震災から2ヶ月が過ぎました
仙台市内の海辺以外のほとんどの地域ではライフラインも復旧し、
物流も大分落ち着きを取り戻してきています
このまま
余震もおさまってくれる事を祈ります
そして、少しづつですが復興に向けて頑張っていきたいと思います
4/16
今日もまた
宮城野区内の赤紙が貼られた倒壊する恐れありのマンションでの作業
高層マンションでエレベーターは全く使い物になっていない
毎日、退去する住人と
引越し屋さんのトラックで二箇所ある階段付近は大混雑
うちの会社も毎日9階、12階、8階という高層階からの階段作業
毎日
身体が悲鳴をあげるほどバキバキな身体をどうにか誤魔化し誤魔化しの出勤
震災後の休みのせいもあり
最近の階段作業は全身筋肉痛のあたしにはかなりこたえる
この日は5階で少しだけホッとする(笑)
一階は潰れた状態で、ドアすら開かない
中庭から見える全ての住居の玄関脇は 壁が崩れ落ち、鉄筋だけがむきだし部屋の中は丸見え
余震の度に一階の部屋が潰れているという
5階のお客様のこの住居も
玄関が空いたまま閉まらない
悲しい事に
殆どが避難を強いられている為
こういうお宅には物取りが後をたたない
津波の被害にあったお客様たちのお宅でも
唯一被害に合わなかった二階から
TVやパソコンを盗まれたという方はかなりいる
もう
警備のしようがないほど荒れた街
近くでも連日、空き巣が耐えない
悲しい現実
いつまで続くのだろうか。。。
作業を終え、休憩中にちゃーこちゃんから着信が付いている
留守電を聞くと
あたしの心配をし
電話の向こうでめちゃくちゃ泣いていた
一気に胸があつくなり
ちゃーこちゃんの声を聞いたその瞬間
あたしも涙が溢れた
急いで電話をかけたが繋がらず
お昼ご飯を食べていると
着信がついた
沢山心配してくれてありがとう
ちゃーこちゃんのお宅の方だって大変なはずなのに。。。
あたしはもう大丈夫だからね!
ありがとうちゃーこちゃん!
帰宅すると
友人が救援物資を届けにきてくれた

なんにも言わず置いて行ったが
後で聞くと
「被災地の石巻の友人がこちらに買い物に来たついでに置いてったからお裾分けするよ。。。」
ですって。
自ら被災しているうちなんかより酷い状況の友人の知り合い。
こっちに買い物にきてでも食料調達が難しいというのにこの気遣い。。。
なんだか
複雑な気持ちだった
4/17
今日は自宅近くのそんなに被害のないお宅の作業
ずっと心配していた山元町の友人をバイトに呼んだ
久しぶりにあう友人は少し痩せていた
山元町の実家と仕事、自宅を往復する毎日だが実家が流された為
物資を調達にも忙しい
皆様からいただいた野菜、お米を含む食料品、日用品をお渡ししました
友人の実家のある宮城県南部の山元町
海沿いにあるこのまちは殆どが壊滅状態
実家の周りの集落は
かろうじて二階部分が残った住居はたったの6軒
この辺りに住んでいた住人は皆、避難所で生活している
被災して一ヶ月の頃
この辺りのお宅周辺の瓦礫も撤去しはじめた為
残った6軒の住人は
最後に其々のかろうじて流されながらも残った二階の部屋で
自分の家とも最後のお別れをしに戻った
夜も更け
辺りがざわつき始める
何事かと外を見ると夜中だというのに
何百ものヒトの行列
余りにも騒がしい為警察まで駆け付けたそう
次の日
避難所に戻りこの昨夜の出来事を話すと
警察は何事も無かった為
帰っていたことを知る
おかしいな…
と思いながらも話を進めると
6軒の住人誰もがこの行列を目撃していた
それは実は
死者の行列だったという
何百というヒトの姿は
津波で亡くなられた方々の行列だったのだと。
友人からその話を聞いて
背筋が凍り付いた
けれど
この行列は皆
海に向かって列をなしていたという
どうか
成仏なさって下さいと
友人たちと手をあわせた
夜に
あっぷるみんとさんからお届け物が届きました


お水と茨城産のお米を送っていただきました
本当にありがとうございます
お水は
数本づつ、お米は3等分にしてみんなで分けました!
あっぷるみんとさん!
ありがとうございました!!!
そして
garnetさんから4度目のお届け物が届きました

