Ad Astra☆不思議な日常日記

何でもありの不思議な日常をありのままに綴っていきます☆掲載写真及び文章の著作権はmiyakoに帰属します。無断使用・転用はお断りします


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学生のとき、カナダの山奥にホームステイしたことがありました。
自然を愛する獣医さん一家が街から離れた山中に建てたロッジ風の家に、
馬や鶏、ウサギ、豚、羊たちや牛たちという家畜たちや犬、猫、スカンク
といったペットたちと、静かに暮らしているファミリーに一か月ほどお世話
になったのです。

山奥というだけあって、街の道路から一歩その一家の家に向かう山道に入ると、
野兎やスカンク、鹿やリス、時にはコヨーテや熊までもを目にすることがありました。
生活をしていても、羊や牛たちのいるエリアや、時折野イチゴなどを摘みに入る敷地内
にも、草食動物、肉食動物共に、さまざまな種類の動物たちが出没します。

生活圏内にそれほどたくさんのワイルドライフが生息していても、彼らは、一向に
困ったことはないというのです。家畜を襲われたこともなければ、人が危険な目に
あったこともない。それは、そこに、彼らが「生活しているよ」とはっきりわかる
ように、周りに暮らす動物たちに「主張」しているから。昼間は暖炉のための
薪を割る音や車が出入りするエンジン音などが鳴り響き、静かな夜も、万が一にも
敷地内に侵入者があれば愛犬たちが家から飛び出してけん制しに行く。それだけで、
「ここは人間が暮らす領域」と動物たちが認識し、下手にその生活圏内に足を踏み入れる
ことなしに、うまく共存していけるということを実証していたのでした。

フィンランドの山奥にファームステイした時も、似たような環境でした。
たくさんのフィンランド・ホースたちを広大な敷地で育成し、保護していたその
牧場でも、家から少し離れたサウナ小屋に行くとき、山中にきのこやイチゴを
摘みに行くとき、家から馬小屋に向かう時など、必ず犬を連れていきます。
野生の動物たちは、犬たちのにおいや吠え声がするだけで、「この辺は人間の
行動範囲なんだな」と認識し、人や家畜と下手に出くわす、ということはないのです。
馬に乗って山中のトレッキングをした時も、馬に鈴をつけて歩くだけで、周りに
たくさん生息しているはずの熊たちを目にすることは一度もありませんでした。
「一番危険な動物」である人間がいる、と最初からわかっていれば、熊たちは
避けてさえくれるんですね。

上記どちらの土地でも大活躍していたのは、強さを誇る大型犬ではなく、
ジャックラッセルズテリアのような、ハイパーではあるものの体は小さい、小型犬
でした。獣の気配がすれば、それが安全な地帯に退避するまで吠えながら追って
くれる犬がいるだけで、肉食獣と人間の間のトラブルは避けられるのです。

最近また山菜取りに山に入って熊と遭遇、というようなアクシデントが多発して
いるとのことで、テレビで撃たれて横たわる熊の死骸が映されているのを悲しく
目にしました。体に鈴をつける、愛犬がいれば愛犬を連れていく、音楽など、何か
音を響かせて山に入るなど、ほんの少しの気遣いで、お互いの命は護れるはず。
そして例えば、山に入るとき誰かと一緒にお話ししながら入るだけで、その話声
だけで獣たちは賢く人を避けてくれるはずなのです。動物の中で怖いものなしの
人間だからこそ、ほかの命に気を配って行動していきたいですね。

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