AutoCADでええもん。

AutoCADを使って建築プレゼンテーションの実践例を綴っていくブログです。
私はプログラミングの知識皆無なので、それ以外の角度からAutoCADの魅力に迫っていきたいと思っています。
本家?『Ω・・・建築萬紀行・・・Ω』ともどもよろしく~

AutoCADの3次元機能を使い倒して建築プレゼンテーション用のパースを作成しています。
そんな日々を送っていたら、『AutoCADではじめる3Dモデリング&レンダリング』という解説本の話が舞い込みました。
その執筆依頼が舞い込んだり、芸能人と出くわしたりするAutoCADを巡っての裏話?もある私の奮闘記をどうぞご覧ください。グッド!

  三日月 AutoCAD解説本執筆記!その1
  半月 AutoCAD解説本執筆記!その2
  やや欠け月 AutoCAD解説本執筆記!その3
  満月 AutoCAD解説本執筆記!その4

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さて、ようやく届いたAutoCAD Architectureの最新バージョンを今、インストールしました。
インストール中の画面が↓



むむっ!
ど~でもよいことですが、去年と同じレンダリングやん。

もう少し、新鮮味を持たせて欲しい。

数分でインストール完了!
早速起動です。


え?今までとどこが違うの?

新バージョンで仕事しながら、少しずつ変化を楽しむことにします。



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昨日3月21日、新大阪にて『AutoCAD オープンキャンパス』というセミナーに行って来ました。
例年、この時期に行われるAutoCAD最新バージョンの紹介がメインのこのセミナー、今年はやや規模が縮小され100人程度の会場でしたが、例年になくユーザに寄り添った充実した内容のセミナーだったと思います。


★セッション1:クラウドサービスとAutoCAD WSまで 講師・伊勢崎 俊明氏

今年のテーマはワークフロー!
AutoCADの機能としては、日頃、あまり気にかけていない領域ですが、仕事の効率化を図るには、かなり即効性のある領域でしょう。
すこし漠然として、各論の話がイメージできない感じも否めませんでしたが、クラウドサービスはユーザがやるかやらないかで、くっきり差が出てきそうだと思った。

既に昨年より開始したクラウドサービス“Autodesk Cloud”改め、“AutoCAD360”となった。
その“AutoCAD360”サービスの目玉は、なんといっても「レンダリングサービス」でしょう。
これはAutoCADのサブスクリプションユーザにもクラウドユニットが設定されておれば100回までレンダリングサービスを受けられるという恩恵は、ハッキリ言って驚いた!
個人的には正直なところ、AutoCADユーザには恩恵はなく、スイーツ関連商品ユーザだけの差別化をはかる特典だと思っていたので実にうれしい。

そして注目の新機能のひとつ「モデル図面化」に注目したい。
伊勢崎さんがおっしゃっていたように、レイアウトのビューポートとは違うという点、正直、確かに違うのでしょうが、何が明確に違うのか、よく分からなかった。
単にビューポートの有無なのか?

とここまで書いて、大きな違いに気が付いた。
ビューポートはあくまで、モデル空間のある図をレイアウトに見せる機能だ。
ところが、モデル図面化は、なんとモデルの3Dオブジェクトをひとつ作れば、側面図や断面図が自動的に作られるという機能。これは凄い!
けれど、このレイアウトにできた断面ビューは、JwCADとかにコンバートするとどうなるのだろう。多くの外注や客先がJwなので、そこら辺りが気になる。

前回から強化されたという機能「点群サポート」。
正直、私のような零細個人事務所では無用の長物です。(笑)
でも、この機能の進化によっては、世にある全てのものを3D化し、いずれ地球を計測すれば、バーチャル地球ができるんじゃないかと、ちょっとSFチックなロマンも感じたりした。

「コマンドラインの強化」も使ってみると手放せなくなりそうな機能だと思う。コマンドラインはAutoCADの原点といかキモですね。そこにメスを入れ、浮動するようにした。きっと多くのユーザは戸惑うに違いない。個人的に気に入ったものがコマンドラインから選択肢を直接クリックできる機能。よく、コマンドラインの中から選択できたらいいのにって思うことが年に2回はあるし。(笑)

最後に配列複写の旧ダイアログ復活は笑えた。
個人的には新しいリボン形式で十分慣れたので、やはりみなさん変革に戸惑うのですね。
但し、ブロックのインプレイス編集で配列複写が効かないのはなんとかならないのでしょうか?

