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レゴマニア

テーマ:レゴ 2012-05-26 15:03:18

AE31Xの航空マニア日記
私はレゴが好きだ。ただ、レゴマニアということを名乗るのはおこがましいと思っている。世の中にはレゴのすごい人が沢山いて、レゴ部出身の人やら、レゴで芸術作品を作っている人やら、すごい数のセットを集めている人やらうようよいるので、私などは、ちょっと好きと名乗れるぐらいだろう。

最初にレゴに触れたのは、おそらく小学生低学年の時だと思う。そこからレゴの魅力にはまり、小学生時代一番好きな遊びはレゴで遊ぶことだった。その頃は、当時はやっていた宇宙戦艦ヤマトをレゴで作ることにはまっていた。ヤマトには、戦闘機が沢山積まれていて、敵と戦うときには、それが出てきて戦うのだが、大きな戦艦の下がパカッと空いて、そこから小さい戦闘機が沢山(と言っても三機ぐらいだが)出てくる機構を作るのが好きだったのだ。

ただ、当時のレゴには機構部品(回る部品とか、ヒンジのようになる部品など)が少なかったので、いかに可動部を普通のブロックの組み合わせで作るかということに燃えていた。おそらく傍から見ている大人には、私が一体何を作っていて、そこから出てくる小さな3つの部品を組み合わせた板のようなものがなんなのか全く分からなかったと思うが、私には、宇宙を進む戦艦から、戦闘機が発進する光景が鮮やかに見えていたのだ。ちなみに最近のレゴのキットにはものすごく小さな機構部品や、特殊な構造の部品が多く、それらを見るたびに「ずるい」と突っ込みを入れてしまう。

小学校6年生ぐらいまで、暇さえあれば遊んでいたのだが、中学生になった時に、もうレゴは卒業でしょと言われて、持っているセットをすべて、5歳下のいとこにすべてあげてしまった。まあ、いとこの家は近くだったので、たまに行って遊んでいたが、私自身は買わなくなってしまった。でも心のどこかで常にまたレゴに触りたいという渇望を持っていた。

その後、あまりレゴに触ることなく、社会人になったのだが、社会人になってすぐ、シンガポールに3か月の長期出張をすることになった。その間ずっとホテル住まいだったのだが、ホテルの部屋で一人で過ごしている間にあまりに暇で、ついつい町中で売っていたレゴの宇宙シリーズに手を出してしまった。シンガポールドルで20ドルぐらいのセットなので、日本円で言えば1200円ぐらいなのだが、シンガポールドルがおもちゃのお金のように思えて、ハードルが下がっていたのだろう。そこから、10年ぶりのタガが外れてしまい、気が付いたらどんどん買いまくってしまった。

ホテルの部屋は、毎日掃除に入られていたのだが、きっと、掃除に入るたびに増えていくレゴキットにびっくりされていたことだろう。また、子供のころは、キット一つ買ってもらうのも、誕生日やクリスマスを待たなければならなかった訳だが、いわゆる大人買いの世界に入ってしまった。

こういう気の狂った大人をターゲットとするキットが、その後発売された。それが、レゴマインドストームだ。(ネーミングもぴったりだ。)知っている人は知っていると思うが、これはレゴブロックで、ロボットを作るシステムで、CPUの入ったセンターユニットと、センサー、モーターなどが入っており、センサーのインプットとモーターの動きなどをすべてプログラミングすることができる。キット全体は2万円ぐらいする。

このシステムは、アメリカで先行発売されたのだが、ちょうど出張があり、早速サンディエゴで買ってきた。すごいでかい箱で、出張に持って行ったスーツケースの半分ぐらいがこのキットだった。

これは素晴らしいキットなのだが、いろいろ作った挙句、何か役に立つものを作りたいと思い、「クイックルワイパー1号」というキャタピラで動く戦車のような形のキットを作った。その名の通り、キットの下にクイックルワイパーがついていて、進みながら床を磨くようになっており、また前面にタッチセンサーがついていて、何かにぶつかったら、いったん戻って、方向を転換してから進むようにした。ただいつも右に曲がるだけだと、
やはりはまってしまうことが分かり、2回右に曲がったら、1回左に曲がるようにしたり、段々複雑なプログラムを作って楽しんだ。

今でいえば、ルンバを自作したようなものだが、結局いろいろ試したが、自重が軽いため、ほとんどきれいにならず、そのうち飽きてお蔵入りしてしまった。

レゴの話はまだまだあるのだが、ちょっと次回にとって置こう。やはりレゴは素晴らしい!



