PLAY STATION 2&PORTABLE アドベンチャーゲーム売上げTOP30
書いて字のとおりPS2とPSPのTOP30。
ファミ通の年間300位から抽出というかなりアナログな方法で
ランキングを作っており、また下位になるほどその手法ゆえに正確性が
かなり曖昧になっているため、参考程度ということで。
ルール。無色=エンターブレイン調べ。青=メディアクリエイト調べ。赤=追えるまでの数字。
【関連リンク】
+NINTENDO DSのアドベンチャーゲーム売上げTOP50 (2010年中期版)
【PLAY STATION 2&PORTABLE アドベンチャーゲーム売上げTOP30】
- ハード解説 -

「PLAY STATION 2」
発売日 2000年3月4日 普及台数 約2100万台
任天堂から据置き機のメインストリームを奪い、ゲームを大容量と3Dポリゴン時代へ導いた「PLAY STATION」の後継機。発売当初は前世代の互換によるアドバンテージや『Final Fantasy Ⅹ』の発表、DVDレコーダー機能が売りとなり、発売3日間で98万台を販売するなど圧倒的なセールスを記録。同世代にあるドリームキャスト、ゲームキューブ、XBOXの3機種を全く寄せ付けない圧倒的なシェアと普及台数を誇った。その反面、制作費の高騰とそれに併せた大作化、マンネリ化が発生し、その寡占市場から国内メーカーの技術力を後退させたと度々指摘されるハードでもある。またこの大作化によって、アドベンチャーゲームはニッチ化に拍車がかかり美少女ゲームやキャラクターものに偏重する事態となった。
- 1~5位 -
1.『ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇』 37万9653本
2.『かまいたちの夜2 ~監獄島のわらべ唄~』 35万1608本
3.『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』 23万5622本
4.『Fate/stay night』 18万4558本
5.『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相』 16万2199本

PS2のアドベンチャーというと美少女ゲームのイメージが強そうだが、上位は意外とバリエーションが。1位に持ってきている『ぼくのなつやすみ2』については「そもそもアドベンチャーであるか」という点も議論されそうだが、まあ公称「なつやすみアドベンチャー」なのでご勘弁を。PS2では最も有名なタイトルであろう『かまいたちの夜』は『2』が35.2万本『3』が16.2万本で、実はここ十年のサウンドノベルシリーズでは最も良好な数字を出している。あの『3』が『428』の倍以上のセールスなのだから、いかにブランドが大切か再確認。『サクラ大戦 熱き血潮に』は、PS2ではじめ発売された『サクラ大戦』であり初代のリメイク。この頃から売上げは右肩下がりとなり“旬”を外れ始め、末期は「ゲーム界のモーニング娘。」扱いされていた記憶が。『Fate』は…角川商売の話をしても不毛なので省く。
- 6~15位 -
6.『サクラ大戦V~さらば愛しき人よ~』 14万4668本
7.『涼宮ハルヒの戸惑』 13万9425本
8.『ひぐらしのなく頃に祭』 11万2859本
9.『To Heart 2』 11万1296本
10.『遙かなる時空の中で4』 8万0940本
11.『らき☆すた~陵桜学園 桜藤祭~』 7万7552本
12.『ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び』 7万5940本
13.『スキャンダル』 7万4433本
14.『アマガミ』 7万4415本
15..『サクラ大戦物語 ~ミステリアス巴里~』 7万3091本

この辺りから、キャラクターゲームと恋愛モノ率が一気に上昇。『サクラ大戦』が着々と数字を落としているのは無視するとして、当時は流行のピークちょっと過ぎた辺りだった『ひぐらしのなく頃に祭』と『カケラ遊び』(発売1年を待たずして発売された完全版)が姿を見せている。セガサターン時代はそこそこあった「美少女ミステリーもの」が唯一この『ひぐらし』のみだったという辺りには二重の意味で時代を感じる。ほかにも『涼宮ハルヒ』『らき☆すた』などニコニコ動画などで流行っていた原作もののアドベンチャーがやたら売れており、この頃のこのジャンルはアニメの代替ツールという扱いだったと言っても良いかもしれない。
- 16~30位 -
16..『キミキス』 6万7196本
17.『魔法先生ネギま!2時間目 戦う乙女たち!麻帆良大運動会SP!』 6万6140本
18.『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』 6万6092本
19.『魔法先生ネギま!1時間目 ~お子ちゃま先生は魔法使い!』 6万5771本
20.『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』 6万1680本
21.『D.C.II P.S~ダ・カーポII~プラスシチュエーション』 5万5194本
22.『遙かなる時空の中で3 十六夜記』 5万3299本
23.『銀魂 銀さんと一緒!ボクのかぶき町日記』 4万9797本
24.『遙かなる時空の中で3 運命の迷宮』 4万6258本
25.『D.C.P.S.~ダ・カーポ~プラスシチュエーション』 4万5431本
26.『Kanon』 4万4759本
27.『遙かなる時空の中で2』 4万4545本
28.『トゥルーラブストーリー3』 4万3249本
29.『CLANNAD-クラナド-』 4万1722本
30.『EVE burst error PLUS』 3万9719本

この辺りからは原作つきと美少女ゲーム“しか”ないという、なかなか壮絶な状況。いかにフツーのアドベンチャーが売れてなかったか、と言う点を表している…わけではなく、その手のゲームは2~3万本に集中してしまいここで表面化していないだけの話。ああ見えても、まだ一定の需要がミステリーものにもあったのかもしれない。他は美少女ゲームの狭間で『遥かなる時空の中で』の様な乙女ゲームが登場。女性層がこの頃から着々と形成されていた。
□据置き10年史。00年代のアドベンチャーを追う。 ~前編~(過去記事)
□据置き10年史。00年代のアドベンチャーを追う。 ~後編~(過去記事)
PS2当時の話は過去記事のこっちの方が詳しいのでリンクを貼っておく。
- ハード解説 -

