マクロスF(フロンティア) #21「蒼のエーテル」
テーマ:アニメ感想 よろず
ハワード・グラス大統領の到着を待つバトルフロンティアの艦長だが、そこに現れたレオン・三島はバジェラによって大統領が殺されたと虚言を弄し、その場にいる最高武官としてバトルフロンティアで命令を下す。
オズマ・リーとキャサリン・グラスの2人はレオンが権力を掌握する前に抑えようとするが、一歩遅くバトルフロンティアがアイランド1と分離して戦闘態勢に入ってしまう。
「さあ、僕のターンだ!」
……遊戯王?
実はカードマニアですか!?(違ッ)
きっと世界に一枚しかないカードとか持っているのですね。納得です、エロ河童レオンなら、それぐらいの事はやって当然だよ。
アイランド3へ向かおうとする早乙女アルト、ランカ・リー、ルカ・アンジェローニ。
そしてクラン・クランはミハエル・ブランの死を無駄にしない為、怒りを糧にしてバルキリー用の武器を身につけてバジェラの大群との戦闘を慣行する。
クランの顔がめちゃくちゃ怖いです……
バジェラとの戦いに苦戦を強いられるS.M.S。バトル・フロンティアが戦場に駆けつけてくる。
レオンの部下は秘匿回線でこの事をルカに伝えている事を確認すると、外部の敵の掃討に専念する。
ルカはすっかりレオンの仲間になってしまったのですね。
アイランド3にLAIが開発したフォールド爆弾『リトル・ガール』
半径50kmを飲み込む破壊力を持つ代物。
この爆弾の犠牲にする為、バジェラを一カ所に集める必要がある。そのためにはランカの歌を使うしかない。
アルトはランカを囮にすることに猛反発するが、ルカは絶対に守ると決めた松浦ナナセを傷つけてしまった事、そしてミシェルが死んでしまい、被害も甚大。これ以上の被害を出せないと語る。
「これはもう生存を賭けた戦いなんですよ。
僕らか、バジェラか!」
ルカの言葉に、アルトは自分が口にした言葉を思い出して言葉に詰まる。
ランカはみんなの為に歌うと言う。
アルトは何処か中途半端なんですね。覚悟を決めているけど、決めきれない。かと言って大切な人間の為に他を切り捨てる事も出来ない。
ルカは変な悟り方してしまったよ。完全に方向性を間違ってる。ナナセがいたら、絶対ランカを囮にする作戦なんて承認しなかったですよ。
アイランド3切り離しのギリギリまで歌う事になったランカ。
アルトとルカはそれまでの間、バルキリーでランカの護衛に付く。
必ず守り、脱出を成功させる。
「だから……だから安心して歌え」
「……うん。今度はちゃんと出来ると思う」
自分が本当に望んでいた言葉を賭けて貰えないランカだが、気丈にそう答える。
一人残ったランカの前に姿を見せたブレラ・スターンは「歌いたくなければ歌わなくていいんだぞ、ランカ」と声を掛ける。
「酷いよ、ブレラさん。どうして、そんな事言うの!?」
決心が揺らいでしまうような言葉を投げかけられてしまい、涙を浮かべるランカを抱きしめるブレラ。
「歌はお前の心だ。それは、お前だけのものだから」
ブレラの言葉にランカは泣きじゃくる。
これらの台詞はアルトが言わないといけなかった事なんですけどね。
男としての格の違いを見せつけられてしまいました。
だが歌う事は変えなかったランカ。
「伝えたかった、たった一人の人……
その人には届かなかった歌だけど……
これが、そのたった一人の望みだから」
『アイモ』を歌うランカ。
健気過ぎるよ、ランカ。
なのに、守ってやるための言葉を掛けられないアルトはダメ男だ。
いや、俺はシェリル×アルト派なんだけどね。
――おいで、アタシはここだよ。
その歌声に導かれ、アイランド1にいる大量のバジェラがアイランド3へと向かう。
愛する者の仇を討つ為、戦う者たち。何故自分たちを襲うのか、答えの返るはずのない問いかけをするカナリア・ベルンシュタイン。
――痛い、痛いよ。
バジェラの死に苦しむランカの中に、11年前の記憶がフラッシュバックする。
脱出艇に乗せられるランカ、そしてその窓の向こうにいる兄。
「見事だ、リトル・クイーン。11年前とは、違うね」
ランカの成果に満足するグレイス・オコナー。
ブレラって11年前にパイロットなんだと思っていたら、あの当時はまだ子供だったんだね。
そうか、今までの記憶を見ても当然だな。たぶん、最初の頃にランカのフラッシュバックでバルキリーが破壊されるシーンがあって、兄がその時に飛行機事故に遭ったとか言うのが混同していたんだろうな。
