The Goal(before 12.3.27)

某機関投資家で働く会社員のブログです。


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3月ドル安説というのを見かけました。


以下、ロイターから引用

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年明け後の外為市場で、早くも3月のドル/円急落説がささやかれ始めた。業績の落ち込みに直面する日本企業が3月決算対策として海外資産の巻き戻しに動けば、リパトリエーション(資金の本国還流)による円買い圧力が強まり、ドル/円が急落するリスクがあるとのシナリオだ。


 実際に昨年後半の急激な円高によって国内企業は相次いで海外投資の大幅損失を計上し始めており、緊張感が例年以上に高まっている。



 年明けにドル/円は一時、1カ月ぶりの94円台へ上昇するなど、昨年から続いた急速なドル安/円高は一服となるかに見えた。しかし、米国は急減速する景気や金融危機への懸念、財政悪化問題など数多くの爆弾を抱えおり、参加者の多くは今年中のドル急落を予想している。関心はもはやドルが下落するかどうかではなく、その時期がいつになるのかに移りつつある、とさえいえる。



 そのひとつのシナリオとして浮上してきたのが、日本発での急速なドル安/円高。多くの企業が決算期を迎える3月末にかけて、業績の大幅悪化が避けられない日本企業が、利益が出ている米国債などを益出しのために手放したり、逆に米国株など大幅下落で損失を被っている商品を損失確定のために売却したりすれば、外貨売り/円買いが進みやすくなるとの見方だ。

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引用終了


このような噂はひっきりなしに飛び交っているので、考え出すとキリがないですが、ひとつの面白い考え方。


昨年来からの円高傾向が今年は加速するというアナリストが多く、ドル円80円割れは、コンセンサスとなりかかっているムードがあります。


野口氏が言うように 、為替レートの予測は不可能(極めて難しい)。


また、経済物理学の学説によると、「為替市場はカオスが支配しており、市場価格の変動を直近の変動から先読みするディーラーの特性によって価格の変異が増幅され、さらにその強度がランダムに変動」(高安秀樹著、「経済物理学の発見」から引用)され、大きなゆらぎが発生するそうです。


したがって、ここから予想外の円安の可能性もありますが、少なくともレバレッジを効かせたドル買い・ユーロ買いのポジションを長期に渡ってとるのはリスキーな気がします。


ドル円80円割れまでは、外貨買いは見送ります。


金融危機の影響については、相対的に日本の企業が軽微とされており、ドルを売り仕掛ける相手通貨として円が選好されやすいのは否定できないでしょうし。


先週の取引では、海外投資家の一部が、今後の大幅利下げが予想されているユーロから円に一部資産をシフトし、ユーロ/円をまとまった規模で売却したという話を目にしました。




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日米とも株価が上昇するも、週末にかけてアメリカの雇用環境の悪化が進んでいるとの見方から、反落しました。


オバマ新大統領が就任するまでは、新政権の景気対策への期待感が株価を支えるとみられ、それを見越してヘッジファンドが買い仕掛けているという噂も耳にしましたが、果たして真相はいかに。



保有資産は小幅に上昇しました。

現在、保有している株式の一部について、利確を検討しています。



①各国の対策の効果が想定以下であることへの失望売りが出る

②クレジットクランチなどから、実体経済がさらに悪化する

③バリエーションとは無関係に、需給や売り仕掛けで乱高下する可能性がある


などの理由から、もう一度大きな下落があり、昨年10~12月に買いポジションを取った投資家が投売りする状況となり、そこが底となるような気がしました。


リスクヘッジで先オプや信用を使うことも考えましたが、安全第一でいきます。もしそうならず、上昇トレンドに入った場合は、買い直せばよいので。


以前にエントリ(日本株その他 )したとおり、中長期的には、各国の株価は反発すると思うので、2009~2011年のどこかで買い増します。


現時点では、日経平均6,000~6,700、NYダウ7,000~7,500まで下落することがあれば、買う予定です。


ちなみに、リスクプレミアム7%(長期国債の金利+7%の利回りが達成できると見込まれる株価水準)は、大雑把に算出して、日経平均が6,341、NYダウが7,208です。


