店の前にとめられていたタクシーにのった
主任はオレの家の近くの住所を言ってた…
車中は無言で…
それでも繋いでくれたままの手が
オレの不安をかき消そうとしてくれていたのか
それとも主任の不安を消そうとしてたのか
全然わからなかった
握られた手を握り返した力より
もっと強く握り返される
オレの不安は募っていった―――
タクシーが止まり
ドアが開く
主任は一緒に下りてくれなかった―――
「今日は騒がしくて悪かったな」
そう言って
「またちゃんとお祝いしような」って…
無言のままのオレを置いて…
寂しい笑顔のままで…
行ってしまった
…どこに?
…家に帰るんですか?
…本当に?
見えなくなりそうなタクシーをずっと目で追った
それから
それから…
オレは無我夢中で追いかけた
主任の乗るタクシーを…
「主任…」
「主任!!」
待って…
お願いです
このまま…
行かないで
「ユノ!!!」
何度も叫んだ―――
■□■□■□■
「あの~…」
「はい…」
「あの~お客さん?」
「なんですか?」
「後ろなんですけどね…」
後ろ…?
―――っ!!??
「とめて下さい!」
(キーっ)
車が止まる
俺は金を払い外へ出た
汗だくになったジェジュンが…
コンクリートの道にうずくまるジェジュンが…
そこに居た―――
■□■□■□■□■
「…ジェジュン…?」
うずくまり息を整えるジェジュンに近づく
「…・・・・・して…」
「なに?」
「どうして…!!??」
顔をあげたジェジュンは
泣いていた…
「どうして放って行くんですか?」
「…えっ…」
「あの人のところに戻るんですか…」
ジェジュン…?
「あの…チャンミンっていう人のとこに…」
なんで?
「別れたんですよね!?」
…チャンミンを知ってるのか?
「今貴方の傍にいるのは…オレ…ですよね…?」
「…ジェジュン」
「行かないで下さい…」
「ジェジュン…」
「行か…ないで…ユノ…」
俺はジェジュンを抱きしめた
俺の持ってる精一杯の力で
今にも消えてしまいそうなジェジュンを必死に抱きとめて
何も言わず
一つだけキスを落として
泣くジェジュンの手をとり
それから…2人でジェジュンの家へ向かった―――
遅くなりました_| ̄|○
昨日はたくさんのコメをありがとうございました♬
嬉しいです♬
チャンミンさん…色々と申し訳ありません!
これからまた出てきてしまいます…
無理な方
バーックでお願いしますf^_^;)
それではまた…
アチャ♬