アイランド3をパージし、ランカの脱出確認と同時に、『リトル・ガール』が起動してバジェラ群をフォールド空間へと飲み込んでいく。
ランカはまたもバジェラの死に痛みを覚える。
「ゴメンね」
「お前はよくやったぞ。有り難う、ランカ」
バジェラに謝るランカだが、そんなランカにアルトが感謝の言葉を述べる。
言葉の真意を理解できていないアルトのダメっぷり。
ランカはますます辛そうな表情になってしまっていますよ。
「……でも」
「犠牲は、あまりにも大きすぎた」
ルカ、そしてジェフリー・ワイルダーは素直に勝利を喜ぶ事など出来なかった。
ルカにとっての最大の犠牲はナナセが怪我した事、その次にミシェルの死亡、という感じなのかな。
アイキャッチはナナセとルカ。
なんだかルカが幸せそうです。
レオンは追悼の言葉を報道の前で述べる。綺麗事を並べた言葉。
痛ましい厄災、ハワード大統領、多くの人を亡くした。
「何故」と問いたいだろう。「何故」家族が、恋人が、傷つかねばならなかったのか、と。
いや、あんたたちに多大の責任があるのだけどね。半分ぐらいはあなた達の欲望と計画のせいだから。
心にも思っていない言葉がよくスラスラと出てくるね。口先三寸から生まれたような河童です。白々しすぎる。
「失った人、失った物は二度と戻らず。
皆さんの心に、取り返しの付かない傷を負った事でしょう」
ミシェルのVF-25Gのコックピットでミシェルのヘルメットを抱えて泣くクラン。
そのコックピット内部には、幼い頃のクランの写真が貼られていた。
うおおお、切ねぇ。あんた、メチャメチャクランの事が好きだったじゃないですか。
「傷は、あまりにも傷は、深い。
今はただ祈りましょう。失われた命の為に」
レオンはオズマが行方不明だとランカに囁く。
オズマは身の危険を感知して、キャシーと姿をくらましているのですね。メチャクチャSPが武器を携帯して捜している辺り、見付け次第射殺する気満々じゃないかよ。
「歌って、下さいますね。
追悼と、明日への希望の歌を……
我々がバジェラとの戦いに勝利し、生き残る為に」
レオンはランカに歌うように告げるが、ランカはマスコミの前でもう歌えないと口にする。
その報道を見ていたアルトやシェリル・ノームは驚きを感じる。
戦いの道具として使われるのが遂に我慢出来なくなってしまったのですね。
レオンとしてはここでランカの歌を聴かせて国民を先導し、自分への支持を盤石なものにしたかったのでしょうが、宛が外れてしまったようだ。
どうして自分なのかと一人泣いていたランカだが、その前に大きく成長した愛君が姿を現す。心配していたというランカの前で、愛君は更に脱皮を行う。
ライブに来てたのはあい君じゃなかったんだ。てっきり、あれがあい君かと思っていたら、普通にただのバジェラだったとは。
その日の夜中――
眠れないでいたアルトの下に、ランカから電話が掛かってくる。
慌てて駆けつけたアルトに、ランカはお願いがあるという。
だが、言葉を濁したランカは飛行機の折り方を教えて欲しいという。
「ねえ聞いてもいい? アルト君はどうして空を飛ぼうと思ったの?」
アルトは自分の母親の身体が弱かった事、そして空ばかり見ていた人間だと語る。そんな母親が本物の空を見たいと口にした、青く果てしなく続く水平線と白い雲。船で生まれたアルトにとってはおとぎ話のような光景、それがきっかけだった。
「ステキだね」
「……ありがとう、ランカ」
アルトに礼をいわれて照れるランカ。完成した紙飛行機にはしゃぐ。
アルトのパイロットになったきっかけは判ったのだけど、父親との喧嘩は単に歌舞伎ではなくパイロットになろうとした事なのか、まだ不明なんですね。小説版ではそういう事になっているようだけど。
設定は必ずしもイコールではないみたいだし。
紙飛行機を飛ばすランカ。
「みんな自由に、自由に行きたいんだよね、きっと」
「そうだな」
「アルト君、お願い。
アタシと一緒に!」
そこにバジェラの第2形態となった愛君が姿を現す。
咄嗟に銃を構えるアルトだが、ランカはその前に立ちふさがってあいくんを庇う。退くように告げるアルトだが、ランカは退こうとはしない。
ランカはあい君はまだ何もしていないと言う。
「バジェラがいる限り、空は戦場になる。
俺たちが生き残るには、こいつらを殺すしかないんだ!」
二者択一しか出ないそんなアルトの駄目さかげん。
