時に喧嘩も必要、怒ることは前に進むこと! | のんトラベル by Officeひるねこ

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『恋する旅女、世界をゆくーー29歳会社を辞めて旅にでた』、『泣きたくなる旅の日は世界が美しい』(幻冬舎)の著者・小林希による自分らしさを貫く”人生・恋愛・仕事の描き方”をお伝えします!

 

よく、旅で危険な目に合いませんか?

と聞かれるのですが、「危険な目」に合ったことは

認識する限りありません。

 

だけど、「よく、喧嘩はしました」と答えます。

過去形なのは、今は喧嘩する前に、いろいろと未前に防ぐことが

できるようになったからで、いまも基本的に怒るときは、怒る!

という性格です。

 

でも、自分がこれほど他人に対して「怒る」ようになったのは

やっぱり旅をしてからだと思います。

「怒る」という感情で大事なポイントは、

「感情にまかせて言いたいことを言う!」というのとは違います。

 

「伝える」ためです。

 

喜怒哀楽は、生きていくうえで避けられないこと。

それがあるから、生きるのは楽しいし、苦しい。

 

喜びや楽しいだけの人生はつまらない。

悲しみや怒りがあるからこそ、人生は彩られるんだと思います。

 

とはいえ、怒るのも悲しむのも、ほんとう〜に疲れますよね!

だけど、それが他者との関係のなかで生じることならば

避けては前に進みません。

 

「私ね、いま、こんなに悲しい!」

「どうして怒っているのか、わかってほしい」

ということを伝えることは、他者と「関係」を築きたいからこそ。

 

旅先だって、我慢や無視を通せば、怒ることもなくなりますが

少しずつ気持ちを伝えることで、なんだかゼロの関係がイチになった気がします。

(とはいえ、それこそ危険を伴う喧嘩は避けるべし)

 

大きな、大きな世界のなかで、私たちの小さな叫び声なんて

これっぽっちも大したことないです!笑

 

怒りを堪えず、伝えるために、怒る。

ということは大事です。

仕事でも、恋愛でも!

いちど、怒りたくなってみたら、伝える!と意識して、「怒って」みてください。

何かが変わる、と私は思います。

 

写真は、沖永良部島の日本一のガジュマルです。