【勇気づけの子育て】
勇気づけの子育てでは、
「人は僕を助けてくれる」
「僕は人の役にたてる」
「僕は仲間の一員だ」
と思える様になる事は、とっても大切な事だと考えます
今日は② 「僕は人の役にたてる」と思える大切さについてです。
ちょこっとだけ難しい事かきますね
前回のおさらいです。
アドラー心理学では、
「人は僕を助けてくれる(他者信頼)」
「僕は人の役にたてる(自己信頼)」
「僕は仲間の一員だ(所属感)」
という感覚の事を、
共同体感覚といいます
勇気づけの子育てでは、共同体感覚を育てる事を大切だと考えますが、詳しくは前回のブログを見てくださいね
今日はその中の 「僕は人の役にたてる(自己信頼)」についてです。
「自分はダメな子だ、ママがいなくちゃ僕は不安だ。」と考える子は、自分を信頼出来ていないので、人のために行動する事を躊躇してしまいます
でも逆に、自分自身を信頼し、「僕は人の役に立つことが出来る人間だ」と思っていれば、周りの人を手伝ってたいという気持ちにつながりますよね
人の役立つ人間になるためには、まずは「自分の事を自分で出来るようになる事」が大切だと考えます
自分の事が出来る事が自信になって、自己信頼につながります
自分の事が出来ない子は、人にやさしくする余裕も生まれにくいかもしれませんね
2歳0か月になった息子は、生まれた時から勇気づけの対応のかいあって、自分で出来る事がふえてきました
自分の荷物は自分で運びます
靴も自分で脱げる事が増えてきました
水筒の水は自分で注いで飲み、こぼれたら雑巾を持ってきて拭きます
おかわりも、自分で持ってきます
パスタのとりわけも出来るようになり、
ミカンの皮も剥けるようになりました。
2歳前後になれば、少しのサポートがあれば、こういった事は本人の興味に沿ってやらせてみると、出来るようになる事が多いです
こういう、「自分の事は自分でする」体験を積み重ねていく事で、自己信頼の気持ちもグングン育ってきているようです
私は、息子が生まれてから、「自立支援の子育て」を頭に置いて対応してきました
興味を持つことは、失敗覚悟でやらせ、経験から学ぶことを重視してきました
その結果、息子は興味の範囲が広がり、失敗を恐れずにトライをし、経験を重ねた分だけ出来る事が多くなりました
2歳0か月の息子ですが、最近は、息子の行動を見た人に、3歳児と見間違える事も多いです
口も達者で、自分の要求や楽しかったことなど、マシンガントークで教えてくれます
言葉が追い付かない所はベビー英語サインやジェスチャーを交えながら、自分の精一杯の表現で伝えてくれます
0歳~1歳の子育ては、なかなか勇気づけの子育ての成果も見えにくく、お世話してあげちゃった方が簡単な事も多く、くじけそうになってしまう事もありましたが、最近どんどん勇気づけの成果が目に見えて現れてきました
一般的な勇気づけの本だと、乳児期の子どもへの応用が難しく、導入をためらってしまうママ達もいるかもだけど、でも、この時期の勇気づけは、子ども達の心の奥深く深くに根付いていきます
乳児期から勇気づけを行ってきて、どっぷり2歳児の子育て中の私だからこそ、子育てに悩むママさん達に、少しづつ、出来るところから伝えていきたいと思います