患者さんのための医事代理人  Patient Advocate Japan

行政書士・社会福祉士が、医療介護から遺言・相続など法的な備えまで専属でサポートします。診察の同席や病室訪問、老人ホーム探しのお手伝いもお任せ下さい。


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  ガンにおける骨転移は強い痛みを伴うことが多く、患者さんのQOL(生活の質)を低下させる原因になります。

骨転移の治療としては、モルヒネなどの鎮痛薬と使用したり、放射線を患部に照射することによって痛みの緩和をはかることが行われています。


 またそれらの治療に加えて、骨のガンを抑制することを目的として「ビスホスホネート製剤」のゾメタやアレディアを投与することによって、痛みの軽減や骨転移による痛みの予防をすることも可能です。


ビスホスホネート製剤については

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20060609ik0b.htm

にわかりやすく書いてあるので参考になると思います。

 

 今までは病状が進んでしまい体の一部分だけでなく、多くの場所に骨転移が見られるようになったときにも

モルヒネなどの鎮痛薬や放射線治療によることが一般的でしたが、最近では放射性の薬剤「ストロンチウム89」の注射を行うことで痛みをおさえ、モルヒネなどの量を減らしていくという治療も行われているようです。


ストロンチウム89については

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20080215-OYT8T00402.htm

を参考にしてください。


ストロンチウム89の治療が可能な医療機関は約30施設と少ないですが、このページから検索できます。

http://www.nmp.co.jp/CGI/public/meta/top.cgi

 

 モルヒネなどの鎮痛薬は痛みに対する効果は強いですが、吐き気や便秘・嘔吐・幻覚など副作用も強く患者さんが生活を営むうえで支障になることがあります。複数の治療を組み合わせることで薬の量を減らしていくことができれば、患者さんの生活の質もあがっていくと思います。


 ビスホスホネート製剤や「ストロンチウム89」の注射にもそれぞれ副作用はありますが、骨転移の痛みで悩んでいらっしゃる方はこれらの治療法が自分にも可能かどうか一度主治医に聞いてみてはいかがでしょうか?



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 私には近くに住む祖母がいるのですが、祖母が健康診断の項目で要検査になったものがあり、先日病院に付き添ってきました。祖母の医療機関の付き添いは私の役目なんです。健康診断を受けた病院では、要検査になった事項について再度細かい検査を行い、その結果をみて治療が必要か検討するとのことでした。祖母としては、医師に再検査といわれた時点で、自分の病状や再検査事項を理解するというよりも、ただ恐怖心があったようです。検査を終えて診察室に入っても、医師と向かいあうことだけで緊張してしまっていて質問されたことにうなずくだけで、「私はどこか悪いんですか?」と何度も聞いているような状態でした。

私は祖母が毎日服用している薬の名称と内容が書かれた紙(薬局で薬受け取り時にもらうものです)を持っていって医師に確認してもらうことと、今までかかったことのある大きな病気について医師に伝えました。そして祖母の日常の様子や生活について、病気に関連しそうなことを伝えるようにしました。医師によっては、患者本人以外の人が診察室に同伴することにあまり積極的でない方もいますが、祖母が診てもらった医師は「お年寄りの方は診察時に補助の方がいたほうが助かるよ」と言ってくださいました。


 医師は病気自体の医学的知識はあっても、患者さん側がきちんと症状を伝えなければ検査や治療を行うことは できないんですよね。年をとると、毎日服用している薬がたくさんある方も多いと思います。医師が症状について質問すると、不安だから薬ももらっておいて飲んだほうが心配ないと思い、実際には必要のない薬までもらってしまう方もいます。また、自分で過去の病歴や自分の今の症状を医師にうまく伝えられないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?私は祖母と同居しているわけではないので、生活すべてを把握することはできませんが、診察前に普通の会話をしながら、今困っていることや、体の症状で何か痛みやつらさを感じていることはないか等を時間をかけてしっかり聞いてから診察にのぞむようにしています。


 病院という場所、そして診察室で医師と会話することは、高齢者の方でなくても少なからず緊張するものです。

患者さんが一人で理解することが難しくても、補助する人がとなりにいるで治療に必要な情報をきちんと医師に伝えることができ、患者さんに必要かつ最小の治療を受けられることができると思います。診察後も、同伴して医師から説明を受けた内容を代理としての私が記録しておくことで、今後病院にかかることがあっても祖母の情報として伝えることができます。患者さんの立場にたってサポートすることの必要性を実感した一日でした。




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 昨日1月31日に行政書士の登録証交付式が行われ、出席してきました。1月から東京都行政書士会に所属する行政書士になりました。行政書士は取り扱うことのできる業務の幅が広いので、・官公署に提出する書類や契約書の作成・提出代理だけでなく、・患者さんの代理としての診察同伴や医師との面談時の同伴・カルテ開示請求代理などのアドボケイト業務とともに・遺言・相続やリビングウィル(生前に延命治療等につき自分の意思を表示しておくこと)など法律的な相談にも対応して患者さんのサポートをしていこうと思っていますわたし

