【北京・浦松丈二】毒入りギョーザ事件を巡り28日行われた中国公安当局の説明にはなお疑問も残っている。犯行に使われたとみられる極細注射針をどう入手したのか▽日本で検出されたメタミドホス以外の殺虫剤はどう混入したのか▽複数犯行説がなぜ否定されたのか--について明確な説明はなかった。

 当局によると、供述に基づき工場の下水道から発見した注射器は呂容疑者の供述内容や現場検証の分析結果と一致したという。

 だが殺虫剤メタミドホスが付着していたかについて杜局長は確認を避けた。

 通常、中国で使われる医療用注射針は直径0.25ミリ以上。同社関係者によると殺虫剤混入には直径0.2ミリ以下の特殊な極細注射針が使われたとみられる。

 また、複数犯行説についても杜局長は単独犯との説明を繰り返すだけだった。

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