(2)島旅――屋久島・奄美・加計呂麻島 ~10月2日 屋久島へ~ | のんトラベル by Officeひるねこ

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『恋する旅女、世界をゆくーー29歳会社を辞めて旅にでた』、『泣きたくなる旅の日は世界が美しい』(幻冬舎)の著者・小林希による自分らしさを貫く”人生・恋愛・仕事の描き方”をお伝えします!



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10月2日の朝、いよいよ屋久島へ向けて出発。


9月中に、編集部(ココさんは仕事で来られなかったけれど)と坂本さん、斉藤潤さん(じゅん×2)でお食事をしながら旅前の簡単な打ち合わせをしました。

坂本さんとは、何度か仕事でお会いしたことがありましたが、直接の担当はモコさんのため、どんな方なのかまでは知りませんでした。だから、びっくり! ダジャレが止めどなく出てくる。ヤマケン編集長が、よく「あいつは根っからの理科系人間だからさ~」なんて話しているけれど、理科・文化系を飛び越えて、「ダジャレ系」としか思えませんでした……。


島旅中も、私たちが、何かの話の流れから坂本さんのことを「ソンシ」って呼んでいたら、「ソンシって何? なんか恥ずかしいなぁ。孫に水のソンスィ(中国風)だったらいいけど」(いたって真面目。もちろん、ダジャレを言うときも、真面目…な感じ)


それからは「ソンスィ」と呼んでいたのですが、じゅん×2は、「あれ、孫スイーツは(甘菓子?)」と言っていました。


あ、こんなこと書いていいのかしら?


さて、出発当日。

じゅん×2は、1日早く屋久島へ到着していたので、5名で羽田空港の搭乗口で待ち合わせの約束。

とはいえ、編集部はいちおう、荷物を預けてすぐ横にある出発ゲートで待ち合わせましょうということにしていた。


ところが、待ち合わせ時刻ぎりぎりに到着したのに、誰も……いないやないかい!

すぐにメールやら電話が飛び交い、なんとか出発時刻ぎりぎりに飛行機に乗り込みました。

もちろん、一番遅れてきたのは朝が苦手なヤマケン編集長です。

いや~朝は早く起きてさ、余裕でコーヒー飲んでたんだぜ。なのにさ~電車が~

いいんです。結果オーライです。ただ、ソンスィは一人できっと「出発って今日だったよな……」と心配していたことでしょう。


搭乗口からはすでにお客さんが飛行機に乗り込んでいたので、当然ソンスィも乗り込んでおりました。

機内にはいり、席でようやく合流。

「心配したよ」とソンスィ。

その後、無事に離陸して鹿児島空港へ。そこで遅めのお昼を――たしか、鹿児島といえば黒豚!の乗ったちゃんぽんだったかな――おなかいっぱい頂いて、屋久島への飛行機に乗りました。


機体があがりはじめる。

その時期、台風が接近していたこともあり、機体はかなり揺れながら上昇。


やがて、雨や風を知らないかのような、穏やかな真っ青な空の国へ。

見下ろすと雲のじゅうたん。

たびたび見せる、7色の虹。


にもかかわらず、機長が繰り返しアナウンスする。

「悪天候のため、屋久島へ着陸できない場合は、鹿児島へ引き返すばあいがございます」


なんど聞いても耳に残らないのは、きっと大丈夫だと思えたから。

こんな綺麗な空の上で、最悪の事態なんて考えられなかったから。

それよりも、屋久島が待っていてくれるように感じられたから。


実は、このとき、ソンスィはずっと屋久島の神さまのような存在?と交信していたようです。

日本におけるヘミシンクの第一人者であるソンスィは、地球外生命体とも交信しているとか! はじめてそんな話を聞いたときは、まるでスター・ウォーズの世界じゃないか!と思ったけれど、私は宇宙のことを何一つ知らないんだった、と思うと、もしかしたらそういうことって起こりうるのかもしれないと感じるのです。


アメーバブックス新社の本では、そういう類の書籍も出版しますが(今回のソンスィ本もそうです)、私は否定も肯定もしていません。ただ、自分が体験したことは信じるし、他人が体験して聞いたことは受け入れます。

ソンスィが交信していた話は、私は詳しく聞いていないのですが、今月出版予定の本に書いてあるようです。私もゲラで読ませてもらおうと思ってます。


話がそれましたが、2日の午後15時に、無事屋久島空港に到着しました。

先に到着していたじゅん×2が、空港まで迎えに来てくれました。

ニコニコの笑顔に迎えられると、急に、「ああ、ちゃんと無事に来れてよかったなあ、神さまどうもありがとう!」と思うのでした。


さあ、いよいよ屋久島です。


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鹿児島から屋久島までは、フェリーで行くか、もしくは飛行機です。はじめての方はフェリーも良いかと思いますが、高速船でも2時間半くらい、普通で4時間。船酔いする方や急いでいる方は飛行機が良いかもしれません。値段も、数千円しか変わらなかったはず……。ちなみに、飛行機だと30分くらいで着いちゃいます。ただ、一度はフェリーを試してみては~ふふふ。



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