沢山のお野菜と黒酢ドリンク、缶詰類…
本当に本当にありがとうございます
garnetさんは各地の被災地に向けて
いろいろな物資を送ってくださっておりました
お陰様で何百もの人の命が繋がっております
どうか無理をなさらずに…
沢山の人々を助けて下さって本当に本当にありがとうございました!!!
4/18
今日は40歳半ばの男性の方がアルバイトにこられていました
隣町の海沿いにあるトマト農家のオーナー。
ビニールハウスではなく
ほとんどの設備がコンピューター管理一つで行われているとても立派なガラス張りのトマトハウスを経営していた
本震の2日前。
少し大きな地震があったので
ガラス張りのトマトハウスの中で身を守る方法をパートと従業員達にレクチャーしていた
ただ
目の前にある収穫するトマトを入れるカゴを頭にかぶりなさいと。
本震ではやはり
ハウスのガラスがとめど無く降り注ぎ
2日前にレクチャーしていたカゴをかぶったお陰で
従業員皆、頭は守られ、手に切り傷を負っただけですんだという
大津波警報が鳴り響き、6mの津波がくるという事で
従業員をすぐに家へ返し、貴重品を集めた所で浸水し始めた
慌てて高台に走って逃げた所で
吹雪の中で黒い波にのまれていく自分のトマトハウスをただ呆然と見つめていたという
何年もかかってやっと作り上げたトマトハウス
被害額は2億円
国が頑張ってくれた所で
出してもらえる上限は1億円も満たない
まだ
幼稚園児をかかえたこのお父さんは途方にくれず
今出来る仕事を眈々とこなしていた
まずは
パートと社員を解雇。
失業保険をもらえる様に待機させるのでは無く解雇。
また、会社が再建したら必ず雇う事を約束して。。。
自分は失業にはならないので
取り合えず日雇いでもできる仕事をこなすのだと。。。。。
現場に向かう車の中で聞いたこの現実。
この年になってアルバイトに出るとは思わなかったけど、使ってもらえる会社があるだけでもありがたいんだというこの言葉。
胸が苦しくなった。
夜にハイジちゃんからお届け物が届きました

日持ちのするモノばかり…
一生懸命選んでくれたんだね…
本当にありがとうございました
パスタもたっくさん!!!
本当にありがとう!
とってもとっても助かりました
ハイジちゃん!!!ありがとうね!!!
そして。。。
とももちゃんからも。

ものすごい量の手作りお菓子が届きました
マフィン、ベイクドチーズケーキ、マドレーヌ。。。
そしてクッキー。

みんなで食べられる様にって
一つ一つ個装してくださいました
お手間までかけさせちゃってごめんなさい!
とももちゃん!
周りの友人に配って
職場に持って行ったらね、
いつもは甘いモノに見向きもしない野郎共が
お菓子をみるなりむさぼりついていたよ…
まさに
Give me chocolate!!!
箱を持つ手が怖かった(笑)
一瞬にして空になりました
みんな本当に美味しかったって♬
ありがとうねともも先生!
忙しいのにこんなに沢山のお菓子を作って送ってくださって本当にありがとう!!!
みんなものすごい喜んでたよ!
発泡の裏に書いてくれたメッセージ!!!
めちゃくちゃ嬉しかったヾ(@°▽°@)ノ
もちろん、ちゃんととってあるからね☆
ぽーちゃんもぴーちゃんもトンちゃんも本当にありがとう!!!
そして
夜にこはるちゃんにお電話しました
とっても優しさ溢れる声になんだか安心しちゃって長電話しちゃった(笑)
こはるちゃん!
こんなあたしのくだらない話に付き合ってくれてありがとうね!
パワー!しっかり貰ったから!!!
4/19
今日は市内でも山寄りのお宅の作業
お宅にあがるとどうも感覚がおかしい
ベランダ側には行かないで!!というお客様。。。。
建物の土台になっている石垣が崩れ道路側に傾いてしまった建物の傾斜は15℃
道路に面している石垣が崩れる事によって事故が起きると
この土地の所有者の責任になるので
国も、県も、市も、
空き家にならないと動いてくれないという
新築を建てて一年
せっかく十数年住んだ社宅生活から抜け出したというのに。。。
また、社宅にとんぼ返り。。。。。
悲しい現実。
作業をしている間にも、雨が降り出し、崩れる危険性があるので
警備と状況確認に警察が立ち会う
どうか、このお客様の引越しが終わるまで余震がきませんようにと願っていた
思いが通じてか、無事に作業は終わった
夕方、急激に冷え込み出したので倉庫から外に出ると大粒の雪に変わっていた
今日満開になった桜に
どっしりとのっかった雪はなんだか不思議な光景だった
この日の雨で石巻市の主要道路は50㎝程の冠水
道路脇に積み上げられてあるTVや家電がどんぶらこ~っと流れているニュースを見た
雨が降る度、大潮がくる度に冠水する道路
浸水する住宅
一体いつまで続くのだろう。。。。。
4/20
今日は作業が被災地だったので
手分けをして、名取市閖上と岩手県陸前高田市に住む友人達に救援物資を配達
未だに断水状態の陸前高田市には水とお米、日用品を中心に
閖上には野菜が足りないとの情報が入ったので、野菜と果物、お米を中心に。
陸前高田市に行ったチームは
本当にここに街があったのか疑いたくなる程何もなくなってしまったこの街で、
道路を探すのだけで精一杯だったという

