新聞広告・記事スクラップ スキャナーからデジカメへ移行 5分半から5秒への挑戦!!
こんばんは~。
せっかくの三連休が、台風で大変な事になってますね。ボクは、昨夜新宿駅ビル屋上のビアガーデンに行ったら、雨のため閉鎖されてました。“ビアガーデン”って、何故だかオヤジ臭い響きの単語だと思うのはボクだけでしょうか(笑)。
★新聞広告のデジタルスクラップ
「スクラップしないでリサイクルしなきゃな(笑)。もったいない。」
いや、意味が違うから(笑)。さて、新聞広告や記事をスキャンしてデータベース化を進めて久しいのですが、部屋の中に新聞の切抜きのヤマが増えていく一方で、デジタル化が思うように進んでません。新聞広告のデータベース化が、思わぬ所で役に立った(?)事もありました。例えばあの事件の時も、検索したらここ数年の新聞広告がいくつかヒットしたりとか。
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★大きなサイズは分割スキャンで
新聞広告のデジタル化の方法は、以前も紹介しました。小さな広告はすぐにスキャン出来るのですが、全15段ともなると以下のように4分割スキャンしてフォトショップで結合する必要があります。
【関連ブログ記事】 → 【Tips】分割スキャンのテクニック (フォトショップ7.0)
★スキャンと労働の限界曲線
全15段記事のスキャンから結合完了までの所要時間は約5分半。この5分半は、かなり熟練した最短の時間かなあと思います(慣れない人だとは15~30分くらいかかります)。スキャナの読み込み時間が技術革新でも起こさなければ、これ以上縮めようのない感じです。
「ガラス面が全面CCDのスキャナとか出たら、一秒スキャンだよな。」
スキャナが接写専用の大きなデジカメみたいになるイメージかな?
「ま、今のコストだと、デジカメ20台くらい買えちゃう値段になるだろがな。ぶははは。」
100万以上するのかよ!! ま、さておき、スキャンしたい枚数が膨大に多い場合にもこの5分半ペースをずっと維持できるかと言うと、もちろん無理。しかし、スキャンしたい新聞広告は倍々ゲームで鼠算のように増えていきます。
★ボロいデジカメで新聞を取り込む試み
「ぼ~ぼ~グラフ!みたいな(笑)。」
で、解決策として、数年前にデジカメで撮影してデジタル化する方法を試してみました。しかし、当時使っていた“FinePix40i ”ではかなり厳しい!!とても実用的と言える代物ではなかったのです。やっと今年になって、デジカメを最新のモノに買い替えました。
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★最新のデジカメで新聞を取り込む試み
「ぼ~ぼ~グラフ!みたいな(笑)。」
さすがに最新のデジカメは素晴らしい! 明らかに日進月歩で技術は向上しています。“FinePix40i (200万画素)”の時は、室内で文字を撮影したら、照明の明るさが足りないのとCCDの能力的な問題なのか、文字がボワーっとして、とても実用に耐えうるモノではありませんでした。しかし、今年購入したFinePix F31fd では、室内で200万画素モードで撮影しても文字が十分読めるのです。CCDの能力が格段にアップ! まるで赤ん坊と兵隊みたいな感じです。しかも“文字撮影モード”がプリセットされているので、面倒くさい設定も一切不要です。
★買って来ました、三脚ちゃん
で、より美しく取り込むために、ヨドバシカメラで三脚を買ってきました~!! ナンだかプロっぽくて、いい感じ(笑)。早速冷蔵庫の扉にマグネットで新聞紙を固定して撮影開始!! 磁石で固定すると、新聞のシワも微妙に解消されます。しかし、撮影が終わって次の新聞広告に磁石で貼り替えるとか、三脚でカメラの微調整をするのにモタモタしがち。セッティングするのに思ったより時間がかかります。
「実質、スキャンの5分半とあんま変わんないでないの。」
確かに(笑)、デジカメに移行する意味がないね~。
★結局、新聞紙を床に置いて上から撮影
これは新聞紙のセッティングが楽チンです。しかしマグネットで固定できないので、さらに新聞のシワが気になります。文鎮のような重石を置いても、ふとした瞬間にズレたりしてナンだか微妙。そして、今回もまた毎回三脚の位置合わせに手間取ります。
