「同期」という指標。 | アドマン3.0=人事になりました。

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サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

年末ですね。そう、年末なので。つらつら、と。

 

なんのきっかけか忘れましたが、先日は久しぶりに同期5人で集まってご飯を食べに行きました。伺ったお店は三軒茶屋のうまえびすさん。非常に楽しいひとときでした。

 

 

僕らは2006年入社なので、現在社会人11年目、社会人歴まる10年の企業戦士です。入社した時は33歳、34歳なんてただのおじさん以外の何物でもない、果てしなく遠い未来のことだと思っていましたが、ほんとにあっという間にこんな年齢に到達してしまいました。ほんとうにあっという間だからな、お前ら覚悟しとけよ。

 

そんな絶望と希望に満ち溢れ、それらに溺れ水分補給をしては吐き出す毎日ですが、10年も経つと、それぞれがそれぞれの道を歩んだりします。

 

集まった5名もご多分に漏れずそれぞれの道を歩んでおり、僕と小柳津くんだけが未だサイバーエージェントに残りがんばっている一方、他の三名はサイバーエージェントを卒業しそれぞれの進路を歩んでいます。

 

一人は外資系IT企業に転職後、現在は外資のテクノロジー(可視化w)企業の日本代表を務め、一人はクリエイティブブティックに転職後、独立。青山に事務所を構えるまでに(奥さんがきれいで良い子)。もう一人は大手スポーツメーカーに転職後、今はなんかよくわからないけど、なんかしてます(結婚はしない主義らしいです)。

 

ただただ、楽しく、刺激的な同期です。

 

僕はあまり同期仲が良い方ではないと思ってます。あまりそういう会合には行かないし(内向的なので)、どちらかと言うと普通に苦手。同期とか関係なくね?会社に入れば上目指すのが全てでしょ?同期同士で馴れ合ってるとかナンセンス過ぎて鼻毛伸びるわ!って思ってるタイプなのです。僕が採用面接官だったら絶対に落としてます、よく受かったなほんと。

 

ただそんな僕ですが、最近ほんとにこいつら同期がいてよかったな、と思うことが多いのです。11年くらい前、内定者の頃に会ったときは僕も含めてなんもできんやつばっかだった。それが10年経って、良くも悪くも差がついてる。

 

こんなに明確な自分の指標はありません。

 

僕は天才でもないし、真性の起業家でもない。ただただ普通の埼玉人が、ちょっと頑張っちゃってなんか少し目立って、その後もがきながらも頑張って生きているレペゼンパンピーです。そんな僕にとって、こういう同期という指標は本当に素晴らしい存在です。

 

僕が採用した今の16新卒、そしてこれから入社してくる17、18のみんなにはぜひ今と未来を結び、同期というひとつの計測ツールをふとした時に意識してもらえればと思います。いつも意識すると変に焦っちゃうので、ふとした時に。

 

昨日はそんな僕らの10年前とも言える16新卒(他社と自社混合)と一部17入社で飲み会。こいつらにもそんな切磋琢磨な同期関係を創ってもらいたいもんです。

 

 

それぞれが外資コンサル、外資メーカーマーケ、国内トップセンサー会社、ドベンチャー、など、面白い一年目の集まってるコミュニティ(ちなみにメンバー募集中です)ですが、10年後とかほんとに楽しみだねぇ。お兄さんは君らに負けないようには当たり前だけど、常に前を走れるように頑張りたいと思いますm(_ _)m

 

にんにん。