『ガリレオ』
テーマ:DS
2009-12-12 22:15:00
【概要】
東野圭吾の有名小説シリーズを原作としたドラマを更にゲーム化した作品。いわゆるキャラクターものなのだが、製作は『THE鑑識官』や『THE推理』で知られるトムキャットシステムだったため一部で話題となる。映画『容疑者Xの献身』の公開に合わせて発売され、商業的にはスマッシュヒットをしたが値段の下落も激しかった。パッケージは実写だが、ゲーム内のビジュアルはトムキャット製作のADVではほぼ作画を担当している四家直俊デザインの絵。全5話で総プレイ時間は6~7時間程度。

【システム】
コマンド選択とクリックによる調査によってストーリーが進行し、一定の証拠品を集めるとそれを吟味して推理するDSのアドベンチャーではお馴染みの『逆転裁判』をなぞったタイプのシステム。吟味する推理パートにはミスすると減点するのだが、なぜか解答中はデータの見直しが出来なかったり、専門知識が必要だったりしてこの手の作品としては荒削りな印象を受ける。ただし問題の難易度が低くストーリーも予定調和なので推理は容易で緊張感はなし。またトム作品ではお馴染みのミニゲームも収録している。これがまたそれなりに難しいため、恐らく本編より手こずることになるのだが、直前からリプレイ可能なのでストレスはない。が、やりがいもない。
【ゲームテンポ】
一応にはコマンド選択型のゲームだが、一部のケースを覗けば一通りクリックすればストーリーが進むため殆ど読み物。コマンド選択による捜査も次に行くべき場所がハッキリせずにプレイヤーに行動を委ねられることがままあり戸惑うが、関係ない場所にはイベントが用意されておらず「そこではないわ。」と主人公が支持を出してくれる親切設計で、コマンドを選ぶという行為が単なる正解探しの作業になってしまいゲームのテンポを更に淡白にさせている。ストーリーを追わせるデザインのゲームとはいえ、プレイヤーにゲームを触れさせる意味がなくなってしまっており、悪い意味でキャラクターゲーム然とした原作ありきのテンポとデザインになってしまった様だ。
【ストーリー】
全5話構成だが、ドラマ版の脚本を使っているので全て1~2時間の間でクリア可能なため1話1話のシナリオ的な盛り上がりは薄い。かといって横で繋がっているかと言えば、4話目と最終話の2話があるのみで、一定時間でまとめられる映像で見るならともかくゲームとしてプレイするとなると厳しい。ただまあ、ドラマを知らずにプレイすればそれなりに楽しめるか。理系のミステリーという珍しい経歴の作家が原作なだけあって、題材自体は面白いし原作も佳作が多いだけに単なるドラマの再現に終始してしまった点はかなり勿体無い。
【ここが○!】
・ダイジェストながら『ガリレオ』を楽しめる。
・原作の再限度は高い。
【ここが×…】
・ゲームとしてプレイする意味が薄い。
・シナリオが盛り上がらない。
【総括】
ドラマのダイジェストを体感する、という意味では佳作。ただし、ゲームとしては過去のトムキャット作品と比較しても明らかにアクティブ性に欠け、設定も活かしきれておらず全体的に雑な仕事をいう印象。このソフトハウスの作品は元々ストーリーが売りではなく、どれだけ世界観に気軽に触れれるかが売りだと思うので、ストーリーを追うよりも如何に捜査させるか触れさせるかを念頭に入れた『THE 鑑識官』や『THE 推理』の方が明らかにゲームとしてもストーリーとしても面白い。ただまあ現在は500~1000円程度で販売されており、その値段分は楽しいのでDSが空いていれば。
【Next Title...(次に手に取るべき作品)】
+DS『SIMPLE DSシリーズ Vol.41 THE爆弾処理班』
+DS『DS湯けむりサスペンスシリーズ フリーライター橘真希』


【得点】
4/10
東野圭吾の有名小説シリーズを原作としたドラマを更にゲーム化した作品。いわゆるキャラクターものなのだが、製作は『THE鑑識官』や『THE推理』で知られるトムキャットシステムだったため一部で話題となる。映画『容疑者Xの献身』の公開に合わせて発売され、商業的にはスマッシュヒットをしたが値段の下落も激しかった。パッケージは実写だが、ゲーム内のビジュアルはトムキャット製作のADVではほぼ作画を担当している四家直俊デザインの絵。全5話で総プレイ時間は6~7時間程度。

【システム】
コマンド選択とクリックによる調査によってストーリーが進行し、一定の証拠品を集めるとそれを吟味して推理するDSのアドベンチャーではお馴染みの『逆転裁判』をなぞったタイプのシステム。吟味する推理パートにはミスすると減点するのだが、なぜか解答中はデータの見直しが出来なかったり、専門知識が必要だったりしてこの手の作品としては荒削りな印象を受ける。ただし問題の難易度が低くストーリーも予定調和なので推理は容易で緊張感はなし。またトム作品ではお馴染みのミニゲームも収録している。これがまたそれなりに難しいため、恐らく本編より手こずることになるのだが、直前からリプレイ可能なのでストレスはない。が、やりがいもない。
【ゲームテンポ】
一応にはコマンド選択型のゲームだが、一部のケースを覗けば一通りクリックすればストーリーが進むため殆ど読み物。コマンド選択による捜査も次に行くべき場所がハッキリせずにプレイヤーに行動を委ねられることがままあり戸惑うが、関係ない場所にはイベントが用意されておらず「そこではないわ。」と主人公が支持を出してくれる親切設計で、コマンドを選ぶという行為が単なる正解探しの作業になってしまいゲームのテンポを更に淡白にさせている。ストーリーを追わせるデザインのゲームとはいえ、プレイヤーにゲームを触れさせる意味がなくなってしまっており、悪い意味でキャラクターゲーム然とした原作ありきのテンポとデザインになってしまった様だ。
【ストーリー】
全5話構成だが、ドラマ版の脚本を使っているので全て1~2時間の間でクリア可能なため1話1話のシナリオ的な盛り上がりは薄い。かといって横で繋がっているかと言えば、4話目と最終話の2話があるのみで、一定時間でまとめられる映像で見るならともかくゲームとしてプレイするとなると厳しい。ただまあ、ドラマを知らずにプレイすればそれなりに楽しめるか。理系のミステリーという珍しい経歴の作家が原作なだけあって、題材自体は面白いし原作も佳作が多いだけに単なるドラマの再現に終始してしまった点はかなり勿体無い。
【ここが○!】
・ダイジェストながら『ガリレオ』を楽しめる。
・原作の再限度は高い。
【ここが×…】
・ゲームとしてプレイする意味が薄い。
・シナリオが盛り上がらない。
【総括】
ドラマのダイジェストを体感する、という意味では佳作。ただし、ゲームとしては過去のトムキャット作品と比較しても明らかにアクティブ性に欠け、設定も活かしきれておらず全体的に雑な仕事をいう印象。このソフトハウスの作品は元々ストーリーが売りではなく、どれだけ世界観に気軽に触れれるかが売りだと思うので、ストーリーを追うよりも如何に捜査させるか触れさせるかを念頭に入れた『THE 鑑識官』や『THE 推理』の方が明らかにゲームとしてもストーリーとしても面白い。ただまあ現在は500~1000円程度で販売されており、その値段分は楽しいのでDSが空いていれば。
【Next Title...(次に手に取るべき作品)】
+DS『SIMPLE DSシリーズ Vol.41 THE爆弾処理班』
+DS『DS湯けむりサスペンスシリーズ フリーライター橘真希』


【得点】
4/10