おそらくもう一つの目玉が『AutoCAD WS』だと思うが、私の場合、スマホやiPadを持っていないのでピンと来ません。
但し、現場とかでWSを起動すれば図面参照できるという点ではいいかもしれないが、まぁ、経験上、現場って、大勢でバタバタしている環境なので、ゆっくりPCに向かって、WSを起動して、あれこれ言うという状況にはなりにくいかと。。。


★セッション2:800枚の図面評価でわかった改善ポイントとは?-APE:AutoCAD生産性向上プログラムを始めよう- 講師・清水 卓宏氏

一般的なAutoCADユーザとエキスパートなAutoCADユーザとの間に高い段差があるという。このことは日頃私も痛感していることですし、実際にはAutoCADのエキスパートは一握りしかいないので事態は深刻だろう。
ここにメスを入れようとオートデスク社が頑張っているのは、ユーザに寄り添った画期的なアプローチであると高く評価したい。

毎年この時期、花粉症で悩んでいる清水氏は、その大きな段差の中で何が問題か800枚、実際には1000枚を超える図面を検証したという。
もし私の書いた図面を渡せば、かなり恥ずかしい結果であると思って冷や汗タラタラで聞いていました。(笑)

その検証結果として、ここを習得すれば大幅な効率化(時間短縮)になると示したのが『Big5』!
なんか宝くじのネーミングかと一瞬思ったが、そうじゃない。
ほんの1時間あまりのセッションで清水氏はひとつひとつ解説してくださった。


○Big5-1.表の作成

正直なところ、私は実務で表コマンドをそこそこ使うが、便利な機能だなって思いつつも、よもやBig5に選ばれるほどの機能とは思っていなかった。
但し、恥ずかしながら表はモデル空間で作図していることが多く、レイアウトで作成するというツボには、思わずなるほどと納得した。

○Big5-2.注釈スタイル

これは恥ずかしながら使ったことはない。
使わない理由は、なんとなく小難しい印象があるから。
私もそうだが設計者って、図面を作図する以外の、設定っぽい機能はたとえ便利であっても、そこへ思考を向けるのは負担に感じる。
注釈スタイルが便利そうだと分かっていても、なかなかそこに意識が行かない。
でも、徐々にそういう機能へと意識を持っていきたいが。。。

○Big5-3.図記号

標準化された図記号が図面枠の外側に並んでいる情景、笑えない。
私もそうですし。。。
ツールパレット、もちろん便利だと分かっちゃいるが、先ほどの注釈スタイルと同じで、設計者って、思考がシステマチックな部分に向かない。
なんかアナログ思考で止まっている。
ダイナミックブロックも、便利そうだと分かっていても使えないのも同じ理由だろう。

○Big5-4.印刷設定

ここは多くのユーザ同様、私も痛感している。
パブリッシュは便利だと分かっていても、客先から出てくる図面は、ほぼモデル空間で枠共作成されていて、結局その都度コーナーとか取って出力している。
テンプレートをマメに作っておけばいいと思いつつ、なかなかできないままであるが。

○Big5-5.図枠ブロック

ここはいずれじっくり取り組みたい。
シートセットは効率化を図る特効薬という感じは常々思っている。
先日も、まさに図面枠に設計者を入力せよという依頼があって、シートセットを施しておけば、きっと一瞬で終わったんだろうなって、100枚近い図面にネームを入れながら思った。


以上、どこれこれも私にとっては身につまされる思いで聞いていましたが、何度も書いているように、分かっちゃいるが出来ないという実態です。



主な二つのセッションを通して言えること、AutoCADの革新的な進化にユーザが置いて行かれているということ。
おそらく一部のユーザは大いに受け入れている新機能でしょうけど、その他大勢のユーザが私も含め、ついて行けなくなっていると思う。
しかし、進化を止めるワケにもいかない。そこで生まれたのが『AEP』なのだろう。

ユーザに寄り添いながら進化するAutoCADの今後に期待する。


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春になると、AutoCAD2013の足音が聞こえてきます。

過剰な期待はしていませんが、今回の目玉だと勝手に思っているのが、クラウド技術を使った様々なサービスだ。
実は既にクラウド・サービスは始まっており、AutoCADユーザであれば、ある程度のサービスは受けられる。その中でも一番期待したい機能が、クラウドのレンダリングだ!

今日、その体験をしてみた。
残念ながら、一般ユーザはそのサービスを受けられない。
従って、サンプルファイルのレンダリングを何カットか実行してみた。



手順は直感でなんとなく分かります。

レンダリング品質は、ドラフト、標準、高、最高の4つ。イメージサイズや縦横比もカスタマイズ可能です。
驚くのが、レンダリングを実行してくれるマシンスペック。
なんと、64コアレンダリングサービスと書いてあって、10secとあります。これは目安でしょうか?