この辺りの5階建ての建物でさえも浸水していた
ガラスがぶち破られた4階の窓には
大木が何本も突っ込んでいた
簡単に考えても15m程の津波が押し寄せてきたのだろう
現実にしては信じられない光景が沢山広がっていたのだという
陸前高田市は食糧調達に一関市に買い物に出ているそう
ガソリンもなんとか手に入るようになったから後は水だな~っと笑って言っていたという
どうして、酷い状況にある被災者はこんなに強いのだろう
閖上の友人は、たまたま仕事で仙台に来ていたのでそのまま渡したのだが、
本当に嬉しそうだった
開いてるお店を見つけては、嬉しそうにしていた
そうか。
あたしが経験していた被災して間もない頃と、酷い被災地は状況が変わらないんだ。
あたしも、
開いているお店を見つけてはものすごいハイテンションになってた事を思い出す
一ヶ月以上たった今も変わらない現実に
今日もまた、胸が締め付けられる
夜にハイジちゃんに電話をした
大きなお子さんがいるなんて信じられない程可愛い記事に、ハイジちゃんの顔なんかをいっぱい妄想していたけれど、やっぱりとっても若くてキュートな声だった☆
ハイジちゃんからも沢山の元気の素をチャージ!!!
ありがとうね!ハイジちゃん!!!
4/21
今日は石巻市の膨大な被害のあった日本製紙の工場の近隣の作業
比較的海が近いこの辺りは大潮の度に冠水
アパートの周りも、一ヶ月経ってやっと水が引いたとのこと






アパートの周りは、未だにこんな瓦礫の山
今まで来た石巻市の中でもここは1番酷いように感じた。
お客様のお宅は一階が玄関の内階段になっている二階の角部屋
ここも二階に上がるギリギリの所まで水が上がった跡がある
ベランダ側には近づかないで!
というお客様の言葉
もう、この言葉を一体何度聞いたことか。。。。
一階が全部流されてしまっているから傾いちゃうかもしれないという声に、
半信半疑で一階の外に出て、脇に回ると。。。
一階の建物の柱もが全て流され、この二階のお宅は宙に浮いていた
この二階部分…
どうなって繋がっているのだろう…と不思議に思う程、きれいに無くなってしまった一階部分。
柱は勿論の事、一階に部屋があったことさえわからない程、何もない
恐る恐る荷物を出す
案外、宙に浮いていても大丈夫なんだ
なんだか、傾いていても、柱が無くても、そんな簡単に壊れる家は無いんだな…
てことは…
やはり、津波の破壊力ってものすごい。。。
夜に、お菓子のお礼にとももちゃんに電話した
しょっぱなからハイテンションで電話しちゃってごめんなさい。。。
かなりぶっ飛ばしておしゃべりしていました
とももちゃん、本当に美味しかったよ!!!
今度はちゃんとオーダーするからまた作ってくれるかしら~!?
本当にありがとうね!
4/22~24
一週間程前からの体調不良の為、仕事を終えてからすぐ帰宅。
なんだか毎日頭痛と気持ち悪さが取れずにいる。
動揺病…なのかな。。。
少し休みを取ることにした。
#6に続く