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TOMCAT SYSTEM
2010-11-14 00:27:56 posted by adam

テガミバチ REVERSE 第7話「Film noir」

テーマ:テガミバチ
ノワールらしき人をヘラジカアタマのあるブルー・ノーツ・ブルースで見かけたという情報を手に入れたラルゴ・ロイドは、物に込められた“こころ”を見る心弾を持つというラグ・シーイングを派遣する。
Dr.サンダーランドJr.はブルー・ノーツ・ブルースには摩訶(マカ)の目撃情報があると告げるも、ニッチは知らないと応えて、サンダーランドJr.は激しくショックを受けて落ち込む。
そもそもニッチがまともに地名などを覚えているわけもないので、地名を言ってニッチが知っていると答えてくれるのを期待する方が間違いなのだと思います。
サンダーランドJr.の登場は久しぶりな気がするね。

ラグがブルー・ノーツ・ブルースに行くと聞いたコナー・クルフとザジ。ザジは北への配達のある自分が向かうと告げるも、ラグは頑なに固辞する。
ノワールの心を取り戻すというラグだが、未だ手紙弾を完成できていない。
あれこれと書きたい事が多いので手紙弾の中に書くテガミに纏められないのですね。
ノワールをぶっ倒す強気に語るザジだが、ラグはノワールの中にはゴーシュの心が残っていると信じていた。
証拠など何もなく、ただゴーシュを信じたいという思いから。その気持ちはアリア・リンクやラルゴも同じなのだろう。ゴーシュが簡単に記憶を失う筈がないという思いから来ているのですね。

ヘラジカアタマで匂いを嗅いでいたニッチは、突然髪の毛をスケートのようにして滑り出してしまう。
ニッチの髪の毛は武器になるだけはなかったようです。ジャンプスケート選手よろしくのジャンプを披露したよ。
慌てて追い掛けて滑って転んだラグは、そこで巨大な鎧虫の抜け殻を目撃する。
鎧虫百科事典なんて存在しているのか……
そこには心弾の薬莢を見つけたラグは、赤針でゴーシュの記憶を探ろうと心弾銃『夜想曲第二十番』を構えるが、足下の氷が崩壊してしまう。

テガミの回収に向かっていたザジは、テガミが奪われていた。
そしてザジの前に略奪者ノワールとロダが姿を現す。
「ボクの名はノワール。
 君のテガミ、略奪いたします」

ノワールに背後を取られたザジはノワールの大口径連発心弾銃『ジムノペディ』による心弾を浴び、更にザジを救おうとした相棒(ディンゴ)のヴァシュカも心弾を受けてしまう。
ザジが簡単に背後を取られるというのはやはりノワールの実力がそれだけ高いという事の証明でしょう。
テガミを必死に守ろうとするザジはテガミを奪われても必死に立ち上がる。
「俺の両親は鎧虫に“こころ”を喰われた。
“こころ”を全て失ったら、取り戻す事はできねぇ」

心を失った両親の存在を知るザジは、大切な人が心を失ってしまった辛さを良く知っている。
「ラグにあんな思いはさせねぇ!
 心を失ったお前を、ラグに近づけるかよ!!」

ザジがラグに意地悪とも思えるほどの台詞を口にしていたのは、もちろんラグを心配しての事です。
ザジはゴーシュのことは全く知らないけど、ラグの事は大切な仲間だから、ラグのためならゴーシュを傷付ける事も悪く思われる事も厭わないのだろう。

ニッチはブルー・ノーツ・ブルースで何かを感じ取っていた。
「いやなかんじがする」
こんな場所でもニッチのおでこの輝き具合が素晴らしい。

ラグが崩落する直前に放った赤針を受けて、薬莢に籠もったゴーシュ・スエードのこころの欠片が再生される。
「憐れな者だな……
 母の記憶だけでく、心の全てを失ったか。
 それでも喜ばしい事に代わりはない。
 君は私たちと一緒に世界を変える存在になる」