相手の気持ちを汲んだり、共存という方法に目を向けようとはまったくしないんだよね。
コミュニケーションの欠落が諍いを産む原因なのです。相手を理解しようとしないアルトはそこがダメなんだろう。
友人が殺された直後だから、バジェラを許せない、という気持ちは判るが。
なおもバジェラを撃とうとするアルトだが、駆けつけたブレラによって殴り飛ばされてしまう。
ランカの望みを叶えてやるというブレラ。そしてランカの投げた紙飛行機を手に、ランカに見せる愛君。
最近過去の記憶を蘇らしつつあるというランカ。怖いがそれを知らなければならない、そう感じ取っていた。
既にフロンティアと決別の意志を固めているランカは、ナナセに、そしてオズマに手紙を残していた。
ランカは愛君だけでも仲間の所へ返してあげたいのだと言う。その言葉を聞き入れ、ブレラはVF-27でランカと愛君を連れて行く。
必死に呼び止めるアルト。
「ホントはね、アルトくんと行きたかった。
ずっと、一緒にいたかったよ!」
「ランカ……」
「アルトくん……
さよなら。
……大好きでした!!」
過去形で告白するランカ。
「ランカ! 行くな、ランカァ!」
必死に呼び止めるアルトだが、その言葉もうランカへと届かない。
宇宙へと飛び立つVF-27の軌跡を、早乙女家のシェリルや瓦礫の中で身を潜めるオズマとキャシーが見上げる。
ブレラはランカと共にアイランド1を離脱していく。
飛び去るVF-27を見詰めるしか出来ないアルトは、ランカの名を叫ぶ。
ブレラもこれでグレイスを裏切った、という事なんでしょうね。とてもグレイスがこれを望んでいたとは思えないから。
エンディングはサブタイトルにもなった『蒼のエーテル/ランカ・リー=中島愛』です。
またも新曲ながら、切ない……
『アナタノオト』はいち早く『マクロスF○※△ 』第21回放送でフルで聞けましたね。
今回、シェリルはまともに台詞すら無かったな。一回休み。
ところで、リチャード・ビルラーは今後何か暗躍とかするのだろうか? もう回数もないんだけど。アレで終わり?
次回 第22話「ノーザン・クロス」
次回はランカが去ってしまった事で、フロンティアはがたがたになっていくっぽい。
ルカの驚きはナナセからランカが去った事を聞かされた、というところかな。
グレイスとその仲間達は喧々囂々という感じか。
アルトはまた早乙女家に潜り込んで、シェリルの部屋の前に来ていますね。
VF-27と思われる機体の前にいたのは何でしょう。
ランカがバジェラを殺す道具になりたい無いため、バジェラの下に行ってしまう、というのはある程度予想が出来た範囲かな。
ルカとナナセはランカがいなくなってしまった事で、ルカが慰めている間に急接近したりするのかな。
そして各所で望みの声が上がっていたミシェル生存説は、今回生きていなかった事でもはや殆ど望み無しです。
ま、ないだろうとは思っていましたが。ここで生きている、というのはマクロスの作風とは違う気がするし。
今回もまた作画が本来の形と違うな……唇の厚みとか、なんか少女漫画チック。
「マクロスFギャラクシーツアーFINAL」
絶賛予約受付中!!
ファミマ・ドットコムにて本日(8/29)0時から抽選予約が受付されていますので、チェケラ!!
シェリル・ノーム公式ブログ
ランカ・リー公式ブログ

| 関 連 商 品 | ||
|---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|


無関係なモノは削除します。































1 ■また切ない終わり方を…
こんばんは。アルトがフラれて、三角関係にもピリオドですね。シェリルとの関係はどうなるのかな。
「蒼のエーテル」は、ミシェルの死がアルトやランカの心にさざ波のように影響したことを意味しているのでしょうか。ぼんやり光る紙ヒコーキが、その事を暗示しているようでした。
アルトはガリア4の時に続いて、またも置いてきぼりですね。でも今回の方が、喪失感の正体に素直に向き合えたんじゃないでしょうか。彼も成長はしている…。ただ、ランカの心の方が、アルトが追い付けないくらいもっと変化しているのでしょう。
ブレラがグレイスの呪縛から逃れられるのは、彼の記憶が甦る時ではないでしょうか。エアロックを強制解除した何者かとは、グレイスかなと思いました。
いつも長々とすみません。