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 今日紹介する本は「患者第一 最高の治療」という本です。

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2722194


 著者の岡本左和子さんはアメリカのジョンズ・ホプキンス病院の国際部でペイシェント・コーディネーターをされていました。ペイシェント・コーディネーターとは、海外から診察を受けに来られた患者さんの通訳や連絡係を行うとともに、患者さんと医師のコミュニケーションがうまくいくように手助けをする仕事です。岡本さんは日本人患者さんのサポートをされていました。


 この本には著者の経験をもとに、どのようにすれば患者さんがより前向きに治療に取り組んでいけるかが書かれています。岡本さんの所属していたジョンズ・ホプキンス病院で一貫しているのが「患者第一」ということです。

医師は患者さんを「症例」としてではなく病気で苦しんでいる「人間」として思いやりをもって接し、患者の訴えに対して何が最善かを判断しチームを組んで対応する。「患者の権利」として治療等の選択決定には患者の参加を求めて情報を開示し、患者はプライバシーの守られた環境で診察・問診を受けられ、患者が判断した場合には医師の反対に関係なく転院・退院ができることなどが書かれています。「患者第一」といっても患者さんは何もしなくても尊重されるというわけではありません。「患者の権利」には「患者の義務」が伴うのです。患者さんは最良の医療を受けるために、自分の身体情報や既往歴などの情報を医師に提示し、自分の病状や治療法に対して十分に理解できるまで情報や説明を求めることが必要となってきます。岡本さんは「病院内におけるペイシェント・コーディネーターの役割は医師と患者さんの架け橋になることとだ」と書かれています。患者さんと医師がきちんとコミュニケーションをとれるように努力する点は私の目指すペイシェント・アドボケイトと共通すると思います。


 アドボケイトは患者さんの側の立場に立って第三者として医師と向かいあっていくものです。患者さんを尊重し、納得のいく医療を提供する病院ばかりではありません。患者さん自身の情報であるカルテや検査データの公開さえ難しいような場合もあります。治療法の決定に患者さんの意思が反映されないこともあります。自分は患者という弱い立場だから、これ以上どうしようもないんだとあきらめてしまうこともあるかもしれません。

私は患者さんの代弁者として困っている方の力になれればと思っています。




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 緩和ケア」という言葉を聞くと、本当に最終段階になってからかかる診療科のようなイメージをもってしまいがちですが、私は緩和ケアは痛みのスペシャリストだと思っています。

病期に関わらず自分の体の痛みがコントロールできるようになることは重要です。痛みが軽減すると自信が出て、家に戻りたいという希望が出てきたり、これからこんなことも出来るのではないか、こんなこともしてみたいと気力が出てくると思うのです。大きく分けて緩和ケアには

(1) 病院内に緩和ケア病棟が設けられているもの

(2) 緩和ケア・ホスピスとして独立しているもの

(3) 病院内に緩和ケアチームとして存在しているもの

(4) 在宅による緩和ケア

あります。



(1)の院内における緩和ケア科の一例としては、外来受診ができ入院施設も備えた

聖路加国際病院    http://www.luke.or.jp/shinryo/27_kanwacare.html#list


NTT東日本 関東病院 http://www.ntt-east.co.jp/kmc/senmon/kanwa_01.html などがあります。



(2)の緩和ケアとして独立しているものには

ピースハウス病院   http://www.peacehouse.jp/   等があります。



(3)の院内での緩和ケアチームの活動は多くの病院で行われているようです。
一例として、国立国際センター http://www.imcj.go.jp/sogoannai/kanwakea/outpatient.htm

があります。緩和チームが一般病棟の病室をまわり、患者さんの相談にのったり痛みの相談にのってくれます。



最近は在宅における緩和ケアがテレビで取り上げられていることも多くなりました。(4)の在宅緩和ケアについては川越医師がホームケアを行っていらっしゃる「パリアン」などがあります。http://www.pallium.co.jp/hospice.html



緩和ケア全体については、がん情報サービスでの緩和ケアの説明 http://ganjoho.ncc.go.jp/public/support/relaxation/about_care.html


緩和ケア病棟のある病院 http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/hosp_info/index_02.html

などが参考になると思います。

 緩和ケアは医師だけでなく看護師・薬剤師・心理カウンセラーやソーシャルワーカーなどさまざまな立場から、患者さんの体の痛み・心の問題などを軽減・改善して少しでも快適に時間をすごせるように治療・アドバイスを受けられます。緩和ケアでも病気の初期の段階からサポートを求めることも出来ます。

痛みで悩んでいる方は今の病院に緩和ケアの体制があるか聞いてみることが第一歩かもしれません。

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