★その時、背後から忍び寄る黒い影が
上からの撮影は影の映りこみが痛い!! 普通の民家では、照明は天井にぶら下がっています。床に新聞紙を置いて撮影すると、三脚とカメラと自分の影が写りがちです。部屋と三脚と私。特に15段の大きな広告は厳しいです。
★フリーハンドでも十分だった
てなわけで、三脚を外しました。フリーハンドで撮影してみると。。。なんと、十分イケます!! 最近のデジカメは性能がいいので、手ブレは全く気になりません。新聞一面(15段)も、全5段も、突き出しサイズもバッチリOkです。しかし、やはり自分の影が写りがちで、影をヨケるのに結構骨が折れます。
★シワシワな紙はそれなりに
しかも、どうしても新聞紙のシワが気になります。目で見ているとそれほどでもないのですが、写真を撮って画像にすると気になって仕方がないです。
★新聞紙のシワを取って、影も落とさない100の方法
影を落とさないためには、新聞紙を立てて撮影するのが一番です。しかもシワを伸ばして撮影したい。いろいろ考えました。新聞紙をパネルに水張りするとか、細かい穴の開いた板で裏から掃除機で空気を吸って密着させるとか(笑)、霧吹きで水をかけて新聞紙を湿らせて板に貼り付けるとか。しかしどれも実用的でないとか、コストがかかるとか、イマイチいけるアイディアが出ませんでした。
★パララパッパパー!! スプレー糊!!
そうだ、スプレー糊だよ!! スプレー糊で新聞紙を貼り付ければシワがなくなる!! そして、たまたま部屋に新聞紙1ページ分よりひと回り大きい、不要になった棚板が転がっていました。この白い板にスプレー糊(デザインボンド)をスプレーして、新聞紙を固定すれば万事が解決です。
★すべる板には、滑り止めの100均ゴム
すごくいい感じです。貼ってはがせるスプレー糊を使えば、10~20回くらい貼り直しても大丈夫です。これなら十分実用に耐えます。しかし、床がフローリングのため、撮影中に立ててある板がズルズル滑って倒れます。これは、床に100均で売ってる滑り止め用のゴムシートを敷いたら無事解決しました。
★快調!! デジカメによる新聞のスクラップ運用
快調、快調。新聞紙の入れ替えは貼ってはがすだけなので、貼り付けから撮影までほんの5秒程度です。新聞1ページをスキャナで読む時は、分割スキャン→結合という作業に5分半かかっていたので、急に石器時代から2001年の未来にタイムスリップしたような感じです。
「2001年て、過去になってるじゃねーかよ(笑)。」
★スクラップは日付管理が重要
「芸能人は歯が命!、スクラップは日付が命じゃ。」
はいはい。ところで、撮影する際にいちいち日付を写真Noをメモしていくのはかなり面倒。そこで、撮影する際には、まず捨てデータとして新聞の日付部分だけを撮影してから、本題の広告や記事を撮影します。大量に撮影しても、必ず日付→データの順に写真が並んでいるので分かりやすいです。PCに取り込んだ後に新聞の日付を広告や記事にデータ入力(ファイル名やコメント欄などに)。入力したら、日付部分だけの捨てデータは削除します(HD容量に余裕があるなら、捨てなくてもいいですが)。
★しかし、新聞の裏写りが気になる
そう、板が白いので、新聞の裏写りが気になります。新聞を読んでいる時には全く気にならないのですが、写真データとして画像になると、かなり気になります。これはスキャナの回でも取り上げましたが、裏に黒い紙を敷くといいのです。今回の場合だと、白い板を黒く塗れば解決です。黒いスプレー塗料で塗ろうかなぁ、革用の黒い塗料も残ってたなぁ。でもムラなくキレイに塗るのは結構大変。
★そうだ、黒いカッティングシートだ!!
黒いカッティングシートを買ってきて貼ればいいジャン!! 表面がツルツルなので、スプレー糊で貼るのもはがすのもスムーズ!! これで、全てが解決しました!!
というわけで、長い文章の朗読、誠にありがとうございました(笑)。近い内に画像もアップして、もっと読みやすくする所存でございます。では、本日はこれにて。
あまりに長くなったので、まとめブログを用意しました。
【まとめブログ】 新聞広告・記事のデジタルスクラップ
写真でわかりやすく解説しました。ご参照くだされ。