小さい頃、
空が大好きで見上げた空はいつもワクワクする希望に溢れていた。
17才くらいになって、
夜空は鏡みたいに
見るとその時々の自分を映し出してくれる先生だった。
それから、
数年経って、
10年以上も奴隷のように
自分を飼いならし自己破壊する事になるなんて、
想像もつかないくらいに
神秘的で大きい存在で、
孤独も不思議と怖くなかったんだ。
むしろ、何かしでかしてやろうとかって興奮するくらい。
自己破壊が起きて、
娘が産まれて、
私は孤独が怖くて仕方ない。
弱くなったんだ。
自分の考えも
他人との擦り合わせもしない。
叶うわけないんだから。
他人は自分の考えばかりで、
受け入れるわけないんだから。
だから私がひたすら理解して、受け入れ続けるしかないんだから。
余裕のない小さい人間ばかりなんだから。
これが母親になった私の中に潜む麻薬。
ある時は正しく私を護り、
ある時は蝕む。
ふと、空を見上げると
繋がる空の果てで殺され続ける尊い命を想った。
もう、希望に溢れてはないし、
もう、夜空にDIVEしてふんわりふんわりと漂うように泳げない。
空が大好きで見上げた空はいつもワクワクする希望に溢れていた。
17才くらいになって、
夜空は鏡みたいに
見るとその時々の自分を映し出してくれる先生だった。
それから、
数年経って、
10年以上も奴隷のように
自分を飼いならし自己破壊する事になるなんて、
想像もつかないくらいに
神秘的で大きい存在で、
孤独も不思議と怖くなかったんだ。
むしろ、何かしでかしてやろうとかって興奮するくらい。
自己破壊が起きて、
娘が産まれて、
私は孤独が怖くて仕方ない。
弱くなったんだ。
自分の考えも
他人との擦り合わせもしない。
叶うわけないんだから。
他人は自分の考えばかりで、
受け入れるわけないんだから。
だから私がひたすら理解して、受け入れ続けるしかないんだから。
余裕のない小さい人間ばかりなんだから。
これが母親になった私の中に潜む麻薬。
ある時は正しく私を護り、
ある時は蝕む。
ふと、空を見上げると
繋がる空の果てで殺され続ける尊い命を想った。
もう、希望に溢れてはないし、
もう、夜空にDIVEしてふんわりふんわりと漂うように泳げない。