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H-IIAとB787

テーマ:航空マニア日記 2012-05-19 21:34:18
AE31Xの航空マニア日記

国産ロケットH-IIAが打ち上げ成功した。21回中20回の打ち上げ成功、打ち上げコストも信頼性も商業ベースに乗ったということで大変喜ばしい。今までは国策衛星が中心だったが、今回は韓国からも衛星打ち上げを受託したということでも、ビジネス的にいい方向に行っていると思う。

H-IIAの前身はH-IIというロケットだったが、純国産技術で商業衛星を打ち上げる能力をという意気込みで開発されたものの、世界的な相場の100億円以下という水準に対して、200億円近いコストになってしまい、さらに、2回連続で打ち上げに失敗したため、失敗プロジェクトとなってしまった。そこで、純国産という縛りを外すと共に、信頼性とコストを改善するため、全面的に設計を見直して部品点数の削減を行い、世界的相場のコストを達成すると共に、信頼性もたかめるべくH-IIAが開発された訳だ。

実際はボーイング製のモジュールなど多くの輸入部品に頼っているため、意味があるのかという意見もあるようだが、このような先端分野を一国の技術だけで構成するというのは不可能であり、逆に今まで自主開発をしてきたからこそ、最良の部品を世界から選んでシステムとして組み上げることができる訳で、当然の選択だと思う。

航空機などでも、国際共同開発は常識であり、ボーイング787でも35%は日本製なのだから、近い分野の宇宙産業でも同様になることは予想できる。ただ、一方で、日本の得意とする技術分野が明確でなければ、欧米との競争には勝てない。

そこで注目すべきは炭素繊維だと思う。例えばH-IIAにおいても、1/2段の段間部をアルミ合金から炭素繊維複合材に変更し軽量化を図っている。このような大型の炭素繊維部品は、日本の非常に得意とする所で、やはりボーイング787においても、主要構造を炭素繊維化し、それを日本で組み立てているため、中部国際空港からアメリカに、このために改造されたボーイングの専用機が定期的に大型部品を運んでいるほどだ。


AE31Xの航空マニア日記


こうして考えてみると、東レの炭素繊維、それを大型部品にする重工各社という技術領域は、日本の航空宇宙産業のコアコンピタンスと言えるだろう。

YS-11の失敗以来、航空宇宙産業の観点では、完成品を作っているボーイングやエアバス、アリアンなどに目を奪われがちだが、それを構成する技術分野で炭素繊維やハニカム材料のジャムコなど、非常にのような高い競争力分野があることは、実は有名な完成品を一つ持っているよりも、大変価値があることであり、他国にもっと誇れることだと思う。そういう意味では、実は日本は航空技術分野の非常に強い極の一つと言えるのではないか。


スホーイ墜落

テーマ:航空マニア日記 2012-05-12 23:37:48

AE31Xの航空マニア日記


5月9日インドネシアでスホーイSSJ-100がデモ飛行中に墜落した。何人の人が乗っていたかなどまだ情報は錯綜しているが、50人近い人が搭乗していたようで、絶望的なようだ。犠牲者の方のご冥福をお祈りしたい。

スホーイSSJ-100は、ロシアで一番有名な戦闘機製造会社であるスホーイが、ボーイングやイタリアのアレニアなど西側メーカーと組んで初めて開発したリージョナルジェットで、最大客席数は105人という737やA320の下のクラスの機体だ。このクラスは大変な激戦区で、これより上のボーイングとエアバスが二分しているマーケットとは異なり、エンブラエルとボンバルディアがという2強に対して、中国のARJ、ロシアのSSJ、日本のMRJ、ウクライナのアントノフ148など、多くのプレイヤーがひしめいている。過去にはオランダのふぉっかーやドイツのドルニエなどがこのクラスで活躍しながらも、経営破綻し撤退している。それほど弱肉強食の市場なのだ。

今回のSSJ-100の墜落原因はまだまだ解明に時間がかかるだろう。ただ、機体の性能を示すデモ飛行ということを考えると、当然機体の仕組みを熟知している人が操縦していた訳で、操縦ミスやテロという原因は考えにくく、機体そのものの設計に起因する問題を想像してしまう。そういう意味で、このタイミングでの事故というのは、このプロジェクト全体に対して致命的であり、ロシア国内はともかく、西側諸国への販売はまず絶望的だろう。