もっとも、株価が底から回復する際には、利益に対して株価が割高な状態から回復が始まり、利益は後からついてくることが多いとされています。


このままスルスルと不況下の株高が起こる可能性もあるでしょう。


「相場はわからないから、短期売買はせずに毎月コツコツ買う」のも一つのやり方だと思います。


ITバブル崩壊後の2003年の大底では、日経平均のPERは、80倍を超えていました。EPSが大きく減少し、PERが大きく上昇する状況があるかについて、注視していきます。




The Goal
The Goal




■期待リターンとリスク
期待リターン 2.0%
リスク(標準偏差) 4.0%
リスク(2標準偏差) 8.0%
リスク(3標準偏差) 12.0%



■インデックス買値目安
日経平均買値目安: 6,341 8,361
TOPIX買値目安: 593 782
NewYork Dow買値目安: 7,208 9,464
S&P500買値目安: 803 1,055



■国内
  日経225 TOPIX
終値 8,836.80 855.02
予想PER 16.83 17.42
1株あたり利益 525.06 49.08
10年国債利回り 1.28% 1.28%
予想名目GDP成長率 0.0% 0.0%
プレミアム5% 8,361 782
プレミアム6% 7,212 674
プレミアム7% 6,341 593
■米国
  Dow S&P500
終値 8,599.18 890.35
予想PER 14.22 13.21
1株あたり利益 604.72 67.40
10年国債利回り 2.39% 2.39%
予想名目GDP成長率 1.0% 1.0%
プレミアム5% 9,464 1,055
プレミアム6% 8,183 912
プレミアム7% 7,208 803



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オーストラリアの4大銀行の一角が、オーストラリア政府の保証がついた円建て債券(サムライ債)を発行するようです。


以下、NIKKEI NETから引用

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豪政府保証のサムライ債、現地2行発行へ


 オーストラリアのウエストパック銀行などが早ければ今月中にも、豪政府の保証が付いた円建て外債(サムライ債)を発行する。政府保証が付いたサムライ債は初めてとみられる。世界的な金融危機で金融機関の信用力が低下しており、政府の保証で債券の信用力を高める。サムライ債の発行は昨年9月以来となる。


 サムライ債は海外の国や企業が発行する円建ての債券。起債観測が浮上しているのはウエストパックのほか、豪オーストラリア・ニュージーランド銀行。償還期限は最長で5年程度になりそう。発行額は投資家の需要に応じて積み上げていく。

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引用終了



以下2つの理由から、かなり興味が出る商品です。


①政府保証がついており、信用力が高い

②円建て債券であり、為替リスクがゼロ



仮にこれの期間が3年で、年利が2~3%程度つけば、結構売れそうな気がします。


昨年末のみずほ銀行の社債は、年2.67%で8年でしたね。



機関投資家オンリーの可能性も高く、個人が購入できるのかは微妙ですが。。。



昨年は、個人が購入できるサムライ債としては、コモンウェルス銀行やシティグループがありましたが、やはり大人気ですぐに売り切れたそうです。


コモンウェルス銀は、3年債で利回りは年1.68%、シティグループは、3年債で利回りは年2.66%でした。


シティグループは、昨年7月の発行でしたが、今となっては、かなり怖い。。


ですが、今回のように政府保証がついていれば、国債に近い信用力となり、デフォルトリスクはかなり減少すると思われます。


リーマンブラザーズ債やアイスランドの最大手のカウプシング銀行債がデフォルトとなり、債券の需要は急速に冷え込んでるので、オーストラリア政府のこの対応はナイスですね。


このような政府保証がついた社債は、金融危機の状況でないと出てこないと思いますので、引き続きアンテナを張っていこうと思います。




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