の飲めない人なので、いつも友達に付き合って来ていた。約一年間、客とホステスというだけの関係で連絡をとる事もなかった。
旦那はアタシに一目惚れだったらしい。
の番号も聞かれたがごまかしていた。アタシは夫を待つ身。
店のママが「この子、離婚はしてないけど、夫を待っているんだって。今時珍しい、けなげな子でしょ」と言った。
その時、旦那はアタシへの好意が増したらしい。
それで前記事に書いたように、「夫さんが戻って来る迄の繋ぎで構わないから付き合って欲しい」と告白された。
一年近く旦那を待つ生活に疲れはて精神も極限まで弱っていたんだ。
交際をOKした。ズルいよね。
旦那は何も求めてこなかった。
意外だった。
弱ってるアタシにつけこんで、きっと体目当てなんだと思っていたから。
幼い子供さんを
に残してデートする訳にはいかないと言っていた。だから会うのはいつも子連れだった。
動物園やサーカスや公園がもっぱらのデート場所。
子供を会わせるにはとても躊躇したがアタシも頼りになる彼に癒しを求めた。
会わせるべきではなかったのかもしれない。
でもアタシは寂しかったんだ。
一年が経過した。夫は戻らない。
半ば諦めの境地だった。
住む所に困ったら、俺のうちに3人まとめて来ればいいと言う彼。
彼は弟と両親との4人暮らし。いくら家賃払うのがキツかったとは言え、行ける訳がない。
彼はアタシの為に大事にしていた中型単車を売り払い子供の学区が変わらない範囲の3LDKのマンションを契約してきた。
驚いた。
気休めで言ってるだけだと思っていたから。
彼曰く実家暮らしじゃ「俺の所においでと言っても真実味がないやろ?」って。
アタシは段々、彼に好意以上の感情が出てきた。



に内緒で深夜にバイトしてる事をアタシに言った。
はスナックでバイト。身心共に疲れていたアタシは彼の気持ちを受け入れ交際がスタートした。何も求めてこなかった彼。