2009-08-23 21:53:11
ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎
テーマ:鉄道の本 松本 典久
Amazonランキング:149711位
Amazonおすすめ度:
Amazonおすすめ度:

何気なく使うものだからこそ最先端が潜んでる
日本が世界に誇る鉄道といえば言わずとしれた新幹線ですが、最も日本的な鉄道はというと、やはり山手線をおいてほかにないと思うのです。ニューヨーカーの足が地下鉄ならば、やはり東京人の足は山手線です。
本日はそんな、東京人の足のうんちくについて語る一冊「ぐるり一周34.5キロ 山手線の謎」を紹介します。
普段、通勤、通学、買い物などなど、都心に用事がある人ならまず使うであろう山手線は、その昔「ゲタ電」などという呼び方もあったぐらい、普段何の気なく履いて出かける靴のごとく、体の一部のように存在する鉄道路線と言っていいでしょう。これがひとたび事故でストップなんてことが起きると、その日のトップニュースとしてテレビ・新聞を賑わすことになる。実際そういう例は最近ちょくちょく起こります。あまり比較すべきではないでしょうが、これが大阪環状線で起きても、せいぜいローカルニュースのヘッドラインを埋める程度でしょう。
それだけ、この国は今や山手線にかなり支えられているといっても過言ではありません。新幹線が日本の動脈なら、山手線は心臓そのものかもしれません。その「心臓」を常に健康な状態にしておくのは至上命題な訳で、実はこの路線には単に乗っているだけでは見えにくい現在の鉄道における最先端技術が惜しみなく注がれているのです。
例えば山手線の運行を管理するデジタルATC。実は山手線には今、信号機が1本も立っていません。これは、朝のラッシュ時で環状路線上を2分20秒間隔で25本の列車が走行する状態を成立させるのに、運転手の信号視認だけではとてもまかなえないためで、我々利用者のストレスを最小限に抑えるために導入されているシステムなのです。
そしてこの仕組みを支えているのが、現在使われているアルミボディに黄緑色のラインをあしらったE231系車両。この電車がもつ、最新鋭新幹線車両N700系にも劣らない性能が、優れた加減速機能です。1周34.5キロに29の駅がある山手線の平均駅間距離は1.2キロ弱。いかに短い時間で高速に持って行って駅直前でいかにスムーズに減速させるかが通勤電車に最も必要とされる能力であり、その頂点にあるのがこのE231系なのです。
まあ、言い換えれば、いまだ昭和製の103系の乗車を強いられている大阪市民はいかにJR西日本にだまされているかともいえるわけですが。
そんな、見えにくいところでスゴい秘密が隠されている山手線の基礎知識を押さえておくだけで、明日からの通勤がぐぐっと違うもにになってきませんか?もちろん、こうした最新の山手線事情だけでなく、今年が「山手線」という名前が使われてからちょうど100年となる長い歴史にまつわるエピソードも数多く(あまり濃くはありませんが)掲載されていますので、東京の歴史探訪の一冊として読んでも思わぬ発見があると思います。
例えば「高田馬場」の読み方。高田馬場といえば、忠臣蔵の堀部安兵衛の仇討ちで知られる土地なわけですが、正しい呼び方は「たかたのばば」。ところが駅の正式な呼び方は「たかだのばば」なんですね。そこには、明治時代、まだ鉄道に対する周辺住民の理解が現代のそれとはだいぶ違ったものだった痕跡が潜んでいるのです。ではなぜそうなったのか。それはまず想像してみて、それからこの本で確かめてみてください。
にほんブログ村







1 ■レビュー専門ブログネットワーク、「R+ (レビュープラス)」へのお誘い
はじめまして。突然のご連絡失礼いたします。
弊社は株式会社ニューノーマルと申します。
現在弊社では、「R+ (レビュープラス)」(http://reviewplus.jp/)という、普段から書籍や雑誌などの
レビューを書いていらっしゃる活発なブロガーの皆様と、企業とを結びつけるレビュー専門ブログネットワークを運営しております。
本日はブログを拝見させて頂き、ぜひ「ただのオタクと思うなよ」様にもレビュープラスにご参加していただきたく、ご連絡させて頂きました。
サービスの内容といたしましては、企業が提供する書籍や雑誌をブロガー様に配布し、ご自身のブログにてそのレビューを執筆して頂く、という流れです。
ブロガー様には、無料にて献本させて頂きます。もちろんご利用も無料です。
またレビューの内容につきましては、本サービス独自のランク付けを行い、優良レビュアーとなったブロガー様には、今後優先的にレビュー依頼を行う予定です。
詳細はこちらより、ご覧くださいませ。
http://reviewplus.jp/service
過去の事例といたしましては、「ニューズウィーク 日本版」を開催しており、直近では9月10日発売「クーリエ・ジャポン(http://courrier.jp/)」10月号のレビューブロガー募集を行います。
またこのクーリエ・ジャポンに関しましては講談社編集部による、レビューブロガーコンテストも
同時に開催させて頂きます。
上記コンテストの詳細に関しましては、レビュープラスホームページ上にて今月末頃に告知させて頂く予定です。
突然のご連絡にもかかわらず、長文大変失礼いたしました。
ご興味をお持ち頂ければ、ご登録いただければ幸いです。
ご質問等ございましたら、何なりとお問い合わせくださいませ。
失礼いたします。