先日、アラビアンレストラン「パルミラ」 で食べたナスのディップ
(「ムタッバル」というナスとゴマのペーストで冷前菜)
が美味しかったので、レシピを調べて作ってみました。
使ったのは、福島の知人からの頂き物で
ところどころに紫色が差している白ナス。
この白ナスはとろっとした味わいで
スーパーでよく見かける紫色のナスとは、かなり食感も違います。
炒め物などでも十分美味しいですが
ディップ、ペーストにしたらさらにこの個性も引き立つに違いない、と。
このナスのディップは、中東地域の定番料理で
シリア、レバノン、パレスチナ辺りでは
「ムタッバル」とか「ババガヌーシュ」(babaghanouj)、
トルコでは「パトゥルジャン サラタス」
(Patlıcan salatas, なすのサラダ)
と呼ばれているようです。
素人の私がざっとみるかぎり、レシピはどれもほぼ同じ、
香辛料等が若干違う程度に見えます。
ピタなどのパンにつけて食べるとさっぱりしておいしいです。
【材料】
・ ナス
・ ごまペースト(※)
・ おろしにんにく
・ レモン汁
・ オリーブオイル
・ 塩
・ 好みに応じてクミンパウダー
※ 中東のゴマペースト「ターヒン」があれば本格的。
※ フードプロセッサにかけるとき、水分を切ったヨーグルトを
大さじ3くらい加えてもおいしい。
【作り方】
焼きナスを作る。魚用グリルなどで焼き、皮をむく。
のナスとその他の材料をフードプロセッサにかける。
冷蔵庫で冷やした後、ココット皿などに盛ってオリーブオイルをかける。
ナスを焼いた時の熱を飛ばす意味でも冷やした方が
味が落ち着いて全体的にまとまった感じになります。
おろしにんにくは加減をしていれた方がいいかもしれません。
結構ぴりっときます。
なお、レシピは自分流にアレンジしてしまったので、
日テレの3分クッキングのこれ とか、All Aboutのこれ とか
NHKのこれ を参考にされるとよいかと思います。
本日の朝食は福島の野菜 (まだ食べきれません!)
左上: ラタトュイユ (トマトクリーム風味)
下: ナスのディップ、ズッキーニのソテー、ジャガイモのガレット