今日から新年度のスタートですね。電車の中で新社会人のスーツ姿を見かけました。春は出発の時期。私も気持ちを引き締めて取り組んでいきたいと思っています。
新年度というのは、新しい制度の開始の時期でもあります。東京都では、今日2012年4月2日から「認知症疾患医療センター」を、都内10か所の医療機関に設置することになりました。
認知症疾患医療センターは「地域医療と連携して、診断や治療が難しい認知症の方を受け入れる場所」です。センターには、医療相談室が設けられ、認知症に関する専門知識を有する精神保健福祉士などが相談を受け付けます。患者さんご本人、ご家族、関係機関である地域包括支援センターや区市町村、保健所、介護保険事業所などから認知症に関する相談を受けるとともに、状況に応じて適切な医療機関等の紹介を行うとのことです。
高齢化が深刻になるなかで、認知症疾患医療センターの設置が進んでいます。全国に150カ所の認知症疾患医療センターの設置を目標としており、平成23年5月時点で32道府県、7指定都市に合計112カ所が開設されています。
皆さんのお住まいの近くにも、認知症疾患医療センターは存在します。インターネットでお探しの際には「地域名」と「認知症疾患医療センター」を入力して検索していただきたいと思います。
今回東京都では、認知症を早期に発見し的確な診断につなげるために、認知症疾患医療センターをスタートさせました。
東京都ホームページ(報道発表資料2012年3月掲載)
「認知症の人の地域生活を支える医療体制の強化に向けて
認知症疾患医療センターの運営を開始します」
平成24年4月2日スタート
東京都認知症疾患医療センター一覧(10か所)
詳細につきましては、各病院にお問い合わせください。
順天堂大学医学部附属順天堂医院(文京区)
東京都保健医療公社荏原病院(大田区)
東京都立松沢病院(世田谷区)
浴風会病院(杉並区)
東京都健康長寿医療センター(板橋区)
大内病院(足立区)
順天堂大学医学部附属 順天堂東京江東高齢者医療センター(江東区)
平川病院(八王子市)
国家公務員共済組合連合会立川病院(立川市)
杏林大学医学部付属病院(三鷹市)
老い支度や遺言の仕事、セミナーの中で「自分が認知症になってしまったらという不安があります」という声を、多くうかがいます。それと同時に「ご家族や身近な方に認知症の症状がみられたときに、どうすればいいかわからない」という声も耳にします。
高齢化が進み、私たちの周りにも高齢の方が増えてきています。自分が歳を重ねるのと平行して、親も歳をとっていくのです。認知症ではないかと思ったときに、早い段階で的確な診断を受けることが求められます。その際に、認知症について相談できる場所を知っておくことは、重要だといえます。
認知症の多くは治療やケアによって、進行を遅らせたり症状を軽減することが可能です。専門医の診断で、病状を把握し、その後に地域での見守りや医療や福祉・介護が協力して支えていく体制作りが始まっています。



