Adankadan on a Rhizopodan

新「CSS編集用デザイン」カスタマイズメモ


テーマ:

本記事の要旨

●今回の“詐欺的”ブログスキン移行勧誘により、既存ブログスキンが使えなくなり、ブログの運用に支障を来たしている方は、国民生活センターに相談してください。
◎キャッチコピーが、嘘だった
・「横幅がワイドに」というキャッチコピーであったこと。
・実際には、既存ブログスキンのなかには、新ブログスキン(max600px)よりも記事幅が広いものがあった=キャッチコピーは嘘。
◎「元に戻せない」という周知がなかった。
・《Ameba》のブログシステムの中では、通常、他のブログスキンに変更しても、以前のデザインを再選択することにより、元に戻すことができる。
・ところが、今回はユーザーに周知することなく、既存ブログスキンが廃止されていて、いったん新ブログスキンに変更したら元に戻すことができないようになっていた。
◎「変更了承」の規約は有効か?
・「違法の契約は無効」という民法の原則がある。
・新ブログスキンのキャッチコピーは景品表示法に照らして違法だと考えられるので、今回の件に関してこの規約は無効ではないか。
◎移転は可能だが
・長年にわたりブログを運営し、(Google/Yahooといった)検索サイトで検索されるようになったURLは、(《Ameba》の資産であると同時に)ユーザーの資産でもある。
・ご自分のブログを本当に大切にしてる方は、きちんとした交渉をする価値があると思います。がんばってください。

考えを変えました(てへ)

 正直に言うが。7/26に、カスタマイズに頻用されていたブログスキン「ベーシック」の配布が停止されて、スタッフブログのコメント欄で「カスタマイズができなくなった」と騒いでいる方たちに対して、私はかなり冷笑的だった。
 新しく配布が始まった「CSS編集用デザイン」でも、(たしかに広告は大きくなったが)カスタマイズはできるし、できないできないと騒いでいる人ほど、ヘルパー系ブログが掲載するCSSを「なぜ、そうなるか」も考えずにコピペだけしているように見えたからだ。
 だが、少し遅れて、「ベーシック」だけではなく、「スタンダード」や「スイッチャー」も配布が停止された知って、考えが変わった。

 それはやっぱり、「ダメ」なんじゃないかい?>《Ameba》

 「ベーシック」と「スタンダード」「スイッチャー」で、どこが違うかというと。
 まず「スタンダード(グリーン・ブルー・ピーチ・グレイ)」には、リキッドレイアウト(画面幅いっぱい表示)のバージョンがあった。
 「スイッチャー」には、1カラムの広幅のものやスクリプトがついたものがあった。
 「スタンダード」や「スイッチャー」でなら快適に運用できたのに、新シリーズでは運用できないブログというのが、ありうるのだ。
 とくに「スイッチャー」シリーズには、文字のサイズを拡大・縮小したり、背景色を変更したりする機能があった。このようなスクリプトは、あちこちのブログで見られるものの、運営の準備する公式スキン(テンプレート)でこの機能をつけたものは、私は《Ameba》のスイッチャーシリーズしか知らない。
 こういう機能を必要とする読者をかかえたブログにとっては、この機能が公式から提供されることは、ブログを運用していく上で、大きなメリットである。
 ところが今回、《Ameba》はこのシリーズも「いったん新スキンシリーズに移行したら、戻れない」状況に置いてしまった。
 カスタマイズできない、とかいう見栄えの問題ではなくて。「肝心の記事が、ある読者に読んでもらいにくくなった」というブログがあるのではないか? 《Ameba》の「やり口」は、おおいに疑問である。