一方でこのクラスのもう一つの要因は、原油価格で、もし原油価格が高騰すると、より燃費の優れたプロペラ機に需要が流れてしまう。そういう意味では、今後どうなっていくのか、予測が大変難しい市場だと思う。

今回の事故は、そういう意味でも、事故そのものだけでなく、この市場の今後に大きな影響を及ぼす事故だと思う。

ZOFFとBOOKOFF

テーマ:航空マニア日記 2012-05-05 00:11:31
先日新三郷のららぽーとのZOFFで娘のメガネを作った。新三郷はうちから1時間半ぐらいかかる場所で、普段は行かないのだが、たまには行ってみるかということで、行ってみた。で、当初予定はしていなかったのだが、たまたまZOFFが目に入り、45分でメガネが出来るということで、作ってみることにした。値段もレンズ込で5250円と激安なのだが、やはり一番感心したことは、フレームを選んでから、視力測定、メガネ製作まで含めて1時間足らずでできたということで、これは、新しい顧客体験だと感じた。

私もメガネは子供のころから何個も作っているが、値段もさることながら、やはり製作に数日かかってしまうので、少なくてもメガネやに2度足を運ばなければならない。ましてや新三郷のようにうちから離れた場所でメガネを作ることなど、引き取りの事を考えるとあり得ない。しかし、45分でできてしまい、かつうちの近くにもちゃんとチェーン店があるとわかれば、じゃあ思い立った所で作っていくかということになる訳だ。これは明らかに革命的であり、素晴らしいイノヴェーションだと思う。もちろん、これを実現するために、フレームもレンズも自社で標準化していることや、レンズの在庫を常に店頭に持っていることなど、仕組みが整備されたからこそだが、それにつけても「また今度にしよ」と思わせないシステムは素晴らしいと思う。

同様に思うのが、BOOKOFFだ。BOOKOFFはきれいで明るく、古書店というイメージを革新したと思っているが、その成功の一つの要素は買い取りだと思う。BOOKOFF以前、古書店に本を売りに行ったことが何回かあるのだが、いい思いをしたことがない。簡単に言えば、それまでの古書店には店側に「買ってやってやる」という態度があったのだ。一方で、BOOKOFFでは、「買わせて頂く」という態度が徹底している。最終的に出てくる値段は、やはりそれなりの値段なのだが、BOOKOFFの買い取りには満足感があるのだ。

ちなみに、私がBOOKOFFで必ず行くのが航空雑誌のコーナーだ。月刊エアラインは毎月定期購読しているので、すべて読んでいるが、他にも航空ファン、JWings、航空情報などなど航空雑誌は多く、また買えなかった別冊の特集などが売っていることがあり、マニア必見だ。先日も、貨物機の特集ムック「THE AIR CARGO」という本を見つけてしまい、小躍りして買ってしまった。(650円だった。)


AE31Xの航空マニア日記


で、話を戻すと、ZOFFの話とBOOKOFFの話は微妙に違うかもしれないが、結局これらの新しいマーケットというものは、今まで仕組み上不便であったことが、なんらかの技術やビジネスモデルで解消され、提供されることで、新しい価値を生み出している訳で、決して何もない所にいきなりマーケットが出来ている訳ではない。例えば、ZOFFならば、既存のメガネ店はかなり市場を奪われているはずだし、BOOKOFFが近くにできた古書店は壊滅的な影響を受けるであろう。でも、影響を受ける古書店をかわいそうだとは思わない。やはり自分のビジネスが、顧客に対してどのような不満を与えており、それに対してどのような対応が可能なのか、それを真剣に考えた人が勝つということだ。(そういえばZOFFもBOOKOFFもOFFで終わっているな。)

で、次に起きるイノベーションは何かという話だが、個人的には、クリーニングではないかと思っている。クリーニングは、家庭での洗濯、町中でのコインランドリー、そしてクリーニング店があるのだが、このクリーニング店に出すというのは、ものすごく面倒くさい。その上、数日間待って引き取りに行くという2度手間だ。もちろん、現在のプロセスを考えるといたしかたない話ではあるが、改善できれば、高い顧客体験を生み出せる分野だと思う。例えば、受け取ってから1時間後に、きれいになって、アイロンもかけた状態で返せる技術ができれば、既存クリーニング店を駆逐するだろう。また、家庭においても、現在の洗濯プロセスは、まだまだ改善の余地があると思う。こういった所に例えばロボット技術など活躍する余地があるのではないか。