レンダリングが完了したら、ちゃんと電子メールで通知してくれるサービスもあるので、至れり尽くせりですね。

本サービスが始まったら、一般ユーザも恩恵を受けられたら、オートデスク社を見直してあげるぞ!と上から目線で叫んでみました。(笑)




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今日も私の本家ブログ『Ω・・・建築萬紀行・・・Ω』からの転載です。
昨日までに樹木の添景を板ポリで作る方法を紹介してきました。
最後にその板ポリの検証をしているので、その部分を掲載しておきます。



―――――――――――【以下転載】――――――――――  


昨日、と~~っても長~~い日記を書きました。

果たして、最後まで読まれた方は何人いらっしゃるんでしょう。

その日記の最後にお届けした画像は、あんだけ苦労したワリにパッとしないと思うかもしれません。事実、私もそう思います。(爆)


そこで、もう一工夫できないか検証してみました。

まずは板ポリ(平面サーフェスに木のマテリアルを貼り付けたオブジェクト)を1枚、2枚セット、3枚セットという風に並べてみます。【下図参照】

クリックすると元のサイズで表示します


その状態でレンダリングした画像がこれ↓

クリックすると元のサイズで表示します



影の表現に注目してください。

好みが別れると思いますが、板ポリの数が多ければ多いほど自然な影になるような気がします。あくまで太陽の差し込む方向にもよるでしょうけど。。。


ところで、そもそもなんで板ポリなんて使うの?って疑問が湧くであろう。
その理由は下図をご覧いただきたい。


クリックすると元のサイズで表示します


最初の景観オブジェクトをそれぞれ90度回転させた状態です。

その状態でレンダリングした画像がこれ↓

クリックすると元のサイズで表示します


左の1枚だけの板ポリは変になっちゃいました。
それに比べて、2枚セット、3枚セットは、さほどイメージが変わりませんよね。

「でも、なんでわざわざ回転させるん?」

って言われそうですね。
しかし、AutoCADのモデル空間内に一旦配置した景観オブジェクトを、カメラの移動させるたびに、木をカメラの向きに合わせて置き直すなんて面倒でしょう。

そこで板ポリが便利なのです。


以上でAutoCADで作った景観オブジェクトの検証オシマイ。。。。

う~っむ、やや消化不良のような気がしないでもないが、まっ、いっか。



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昨日に引き続き、本家ブログ『Ω・・・建築萬紀行・・・Ω』の転載です。
樹木は建築を引き立たせるものでないといけません。その一方で安直すぎると普段見慣れたものだけに違和感がでてくるようです。そこらへんのバランス具合はデザイナーの感性によるところですが、見る人によっては、「えっ?」って言われることもありますね。
そんなワケで添景って、なかなか難しいものです。



―――――――――――【以下転載】――――――――――  


◆8.樹木のマテリアルを作成する-4



カットアウトのチェックボックスにチェックを入れて、画像編集ソフトで作った画像【樹木(高木)_カットアウトイメージ.jpg】を『カットアウトイメージ』に割り当てます。
テクスチャエディタの[変換]、[尺度]の部分を図示のように編集します。

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③の部分を注目してください。樹木以外の絵が透過していることが分かります。



◆9.マテリアルの割り当て


平面サーフェスに樹木のマテリアルを図示のようにドラッグして割り当てます。

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割り当てられた状態を“リアリスティック”表示スタイルに切り替えて確認します。

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――――――――――――――――――――――――

《注意!》

この段階で問題があります。

もしかしたら私のPC環境(グラフィックボード等)の問題もあるのかも知れませんが、マテリアルがちゃんと割り当てられない時があるのです。CGソフトで言うところの面の表裏問題だと思いますが、AutoCADでは裏も表もないというか、シビアな設定方法が分かりません。

そこでどうするか?。。。。

実は、この解決策が裏技というか邪道なのですが、たまたまマテリアルが割り当てられた状態でブロック化してしまうのです。
すると原理は分からないのですが、マテリアルが割り当てられた状態を保持してくれるのです。なぜかは分かりません。

ココまで熱心に読まれた読者はあまりいないでしょうから、詳細な解説は避けて気にせず続きを書きます。(笑)
実はこの日記『Ω・・・建築萬紀行・・・Ω』は、私自身の防備録としての意味もあって、通常業務で困り果てたことのヒントを将来同じトラブルになった場合の記録としてテキストで残しておこうとしているのです。

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◆10.影の設定


この樹木オブジェクトの影の設定を下図のよう『影を投じる』にします。

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◆11.十文字に配置する


樹木オブジェクトを十文字に配置してみます。

クリックすると元のサイズで表示します


この状態でレンダリングしてみた画像がこれ↓

クリックすると元のサイズで表示します



以上で、AutoCADで作る景観オブジェクト樹木の作成方法を解説しました。
樹木のリアルさは損なわれていますが、当初の目標は達成できたのではと、私は思います。ただし、AutoCADで通称「板ポリ」という手法は、なかなか困難な部分があって多くのユーザにお勧めできないかもしれません。
ですので、あくまでこの様な方法もあるんだなあとご理解いただき、各人でオリジナル景観オブジェクトを作って頂ければいいと思います。

え?なんか物足りないって?
今日は疲れたので、ここまで。。。(笑) 

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