嘘だったキャッチコピー

 今回、《Ameba》は、ブログや管理画面での広告で、大々的に、「ブログデザイン乗り換えキャンペーン」(URL=http://prom.ameba.jp/blogdesign_campaign/)を打った。問題は、このなかにある「横幅がワイドに」というキャッチコピー。実際には(幅の広い2カラムの)記事欄の表示幅は、600pxほどで、既存スタンダードのリキッドレイアウト(ブログがモニターの幅いっぱいに表示されるバージョン)や、「スイッチャー」のうちの幅広いもの(たとえばスイッチャー04)には及ばない。
 そして、これまでのブログスキンに比較すると、ヘッダ部分の横長広告が追加、メニューカラム内の広告もサイズが大きくなっている。「これが出したかったんだね」ってのは、判るのだけれども。これまで600pxを越える画像を掲載していた人にとっては、たまったものではない。
※スクリーンショットは「スイッチャー04」。
※画像は著作権法32条「引用」の範囲内で使用しています。

「元に戻せない」という情報がない

 通常であれば、ブログスキンを変更してみて、「元のほうがいいや」と思ったら、以前のデザインを再選択することにより、元に戻すことができる。ところが、今回はユーザーに周知することなく、既存ブログスキンが廃止されていた。正確には「これまで使っている人は使えるが、新しく選択することはできない」、つまり新ブログスキンに変更したら、元に戻すことができないようになっていた。

「変更了承」の規約は有効か?

 このことに文句を言うとおそらく、《Ameba》再度は、規約のなかでシステム変更を了承しているはずだ、と、言ってくるのではないかと思う。
「弊社は必要に応じて、本サービスに新しいサービスを追加したり、変更したりすることがあり、全利用者はそれをあらかじめ承諾した上で本サービスを利用するものとします」
 だが、「違法の契約は無効」という民法の原則がある。規約は、契約に準じるものと考えられるので、「違法」であれば、規約があってもダメなのである。
「景表法」第四条 事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。
一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの
 つまり、サービスについて、事実に相違して、優良であると示す表示で、消費者が選択を間違えるような表示はしてはならない、と、法律できまっている。事実に相違し(ワイドではないのにワイドだと言い)、消費者(ユーザーに)選択を間違えさせれば、違法なのだ。繰り返すが、違法な規約は無効である。

規約があってもNGな他社例

 規約があってもNGである判り易い例として、他社の事例を挙げてみよう。
 『サービス内容は予告なく変更する場合があります』と規約のなかで謳っているから、と、一方的に変更し、国民生活センターに怒られちゃった例
 ここで国民生活センターが「問題点」として挙げているのは2点。
1.契約者への周知が不十分。
2.サービス内容の一方的変更
 しかもこのケースでは、事業者側は「明確な嘘」はついていないのである。

移転は可能だが

 もちろん、ユーザーの側には、この際、《Ameba》に見切りをつけて移転する、という手もある。移転先としてお勧めできるのは、
《FC2》:無料でも広告が小さく、スクリプトの設置も自由度が高い。欠点として、携帯版の広告が、エロい(苦笑)。有料版が存在せず、広告がはずせない。ただ、スイッチャーの「文字サイズを大きくできる機能」で福祉ブログを運営していたのに……、という場合は、「公共福祉ブログ」ということで、広告表示免除になる可能性はある。
《eXcite》《Jugem》:無料版は携帯広告がエロいが、月額250円で広告がはずせる。
(《Ameba》も有料なら広告がはずせるが、月額980円)

 ただ。長年にわたりブログを運営し、(Google/Yahooといった)検索サイトで検索されるようになったURLは、(《Ameba》の資産であると同時に)ユーザーの資産でもある。そうそうカンタンに「はい、さようなら」と諦めきれるものではないだろう。
 ご自分のブログを本当に大切にしてる方は、きちんとした交渉をする価値があると思う。おそらく、問い合わせでクレームを入れても、無駄だと思う。違法性の問題なので、行政に介入してもらうしかない。窓口はとりあえず、国民生活センターだろう。相談して他を勧められたら、情報ください^^
 この一文が、今回の《Ameba》の暴挙に困っている方の、何かのお役に立てば幸い。がんばってください。
AD
コメント(6)  |  リブログ(0)

阿檀さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。