ダイソンにしてもルンバにしても、要は掃除機であり、ずっと前から掃除機なんてあったのに、革新的なものを作り出している。そういう意味では、革新からは一見縁遠いように見えている日常の不便の中にこそ、革新的技術で取り組むべき新しいマーケットがあると思う。

機内食の味

テーマ:航空マニア日記 2012-04-28 12:51:12

AE31Xの航空マニア日記


最近飛行機の機内食が気になっている。飛行機に乗り始めたころ(20年前ぐらい?)は機内食にすごくワクワクしていた。私が最初にのったのは、羽田ー旭川線のTDAで、昼ごろの便に乗ると、エコノミーでも昼飯が出るということで、機内食が出る便を選んで乗ったほどだ。出てきたのは、ボックスのサンドイッチで冷静に考えてみれば大したことはないのだが、大変感動して、今でも覚えているほどだ。

その後、海外出張やら、海外赴任やらもあり、頻繁に飛行機に乗るようになったので、別にサンドイッチで感動することはなくなってきたが、でも、期待してなかった便でいきなりホットミールが出たりすると、うれしくなってしまうこともある。

一方で、やはり機内食の味の差もはっきりとわかるようになってきた。日系が日本人向けにターゲットしており、美味しいのは理解できるのだが、例えばアジア系、ヨーロッパ系に対しても、明らかにアメリカ系のエアラインはまずい。これは結局予算の差であるらしく、普通は一食1000円ぐらいだそうだが、アメリカ系は500円台だそうだ。こうなってくると、500円のまずい飯を無理やり食べるよりも、飛行場で好きな空弁でも買って、機内で食べる方が、リーズナブルだろう。これは、例えば社食で食べるのと、外で食べるのを選択するようなもので、確かに社食は安くて早いが、外のランチも十分安くて美味しいならば、敢えて社食で食べなくてもいいというわけだ。

ところで、機内食は、航空会社が作っている訳ではなく、ケータリング会社が作っている。500円とか1000円というのは、航空会社がケータリング会社に払っているお金だ。JALやANAのような大手は、自社グループのケータリング会社を持っているが、飛行機は、目的地と往復する以上、行きは自社系列で作れても、帰りは、相手の国の会社に頼まざるを得ない。つまり、行きと帰りは違う会社が作っているということだ。

先日エールフランスに乗ったのだが、行きの機内食が大変まずかった。エールフランスも大きな会社だし、コストカットでこんなものかと思っていたら、帰りの機内食は大変美味しかったのだ。まあメニューの選択肢も沢山あるし、メニューも変わるだろうから、一概に自国からの便が美味しいとは言えないのだが、それだけ差があり得るということだ。

一方で、大手に属していない独立系のケータリング会社もある。例えばコスモ企業はシンガポール、エミレーツ、バージンアトランティックなど、サービスで定評のある有力航空会社に機内食を提供している。(アメリカンにも提供しているのは気になるが、、)おそらく、様々なメニューは、こういった会社が、他と競って航空会社にプレゼンしているのだろうから、実は機内食の味は、航空会社がどれだけの予算をかけるかと同時にこういったケータリング会社の努力によって成り立っている訳だ。

http://www.cosmo-catering.co.jp/data_j.html

最終的に消費者に見えるのは、ANAやエールフランスのようなブランドであり、まるでそれらが全部やっているように勘違いしてしまうが、航空会社のサービスもこういった様々なサービスを提供するサービス会社の組み合わせでできており、航空会社はそれらを戦略的に組み合わせて、自社のサービスを構築している訳だ。それはまるで、電機製品が様々な部品会社の部品で作られているようなもので、中身を見れば、iPhoneだって、いろんな会社の部品でできており、組み立てているのはフォックスコンだったりする訳だけど、全体の構成や仕掛け、要所要所の独自のソフトウェアや技術、デザインなどが最終的な違いを作り出している。そういう点で、他との差別化が難しい航空会社の取り組みは、大変参考になる訳だし、それに詳しい航空マニアも大事にすべきだ!

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