最近見かけなくなりましたね~、デコトラ。
かつて、そのけばけばしい飾りで
街を暴力的なほど容赦なく彩りまくったデコトラ。
道の向こうから予期せずにやって来る
誇らしげにギンギラギンに飾り立てたその姿を見ると、
ちょっっぴりラッキーなような
見ちゃいけないものを見てしまったような
そんな気がしたものです(私はね)。
その、街からほぼ姿を消したと思われるデコトラを
まさか美術館で発見するとは!
それもプラモデル。
こういうのまで発売されていたんだ!
知らなかったな~。
デコトラのデザインは、
浮世絵をアレンジしたものが多かったよね。
箱だけじゃなくてちゃんと完成品も展示されていたよ。
これは「里見八犬伝」の芳流閣のシーンだね。
ディスプレイの背景の金色に負けたせいか、
絵がよく見えなくてごめんね。
でも、このギンギラギンの背景色が
デコトラによく似合ってる。
このディスプレイを考えた人は
よく分かっていらっしゃる。
で、この絵の元ネタを探してみました。
奥の片足を上げている犬塚信乃のポーズと
右上の方の屋根の向こうに落っこちている人、
一番右側の
T字型の棒を持っている人のポーズから判断して、
歌川国芳の「八犬傅之内芳流閣」を元ネタに
いろいろとアレンジを加えているようです。
そして最初の写真の右側の方、
こちらは八百屋お七と
お七の起こした火事を消しに駆けつけた
火消しの皆さんの絵柄です。
八百屋お七は、
風をはらんだ着物の袖の様子から見て
月岡芳年の「松竹梅湯嶋掛額」の上の部分。
火消しの皆さんの方は、
似たような浮世絵がたくさんあるので
只今調査中。
手前にあるふたつが箱の作品。
奥のはミニカーです。
ギンギラギンに照り映えて、
残念ながら愛用の携帯のカメラじゃ
その勇姿を捉えきれない!
正面はたくさんのライトと
金色のタッセルやブレード、
煽り立てるような文言のステッカーなどで
飾り立てられているんだよ。
原型師さんも作る方も大変そう。
最近のデコった車の写真もちょっとあるので、
次の記事でご紹介します。









