一人者はフェルナンジーニョである)。
「カウンター時の大きなスペースがある展開で、フェルナンジーニョのボールキープとスピード・アイディアが出てくる」というのは、昨季何度もフェルと柳沢の“ジャックナイフ・カウンター”で楽しませてもらったことからも明らかだ。
しかし現在の大分の戦術は「カウンター<<<ポゼッション」である。遅攻の中でも、フェルナンジーニョがゴールに迫る場面はあったが、GK水谷がストップ。水谷がポンポンとフェルの肩を叩く場面は、やはり元チームメイトということを感じさせた。
58分には何度か攻撃に顔を出していた家長が、負傷により交代――坪内を投入した。4バックにして、SBオーバーラップによる前線の人数を増やす意図だ。京都も李不在で1人少なくなっている。そして76分には深谷を削って、FW前田 俊介をピッチへ。
これに対する加藤監督の交代策は、なかなか興味深いものだった。
J1通算100勝がかかった試合、かなり足踏み状態が続いてホームで決めるチャンスだったが、やはりリアリストは最後までリアリストだった。上里(前節・千葉戦の働きは見事だった)や太亮といった“仕掛ける”アタッカーで貪欲に勝ち点3を狙うのではなく、勝ち点1を得るために染谷を投入した。
勝利しか許されない大分、前線の枚数を増やしてパワープレー・前線への放り込みを考えて、シジクレイを最終ラインに配置し、染谷を一つ前のバイタルエリアに配置した。
これが功を奏し、82分には対峙した高橋に対して、染谷が長い足を伸ばしてインターセプト。身体を入れてボールキープ、そして切り返して冷静に攻撃を組み立てた一連のプレー。わずかな時間だったが、管理人の「染谷をシジクレイの後釜にすべく、ボランチコンバート!」という思いを強くさせた。
さらには終了間際、ゴール前に顔を出す場面も。勇人やシジクレイが相手ペナルティエリアに顔を出す場面は少なく、今回の染谷のように(決めきれないまでも)積極的にシュートチャンスに絡めたことは評価したい。
■総括
試合開始前、京都の控えメンバー表に目をやると「フィールドは1~2年目の選手のみ」で固められていることが分かる。主力のケガもあり、難しい状況だ。
だが中山がフル出場を続けており、森下もある程度は目処がついてきた。個人的には染谷の中盤使いも見られた。林もようやく今季リーグ戦初得点を挙げた。
もちろんホームだし勝って欲しいのは当然だが、勝ち点1を積み上げて安定してきている。
後がない大分相手に、開始15分で守備の柱を失ったゲームとしては、加藤監督の言うように悪くはなかった。
前節の千葉戦のマッチレポでも書いたが、今季の京都の残る試合に“内容”は期待していない。主力もかなり離れ、ベストメンバーは組めない。どれだけ若手に経験を積ませ、来季への底上げを図れるかだと考えている。
最後に大分について。
昨季ナビスコを獲ったは良かったが、これによるパンパシフィック参戦のためアメリカ・ロサンゼルス遠征。プレシーズンでコンディションを整えられなかった影響がモロに出てしまった。
※スポナビによれば「シャムスカ前監督は自身の休暇を優先させて始動を例年より約半月遅らせ、強化部もそれを容認」とも。
また選手層は元々厚くない。ホベルト離脱、主力の度重なるケガ、そしてウェズレイのシーズン途中での引退。これで「勝て」など、モウリーニョでも裸足で逃げ出すだろう。
個人的にポポヴィッチの目指すフットボールには好感が持てる。やはり東欧人が目指すサッカーは面白い。ただ降格によって、ポポヴィッチが目指したい完成形に必要なピース(選手)がいなくなる可能性の方が「大」ではあるが…。
スタジアムでは試合終了後に、京都サポから大分サポに対して「トリニータコール」が向けられた。表面上に少し、ではなく長めに。この気持ちが届いたか、大分サポからも「京都サンガコール」が返された。
3度の降格を味わっている京都サポには、痛いほど気持ちが分かるのだろう(3度の降格時には、自分はサポではなかったので部外者扱いとする)。
さて次は万博でのG大阪戦。首位に勝ち点3差の関西一の雄は、今季第3節の敗戦を忘れてはいない。また主審のジャッジも大きな議論を呼び、G大阪側には納得の行かないものだった。今回こそ、京都はスッキリとした形で勝利を奪いたいもの。
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1 ■無題
フェルには拍手で迎えてましたよ~^^
とにかく疲れました。。。
ジョンスは・・・・あかんときはほんまにあかん。
大人なはずやのに。。。
もうすぐ三十路やのに。。。
タケは今年はとっても良いですよ。
去年と違うのは、気持ちかもしれませんね。
試合に臨む姿勢がプレーに表れているように思います。