とある新規特許案件での話です。

 

特許出願書類案の作成&確認を何度か繰り返して、お客さまから最終的に「特許出願OK」のご指示を頂きました。

 

あとは、インターネット出願ソフトに組み込んで、特許出願書類をオンラインで特許庁に提出すれば完了です。

 


しかし、インターネット出願ソフトに組み込んだ状態で確認してみると、なぜか改行直後に入れているはずのスペースが消えています。

 

ワード上でインデント(字下げ)設定になっているのかとも思いましたが、ちゃんとスペースが入っています。

 

ワードで隠し設定みたいのがあるのかな~と考え、書式をクリアしたところ、今度はちゃんとスペースが表示されるようになりました。

 


ホッとしたのも束の間、別の問題が生じていました。

 

書式をクリアしてしまったため、上付き・下付きにしていた文字や数字が、通常の大きい文字になってしまっていました。

 

仕方ありませんので、再度、上付き・下付き文字に1つずつ変更にしました。


 

その変更をしているとき、ある数字のところで、ふと気付きました。

 

ここの数字...これでいいんだったっけ?...なんか違うような気がするけど...

 

色々確認したところ誤記でした。第一案のときから誤記になっていたのですが、ずっと誰も気付かないまま、ここまで残っていました。

 

そして、それは命取りになる可能性もあるような重要な部分でした。

 

 

インターネット出願ソフトに組み込んで特許出願をする段階で、こんなに何度も引っかかったことは、たぶん初めてです。

 

でも、最初に改行後のスペースが消えていなければ、またそこで書式をクリアしていなければ、そして誤記が上付き・下付き文字の部分でなければ、誤記には気付かなかった可能性が高いです。

 

インターネット出願ソフトさんが、「はやく見つけてよ~」と言っていたのですね。

 

 

相変わらず強運ぶりを発揮して、ギリギリで切り抜けたというお話でした。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹

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