記憶を失ったゴーシュの前に姿を見せる精霊になれかった者ロレンスは、ゴーシュが「光から生還したただ1人の者」と呼び、かつて自分がいたところの生まれだという少女をゴーシュの世話係としてつける。
重大な情報をさらりと口にしてしまいました。
ゴーシュが光、すなわち人工太陽に向かったため記憶を失ってしまったという事実。
ゴーシュが母の記憶を失ったのも、人工太陽が異常な輝きを見せた時、そして今回も……記憶の喪失と人工太陽が深く関わっているという証拠です。
アンバーグラウンド政府がゴーシュがこころの使いすぎで記憶を無くして逃亡したとしているのも、知られては不味い事実をゴーシュが知ってしまった可能性が高いわけです。
もっとも何故ゴーシュがそんなところへ足を踏み入れたのかという謎が残っていますが。

首都に住む一部の者だけが人工太陽の恩恵を受け、多くの者達は深い闇と貧困に包まれているというこの世界の不条理を感じるゴーシュ。
名前の無い少女と共に、自分の過去を見て回るゴーシュは、ハチノス、そしてシルベット・スエードを見て歩くが記憶が蘇る事もなければ、特別に何かを感じる事も無かった。
そして2人はアカツキでの精霊を創り出そうとする実験されて逃げてきた人魚のような少女の傷ついた遺体を発見する。

ロレンスはいつか心弾が撃てるようになるかもしれないと心弾銃『ジムノペディ』を差し出すが、ノワールは既に心弾を放てるまでになっていた。
そしてゴーシュと呼ぶなと告げる。
「ゴーシュ・スエードはもういないのだから」
ロレンスはゴーシュの言葉に満足して哄笑する。
「ならば私がつけてやろう。
 君の名は“闇(ノワール)”。
 私の略奪者……マローダー」

ラグはゴーシュが本当に記憶を無くしてしまったのかとショックを受けるが、ゴーシュが少女に頭に浮かんだ言葉である「ロダ」という名を与えた事で、ゴーシュは僅かながらもまだ記憶があるのだと気付く。
ゴーシュがアリアやシルベットの姿を見ても何も思い出さず、自分からBEEである過去を切り捨て、リバースに荷担していた事実がショックだったのだろう。それでも相棒(ディンゴ)の名を覚えていた事が、ほんの僅かだろうと「こころ」を完全に失っていない証拠。ラグにとっての希望となったわけだ。
ほんの少しでも残っていれば、それを呼び水としてラグの手紙弾で心を復活させる事も叶うかもしれない。

ノワールの心弾を浴びたザジはノワールのブルー・ノーツ・ブルースでの記憶の一端を目にする。
テガミを奪われ、傷つきながらもザジはノワールに、ラグがいつか彼の記憶を取り戻すと告げる。
「今日の所は俺の負けだ……今日の所はなッ」
ザジは青棘を空高く撃ち放つ。
この心弾には何の意味があったのだろうか。まるで打ち上げ花火みたいになってますけど、別に誰かへの合図という訳ではないんだよな。

元気を取り戻したラグの下に、ニッチがラグを助けに現れる。
里へ向かおうとしたラグに、ニッチは湖の氷は薄くて危険だからと別の道を教える。ラグは知らない場所の筈が地形に詳しいニッチを不思議に感じる。
「あのさとでニッチはうまれた……
 にゃくねんほどまえ

ニッチはとても高齢です。
そしてここはやはりニッチにとっての生まれ故郷で、単に地名を憶えていなかっただけでした。
 
次回 第8話「ブルー・ノーツ・ブルース」

ついにニッチのお話来ました。
ニッチのお姉ちゃんも登場! 胸の隠しかたが絶妙です。
ニッチのお姉ちゃんの中の人は小山茉美。この作品って本当にキャストが豪華というか、実力派揃いだよなぁ。


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