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Tue, March 27, 2012 20:41:17

「春の過ごし方ー古典を紐解いて」

テーマ:東洋医学について

いよいよ、花粉症の季節、春が到来致します。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?


 春といえば、寒い冬から暖かい季節を迎え、また、人によっては新しい職場、環境の変化もあり、新しい門出の季節でもあります。


東洋医学では、体におこる現象を季節ごとにとらえ、人間も自然の中で生き、自然に影響を受けながら生活していることを数千年前から書物で説いております。


中国の古典『皇帝内経』には、以下のような記載があります。


「春の3ヵ月は発陳といい、新しいものを芽吹く時期である。人々は少し遅くに寝て、早くに起き、庭に出てゆったりと歩き、衣服をゆったりとして髪をほどき、体をのびやかにするべきである。・・・・・ただ生まれるままにまかせ、押し殺してはいけない。大いに心をはげまし、罰したりしてはならない。もし、この道理に反すると夏になって寒性の病を生じ、夏の気に適応する能力を減少させてしまう。」


“発陳”とは春の陽気を受けて古い殻を内から押し開いて新しいものを外へ出すという意味
でとらえられます。


冬の間、寒さに耐えてかたくなっていたつぼみが柔らかくなり、新芽を出すイメージです。
人も同様に衣服をゆったりとして髪をほどき、のびやかに過ごすことが春の季節に合った
過ごし方であるとの記載につながります。


実際にそのように過ごせば、次の季節である夏への準備が出来ますが、もしこれとは違う
過ごし方をすれば次の季節に体調を崩しますよ。という注意書きまでしてあるのです。


また、この芽吹きの時期にタラの芽やふきのとうなど、芽吹いている食材を多く取り過ぎてしまうと、体内でも上昇する作用が働き、めまいなどの上昇する症状を訴える患者様が多くなるのもこの時期の特徴です。


また、体の内部から、中医学的な“湿”や“熱”が高じることで皮膚表面に噴き出してくる症状として、アトピー性皮膚炎や花粉症がこの時期にひどくなるのも納得がいくところです。


甘いもの、酒、味の濃いものを多くとることで、“湿”と“熱”がたまり症状が悪化するものです。


普段から気をつけたいところですが、ぜひともこの時期には注意して頂きたいものの一つです。


東洋医学は素朴な学問です。

そして全てはきちんと説明が出来るのです。

先人の知恵を頂きつつ、髪をのびやかにしてゆったりと謙虚に春を楽しみたいところです。


鍼灸師
岩崎 千春

Wed, March 14, 2012 20:16:54

一足早いお花見ウォーキング

テーマ:歩くこと

 
3月も中旬に入りましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。

からだのためにウォーキングをしなければ、と思い寒い中がんばって身体を動かしている方、運動をしなければ!!と思いつつも寒くてどうも腰が重い、、早く暖かくならないかなぁ、、というかたもいらっしゃると思います。

そんな方に、日帰り旅行もかねてお花見ウォーキングはいかがでしょうか?

春の楽しみの一つに”桜”がありますが、本州1の早咲き桜ともいわれる ”河津桜”、御存知の方も多いと思います。河津桜とは静岡県賀茂郡河津町で毎年3月上旬に満開になるピンク色の桜で、2月上旬から開花し始め1ヶ月かけて満開になり、満開も長く維持できるという特徴があるようです。

私も見に行ったことがありますが、河津川沿いに濃いピンクの桜並木が延々と続き、桜並木の下には鮮やかな黄色の菜の花が咲き乱れその鮮やかな色合いの美しさにとっても癒されました。梅と桜で紅白になっているトンネルも印象的です。また、桜並木がとっても長く、お花見ウォーキングコースとしても数キロあるので河津桜をみながら、出店をチェックしながら歩いているとあっという間に数キロ歩いています。また河津町には温泉や滝があり、無料の足湯もあるのでお花をみながら寄り道もしてしまい、私の場合はあっという間に夜桜のライトアップの時間になってしまいました。

その河津桜、今年は寒さのせいか例年より開花が数週間遅れ、3月10日までの予定だった”河津桜祭り”も18日まで期間延長となり、今週は満開 だそうです。

興味のある方は染井吉野のシーズンより一足早い”お花見ウォーキング” いかがでしょうか。

東京から河津まで「スーパービュー踊り子号」で2時間半です。


石橋
Mon, March 12, 2012 15:23:21

女性のための漢方セミナー

テーマ:妊娠報告

 3月3日に渋谷公会堂で開催された「女性のための漢方セミナー」なるものに行ってきました。
朝日新聞で何度となく広告されていたので行かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
簡単ですがその内容と感想を報告したいと思います。


このセミナー、ターゲットは20~30代のできる女子。
個人的には比較的若い世代の女性に漢方・・・どういうアプローチをするのかなと思い参加してきました。

まず第1部では講演が2つ。

1つめは「健康で美しい女性でいるために大切なこと」について。
女性のからだや特有の不調について、主に月経によるホルモンの変化や女性の一生とエストロゲンの関係、PMSや冷えについてのお話でした。
印象的だったのはいわゆるビキニ医療で女性を診てくれるなという一言でした。
つまり女性と男性の違いはビキニで隠れる部分に形状の差がるだけで、あとは体格が大きいか小さいかなんだよ!という観点でいろいろな基準値を設けて診察するのはどうか?ということでした。
なんといっても大きく違うのは生理。初潮を迎えてからほぼ毎月のサイクルで繰り返されるホルモンの変化は女性にしかないものなんです。確かに・・・女性は男性のミニチュアじゃないですよね。
様々なプチ不調を感じる女性は多いけれど特に何もしない人がほとんど。日常生活に支障をきたすようになって危機意識をもつのではなく、
プチ不調の段階で自分の身体の声を聞いてみよう、できることから始めてみようというお話でした。そして漢方外来や女性外来の存在を知り気軽に受診して欲しいということでした。

2つめは「女子力UPのための基礎知識~漢方と養生で内側からケア~」について。
漢方の基本、東洋医学ではどのように身体をみていくかというお話でした。
キーワードは心身一如。つまり心と体が1つですよということです。
東洋医学では病気ではなく病気になった人を見るのです。西洋医学と東洋医学のものさしは違うんですよということでした。
最後に東洋医学独自の診察方法である「四診」について説明がありました。顔色や表情を見たり、お体についていろいろ質問して、実際に触れて行う脈診、舌診、腹診についてわかりやすいお話でした。

第2部はモデルの小泉里子さんも登場してのトークセッション。
実際に漢方外来での四診による診察のデモストレーションがありました。

渋谷公会堂に2000人近い女性が集合したこのセミナー、私も含めてちょっとお姉さん的な年齢の方もいらっしゃいましたが多くは20~30代の若い女性でした。こんなに多くの若い方が漢方に興味を持っているんだなというのも新しい発見でした。
漢方も鍼灸も敷居が高いというか、未知な部分が多くて初めは勇気がいりますよね。
でもこういったセミナーで理解が深まり垣根が低くなれば東洋医学がより身近な存在に感じられるのかなと思いました。

たまにはこういったセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。
自分の身体をみつめ直して、新しいことにチャレンジするよいきっかけ機会になるかもしれません。

鍼灸師 桑野

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