今、東京に向かう新幹線、12号車13Aに座りながら車窓に映る景色を見ていた。
時間もあることだし、
なんか書こうかなと思った。
平和について書こうと思った。
平和ってなんだろう。
辞書とかで引くとなんて書いてあるのかは知らないけど、
平和って戦争や略奪のない世界の状態を指すのだと思う。
今、調べたら
平和の定義には二種類あるらしい。
消極的平和と積極的平和。
前者はさっき僕の書いた、戦争のない状態。
~がない。という表現の仕方が
定義付けには相応しくないらしく、
ただ戦争や紛争のない状態を表す平和を消極的平和とし、
~以下引用~
〈積極的平和〉と呼ばれているが、その内容は時代や状況の推移とともに変化し、発展的かつ動的である。豊かさ、秩序、安全、正義、公平、自由、平等、民主主義、人権尊重などが積極的平和の基本的要素だが、健康、福祉の充実、文化的生活、生き甲斐、環境保全を含める
~引用終わり~
なるほど、
かなり網羅しているね。
もちろん、戦争や紛争のない状態が大前提だよね。
できれば上記の文章に、
芸術の記述も入れたいな。
さて、平和について考えるには
戦争について考えなきゃならんね。
思うのだけれど、
戦争動機のほとんどが
資源や国土が欲しい。という欲求で、
それが奪うという行動に変わる。
侵略戦争が国際的に禁じられているとは言え、それに反した国や地域を罰する方法がない。
あったとしても、
結局それは武力行使になる。
それは平和の為の戦争だ。
もう手垢まみれの常套句。
人類って進歩しないなぁ。
そこでだ、
僕らが誰かの物を奪うと
それは犯罪。
即逮捕。
当たり前だ。
でも、国が国策として
他国の財産を奪っても、
誰も逮捕されない。
それどころか
負けた国の独裁者や、
なんの罪もない一般市民が
殺される。
ちょっと待って、
みんなの周りに泥棒いるかい?
殺人鬼いるかい?
みんな陰に欲望は隠してるかもしれないけど、
少なくとも僕の周りには、
奪おうなんて発想をする人間は一人もいない。
きっと世界中の人々の
ほとんどが善良な市民だと思う。
そして、その善良な市民が選挙で選んだ人達が、国益の為と言い、
聞くに苦しい大義名分を堂々と掲げ、
爆撃する。
おかしいな。
おかしいよ。
善良な市民が
選挙で選んだ政治家達が
多額の税金を使いたい放題で、
戦略的宇宙開発をし、
戦闘機、空母、潜水艦、そして
大量破壊兵器を買いまくる。
僕たちは、
無いからと言って、
奪おうなんて思わない。
もちろん市民レベルでは、
泥棒も殺人者もいるわけだから、
それは否めないけど、
泥棒や殺人者は
政治家にはなれない。
ということは、
善良な市民が、
政治家になると
戦争を肯定するようになるのか。
それも違う。
僕たちは戦争を望んでいない。
一般的な政治家も戦争は望んでいない。
じゃあなぜ戦争が起こるのか。
石油を奪う為か
ユーロを出し抜く為か
世界を支配する為か。
俺は違うと思う。
世界はとっくの昔に支配されてる。
結局は、ほんの一握りの富の為だと思う。
彼らが画策しなければ戦争なんて
現代社会では起こり得ない。
だって世界中の99%以上の人々が
心の底から戦争したいなんて思ってない。
もしかしたら、経済活動の一環として容認している人はいるかもしれないけど、その人達は騙されてるに過ぎない。戦争なくして世界経済が保たれるなら、戦争なんて無くてもいいと思うはずだ。
戦争なんてなくても
経済は回る。
それどころか、
今以上に豊かになれるよ。
武器に使うお金を他の事に使えるのだから。
誰かが攻めてくる。と脅し、
武器の需要を煽る。
環境がヤバイと脅し、
原子力を進める。
中国の一般人が日本を攻めてくるか?
北朝鮮や韓国の街ゆく人が日本を攻めてくるか?
アメリカやヨーロッパの一般人が
長距離弾道ミサイルを打ち込んでくるか?
こないよね。
僕たちが攻めること、
打ち込むことを望まないように、
各国の善良なる市民は
それを決して望んでない。
ということは、
戦争を起こしている、
起こさせている人間がいるはずだ。
みんなも気付いてるでしょ?
国と国とを戦わせ、
武器を売り、はい、一儲け。
戦争が終われば
復興特需で、はい、一儲け。
資源がないなら
ないなりの工夫をして生きてゆけば良い。
僕たち市民はそうしている。
ついでに言うと、
今の日本の暮らしぶりは
おかしい。
人間の器を超えてる。
贅沢が飽和して、器じゃ
湛えきれずに溢れてるよ。
侵略を目的とした戦争は
禁じられている。
でも戦争はなくならない。
ワールドトレードセンターを
攻撃された報復と言い、
アフガンをありったけの爆弾で爆撃。
イラクには大量破壊兵器があると言い爆撃。
独裁者を殺し、石油をたっぷり奪う。
中東でも、独裁政権はやられてる。
Facebookで拡がった市民運動が
国をひっくり返したと言われている。
果たしてそうだろうか。
俺は違うと思ってる。
戦争を望む者、かつ
言うことを聞かない独裁者が邪魔で仕方ない者たちが、
情報やツールを操作し
巧みに糸を引き、市民を蜂起させ、
ドサクサ紛れに軍事介入。
民主化の名の下に
国の実体が奪われる。
美しい水はどんどん失くなってる。
健やかな森や密林もどんどん失くなってる。
おまけに放射能汚染で日本の大地は病気に掛かってしまった。
じゃあどうすればいい?
平和な世界を作る為に、
僕たちは、まず、
支配されているのだと自覚し、
この世界が
支配者の嘘で塗り固められていると知り、
揺るぎない支配の為に構築されたシステムから抜け出す生き方を模索し、
実行し、子供達に本当に大切な事が何なのかを伝える。
そして、困っている人が居たら、
手を差し伸べてあげる。
お腹の空いた人が居たら、
何か食べ物を分けてあげる。
そう、宮沢賢治の
雨ニモ負ケズ。
それしかない。
そして
残念だけど僕たちはか弱い。
国家がその気になったら、
僕なんぞ、一時間以内に消されるだろう。
僕が平和を詩い
その想いが支持され始め
大きな影響力を持ったとしたら
間違いなく殺される。
僕が
権力に僕の命や家族の命を狙われた時
僕はそれでも
詩い続けることが出来るだろうか。
詩人 黒田誉喜
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