ワースト2位。
テーマ:京都サンガさて中断期間。李正秀が韓国代表に招集されるためいなくなる。前回招集時には、李なきDFラインが完全崩壊したため、守備陣がどのような働きを見せるかに注目。増嶋をセンターに戻すのか、それとも同じくCB出身の染谷を中に、増嶋をSBに?はたまたシジクレイか手島か。
守備面はさておき、問題は攻撃面だ。
ネット掲示板ではあまり話題になっていなかったようで、自分も気づいていなかったこと。
リーグワースト2位の得点数。
開幕前には「得点数をアップさせて上位進出、タイトルを狙う」と語っていた加藤監督の絵空事…。そのタイトルの一つであるナビスコカップでは見事に3連敗を喫し、自力での決勝トーナメント進出は絶望的な状態。後半戦の日程は以下の通り。
第4日
5月30日(土) vsFC東京@西京極
第6日
6月7日(日) vs千葉@フクアリ
第7日
6月13日(土) vs柏@西京極
ホームが2試合とはいえ難しい。「ここは若手育成を!」というナビスコの本来の扱い方…をしたら某会長は激怒するだろうが、加藤監督はそこまでドラスティックにスタメンを変えないだろうし、実際リーグ戦で若手を積極起用している印象だ。
苦労して完全移籍で獲得した増嶋を差し置いて、ルーキーの染谷は先発に定着させる。
山形・名古屋を巻き込んでの獲得となった期待の豊田よりも、金 成勇を途中投入の武器に。
しかし、これは「席を用意しているわけではない」という意味では良いことだ。実際に後者の方が結果を出しているようにも見えるのも事実。
なのでナビスコは「若手育成」というよりは、「柳沢の試運転」「連携の強化」の面が重要だと思われる。
京都は昨季に残留争いをしていたようなクラブにも関わらず世代交代――オフには、2~3年後を見据えた「U-23コレクション」に奔走した。するとリーグ全体でも、かなり平均年齢の低いクラブとなった。それが「4連敗」→「4試合負けなし」という少々不安定な成績になっているのかもしれない。
クラブ一のサッカー脳を持つ柳沢を欠いて、試合運びで少々若さが見られる。
ただ、この柳沢を欠いて「中断前を10位で」という成績は、よく考えると上々かもしれない。もちろん内容が伴っているゲームが多いとは言えず、フラストレーションの溜まる時間も多い。
「シーズン序盤戦は、上位の相手ばかりだからキツかった」という見方があるが、昨季は残留争いをしていたために京都より下位のクラブはJ2に行っており、昇格組の広島は目に見えて京都よりレベルが上であるし、好調の山形もクオリティは決して低くない。
昨季の成績を考えても、中断明け~折り返しの第17節までの大宮・広島・清水・柏は「格上」という印象しかない。京都は常にチャレンジャーでなければならないのだ。
さて話を戻して、京都の攻撃面。
昨季は日本人得点王となった柳沢が引っ張ったが、加入初年度・周囲のレベル・アシスト(前所属の鹿島に比べれば数段落ちる」などを考えれば、よくぞあそこまで得点を量産できたものだと関心せざるをえない。中断期に加入したフェルナンジーニョとかなりの相性の良さもあった。
そして今季だが、開幕数試合の柳沢にはキレは見られなかった。吉満樹フィジカルコーチの退団も大きく響いたことだろう――この吉満氏の「次の就職先」である新潟は躍進を遂げている。また同じくフィジコを解任した大分で、ケガ人が続出している事実も見逃せない。「安物買いの銭失い」――節約しようと思ったら、思わぬツケを払わされた。
今季始まってから、当ブログでは「柳沢が帰ってきたら得点力が即回復、という考え方は甘い」と言ってきた。それは今も変わっていない。新加入のディエゴは元より、昨季でもパウリーニョと合わせる時間は少なかった。
また開幕前に加藤監督があれだけ提唱していた、「サイド攻撃の厚み」は机上の空論となっている。4CBは守備力アップに「わずかながら」貢献するものの、相手のSBの上がりを許して数的不利を作り、相手のポゼッションが上がる。またこちらの攻撃時には、人数をかけることができない。京都が相手ペナルティエリアのサイドでボールを持った時の、ボックス内の人数の少なさと言ったら!
その意味では「ナビスコ・神戸戦で染谷が何度もサイドをオーバーラップしていた」という情報(映像で見ておらず)は、とても心強い。
中断期で補強はあるのか?
あるとすれば、少々省略気味になっている中盤で「ディエゴを下りてこさせないよう、納得させるボールキープのできるMF」、「あるいは本職のサイドバック」か。ただ緊急性は感じず、今のメンバーで連携を高めることが肝要と思われる。何せ中谷、森下、中山がまだまだ出場していない。ナビスコで「お試し」される可能性も高いだろう。
個人的に気になるのは中村充孝。鹿島戦でベンチ入りしたのだが、試合前の練習で良いシュートを放っていたので気になる存在。出場した磐田戦では、隠れた良い動きをしていたがボールキーパーの大剛が見えておらず。
ともあれ、今の状態に柳沢がワンピースとしてハマるのか、ディエゴ・パウリ・ヤナギ任せのカウンターになってしまうのか、それともガラリと変わってしまうのか。
期待しつつ、見て行きたい。
↓ランキング参加中。クリックお願いします!









1 ■久々にパソコン立ち上げました
こんばんわ
京都の総得点が低い件は中断期間に入った時に順位表を見て初めて気づいてびっくりしました。
野球と違ってサッカーはコンビネーションのスポーツですから、特にFWに新加入が多いので得点が少ない事はある程度予想はしていましたがここまでとは思いませんでした。
さて中断期間にナビスコを含めた試合でいろんな選手を起用して欲しいですね。特に弘堅や太亮を高卒でありながら昨年の今頃から試合に出させた事が今期よい方向に出ていると思います。