「PLAY STATION PORTABLE」
発売日 2004年12月12日 普及台数 約1200万台
任天堂以外の携帯ゲーム機では唯一国内1000万台を突破した、国民的な二番手ハード。投入当初から『リッジレーサー』『メタルギアソリッド』『真・三国無双』などサードパーティが熱心なソフト支援をしていたものの、NINTENDO DSの躍進劇もあって国内ではイマイチ普及しきれていなかったのだが、07年頃からマルチプレイの“共闘”を売りにした『MONSTAR HUNTER』シリーズのミリオンヒットを切っ掛けに一気に国内で定着。そのこともあってマルチプレイを売りにしたゲームが続々発売されている。市場体質はPLAY STATION 2とかなり似ており、歴代のトップセールスには続編タイトルがならんでいるのが、そもそもそのPLAY STATION 2でも全く地位を得ていなかったアドベンチャーはかなり厳しい状況に置かれている。
- 1~5位 -
1.『ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団』 15万6663本
2.『涼宮ハルヒの約束』 11万5864本
3.『ぼくのなつやすみポータブル』 9万6651本
4.『コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS』 7万3517本
5.『とらドラ・ポータブル!』 7万2316本

上位は『ぼくのなつやすみ』を除くと全て深夜アニメ原作のゲーム。まあつまりそういうことだな。PSPにもオリジナルアドベンチャーもかなりの数が投入されているはずなのだが…DSと上位がここまで差が出ると、もはや客層が違うと言うコメントしか出てこない。
- 6~15位 -
6.『CLANNAD』 5万3147本
7.『To Heart 2 PORTABLE』 3万8566本
8.『おおかみかくし』 3万7946本
9.『サクラ大戦 1&2(SEGA THE BEST)』 3万5740本
10.『薄桜鬼 ポータブル』 3万0446本
11.『To LOVEる ドキドキ!臨海学校編』 2万9012本
12.『遙かなる時空の中で3 with 十六夜記 愛蔵版』 2万7444本
13.『ハヤテのごとく!ナイトメアパラダイス』 2万7093本
14.『智代アフター~It's Wonderful Life~CS Edition』 2万6109本
15.『428~封鎖された渋谷で~』 2万4808本

PSP向けのゲームオリジナルのタイトルで最も売れたのが8位の『おおかみかくし』なのだが、KONAMIスタイルでの販売数が集計がなされていないとはいえ『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07ディレクションという売り文句に、アニメ放送までしてこれ(3.8万本)というのはなんともお寒いとしかコメントしようもなく。美少女ものが売れ筋にはあるものの、“オリジナル”に厳しいという悪い面がはっきりくっきり出てしまった感が。ついでに製作元は上の『とらドラP!』と同じガイズウェアで、ここはDSよりPSPの方が売れている稀有なソフトハウスだったりする。
- 16~30位 -
16.『薄桜鬼 遊戯録』 2万2918本
17.『かまいたちの夜2 特別篇』 2万1451本
18.『遠隔捜査 -真実への23日間-』 2万1309本
19.『街 ~運命の交差点~ 特別篇』 2万1021本
20.『THE どこでも推理 ~IT探偵 全68の事件簿~』 2万1000本
21.『こみっくパーティーポータブル』 2万0112本
22.『11eyes CrossOver』 1万7778本
23.『アナタヲユルサナイ』 1万7341本
24.『Kanon』 1万4762本
25.『緋色の欠片 ポータブル』 1万2951本
26.『ハートの国のアリス』 1万2773本
27.『Ever17 -the out of infinity- Premium Edition』 1万2522本
28.『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』 1万1988本
29.『VitaminZ Revolution』 1万0989本
30.『この青空に約束を― てのひらのらくえん』 9461本

この辺りになると、移植がかなりの割合を占め始める反面、売れなかった新規作の姿がちらほらと見て取られ、書いている身としてもかなり心苦しい。意外なことに乙女ゲームは安定して数字を残しており、PS2からPS3ではなくこちらにこの層は移行している。数字はかなり少なめなのでこの周辺はデータを集めるのに苦心しており、集計機関によって誤差がかなり出てしまうため順位は本当に“参考程度”ということで。(例えばPSP版『ダブルキャスト』なんかは確実にランクインしているはずだが、数字がどうしても解らなかったので置いてなかったり…。)
【コメント】
しない宣言したにも関わらずやっちゃいました。
ネタがないって酷いことだなぁと、美少女ゲームの売上げを貼り付けながらしみじみと。


PSPのこの惨状、どうにか改善してもらいたい。ので、売れそうなこの2作をプッシュ中。
(参考 GEIMIN.NET、ゲームデータ博物館)










1 ■無題
そこはナルキッソスをプッシュしてほし(ry
まぁPSPと360はなんだかんだでPS2のギャルゲー層を半分づつ手にいれてんじゃないでしょうかな。と。結局ADVてジャンルは絵やボイスといった以外に進化しようがないですからDSで充分なんじゃないかと。
ナルキッソス、以外にもカオヘより出来が良かったりw思ったよりPC版の雰囲気を残したまま、さりげなくCGを追加してますしね。やはりナルキッソスに絵は要らないんだなと改めて思ったりw